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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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もうすぐ12月なのに
異常気象が通常運転なメルボルン。
こないだまで冷たいおそばを家で食べてそば湯うまいなーとかいう日もあったのに今は春とは?夏手前とは?みたいな気候になってます。Falls Creekなんかスキーも出来てもともと涼しい地方ではありますが11月の終わりに吹雪いて雷雪嵐とかびっくり。


こないだの毛糸でこれ編んでますが夏がちゃんと来る前に余裕で編み終わりそうです。10 ply=並太の毛糸なんですぐ進む(ただし間違えて毛糸の中に引っかけたりとかするてまどいはありますが)。リハーサルの帰りの長いトラム&トラム旅にとってあります。

そうそうリハーサルですよ。今週も行って来ました。

Zelman Symphony Orchestra
「End Games」
12月1日(土)午後8時開演
Performing Arts Centre, Camberwell Grammar School
指揮者:Rick Prakhoff
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン 交響曲第104番「ロンドン」
リヒャルト・シュトラウス 四つの最後の歌(メゾ・ソプラノ:Miriam Gordon-Stewart)
ヨハネス・ブラームス 交響曲第4番

まあ前も書いたようにいくつか和音をぽんと弾くくらいのパートで、しかも古い小さい型のチェレスタで聴衆にはどれくらい聞こえるかなーというところです。いつものホール(Xavier College)ならある程度は通るかもしれませんが今回のホール(前ショスタコ13番のリハーサルでも使いましたが)ではどうだろう。
そしてまだ天気予報は出てませんが12月でも多分演奏服の下にヒートテックの可能性大です。まあそれくらいは珍しくないっちゃあないんですがね。

ちなみにこちらのオケはまだですがもう一つお世話になってるStonnington Symphony Orchestraの方はレギュラーシリーズのコンサートが終わって来年のプログラムが発表されてたり。ピアノが結構入ってるんですよこれが。2つのオケの兼ね合いをなんとかしてなるべくたくさん弾きたいです。

メルボルンでは暦の上では夏とはいえ12月ではそんなにがっつり暑くなるわけじゃないんですよね。特に夕方とか夜は涼しめが普通。
そんななか12月22日に豪サッカーA-LeagueのMelbourne City vs Melbourne Victoryの観戦に行くことになりました。いわゆる「メルボルン・ダービー」と言われる同都市チームの対戦カード(試合を選んだのは私、席は妹が選びました)。ちなみに今週末のシドニーとMelbourne Victoryの対戦だと"The Big Blue"(両チームの色と「Blue」=喧嘩や激しい口論(青痣にかけて?)が由来)と呼ぶらしいです。欧州に比べると因縁の歴史も浅いですがやっぱりシドニーとメルボルンはライバル同士扱いですね。

12月も楽しみなこと色々ありますがその前に今週末はメルボルン・ペンショーに参戦予定。
今年は色々日本でも買い物してるんで(ということもあってこの時期は冷静に遊びに行けます)とりあえずインクくらいなら欲しいものがあったら買ってもいいことにはしてあります。予算設定ゆるいのは承知です。
例えばRobert Osterからラメ入りインクが色々でてるのに店舗ではみないので来てないかな-とか。去年みたいに色々試したりできるといいなあ。とりあえず空のペンは一つ持ってかないと。

時間が決まってるイベントがないときは暖かい天気の時に外にでるよう諸々調整してますが寒くても雨が降っても動き回らなければなこの期間。暖かくなったらもちょっと遠くも行きたいなあ。いつもの景色と違う景色が見たいです。計画とかしなきゃ。そのうち。多分。


今日の一曲: フランツ・リスト 「2つの伝説」より第1番「小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ」



オケでやってる曲じゃなくてピアノで練習してるレパートリーから。
鳥関連の曲とあって前々から自分の弾けるレパートリーに加えたかったのですが今回の一時帰国でリストの楽譜をいくつか買ってやっと始めることに。この曲が、というよりは今後「巡礼の年」など晩年のリストの長期プロジェクトにつなげていく一つのステップとしても機能しています(そして今弾いてるスペイン曲もアルベニスの「イベリア」の長期プロジェクトにつなげていくステップでもあります)。

結局弾いてみて楽譜面ほど難しくはなかったですし自分に色々と合う曲でした。ものすごくがっつり愛してるって感じじゃないですが好きですこの曲。正確さと繊細さと幅と遊び心と自分の演奏に色々なことを教えてくれている気がします。ただ自分が弾くと全然荒くて雑ですがね。あと幅にも両方向問題あり。まだまだ要修行でし。

もちろんメシアンとかもっと正確に描写してる鳥の曲を弾いてるとどうしても「ピアノ寄り」な鳥の表現ではありますがこの曲の題材になった逸話に出てくるように鳥たちがあたかも一同にリアクションしているような、例えば自然界だとムクドリの大群の飛行みたいに整った動きをしているような感覚があってこれはこれで面白いなと思う描写です。色々な作曲家の鳥の曲をレパートリーに増やして弾き比べしてみたいですねえ。

2つの伝説セットで色々録音がありますがリンクしたのはピアノソナタロ短調、そして悲しみのゴンドラ2つを合わせたアルバム。悲しみのゴンドラは前チェロ+ピアノ版を友達のコンサートで聴いてちょっと気になってます。地味さはあるけどなんとなく難解さも感じるのでいずれそちらも。

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