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今日はメルボルンはぽかぽか暖かい天気でした♪
なので昼間にちょっと近所に散歩へ。
この地では真冬でも色んな花が咲いていますが今日は日の光の暖かさか一層いきいきしていたようで。
そんなメルボルンの春の色彩をちょっと早いですが写真に納めてきました♪
家の近くの桃の花、満開。
他にも木蓮が最近目立ちますが、実際の開花はまだ先になりそうです。
家の近くといえば昨日から近所の家の前に「他の人にいくつか残して持ってって下さい」とのサインのもとにレモンがいくつか置いてあったので妹のレモンジンジャーティーの材料に2つほど貰っていきました。なんとも可愛いレモンでしたよ。

怒濤のユーカリシリーズ。
一番典型的なユーカリの木はこんなでしょうか。
口癖の様に話しています「オーストラリアの色彩」。
灰のかった白、灰緑、青みのある赤ピンク。
すらっとした厚い葉には油分が多く含まれていて火を起こすのにも使えますが、逆にBushfireでは被害を広げる原因にも。
幹は太いのですが枝は細く、葉や実が重いので基本柳のように垂れ下がっています。風にユーカリの枝葉が揺れる様はけっこう風情があります。
ユーカリの葉と小さな実。
これが大きくなるとジガバチの巣みたいな形(誰が分かるんだろう!?)になるんですが、そのユーカリの実をモチーフとした「スナグルポットとカドルパイ(Snugglepot and Cuddlepie)」という絵本のキャラクターがオーストラリアには居ます。(作者:May Gibbs)
可愛いですよ♪

こちらは黄色い花バージョン2種。
右側は葉っぱが丸いですがれっきとしたユーカリの仲間。
こういった形状の葉っぱのなかでは葉の付き方が綺麗なパターンになってるものもあって、そういうものはよく飾りに使われています。

また別の場所に咲いていた桃の花。
そこらへんは桃の木がずらっと並木状に並んでいて、暖かくなったので活発になったミツバチがぶんぶん飛んでいました。
昆虫の写真はトライしたことがなかったのですが難しい!そんななか右側の写真は本当にうまく撮れたと一人喜んでおります♪太ももの花粉団子までばっちり!
さて、前々からいくつかキーワードを挙げてそれにフィットする曲を挙げてみようという試みをしたいなーと思ってたのですが。
何よりも(いつもにも増して)自己満足、というか自分の脳内データベースの検索・引き出し機能のテスト・エクササイズみたいなものなのですが・・・(苦笑)
とりあえず一回試してみたいので今日やってみたいと思います。
キーワードはランダムではなく1つのトピックで、とりあえずお試しということで10個!
考えるプロセスはとりあえずは脳のみ、ipodやiTunes、楽譜に頼らずトライ。
<テーマ:形容詞>
穏やか (Gentle): オリヴィエ・メシアン 幼子イエスに注ぐ20のまなざしより第19番「我眠る、だが我が心は目覚め」
(穏やかはほんとうにたくさんありますが、そのなかでやっとこメシアンにしぼって、やっとここれに絞りました)
凶暴 (Violent): バルトーク・ベーラ 中国の不思議な役人
(曲の全体を通じて様々なタイプの凶暴さが見られる桁外れの音楽です。とくに「the girl sank to embrace him」の箇所が悦。)
曖昧 (Ambivalent): リゲティ・ジェルジュ 練習曲第11番 'En Suspens'
(タイトルもそうですがこの振り子が揺れるような、たちくらみでくらっと来るのを遅くしたようなどっちつかずの感覚がもうこれしかないです)
爽やか (Fresh): モーリス・ラヴェル クープランの墓より前奏曲
(夏の朝カーテンと窓を開けたときの外の空気や風と日の光の爽やかさという意味ではダントツにこれですね)
自由な (Free): ヨハネス・ブラームス チェロソナタヘ長調第1楽章
(これか、またはFrei aber Froh(自由だが幸せ)の交響曲第3番第1楽章でしたね。同じ調、同じ性格、同じ「人間としての自由」な感じ。でもチェロの方が開放的な気がしてこっちに。自由という言葉の定義でもまた変わります)
勝ち誇った (Victorious): グスタフ・マーラー 交響曲第1番第4楽章
(最初からの熾烈な戦いを「勝ち抜いた」!という強さと明るさ。自分の手で勝ち取った感が強いですよね)
壊滅的な (Devastating): グスタフ・マーラー 交響曲第6番第4楽章
(壊滅的な、というか絶望を通り越した絶望なのですよ。なんど這い上っても無残にたたき落とされる。完膚無きまでにたたきのめされそしてさらに踏みにじられる)
野心的な (Ambitious): ヨハネス・ブラームス 2つのラプソディーよりト短調
(ワーグナーとかシュトラウスとかあるはずなんですけどあんま好きじゃないんであんまり知らないんですよね(笑)でもこの曲も目の前にある障害を殺してでも取り除くことにためらいはなさそう)
陽気な (Merry): エマニュエル・シャブリエ スペイン
(これはもう。スペインの陽気さとフランスの軽さ。マドリッドにいった友達が町を見たとたんこの曲がぱっと頭の中で鳴ったそうです)
中性的な (gender-neutral): ベンジャミン・ブリテン 序章とロンドからロンド
(ミニマム音楽にありそうでない。聞いているときの気分によって女性的だったり、男性的だったり、どっちでもなかったり)
案外できるもんですね。
ただ参照なしでやってるからなのかな、好きな作曲家に偏り気味なのは。
次回は四字熟語とかでやってみたいです。
今日の一曲: ヨハネス・ブラームス 2つのラプソディーより第2番(ト短調)
来週あたりから弾こうと思っているブラームスの2つのラプソディ-。
ちなみにラプソディー=狂詩曲、というのがなんともそそります。S心が(笑)
ブラームスのピアノ曲、ブラームスのレパートリー全体のなかでもなかなか粋でスペシャルな位置にあると思います。
どちらの曲もゲルマンのルーツ、北欧の民族・神話のフレーバーが強くて、実際第1番ではグリークの「ペール・ギュント」に酷似したメロディーがあったり。
個人的に北欧神話の雰囲気とか価値観が昔から好きなのでわりとぴったり来る曲なのですが。
どちらかといえば格が上と見られるのは第1番(ロ短調)でしょうか。サーガ、エピック的な性格に加えどっちかというと壮大で華麗な性格、技巧もより難しく。
でも「ブラームスの曲は内向的であればあるほど素晴らしい!」・・・とは思わなくとも似たようなことを考えてる私は第2番に今回スポットライトを当てたいのです!
第1番が爆発的な下降するメロディーで始まるのに対して第2番はじわじわ下から攻めます(笑)
音域がこの中低音域に限られることでどんどんどす黒いものが溜まるわけです。
最終的な目標は胸の内に秘め虎視眈々とチャンスを狙い。その間に無心にもくもくと人を斬り、戦機を待って。
だからこそ先ほどの「野望的」なわけですね。
そしてまあこの曲を弾いたり聞いたりすると感じる厳しい寒さ。
第1番もそうなんですが、でも「厳しさ」、むしろ寒すぎていろいろ痛い的な、北欧の冬がどんな色でどんな感じなのかがひしひし分かるのは第2番。
第1番がストーリーテラー的な曲ならば第2番は戦記ですかね。
第1番にある真ん中の明るいあどけないセクションは皆無ですし、第2主題も第1番ほど女性的ではないですし。戦い、戦い、策略、野望、さらに戦いのひたすら男臭い(笑)物語です。
ということで2番を猛プッシュしてみましたがあくまでもこの2つの物語絵巻ならぬ音巻は2つでセットだと思います。1つは戦記、1つはまあ吟遊詩人が後に伝えたラプソディー的物語。
同じ時代の違う視点の描写、といいますか。
なので第1番、第2番合わせてブラームスの音楽とともに北欧の古の世界をお楽しみ下さい♪
内向的で重厚なのでグールドの演奏はお奨めしません。重厚さに関してはtoo much is beter than too little、重力でつぶれるくらいの演奏がこの曲に限らずいいですね!
なので昼間にちょっと近所に散歩へ。
この地では真冬でも色んな花が咲いていますが今日は日の光の暖かさか一層いきいきしていたようで。
そんなメルボルンの春の色彩をちょっと早いですが写真に納めてきました♪
他にも木蓮が最近目立ちますが、実際の開花はまだ先になりそうです。
家の近くといえば昨日から近所の家の前に「他の人にいくつか残して持ってって下さい」とのサインのもとにレモンがいくつか置いてあったので妹のレモンジンジャーティーの材料に2つほど貰っていきました。なんとも可愛いレモンでしたよ。
一番典型的なユーカリの木はこんなでしょうか。
口癖の様に話しています「オーストラリアの色彩」。
灰のかった白、灰緑、青みのある赤ピンク。
すらっとした厚い葉には油分が多く含まれていて火を起こすのにも使えますが、逆にBushfireでは被害を広げる原因にも。
幹は太いのですが枝は細く、葉や実が重いので基本柳のように垂れ下がっています。風にユーカリの枝葉が揺れる様はけっこう風情があります。
これが大きくなるとジガバチの巣みたいな形(誰が分かるんだろう!?)になるんですが、そのユーカリの実をモチーフとした「スナグルポットとカドルパイ(Snugglepot and Cuddlepie)」という絵本のキャラクターがオーストラリアには居ます。(作者:May Gibbs)
可愛いですよ♪
右側は葉っぱが丸いですがれっきとしたユーカリの仲間。
こういった形状の葉っぱのなかでは葉の付き方が綺麗なパターンになってるものもあって、そういうものはよく飾りに使われています。
そこらへんは桃の木がずらっと並木状に並んでいて、暖かくなったので活発になったミツバチがぶんぶん飛んでいました。
昆虫の写真はトライしたことがなかったのですが難しい!そんななか右側の写真は本当にうまく撮れたと一人喜んでおります♪太ももの花粉団子までばっちり!
さて、前々からいくつかキーワードを挙げてそれにフィットする曲を挙げてみようという試みをしたいなーと思ってたのですが。
何よりも(いつもにも増して)自己満足、というか自分の脳内データベースの検索・引き出し機能のテスト・エクササイズみたいなものなのですが・・・(苦笑)
とりあえず一回試してみたいので今日やってみたいと思います。
キーワードはランダムではなく1つのトピックで、とりあえずお試しということで10個!
考えるプロセスはとりあえずは脳のみ、ipodやiTunes、楽譜に頼らずトライ。
<テーマ:形容詞>
穏やか (Gentle): オリヴィエ・メシアン 幼子イエスに注ぐ20のまなざしより第19番「我眠る、だが我が心は目覚め」
(穏やかはほんとうにたくさんありますが、そのなかでやっとこメシアンにしぼって、やっとここれに絞りました)
凶暴 (Violent): バルトーク・ベーラ 中国の不思議な役人
(曲の全体を通じて様々なタイプの凶暴さが見られる桁外れの音楽です。とくに「the girl sank to embrace him」の箇所が悦。)
曖昧 (Ambivalent): リゲティ・ジェルジュ 練習曲第11番 'En Suspens'
(タイトルもそうですがこの振り子が揺れるような、たちくらみでくらっと来るのを遅くしたようなどっちつかずの感覚がもうこれしかないです)
爽やか (Fresh): モーリス・ラヴェル クープランの墓より前奏曲
(夏の朝カーテンと窓を開けたときの外の空気や風と日の光の爽やかさという意味ではダントツにこれですね)
自由な (Free): ヨハネス・ブラームス チェロソナタヘ長調第1楽章
(これか、またはFrei aber Froh(自由だが幸せ)の交響曲第3番第1楽章でしたね。同じ調、同じ性格、同じ「人間としての自由」な感じ。でもチェロの方が開放的な気がしてこっちに。自由という言葉の定義でもまた変わります)
勝ち誇った (Victorious): グスタフ・マーラー 交響曲第1番第4楽章
(最初からの熾烈な戦いを「勝ち抜いた」!という強さと明るさ。自分の手で勝ち取った感が強いですよね)
壊滅的な (Devastating): グスタフ・マーラー 交響曲第6番第4楽章
(壊滅的な、というか絶望を通り越した絶望なのですよ。なんど這い上っても無残にたたき落とされる。完膚無きまでにたたきのめされそしてさらに踏みにじられる)
野心的な (Ambitious): ヨハネス・ブラームス 2つのラプソディーよりト短調
(ワーグナーとかシュトラウスとかあるはずなんですけどあんま好きじゃないんであんまり知らないんですよね(笑)でもこの曲も目の前にある障害を殺してでも取り除くことにためらいはなさそう)
陽気な (Merry): エマニュエル・シャブリエ スペイン
(これはもう。スペインの陽気さとフランスの軽さ。マドリッドにいった友達が町を見たとたんこの曲がぱっと頭の中で鳴ったそうです)
中性的な (gender-neutral): ベンジャミン・ブリテン 序章とロンドからロンド
(ミニマム音楽にありそうでない。聞いているときの気分によって女性的だったり、男性的だったり、どっちでもなかったり)
案外できるもんですね。
ただ参照なしでやってるからなのかな、好きな作曲家に偏り気味なのは。
次回は四字熟語とかでやってみたいです。
今日の一曲: ヨハネス・ブラームス 2つのラプソディーより第2番(ト短調)
来週あたりから弾こうと思っているブラームスの2つのラプソディ-。
ちなみにラプソディー=狂詩曲、というのがなんともそそります。S心が(笑)
ブラームスのピアノ曲、ブラームスのレパートリー全体のなかでもなかなか粋でスペシャルな位置にあると思います。
どちらの曲もゲルマンのルーツ、北欧の民族・神話のフレーバーが強くて、実際第1番ではグリークの「ペール・ギュント」に酷似したメロディーがあったり。
個人的に北欧神話の雰囲気とか価値観が昔から好きなのでわりとぴったり来る曲なのですが。
どちらかといえば格が上と見られるのは第1番(ロ短調)でしょうか。サーガ、エピック的な性格に加えどっちかというと壮大で華麗な性格、技巧もより難しく。
でも「ブラームスの曲は内向的であればあるほど素晴らしい!」・・・とは思わなくとも似たようなことを考えてる私は第2番に今回スポットライトを当てたいのです!
第1番が爆発的な下降するメロディーで始まるのに対して第2番はじわじわ下から攻めます(笑)
音域がこの中低音域に限られることでどんどんどす黒いものが溜まるわけです。
最終的な目標は胸の内に秘め虎視眈々とチャンスを狙い。その間に無心にもくもくと人を斬り、戦機を待って。
だからこそ先ほどの「野望的」なわけですね。
そしてまあこの曲を弾いたり聞いたりすると感じる厳しい寒さ。
第1番もそうなんですが、でも「厳しさ」、むしろ寒すぎていろいろ痛い的な、北欧の冬がどんな色でどんな感じなのかがひしひし分かるのは第2番。
第1番がストーリーテラー的な曲ならば第2番は戦記ですかね。
第1番にある真ん中の明るいあどけないセクションは皆無ですし、第2主題も第1番ほど女性的ではないですし。戦い、戦い、策略、野望、さらに戦いのひたすら男臭い(笑)物語です。
ということで2番を猛プッシュしてみましたがあくまでもこの2つの物語絵巻ならぬ音巻は2つでセットだと思います。1つは戦記、1つはまあ吟遊詩人が後に伝えたラプソディー的物語。
同じ時代の違う視点の描写、といいますか。
なので第1番、第2番合わせてブラームスの音楽とともに北欧の古の世界をお楽しみ下さい♪
内向的で重厚なのでグールドの演奏はお奨めしません。重厚さに関してはtoo much is beter than too little、重力でつぶれるくらいの演奏がこの曲に限らずいいですね!
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