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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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食欲の冬
相変わらず寒いです。
明らかに春に近づいている兆しはあるんですがそれでも全体的に寒い。
ただ気温とかだけじゃなく天候の動き方・変化がこれまでとは全然違ってきてるので確かにこれから暖かくなりそうだなという雰囲気はあります。

問題は夜なんですよね。私が外に出る夜は幸運にもそんなではない傾向にはあるのですが夜遅くなると風が吹き荒れたりなんだり。ちょっとでも風が吹くと寒くてたまらない。こないだ妹とサッカー見に行ったときは冬+夜+ちょっとした風がたまに吹く+雨が最近降った地面から伝わる冷たさのコンボがなかなかしんどかったです。

Aリーグはまだ開幕前でヴィクトリーはNPL(National Premier Leagueというセミプロのリーグ)のクラブと親善試合をしてます。先週見に行ったのはDandenong City、今日見に行けなかったのはOakleigh Cannons。大きく宣伝してはいなかったみたいですがどっちのNPLチームも「スタグル」=スタジアムグルメに特徴的なメニューがあったようで、ヴィクトリーのSNS担当の人がちょろっと紹介などしてました。

オーストラリアには移民によって設立されたサッカーチームが結構あって、特にクロアチア系とかイタリア系のクラブが多いという話を聞いています。ただ最近改正される前にあったルールによって特定の国籍をクラブ名に名乗ってはいけなかったらしく(制限的・排他的になるため、らしい)実際どんなクラブがあるかはwikipeとかで調べてみないとわからない。でもシンボルやユニフォームにチェック模様使ってるのはクロアチア系じゃないかな。

そのためクロアチア系のクラブと合併したDandenong CityはスタグルとしてCevapiのメニューがあったり、あとOakleigh Cannonsの本拠地あたりはギリシャ系移民が多いので試合は(ちゃんと回って炙られるタイプの)スヴラキが出てた様子。
Aリーグのときはfood truckで色々食べれるには食べれるけどこういう「ご当地感」があるわけじゃないから新鮮でちょっとわくわくしました。ついでにお腹も空きました。試合前がちょうど夕飯前なので。

軽食で特徴が出せるってすごいなあ、と最近思ったのは今年も参戦予定のWhite Night。夏の夜まるまる一晩ではなく今週末、つまり冬真っ盛りの木金土の夜午前0時まで開催という仕様変更。
実際どうなるか気になるところですが食べ物周りではちょっと面白い試みが。

特別コースは手が届かないのでもちろんパスなのですが今回軽食としてシティの加盟レストラン・バーがオリジナルトーストサンドイッチを出すそうで。値段設定はそれぞれの店によりけりなのですが甘いものからしょっぱい物までバラエティに富んだメニュー。しかもバーとかだとカクテルとのセットでお得なんてとこも。これはぜひ寄りたい。寄れるかな。そして今後もやってほしいこういう共同企画。

とかいって今月はリハーサルにかこつけたりなんだりして外食が多い。今週もWhite Nightとは別に夜に出かける用事があってアイリッシュシチューを食べることに決めていたり。(こればかりは冬のうちに、一番寒いときに食べておかなくちゃいけないやつ)
もともと冬期うつの影響もあって冬は睡眠時間が長くなりがち・食欲高まりがちではあるのですが(でも昔と比べると良くなったと思います、特に睡眠)今年はなぜか「外食欲」が突発的にやってくる。家で食べるご飯に不満があるわけでも料理することが億劫でもないのですが(多少面倒な気持ちはあるにしても)とにかく外で色んなものが食べてみたい。
結果多分お財布に響いてきてるので来月こそはなんとか元に戻したいです(汗)


今日の一曲: ガブリエル・フォーレ 前奏曲op.103 第9番



ほんとは前まとめて買った録音の紹介が終わってないのでそっちをやるべきなのですが最近ピアノで練習するレパートリーを(オケコンサートの終わりを機に)がらっと変えたのでそこからまず一曲。

フォーレの前奏曲は(そもそもフォーレ自体ピアノではそんなに演奏頻度高くはないのですが)ちょっとレアもの扱いというか、曲の規模も小さいし地味ではあったり、そんなに存在感は大きくない作品なように思えます。
自分にとっては元々晩期フェチ的なのもあってなんとなく通じ合うところが?あるような感じでこれまでに何曲かリサイタルで弾いたこともあり。何が何でもコンプリートしたい!という感じでは全然ないのですがちょっと思うところがあるときにゆるゆると手持ちを増やしていきたいなあ、という心持ちで今回この最後の前奏曲を弾くことにしました。

同じ曲集の他の8つの前奏曲はまあまあしっかり伝統的な調の範囲で書かれているのですがこの最後の前奏曲はちょっと違う。もちろん十二音技法とかそういうことでは全然ないし無調でもなくて、シンプルに説明するなら「浮動調」というかなんというか。一応「ホ短調」という名目で最後は「ホ長調」に落ち着くのですがその過程であんまりホ短調もホ長調も意識されずしっかりした軸もなくふわふわと色んなハーモニーの中を揺れ動いていく感覚。
フォーレなりに実験していたんだろうなあ、調から離れて色んなハーモニーの動きを。

その感覚がまるでメルボルンの冬から春に至る時期の雲が速く流れて天気がめまぐるしくかわってそれを窓から差す光の強さの変化で感じる、みたいなのにすごく似てると思いまして(それで今日優先的に紹介したのですが)。こないだも夕方近くなってカーテン開けていたら見る間に曇って暗くなって慌てて部屋の電気を付けたり、なんてこともあったり。
確かに予想することはできないしつかみどころがまったくない空なんだけど、でもまあこんなものだよね、どんどん変わっていくよねと受け入れてしまう、そこまで含めて間隔が似てる。

リンクしたのはコラールによる演奏の録音・・・ということで選んだのですがなんだこのてんこ盛りどころか全部乗せ的な録音は(汗)これでだいたい全部フォーレの作品カバーできてるんじゃないか?くらい。そしてこれだけ集めると余計にこの前奏曲集、そして特にこの9番の異様さが際立ちそう(良い意味で)。
フォーレの作品だとそんな当たり外れは激しくない中やっぱりピアノ四重奏曲第1番やレクイエム、ラシーヌ賛歌、ドリー組曲、そしてチェロの名曲「エレジー」も外せないですね。さらに他にもちらほら。日本の秋に聴くのに良い曲調と思うのでこれからの季節にいかがでしょう。


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