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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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Happy Birthday, Olivier
1908年12月10日、オリヴィエ・メシアンが生まれた日です。
彼の母親である詩人セシル・ソヴァージュは彼を身ごもっているときからその子供が芸術家になることを予感していたそうで、詩にそのことを著したといわれてますが・・・(まだ見つかっていません!読みたい!)
なんでしょう、女の勘なんですかね。でもメシアンの「20のまなざし」に見られる聖母像に通じるところがあるような。

メシアンが生まれて、彼が愛するものを愛し、表現してくれて本当によかった、と思います。
彼が死んだ後でやっと彼の音楽とちゃんと出会えて、ちょっと遅かったかなあ~と思いますが、それでも出会えて、いっぱい弾けて、これからも弾きたいと思えて本当に、ほんとうに嬉しいです。

当面の目標は30歳までに「20のまなざし」コンプリート。
私もメシアン弾きの一員でいさせてもらいたいです♪


他に書くことはあんまりないんですが・・・
創作のサントラ、作り直したいな~なんて。
もともと未定の部分が多くて、使いたいけどアイディアが半固形なまま蓄積してしまって・・・
プランを始めたころと比べて今の方が断然頭の中のレパートリーも増えてますし。
OneNoteのノートまとめもまっさらに戻しましたし、いろんなごっちゃをひもといて、自分が考えいいようにしたいです。


今日の一曲: オリヴィエ・メシアン 「トゥーランガリラ交響曲」より「星達の血の喜悦」



凄く好きで、良く聴く曲なのですが、背景やなんかについてはほとんど知らないのにまあ無茶なチョイスですが・・・
前N響アワーのオープニングで使われてたんですよね~♪

メシアンは地の生き物も好きですが、宇宙の星達も好きみたいで、いろんな曲に星が登場します。
「20のまなざし」はキリストの生誕を知らせた、空にぽつんと輝く孤高の星ですが、オケ曲などに見られるものは、満天にいっぱい、色んな形と色に輝く迫るような近さでたくさん、たくさん輝いています。

オケ的にもこの曲も主役級のピアノ、チェレスタ、メシアンの好きな打楽器もたくさん使ってそのまばゆいばかりのきらきらを表しています。物凄く「近い」んですよね。本当に圧倒される色、光。

そしてひときわ目立つ電子楽器オンド・マルトノ(テルミンにちょっと似てる音ですね)。
メシアンのオーケストレーションについて冷静にじっくり考えて自分の中で消化したことはないのでまだ理解できてはいないのですが、オンド・マルトノの音色は確かにメシアンの色彩の世界の住人だな、という印象はあります。

初めて聞くとものすごく圧倒されてしまうほどの曲なのですが、激しい光と色彩の踊りを浴びるように感じるのはなかなか凄い体験ですよ♪


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