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今日は日本から荷物が来て靴下と(笑)日本の番組のDVD、2011年のスイングロジカルダイアリーが届きました。
来年の手帳があるだけでなんだか安心しますね♪
ポケットがついてるので処方箋とか血液検査の紙とかしまっておけてさらに安心。
唐突ですが、私は「モーツァルト効果」というものを信じたことがありません。
実際ウィーン大学だったかな?の研究でで科学的な証拠があやふやだということがわかりましたし。
そもそもモーツァルトが偉大だとしてもそれほどの効果はあるということが単純に思えなかったのもありますが、もう一つ重大な理由があります。
音楽を聴く、ということは「経験」です。
同じ曲を聴いても感じることは一人一人の聴き手によって違いますから、その経験も一人一人違う。
どんな経験でも人に、人の脳に影響を与えるので一般的に「脳に良い」と言われることよりももっと自分個人の脳を刺激するものはたくさんあるかもしれない、ということで・・・
大人は自分の意志で音楽なりスポーツなりいろいろ試したりして実際に経験して自分で判断することができます。
ただ子供はそうじゃないです。子供の経験の幅を左右するのは大人が子供に提供する環境。
だから「子供には良い音楽を聴かせる」といって音楽の経験の幅を制限してしまうのはどうかな、と良く思います。
そしてその「良い音楽」の定義も、なあ・・・と。
例えばモーツァルトは脳にいいとか上記いろいろで言われていますが、時代的にもあの頃の音楽って貴族のためのもので上品なものに仕上げられていて、楽器の使い方とかハーモニー、強弱も幅が狭くて。そういうのは別に子供にはいらないなあ、と思います。モーツァルトは60歳になっても待ってくれる、というのが持論で。
過去に数年ピアノを子供に教えてた経験からも大人が子供に弾かせたい、聴かせたい音楽は子供が楽しむ音楽でないということが多いと言えます。
一番大切なのは子供が音楽を聴いて楽しんで、そして好奇心を持って、大人からは見えないかもしれないけれどでいろいろな事を学んでいくこと。
例えばいろんな楽器の音、小さい音・大きい音、いろんな色彩(それを意識的に理解できるかはあんまり関係ないと思います)、色んな感情を吹くんだ音楽が良いのかなあ、と。
そして先ほども言いましたように「良い」に限らず色んな音楽を聴かせてみるのが一番だと思います。
うちは父も母もクラシックを始め色んな音楽を普段から聴いていて、特にクラシックはレパートリーが広かったので、色んな曲を聴いて育ちました。
ベルリオーズの幻想交響曲、ショスタコの5番、マーラーの1番、バッハのトッカータとフーガニ短調、ストラヴィンスキーの春の祭典などなど・・・当時聴いたことを断片的にですが結構覚えています。
小さい頃聴いていた音楽は親しみや懐かしさ、そしてまた違う意味で心と結びついている、なんだか特別なものがあります。
子供を持つのはまだまだ先でしょうが、私の場合どんな曲を子供に聞かせたいかな・・・
「春の祭典」についてはファンタジアの恐竜のアニメーションがあるので恐竜好きの子供は食いつきいいんじゃないかと思います。実際私がそうでした(でもそれ以前から知ってましたね)。不協和音だらけで、こんな音を聞かせていいんじゃないか、なんていうのは大人の勝手な決めつけ。子供は「音楽はこういうものだ」という固定観念がないので純粋に音楽を楽しめますし(特に恐竜がいると!)、その固定観念が育つ前に心をオープンに保てるのではないか、と思います。不協和音だらけだって音楽史なかでもっとも素晴らしい音楽であることには変わりないですしね♪
あと「惑星」は本当にオススメです。子供も大人も。
みんな知ってる、一番最初に心を掴むであろう木星から始まって・・・いろんな惑星、色んな音楽に出会って新しい恋をして、今まで普通に聴いていた曲に新しい発見をしたりで一生楽しめます。(そしてどの曲も色んな意味で本当に優れているし、素晴らしい体験ができます)
木星で止まっちゃうのは勿体ないですからね。
やっぱり「懐かしい」という気持ちがあると繰り返し聴きやすくなるので小さいうちにちょっとし種をまいてみたらどうだろう、と思います。
他には普通にピーターと狼とか、動物の謝肉祭とか、展覧会の絵とか。
後は難解な曲を当たり前のように聴かせて、子供が大人になって「やっとわかった」ってなるのも面白そう。
自分にとってはバルトークの管弦楽のための協奏曲がその体験に近いですが。
そしてなんといっても想像力と感情と好奇心が刺激したい。そして世界を広げたい。
なんだろう、どんな曲がいいのかなあ。
もちろん聞かせてるのは大人ですが好きになるかならないかは子供次第なのでね、そこはそこで面白いですが。
・・・こういうプロセスが本当に好きで。
人に音楽を勧める人になりたい、という思いが強くなりますね♪
そのためにはどんな勉強をしてスキルを磨けばいいのかなあ。
音楽のサイドと、心理学(そしてきっとメンタルヘルスも)のサイド。
結局今回は言葉を濁して終わっちゃいましたが精進したいです♪
今日の一曲: モデスト・ムソルグスキー 「展覧会の絵」(ラヴェルによるオーケストラ版)より「キエフの大きな門」
私が本当に小さいときに一番好きだったのはハチャトゥリアンの「剣の舞」でしたが多分一番心に残っていたのはこの曲だと思います。
音楽を聴く主な機会が車の中だったため、音量が小さい曲はあんまり記憶に残ってない、というのもありますが・・・
当時はキエフがどこにあって(当時だったらウクライナじゃなくてソヴィエトだよな)、この曲がどんな絵を表しているかなんて想像もつかなかったのですが、コラールのような和音の響き、金管、鐘、そして全ての楽器の輝かしさ、まるでバリエーションのように繰り返され、展開する音楽が本当に印象に残ったのかな、と思います。
元のピアノ版もオーケストラ版と同じ魅力があります。実際この楽章がラヴェルがオーケストラ版を書くことになったきっかけなのでは?と思うほどピアノ版もオーケストラの響きにあふれています。
最後の方は本当に鐘の音が聞こえるんですよ♪ショスタコ、ラフマニノフもそうですがロシアの作曲家は本当に鐘が好きですね。
もしも未来が分かるなら、この曲を年が変わるちょうどに終わるよう大晦日に「展覧会の絵」のコンサートをやりたいです(笑)なんでしょうね、やっぱりヨーロッパの冬、大晦日を思います。
ただその想像のベースはいつだったか家族でクライストチャーチ(ニュージーランド)で迎えた年明けの雰囲気だと思いますが(笑)
ささやか過ぎますかね?でもこの曲で年越しって本当に素敵だと思いますよ♪
・・・この曲のことを考えてるときに限りませんが、ピアノを弾く、弾きたい人だけれど私の想像だったりなんだりはやっぱりオケにあるみたいです。
ピアノだけに縛られず、マイケルのように「音楽家」でいて、オケの色彩と離れずいたいです。
来年の手帳があるだけでなんだか安心しますね♪
ポケットがついてるので処方箋とか血液検査の紙とかしまっておけてさらに安心。
唐突ですが、私は「モーツァルト効果」というものを信じたことがありません。
実際ウィーン大学だったかな?の研究でで科学的な証拠があやふやだということがわかりましたし。
そもそもモーツァルトが偉大だとしてもそれほどの効果はあるということが単純に思えなかったのもありますが、もう一つ重大な理由があります。
音楽を聴く、ということは「経験」です。
同じ曲を聴いても感じることは一人一人の聴き手によって違いますから、その経験も一人一人違う。
どんな経験でも人に、人の脳に影響を与えるので一般的に「脳に良い」と言われることよりももっと自分個人の脳を刺激するものはたくさんあるかもしれない、ということで・・・
大人は自分の意志で音楽なりスポーツなりいろいろ試したりして実際に経験して自分で判断することができます。
ただ子供はそうじゃないです。子供の経験の幅を左右するのは大人が子供に提供する環境。
だから「子供には良い音楽を聴かせる」といって音楽の経験の幅を制限してしまうのはどうかな、と良く思います。
そしてその「良い音楽」の定義も、なあ・・・と。
例えばモーツァルトは脳にいいとか上記いろいろで言われていますが、時代的にもあの頃の音楽って貴族のためのもので上品なものに仕上げられていて、楽器の使い方とかハーモニー、強弱も幅が狭くて。そういうのは別に子供にはいらないなあ、と思います。モーツァルトは60歳になっても待ってくれる、というのが持論で。
過去に数年ピアノを子供に教えてた経験からも大人が子供に弾かせたい、聴かせたい音楽は子供が楽しむ音楽でないということが多いと言えます。
一番大切なのは子供が音楽を聴いて楽しんで、そして好奇心を持って、大人からは見えないかもしれないけれどでいろいろな事を学んでいくこと。
例えばいろんな楽器の音、小さい音・大きい音、いろんな色彩(それを意識的に理解できるかはあんまり関係ないと思います)、色んな感情を吹くんだ音楽が良いのかなあ、と。
そして先ほども言いましたように「良い」に限らず色んな音楽を聴かせてみるのが一番だと思います。
うちは父も母もクラシックを始め色んな音楽を普段から聴いていて、特にクラシックはレパートリーが広かったので、色んな曲を聴いて育ちました。
ベルリオーズの幻想交響曲、ショスタコの5番、マーラーの1番、バッハのトッカータとフーガニ短調、ストラヴィンスキーの春の祭典などなど・・・当時聴いたことを断片的にですが結構覚えています。
小さい頃聴いていた音楽は親しみや懐かしさ、そしてまた違う意味で心と結びついている、なんだか特別なものがあります。
子供を持つのはまだまだ先でしょうが、私の場合どんな曲を子供に聞かせたいかな・・・
「春の祭典」についてはファンタジアの恐竜のアニメーションがあるので恐竜好きの子供は食いつきいいんじゃないかと思います。実際私がそうでした(でもそれ以前から知ってましたね)。不協和音だらけで、こんな音を聞かせていいんじゃないか、なんていうのは大人の勝手な決めつけ。子供は「音楽はこういうものだ」という固定観念がないので純粋に音楽を楽しめますし(特に恐竜がいると!)、その固定観念が育つ前に心をオープンに保てるのではないか、と思います。不協和音だらけだって音楽史なかでもっとも素晴らしい音楽であることには変わりないですしね♪
あと「惑星」は本当にオススメです。子供も大人も。
みんな知ってる、一番最初に心を掴むであろう木星から始まって・・・いろんな惑星、色んな音楽に出会って新しい恋をして、今まで普通に聴いていた曲に新しい発見をしたりで一生楽しめます。(そしてどの曲も色んな意味で本当に優れているし、素晴らしい体験ができます)
木星で止まっちゃうのは勿体ないですからね。
やっぱり「懐かしい」という気持ちがあると繰り返し聴きやすくなるので小さいうちにちょっとし種をまいてみたらどうだろう、と思います。
他には普通にピーターと狼とか、動物の謝肉祭とか、展覧会の絵とか。
後は難解な曲を当たり前のように聴かせて、子供が大人になって「やっとわかった」ってなるのも面白そう。
自分にとってはバルトークの管弦楽のための協奏曲がその体験に近いですが。
そしてなんといっても想像力と感情と好奇心が刺激したい。そして世界を広げたい。
なんだろう、どんな曲がいいのかなあ。
もちろん聞かせてるのは大人ですが好きになるかならないかは子供次第なのでね、そこはそこで面白いですが。
・・・こういうプロセスが本当に好きで。
人に音楽を勧める人になりたい、という思いが強くなりますね♪
そのためにはどんな勉強をしてスキルを磨けばいいのかなあ。
音楽のサイドと、心理学(そしてきっとメンタルヘルスも)のサイド。
結局今回は言葉を濁して終わっちゃいましたが精進したいです♪
今日の一曲: モデスト・ムソルグスキー 「展覧会の絵」(ラヴェルによるオーケストラ版)より「キエフの大きな門」
私が本当に小さいときに一番好きだったのはハチャトゥリアンの「剣の舞」でしたが多分一番心に残っていたのはこの曲だと思います。
音楽を聴く主な機会が車の中だったため、音量が小さい曲はあんまり記憶に残ってない、というのもありますが・・・
当時はキエフがどこにあって(当時だったらウクライナじゃなくてソヴィエトだよな)、この曲がどんな絵を表しているかなんて想像もつかなかったのですが、コラールのような和音の響き、金管、鐘、そして全ての楽器の輝かしさ、まるでバリエーションのように繰り返され、展開する音楽が本当に印象に残ったのかな、と思います。
元のピアノ版もオーケストラ版と同じ魅力があります。実際この楽章がラヴェルがオーケストラ版を書くことになったきっかけなのでは?と思うほどピアノ版もオーケストラの響きにあふれています。
最後の方は本当に鐘の音が聞こえるんですよ♪ショスタコ、ラフマニノフもそうですがロシアの作曲家は本当に鐘が好きですね。
もしも未来が分かるなら、この曲を年が変わるちょうどに終わるよう大晦日に「展覧会の絵」のコンサートをやりたいです(笑)なんでしょうね、やっぱりヨーロッパの冬、大晦日を思います。
ただその想像のベースはいつだったか家族でクライストチャーチ(ニュージーランド)で迎えた年明けの雰囲気だと思いますが(笑)
ささやか過ぎますかね?でもこの曲で年越しって本当に素敵だと思いますよ♪
・・・この曲のことを考えてるときに限りませんが、ピアノを弾く、弾きたい人だけれど私の想像だったりなんだりはやっぱりオケにあるみたいです。
ピアノだけに縛られず、マイケルのように「音楽家」でいて、オケの色彩と離れずいたいです。
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