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こないだEarthseaシリーズの再読が終わりました。
昨日感想を書こうとしたのですがどうも本の魅力を伝えることができない気がして諦めたのですが、本当にファンタジー小説として、そしてその枠を超えて素晴らしい本なのでもっと多くの人に読んで欲しいと思っています。
Earthseaの物語の中で、古の時代は人間と竜は一つの生き物だという言い伝えがありました。
その「人」たちは、いつしかお互いに異なるものを求めるようになり、その違いによって竜と人間に分かれた、という・・・
所有すること、得ることを求めた者は人間に、自由と自然を選んだ者は竜に。
人間は四大元素のうち水と地を、竜は火と風を司ることを選んだ、という記述がありました。
私は竜には憧れるけれど「水」という元素はなんとなく手放せないなあーと思います(笑)
もちろん水は生物学のことを考えても人間にとって欠かせないものではありますが・・・
わりと水というエレメントには愛着がありますね。
住む町だったり、日本に行ったときに家族が住んでる町は海にわりと近いところが多かったですし、一人でどこかぶらりと行くときも湖だったり海だったり水があるところに行くことが多いです。
水に入ることは案外少ないですが(汗)
ゲームでも例えば三国志だと地形的に水が多く海にも面している呉で始めるのが落ち着きますし、Sacrificeも本拠地が雪原でクリーチャーも氷を操るStratosの下でプレイすることが多いです。
なんとなくやっぱり使ってると落ち着くエレメント。
もともと火は男性、水は女性と結びつけられることが多いような気がします。
実体はあるけれど形は決まらず、透明だったり鏡となって人を映したり、人の命の源でものすごく身近に扱うものながら同時にものすごく危険なものでもあり・・・
自分が水のどういったところに惹かれているか、正確には分からないのですが。
もしかしたら水は音楽で直接扱われることが一番多いエレメントなのではないか、と思います。
レスピーギの「ローマの噴水」、ドビュッシーの「海」、ドヴォルザーク「ルサルカ」、そして他にも数え切れないほど!
自分の弾いた曲でも:
ドビュッシー「沈める寺」
メシアン「ダイシャクシギ」
ラヴェル「洋上の小舟」
クラム「Rain-Death Variation」
Koehne 「Twilight Rain」
・・・など思いつくだけでも結構あります。イメージが「水」のものも合わせたら(例:ショスタコーヴィチ前奏曲とフーガ変ロ短調)もっとありそう。
結構水を求める気持ちはあります、音楽でも。
特にピアノは水の音を表現しやすいのかもしれませんね。音の粒だったり、素早い動き、変幻自在の音色。
他のエレメントは・・・と言いますと。
「地」がわりと合わないな、というのはなんとなくあります。明確な目的だったり特別な気持ちがないと「地」のイメージを持つ曲は避け気味な傾向が。
風と火はあこがれがあります。竜に憧れるように、その「自由さ」、そして水以上のパワーと気まぐれさ、扱いにくさをある程度コントロールできるようにできればなあ、と思います。
あと、人間は地から創られ、天使は炎から創られたという言われのとおりにメシアンもまた天使を炎と関連づけているので、これからも縁があるエレメントだと思いますので・・・
でも「火の島I」は火がわりとすっと入って来たのでチャンスはまだまだこれからあると信じています。
ただゲームでいうと「火」というエレメントはADOMでは一つの大きな壁になってますのでね、果たして音楽でもその通りなのか・・・
もちろん音楽がみんな四大元素に分けられるわけではありませんし、分けたところで特にどうということはないです(笑)ただやっぱり(いつものキーワードto音楽もそうですが)音楽をいろんな方向からアプローチして感じたい、表現したいですし、ただ単にこうやって考えてみるプロセスも面白いですし。
あとこういうエレメントをプログラムを組むときに考慮してみるのも面白そうですよね。水を中心に展開してみたり、テーマはエレメントでなくとも色んな元素の曲をとりいれてみたらプログラムがなんかバランスとれた感じになるかな、と。
極度乾燥のメルボルンの夏。水分補給も大切ですが、心の水分補給、そして音楽で水に触れることも大事にしたいです♪
今日の一曲: オリヴィエ・メシアン 「鳥のカタログ」より「ヨーロッパウグイス」
鳥のカタログからどうやら3曲目ですか?もちょっと書いてたと思ったんですが・・・
それにしても最近現代音楽続きですね~私の趣味もありますがきっと季節もあるんでしょうね。
ヨーロッパウグイスは葦が茂る涼しげな水辺が舞台。夏にはこういう景色がものすごく欲しくなります。
ヨーロッパウグイス、と名はついていますし、この曲の中でかなり特徴のある鳴き声で存在を表していますが、実質上この曲の主役はカワセミだと思います。
鳴き声こそ短く、歌としては他の鳥に負けますが、メシアンはカワセミが目の前を横切るあの光る青緑色の飛翔までも音楽にしてくれちゃいました♪
聞いたらすぐ分かる、強烈な色彩の和音の連続。本当にカワセミが横切るときに何だか青いものが飛んだけど鳥だったかどうかわからない、その「動く色の印象」を上手くとらえています。
あと曲の最後でぽちゃん、と湖に飛び込むその姿もまた愛しいですね。
風が流れたり、水が静かにたたずんだり、鳥が喜んだり・・・夜になったらきっと蛍が光るんじゃないかと思うくらい清らかで、涼しげで、爽やかな情景。
どこにいったらこんな情景にであえるんだろう、と思います。カワセミに会えなくても、会いたいな・・・って。
年末年始は少しは全部休んで水のあるところにいって涼みたいですね。
潤し、潤し。
昨日感想を書こうとしたのですがどうも本の魅力を伝えることができない気がして諦めたのですが、本当にファンタジー小説として、そしてその枠を超えて素晴らしい本なのでもっと多くの人に読んで欲しいと思っています。
Earthseaの物語の中で、古の時代は人間と竜は一つの生き物だという言い伝えがありました。
その「人」たちは、いつしかお互いに異なるものを求めるようになり、その違いによって竜と人間に分かれた、という・・・
所有すること、得ることを求めた者は人間に、自由と自然を選んだ者は竜に。
人間は四大元素のうち水と地を、竜は火と風を司ることを選んだ、という記述がありました。
私は竜には憧れるけれど「水」という元素はなんとなく手放せないなあーと思います(笑)
もちろん水は生物学のことを考えても人間にとって欠かせないものではありますが・・・
わりと水というエレメントには愛着がありますね。
住む町だったり、日本に行ったときに家族が住んでる町は海にわりと近いところが多かったですし、一人でどこかぶらりと行くときも湖だったり海だったり水があるところに行くことが多いです。
水に入ることは案外少ないですが(汗)
ゲームでも例えば三国志だと地形的に水が多く海にも面している呉で始めるのが落ち着きますし、Sacrificeも本拠地が雪原でクリーチャーも氷を操るStratosの下でプレイすることが多いです。
なんとなくやっぱり使ってると落ち着くエレメント。
もともと火は男性、水は女性と結びつけられることが多いような気がします。
実体はあるけれど形は決まらず、透明だったり鏡となって人を映したり、人の命の源でものすごく身近に扱うものながら同時にものすごく危険なものでもあり・・・
自分が水のどういったところに惹かれているか、正確には分からないのですが。
もしかしたら水は音楽で直接扱われることが一番多いエレメントなのではないか、と思います。
レスピーギの「ローマの噴水」、ドビュッシーの「海」、ドヴォルザーク「ルサルカ」、そして他にも数え切れないほど!
自分の弾いた曲でも:
ドビュッシー「沈める寺」
メシアン「ダイシャクシギ」
ラヴェル「洋上の小舟」
クラム「Rain-Death Variation」
Koehne 「Twilight Rain」
・・・など思いつくだけでも結構あります。イメージが「水」のものも合わせたら(例:ショスタコーヴィチ前奏曲とフーガ変ロ短調)もっとありそう。
結構水を求める気持ちはあります、音楽でも。
特にピアノは水の音を表現しやすいのかもしれませんね。音の粒だったり、素早い動き、変幻自在の音色。
他のエレメントは・・・と言いますと。
「地」がわりと合わないな、というのはなんとなくあります。明確な目的だったり特別な気持ちがないと「地」のイメージを持つ曲は避け気味な傾向が。
風と火はあこがれがあります。竜に憧れるように、その「自由さ」、そして水以上のパワーと気まぐれさ、扱いにくさをある程度コントロールできるようにできればなあ、と思います。
あと、人間は地から創られ、天使は炎から創られたという言われのとおりにメシアンもまた天使を炎と関連づけているので、これからも縁があるエレメントだと思いますので・・・
でも「火の島I」は火がわりとすっと入って来たのでチャンスはまだまだこれからあると信じています。
ただゲームでいうと「火」というエレメントはADOMでは一つの大きな壁になってますのでね、果たして音楽でもその通りなのか・・・
もちろん音楽がみんな四大元素に分けられるわけではありませんし、分けたところで特にどうということはないです(笑)ただやっぱり(いつものキーワードto音楽もそうですが)音楽をいろんな方向からアプローチして感じたい、表現したいですし、ただ単にこうやって考えてみるプロセスも面白いですし。
あとこういうエレメントをプログラムを組むときに考慮してみるのも面白そうですよね。水を中心に展開してみたり、テーマはエレメントでなくとも色んな元素の曲をとりいれてみたらプログラムがなんかバランスとれた感じになるかな、と。
極度乾燥のメルボルンの夏。水分補給も大切ですが、心の水分補給、そして音楽で水に触れることも大事にしたいです♪
今日の一曲: オリヴィエ・メシアン 「鳥のカタログ」より「ヨーロッパウグイス」
鳥のカタログからどうやら3曲目ですか?もちょっと書いてたと思ったんですが・・・
それにしても最近現代音楽続きですね~私の趣味もありますがきっと季節もあるんでしょうね。
ヨーロッパウグイスは葦が茂る涼しげな水辺が舞台。夏にはこういう景色がものすごく欲しくなります。
ヨーロッパウグイス、と名はついていますし、この曲の中でかなり特徴のある鳴き声で存在を表していますが、実質上この曲の主役はカワセミだと思います。
鳴き声こそ短く、歌としては他の鳥に負けますが、メシアンはカワセミが目の前を横切るあの光る青緑色の飛翔までも音楽にしてくれちゃいました♪
聞いたらすぐ分かる、強烈な色彩の和音の連続。本当にカワセミが横切るときに何だか青いものが飛んだけど鳥だったかどうかわからない、その「動く色の印象」を上手くとらえています。
あと曲の最後でぽちゃん、と湖に飛び込むその姿もまた愛しいですね。
風が流れたり、水が静かにたたずんだり、鳥が喜んだり・・・夜になったらきっと蛍が光るんじゃないかと思うくらい清らかで、涼しげで、爽やかな情景。
どこにいったらこんな情景にであえるんだろう、と思います。カワセミに会えなくても、会いたいな・・・って。
年末年始は少しは全部休んで水のあるところにいって涼みたいですね。
潤し、潤し。
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