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ただいま仕事めちゃくちゃ頑張り時です(汗)
今少し納期が押してる大きい仕事が来て、クリスマス前に終わるか終わらないか・・・というところ。
がんばってきちんと仕上げて年末年始はゆったりしたいです。髪が切りたいです(涙)
ピアニストはひとりぼっちでステージに立つことが多く、それが難しくもあり自分にとってはそれがものすごく性に合ってる部分もあるんですけど、やっぱりオーケストラとは離れたくないな、と思います。
小学校6年生のときチェロを始めて学校のオーケストラに編入されてから中学・高校の学校のオケ、ユースオケ、大学のオケ、コミュニティオーケストラなどと関わってきました。
チェロを弾いたり、ピアノやチェレスタを弾いたり、はたまた1回ほど打楽器も弾きましたし(笑)あとマネージャーとしてもオケに携わってきました。
創作でオケを何度も何度も題材にしていたり(只今メインの方でコンマスがぶち切れたのを処理できずにいます(汗))、ネタとしてオケを扱ってるのもまたオケを愛しているから。
オーケストラはいろんな次元で本当に面白い存在だと思います。
80人を超える人数の人達が集まって、それぞれ自分のパートを自分の楽器で弾いて、一つの音楽を創り出すのがオーケストラの機能ですが・・・
指揮者がオーケストラをまとめ、曲全体の解釈も指揮者が決めるんですが、だからといって指揮者は独裁者のような存在ではないんですよね、普通は。
わりと個人の自由がある、というか・・・
弦楽器のボウイング(弓の動かし方。フレージングなどに影響大)は基本各弦楽器セクションにゆだねられますし(一応基準はコンサートマスターの解釈ですが)、木管・金管のソロ、打楽器のパートなんかも基本は奏者の弾き方を指揮者が大きく曲げることは少ないと思います。(個人的な印象ですが)
勿論曲は一つの音楽としてある程度統一性がないといけませんが、それはやっぱり自己判断で周りだったり指揮者に合わせたりなので。
これだけ人がいて、楽器がいて・・・個人の曲の感じ方、表現の仕方持ちがいますし、楽器が変われば利害関係、得意不得意も変わるのに、基本音楽のことでもめることは少ないですね。
もちろん最終決断は何も言わなくとも指揮者に従う暗黙のルールはありますし。
でもオケで弾いている時でテンポだったり音は勿論周りと合わせますが、感じ方・解釈を人に合わせている、妥協しているという風に感じたことは不思議とないですね・・・
オーケストラは音楽を弾くのも楽しいし、人間観察だったり音楽観察?をするのも楽しいです。
特にチェレスタ・ピアノを弾いてると休みだらけなので他のパートが何をしているか、とかオケの音楽をパート毎に耳でひもといてみたりとか、楽器の仕組みをじーっと見てみたり(つば抜きとか、形状とか)。
人と触れあうにも面白いです。(これは特にマネージャーとして)
一番面白いのはコンサート前のウォームアップルームでみんなめいめいのことをしているときだったり、あとは勿論コンサート後の打ち上げ。音楽においての奏者の魅力もそうですが、普通に人間としての魅力も味わえて。
たくさんの人が集まって集団になると一つの集団としてまとまるために妥協したり、内乱が起きたり、はたまた個々の声が埋もれたり、個々と集団のアイデンティティが曖昧になったりしますが・・・
オーケストラっていうのはわりと個人を生かす団体だな、と思います。むしろ個人を生かしてこそそれぞれのオケの性格だったり性質ができて、より音楽を豊かに表現できるんじゃないか、と。一人一人の力を足したものより、オケ全体が作り出せる力はその何倍にもなり得る。
頑張りのレベルだってわりと差がありますし、パートの難易度だってevenではないですし。出る杭を押さえてしまうこともなく、他の人に無理強いすることも(あんまり)なく、いろんな違う人や思い、演奏が集まってオケになるのはもしかしたらある種の「理想の集団」なのかな、と思います。
オケで弾いていると果たして自分は一人の奏者なのか、オケという集団の一部分に過ぎないのか、はたまた指揮者に従っている従者なのか、または作曲者に踊らされている「音楽の一部」なのか・・・
不思議な気持ちになります。きっと全部あてはまることで、だからこそオケが好きなんだと思います。
最後にちょっとだけ関連があるヒンデミットの言葉。
「音楽を共に奏でるものは敵同士になり得ない・・・少なくとも音楽が鳴っている間は。」
とりあえず80人いようが何人いようが、少なくとも音楽が鳴っている間はみんな同じ目的に向けて全力を尽くし、同じ音楽の一部。
来年の目標に向けて、オケ生活に少しでも戻ることができるよう頑張りたいと思います♪
今日の一曲: ニコライ・リムスキー=コルサコフ スペイン奇想曲
私の創作のオケストーリーのサマーキャンプにて、コンサートで一番最初に弾かれる曲であります。
やっぱり華やかでテンションが上がって弾くにも楽しくて・・・というのもありますが、このストーリーを書くにあたってオケを紹介する際に目立ったソロとかが色んな楽器に現れるとキャラの紹介にもなるかな~と思ったのもあります。
オーケストラが一つになりながら、個々のプレイヤーの見せ場もたくさんある、個人と集団が魅力的にプレゼンされている、色んな意味で目的にふさわしい曲なのです。
耳を傾けていただきたい楽器の主張をリストします:
第1楽章、第3楽章のバイオリンとクラリネットのかけあい(二つの楽章でパートが入れ替わる形になってます)
第2楽章のホルンのアンサンブル+ソロ、イングリッシュホルンのソロ
第4楽章での金管ファンファーレから、独擅場シリーズ。バイオリン、フルート、クラリネット、ハープ。
第4,5楽章のバイオリンのパートだったり、ハープのパートだったり、ちょっと目立たないところで粋なことをしてます。
それから全楽章通じて打楽器がいかしてます。
リムスキー=コルサコフは本当に楽器使いに間違いがなくて。楽器を使ったり、組み合わせたりして魅力を増幅させたり、このスペイン的な雰囲気(あくまでも外国人から見てのスペインですが)を醸し出すために本当に的確な音色を創り出してくれて。
派手でテンションが高く、きらきら魅力的・・・というのもこの楽器使いあってこそ。弾く方も音楽の内容だけでなくパートが良いからこそ弾いてて楽しいわけです♪
15分は序曲的な扱いだと時間的には長いですが、弾いたり聞いているとあっという間。
まるでお祭りのような華やかさ,楽しさと刹那的な性質がなんとも愛しい、そしてオーケストラがこんなに短い時間で素晴らしく輝く曲です。
今少し納期が押してる大きい仕事が来て、クリスマス前に終わるか終わらないか・・・というところ。
がんばってきちんと仕上げて年末年始はゆったりしたいです。髪が切りたいです(涙)
ピアニストはひとりぼっちでステージに立つことが多く、それが難しくもあり自分にとってはそれがものすごく性に合ってる部分もあるんですけど、やっぱりオーケストラとは離れたくないな、と思います。
小学校6年生のときチェロを始めて学校のオーケストラに編入されてから中学・高校の学校のオケ、ユースオケ、大学のオケ、コミュニティオーケストラなどと関わってきました。
チェロを弾いたり、ピアノやチェレスタを弾いたり、はたまた1回ほど打楽器も弾きましたし(笑)あとマネージャーとしてもオケに携わってきました。
創作でオケを何度も何度も題材にしていたり(只今メインの方でコンマスがぶち切れたのを処理できずにいます(汗))、ネタとしてオケを扱ってるのもまたオケを愛しているから。
オーケストラはいろんな次元で本当に面白い存在だと思います。
80人を超える人数の人達が集まって、それぞれ自分のパートを自分の楽器で弾いて、一つの音楽を創り出すのがオーケストラの機能ですが・・・
指揮者がオーケストラをまとめ、曲全体の解釈も指揮者が決めるんですが、だからといって指揮者は独裁者のような存在ではないんですよね、普通は。
わりと個人の自由がある、というか・・・
弦楽器のボウイング(弓の動かし方。フレージングなどに影響大)は基本各弦楽器セクションにゆだねられますし(一応基準はコンサートマスターの解釈ですが)、木管・金管のソロ、打楽器のパートなんかも基本は奏者の弾き方を指揮者が大きく曲げることは少ないと思います。(個人的な印象ですが)
勿論曲は一つの音楽としてある程度統一性がないといけませんが、それはやっぱり自己判断で周りだったり指揮者に合わせたりなので。
これだけ人がいて、楽器がいて・・・個人の曲の感じ方、表現の仕方持ちがいますし、楽器が変われば利害関係、得意不得意も変わるのに、基本音楽のことでもめることは少ないですね。
もちろん最終決断は何も言わなくとも指揮者に従う暗黙のルールはありますし。
でもオケで弾いている時でテンポだったり音は勿論周りと合わせますが、感じ方・解釈を人に合わせている、妥協しているという風に感じたことは不思議とないですね・・・
オーケストラは音楽を弾くのも楽しいし、人間観察だったり音楽観察?をするのも楽しいです。
特にチェレスタ・ピアノを弾いてると休みだらけなので他のパートが何をしているか、とかオケの音楽をパート毎に耳でひもといてみたりとか、楽器の仕組みをじーっと見てみたり(つば抜きとか、形状とか)。
人と触れあうにも面白いです。(これは特にマネージャーとして)
一番面白いのはコンサート前のウォームアップルームでみんなめいめいのことをしているときだったり、あとは勿論コンサート後の打ち上げ。音楽においての奏者の魅力もそうですが、普通に人間としての魅力も味わえて。
たくさんの人が集まって集団になると一つの集団としてまとまるために妥協したり、内乱が起きたり、はたまた個々の声が埋もれたり、個々と集団のアイデンティティが曖昧になったりしますが・・・
オーケストラっていうのはわりと個人を生かす団体だな、と思います。むしろ個人を生かしてこそそれぞれのオケの性格だったり性質ができて、より音楽を豊かに表現できるんじゃないか、と。一人一人の力を足したものより、オケ全体が作り出せる力はその何倍にもなり得る。
頑張りのレベルだってわりと差がありますし、パートの難易度だってevenではないですし。出る杭を押さえてしまうこともなく、他の人に無理強いすることも(あんまり)なく、いろんな違う人や思い、演奏が集まってオケになるのはもしかしたらある種の「理想の集団」なのかな、と思います。
オケで弾いていると果たして自分は一人の奏者なのか、オケという集団の一部分に過ぎないのか、はたまた指揮者に従っている従者なのか、または作曲者に踊らされている「音楽の一部」なのか・・・
不思議な気持ちになります。きっと全部あてはまることで、だからこそオケが好きなんだと思います。
最後にちょっとだけ関連があるヒンデミットの言葉。
「音楽を共に奏でるものは敵同士になり得ない・・・少なくとも音楽が鳴っている間は。」
とりあえず80人いようが何人いようが、少なくとも音楽が鳴っている間はみんな同じ目的に向けて全力を尽くし、同じ音楽の一部。
来年の目標に向けて、オケ生活に少しでも戻ることができるよう頑張りたいと思います♪
今日の一曲: ニコライ・リムスキー=コルサコフ スペイン奇想曲
私の創作のオケストーリーのサマーキャンプにて、コンサートで一番最初に弾かれる曲であります。
やっぱり華やかでテンションが上がって弾くにも楽しくて・・・というのもありますが、このストーリーを書くにあたってオケを紹介する際に目立ったソロとかが色んな楽器に現れるとキャラの紹介にもなるかな~と思ったのもあります。
オーケストラが一つになりながら、個々のプレイヤーの見せ場もたくさんある、個人と集団が魅力的にプレゼンされている、色んな意味で目的にふさわしい曲なのです。
耳を傾けていただきたい楽器の主張をリストします:
第1楽章、第3楽章のバイオリンとクラリネットのかけあい(二つの楽章でパートが入れ替わる形になってます)
第2楽章のホルンのアンサンブル+ソロ、イングリッシュホルンのソロ
第4楽章での金管ファンファーレから、独擅場シリーズ。バイオリン、フルート、クラリネット、ハープ。
第4,5楽章のバイオリンのパートだったり、ハープのパートだったり、ちょっと目立たないところで粋なことをしてます。
それから全楽章通じて打楽器がいかしてます。
リムスキー=コルサコフは本当に楽器使いに間違いがなくて。楽器を使ったり、組み合わせたりして魅力を増幅させたり、このスペイン的な雰囲気(あくまでも外国人から見てのスペインですが)を醸し出すために本当に的確な音色を創り出してくれて。
派手でテンションが高く、きらきら魅力的・・・というのもこの楽器使いあってこそ。弾く方も音楽の内容だけでなくパートが良いからこそ弾いてて楽しいわけです♪
15分は序曲的な扱いだと時間的には長いですが、弾いたり聞いているとあっという間。
まるでお祭りのような華やかさ,楽しさと刹那的な性質がなんとも愛しい、そしてオーケストラがこんなに短い時間で素晴らしく輝く曲です。
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