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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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日常だったり、ダリだったりタコだったりいろいろ
昨日はメル響にカジュアルプレーヤーのオーディションについて電話して聞いてみました。
電話の向こうの可愛い感じのおねえさんによるとまず履歴書を送付して、ピアノ・チェレスタのパートがあるコンサートのリハーサルが始まる前にファイルに入ってる人にオーディションのお呼びがかかるそうです。
これで今現在焦る必要はないことが分かりましたが、長期的に気は抜けないということになりました・・・(笑)
でも楽しみです。ちょっと逆に楽しみすぎて、気がはやってテンション上がってるかも・・・

いま推薦者としてベストな、私にオケでいっぱい弾かせてくれた友達とコンタクトをとろうとしてるんですが捕まらない!
早いところ提出したいです。

来週は運転の最後のレッスン、それから免許取得のテストもあります。
とりあえず注意が一番必要なので・・・あんまり自信がないんですよ。たまにちょっとなんかしらやっちゃったりしてますから、レッスンで。
今週末は仕事はお休みなのでピアノもやりながらしっかり休んだりしないと。

iPhoneを購入して数ヶ月、いろいろアプリをダウンロードしたりしています。
最近入れたのがダリ関係のアプリ。一つはダリの作品がiPhoneで見れるギャラリー的なアプリです。もう一つはズームアップされたダリの作品の中に隠れている「溶けた時計」を探す、というもの。
シンプルでゲームとしてはそんなになのですが、でもズームアップした中をスクロールして時計を探していると今まで見ることのなかったダリの絵のディテールをいやでもじっくり見ることになるという、ダリの絵を細部まで見るきっかけを作ってくれるという意味でかなり!わくわくします。(アプリ名は「Dali Watches」)

ダリは好きですね~♪自分の中ではダリ、クレー、エッシャー、モロー、クリムトがVisual artsではトップ5かしら。(マグリットとかももっと知りたい!)
無限の空間とか、夢の中のような、色彩とモチーフとの不思議な釣り合いとか、無意識の本能の世界とか、時が止まったり、ゆるやかになったりの不思議な世界に物凄く惹かれます。
うわあ、これもなかなか説明しにくいです。

そして夜は(今も)日本のDVDを見たり・・・まだぜんぜん年越してません(汗)
いろいろ動物番組はあるけれど、やっぱりもっと温血でない動物が見たい(笑)
好きな動物はたくさんありますが(具体的には虫偏のつく生き物、鳥など)、いつ見ても良いなあ、と思う動物の一つにタコがあります。
(そうです、音楽でも動物でもタコが好きなんです)

自分の中でタコがちょくちょく最強とされる理由を要約すると:
1) かわいい
2) 賢い
3) 強い
4) おいしい
この4点になると思います。
1はまあ主観的なあれですが(笑)動きが豊かだから表情も豊かなところがいいですね。必ずしもその表情を読み取ることに長けてはいませんが。
2はメグロダコやミミックオクトパスなど、ここ数年で分かってきたタコの生態にわくわくしていること。記憶だったり、色彩が見えたり、視覚に関して本当にびっくりするような能力を持ってますからねえ。これからもっといろんな事が明らかになるのが楽しみになります。
身体能力ももちろん、全身筋肉だからすごい。もっぱら捕食者のポジションは不動ですしね~♪体の色を変えるのも筋肉の働きらしいですし、もちろん餌を採るため、逃げるための動きもそうですし。泳ぐこともできるし、歩くこともできる。海に打ち上げられても自力で戻れるのも凄い。
そして4はまあ説明するまでもないですが(酢蛸なんか何年食べてないだろう・・・だいたい韓国料理・イタリアン・スペイン料理で食べるばっかりなので)。

さてさて、週末はどうやってすごそうか。
精神医も言ってることですが夏は外で日光を浴びないと!言われなくてももちろん夏という季節、夏の間の調子の良さはエンジョイしたいです。


今日の一曲: セルゲイ・プロコフィエフ 「ロミオとジュリエット」より「少女ジュリエット」



以前もプロコフィエフの「ロミオとジュリエット」についてちょっと語ったようなので、重複してる部分はすみません~

オペラにも言えることなのですが、バレエ音楽ってオケで弾く分には必ずしも上手く書かれてない、といいますか楽しくない、音楽的になんだかなーなところがある作品が多いです。(あえて例を挙げるなら「ジゼル」ですね。あれは音楽以外好きなんですが)

ただこの「ロミオとジュリエット」はオケにとっても、そして全体的にもパーフェクトなバレエ音楽だと思います。
まず「踊りのためだけ」のナンバーがほとんどないこと。これによって物語の進行、音楽の進行が不自然に止まらないのもありますし、音楽が常に物語だったりキャラクターの描写的に意味を持っていて、つまりはオケが弾いている音楽が全体的な流れと強く結びついている。
さらに、その音楽のクオリティの高さプラス舞台で起こっている事との深い結びつきにより踊りと音楽が相乗効果を生んで、視覚と聴覚でより大きく心に響く、というわけ・・・だと思います。

難しいことはさておき、原作のストーリーが有名で、振り付けも音楽もストーリーを明確に表現してるので、どこをとっても楽しく観れて、聴けるのですが今日は「少女ジュリエット」をチョイス。
まだ恋を知らない14歳の乙女ジュリエット、主人公として初登場の踊りです♪

かなり裕福な家の一人娘ですが、この曲の第一印象では随分とおてんばで快活な感じです。
明るく、せわしない、きっとせっかちな(恋の仕方から絶対せっかちだ!)少女。今夜のパーティー(許嫁のパリスと踊り、そしてロミオと会うことにもなる)のために新しいドレスを纏ってみたり。

じっさいその「ドレスのテーマ」でがらっと音楽が変わるんですよね。やっぱり女の子って着るもので随分心持ちも印象も変わる、というか・・・
そしてちょっと夢見がちでロマンチックな面も垣間見れて。
この「女の子感」が音楽で聴いてる分にはとても愛らしいし、楽しいです。

(ドレスでちょっと余談なのですが、歴代映画や舞台、バレエなどでの「ロミオとジュリエット」ってキャピュレット家が赤の衣装でモンタギュー家が青の衣装ということが多いように思えます。関連なしというのは見ますが逆、というのはまずない気が。)

この曲、聞いて本当に活発で明るくて素早くて可愛らしくて・・・ですが、弾くとなると弦楽器キラーです!
ユースオケでこのバレエを弾いた年はオーディションの課題パッセージでこれがほとんどの人に出たんですが、恐ろしく速く細かく、さらにリハーサルで何十人で合わせるのも一苦労以上!
しかもそれを感じさせずに天真爛漫にうつらなくちゃいけないのがさらに難しい・・・

そんな縁の下の力持ちにもちょっとだけ心を向けながら、この曲の豊かな人物描写も味わっていただきたいです。
(ちなみにロミオとジュリエットからいくつか曲が作曲家によりピアノのために編曲されていて、この曲もその1つなのですが、ちゃぶ台ひっくり返したくなるくらい難しいです(笑))

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