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なによりもまず・・・
今日でこのブログ「une Noctuelle Obscure et Fouillis d'Arcs-en-Ciel」が1周年を迎えました!
めでたいです♪いつも訪れてくれている皆様、ありがとうございます。そして検索で見つけてくれている皆様、なんらかの助けになれていれば幸いです。
ますますのご愛顧をお願いいたします。やたらと長い名前のブログでエントリーも長いですがブログ自体も長く続くことを願っています。
数日前Twitterでwirevisionのこんな記事が流れてきました。
「融合」と創造性:複数の世界を生かす人々
まずこの記事の最初の写真に衝撃を受けて、それが「何か」に衝撃をうけて、そして記事の内容に物凄く感銘を受けました!
私が目指していることを物凄く後押ししてくれている、そして自分の目指すところを示してくれたように感じて。
二つの全く違ったエリアを融合する。
例えば音楽だったら同じ芸術エリアではなく科学など、ということですね。
メルボルン大学を始めオーストラリアの大学でではCombined Degrees/Double Degreesといって二つのコース・学科を同時に薦めることが可能で・・・
私は入学当初はBachelor of Music/Artsで、Artsでは心理学をとっていました。ちなみに心理学はArts, Science, Economicsなどのコースでとることができます。(ただし2年生でかなり忙しくなったためMusic一本にしました。)
Music/Arts人口は結構多くて、外国語などをとる人がほとんどです。Music/Creative Artsの組み合わせもいましたし。
文系だけでなく、Music/Engineering(工学)もCombined degreeとして可能ですし、友達の一人はMusicとScienceどっちもやりたい!と自分からコース構成を提案してオーダーメイドコースを両立させてしまったケースもあります。
もちろん大学で勉強していなくても音楽家でめちゃくちゃ科学に強い人もいますし。
あと音楽オタクになると題材になった作品とか時代背景とかにまでどっぷりはまって文学、美術、歴史に強くなったり、あと音響系の物理の知識は必須に近かったりします。
音楽は結構色んな学問の分野に触手を伸ばしている、色んな分野へ扉が繋がってる、と思います。
これまでも書いてきましたが私が融合させたいのは音楽と心理学・メンタルヘルス・精神医学方面。
もちろん一方通行でなく、音楽を心理学関係に生かしたり、心理学関係を音楽に生かしたり、どっちもできるようになりたいです。
人間関係もそうですが、二つ違うものが存在することで、それぞれのものを今まで以上に高めることができることの幸せは本当に凄いことですからね。
(そういえばこの記事には「2つのバックグラウンドを生かす」話も出ていますね。オーストラリアに住む日本生まれの人、ということで私もそれに当てはまりますね・・・まさに今の仕事は二つを融合しているといえる部分もあります)
こないだ行ったレクチャーのエントリーで、メルボルン大学でCentre of Music, Mind and Wellbeingという音楽科と心理学の提携研究機関が設立された、と書きましたが、ゲストスピーカーの方もグラーツ大学で「Multdisciplinary Music」という学科で研究をしている方で。
つまりは音楽という分野を超えて他の学問にまたがった音楽関係の研究をする学科だそうです。
大学に在学中はあんまり意識してませんでしたし、今メンタルヘルスの道を目指すにも「心理学」のコースをやりたいと思ってるんですけど、自分のニーズや興味に合った勉強の場が世界中には色々あると改めて気づくととりあえずお金を自分でなんとかしなちゃいけないのはもちろんですが、視野を広くとっていきたいな、と思います。
で、やっぱりそういう「場」があることに気づくと、そして思い出すと心がはやります。
早く自分の夢に近づきたい、音楽サイドも心理学サイドももっと勉強したい!と思うのですが・・・
今はゆっくり、できることをやっていきたいと思います。
(週末は仕事ですが明日はピアノをやろう!)
今日の一曲: ジョージ・クラム 「Lux Aeterna」
Tower Records Onlineの録音(試聴有り)
クラムの音楽はばんばん出すとストックが心配になるのですが今日はやっぱりこれのインパクトがダントツでした!
今日は仕事の朝の部3時間クラムばっかり聴いてて(笑)まだスコア見ながら聴いてないので細かいところはあれですが、なんとか今の自分のこの曲への気持ちを。
Lux Aeterna for Five Masked Musicians。
ソプラノ歌手、バスフルート(とソプラノリコーダー持ち替え!)、シタール(インドの弦楽器)、そして2人の打楽器奏者によるアンサンブル曲。
タイトルにあるように5人の奏者は仮面をつけて演奏。これは視覚的な「人間的なエレメント」をなるべく最小限にとどめるため(音楽を純粋な形で・・・ということでしょう)。
前書きを見ると他にも指示が書いてあります。
例えば照明の使用だったり、小道具(ろうそく)の使用だったり、あとダンサーによる踊りを取り入れても良い、とも書いてあります。これはどっかで映像がないか興味湧きますし、実際に「生で演奏やりたい!」と思います(弾ける楽器ないですが・・・)
実際の曲なんですが、本当に不思議な曲で。
ものすごくオリエンタルな雰囲気で、でも同時に西洋的でもあり。
そして楽器が入ってくる度に優しめに度肝を抜かれるんですよ。
シタールがこのアンサンブルで弾いてる!ということの不思議さ、バスフルートの音の人肌の暖かさと豊かさ、そしてソプラノリコーダーがこんなにもまろやかなのか!という驚き。
クラムについての本で、クラム自身によるこの曲にまつわる話があって。
彼は「音楽の未来」について語っているインタビューがあるのですが、彼は今の時代いろんな国のさまざまな音楽にアクセスできるようになって、音楽がお互いに影響し合っていつか全ての音楽は同じところに向かっているのではないか、というようなことを話しています。
それがどうやらこのLux Aeternaの潜在的なコンセプトであるらしく。
この言葉を踏まえるとこのLux Aeternaの曲調ってものすごくしっくり来ますね。
これまでも西の音楽と東の音楽を融合する(または一部借りて帰化させる)試みはたくさんありましたが、Lux Aeternaはとっても融合のスタイルがユニークだと思います。
そしてクラムの音楽としてもちょっとユニークなスタイル・・・のような。
なんか音楽の流れがより自然で、ダークな面もありながら優しい光もあり・・・全てが「自然」なんです。
もっともっとこの曲を身に近く、愛して自分の解釈を構築して、そして心に大事にしまっておけるようにしたいです。
勉強・精進あるのみ♪
今日でこのブログ「une Noctuelle Obscure et Fouillis d'Arcs-en-Ciel」が1周年を迎えました!
めでたいです♪いつも訪れてくれている皆様、ありがとうございます。そして検索で見つけてくれている皆様、なんらかの助けになれていれば幸いです。
ますますのご愛顧をお願いいたします。やたらと長い名前のブログでエントリーも長いですがブログ自体も長く続くことを願っています。
数日前Twitterでwirevisionのこんな記事が流れてきました。
「融合」と創造性:複数の世界を生かす人々
まずこの記事の最初の写真に衝撃を受けて、それが「何か」に衝撃をうけて、そして記事の内容に物凄く感銘を受けました!
私が目指していることを物凄く後押ししてくれている、そして自分の目指すところを示してくれたように感じて。
二つの全く違ったエリアを融合する。
例えば音楽だったら同じ芸術エリアではなく科学など、ということですね。
メルボルン大学を始めオーストラリアの大学でではCombined Degrees/Double Degreesといって二つのコース・学科を同時に薦めることが可能で・・・
私は入学当初はBachelor of Music/Artsで、Artsでは心理学をとっていました。ちなみに心理学はArts, Science, Economicsなどのコースでとることができます。(ただし2年生でかなり忙しくなったためMusic一本にしました。)
Music/Arts人口は結構多くて、外国語などをとる人がほとんどです。Music/Creative Artsの組み合わせもいましたし。
文系だけでなく、Music/Engineering(工学)もCombined degreeとして可能ですし、友達の一人はMusicとScienceどっちもやりたい!と自分からコース構成を提案してオーダーメイドコースを両立させてしまったケースもあります。
もちろん大学で勉強していなくても音楽家でめちゃくちゃ科学に強い人もいますし。
あと音楽オタクになると題材になった作品とか時代背景とかにまでどっぷりはまって文学、美術、歴史に強くなったり、あと音響系の物理の知識は必須に近かったりします。
音楽は結構色んな学問の分野に触手を伸ばしている、色んな分野へ扉が繋がってる、と思います。
これまでも書いてきましたが私が融合させたいのは音楽と心理学・メンタルヘルス・精神医学方面。
もちろん一方通行でなく、音楽を心理学関係に生かしたり、心理学関係を音楽に生かしたり、どっちもできるようになりたいです。
人間関係もそうですが、二つ違うものが存在することで、それぞれのものを今まで以上に高めることができることの幸せは本当に凄いことですからね。
(そういえばこの記事には「2つのバックグラウンドを生かす」話も出ていますね。オーストラリアに住む日本生まれの人、ということで私もそれに当てはまりますね・・・まさに今の仕事は二つを融合しているといえる部分もあります)
こないだ行ったレクチャーのエントリーで、メルボルン大学でCentre of Music, Mind and Wellbeingという音楽科と心理学の提携研究機関が設立された、と書きましたが、ゲストスピーカーの方もグラーツ大学で「Multdisciplinary Music」という学科で研究をしている方で。
つまりは音楽という分野を超えて他の学問にまたがった音楽関係の研究をする学科だそうです。
大学に在学中はあんまり意識してませんでしたし、今メンタルヘルスの道を目指すにも「心理学」のコースをやりたいと思ってるんですけど、自分のニーズや興味に合った勉強の場が世界中には色々あると改めて気づくととりあえずお金を自分でなんとかしなちゃいけないのはもちろんですが、視野を広くとっていきたいな、と思います。
で、やっぱりそういう「場」があることに気づくと、そして思い出すと心がはやります。
早く自分の夢に近づきたい、音楽サイドも心理学サイドももっと勉強したい!と思うのですが・・・
今はゆっくり、できることをやっていきたいと思います。
(週末は仕事ですが明日はピアノをやろう!)
今日の一曲: ジョージ・クラム 「Lux Aeterna」
Tower Records Onlineの録音(試聴有り)
クラムの音楽はばんばん出すとストックが心配になるのですが今日はやっぱりこれのインパクトがダントツでした!
今日は仕事の朝の部3時間クラムばっかり聴いてて(笑)まだスコア見ながら聴いてないので細かいところはあれですが、なんとか今の自分のこの曲への気持ちを。
Lux Aeterna for Five Masked Musicians。
ソプラノ歌手、バスフルート(とソプラノリコーダー持ち替え!)、シタール(インドの弦楽器)、そして2人の打楽器奏者によるアンサンブル曲。
タイトルにあるように5人の奏者は仮面をつけて演奏。これは視覚的な「人間的なエレメント」をなるべく最小限にとどめるため(音楽を純粋な形で・・・ということでしょう)。
前書きを見ると他にも指示が書いてあります。
例えば照明の使用だったり、小道具(ろうそく)の使用だったり、あとダンサーによる踊りを取り入れても良い、とも書いてあります。これはどっかで映像がないか興味湧きますし、実際に「生で演奏やりたい!」と思います(弾ける楽器ないですが・・・)
実際の曲なんですが、本当に不思議な曲で。
ものすごくオリエンタルな雰囲気で、でも同時に西洋的でもあり。
そして楽器が入ってくる度に優しめに度肝を抜かれるんですよ。
シタールがこのアンサンブルで弾いてる!ということの不思議さ、バスフルートの音の人肌の暖かさと豊かさ、そしてソプラノリコーダーがこんなにもまろやかなのか!という驚き。
クラムについての本で、クラム自身によるこの曲にまつわる話があって。
彼は「音楽の未来」について語っているインタビューがあるのですが、彼は今の時代いろんな国のさまざまな音楽にアクセスできるようになって、音楽がお互いに影響し合っていつか全ての音楽は同じところに向かっているのではないか、というようなことを話しています。
それがどうやらこのLux Aeternaの潜在的なコンセプトであるらしく。
この言葉を踏まえるとこのLux Aeternaの曲調ってものすごくしっくり来ますね。
これまでも西の音楽と東の音楽を融合する(または一部借りて帰化させる)試みはたくさんありましたが、Lux Aeternaはとっても融合のスタイルがユニークだと思います。
そしてクラムの音楽としてもちょっとユニークなスタイル・・・のような。
なんか音楽の流れがより自然で、ダークな面もありながら優しい光もあり・・・全てが「自然」なんです。
もっともっとこの曲を身に近く、愛して自分の解釈を構築して、そして心に大事にしまっておけるようにしたいです。
勉強・精進あるのみ♪
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