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昨日はほとんど休日、今日は全面休日でした。
ピアノやったり家の片付けしたり・・・
そしてヤドカリさん2匹目お亡くなりになりました。
また脱皮中の出来事です。
悲しみももちろんありますが本当に今後に向けてなんとかしないと、と思う気持ちが強く。
これで今水槽のヤドカリさんは残り1匹。新しい仲間も飼いたいけど・・・
環境を脱皮成功のために整えてあげないと本当に心配で。
ここ数日結構文書きが進んでます。
ピアノも仕事も大切ですが、やっぱり創作の文書きも独特の意味で自分にとって大切だなあ、と実感しています。
もう何年もアイディアを溜めたり書いたりしてるので根気よく形にしたりまとめたりするのが大変ですができるだけ続けられたらと思っています。
そしてクラムの音楽の勉強に読み始めた「Neo-mythologism in Music - from Scriabin and Schoenberg to Schnittke and Crumb」(Victoria Adamenko著)という、音楽における「新神話主義」についての本が興味深い!
まだ第1章なのですがクラムの音楽だけでなく、他の作曲家の音楽、音楽の存在、そして私の創作に関してもものすごく納得いく説明だったり疑問に思ってたことの答えをくれたりして。
共感と納得でなんだか叫びながら走っていってしまいたい気持ちになっています(しつこいですがまだ第1章です!)
なんか物凄く安心するんですよね~自分の好きな物、やりたいこと、意志を支えてくれるようで。いま読んでるだけでも自分にとって偉大な本No.1ではないかと思います。
ピアノは新しい曲を始めました。
ラヴェルの「クープランの墓」から久しぶりにまっさらに新しい曲、「Rigaudon」。これで6曲中やっと4曲目です。後残ってるのは難易度の高い「Fugue」「Toccata」ですがなんだか今年チャレンジできるような気がします。
そしてもう一つはメシアンの「幼子イエスに注ぐ20のまなざし」から「天使のまなざし」。こちらは20曲中15曲目!(30歳までに20楽章全部弾いた、と言えるのが目標です)。四元素で言えば他の何物でもない「火」の楽章です。
そしてメルボルンの夏は未だにうやむやのまま。昨日は屋内湿度が80%にまでなってとっても過ごしにくい!
30度超えの日もほとんど無く・・・なんだか損をした気になる2月中旬。
すでに日は短くなりつつありますし・・・
なんだかとっても淋しいです、夏として。
(写真はサウスバンクで1月に撮ったものです。)
今日の一曲: オリヴィエ・メシアン 「幼子イエスに注ぐ20のまなざし」より第14番「天使のまなざし」
まず最初に。
クリスマスカードやルネッサンスの絵画の天使のイメージを忘れてください(笑)
「天使」というのはユダヤ・キリスト・イスラム教(あとタイの仏教でも?踊りで居ましたが)で神から人へ、人から神へのメッセージを伝達する使いのこと。
キリスト教においては神が土から自分に似せて人を作る前に神が自分に似せて火から作り出したとされる存在で・・・
なので性質は人間と似ていますが、天使は「知恵の実」を食べていないがために基本的には神の指示に従って行動します。
天使は翼を持っていると描かれていることが多いですが、あくまでも彼らの思考と動きの速さを表す象徴のようなものだとか。
メシアンの天使のイメージはその「炎から出でた」「思考と動きの速さ」「翼」「神の指示に従う存在」というエレメントが含まれています。そして四重奏曲でもそうでしたがメシアンの天使はものすごく力強い!
翼に関してはこの天使を表すパッセージにお得意の鳥の声が混じることからわかりますね。(メシアンにとって鳥は神の使いなので天使と重なっている、というのもあります)
この曲集で幼子イエスの誕生を祝福するまなざしが圧倒的に多い中、この「天使のまなざし」はわりと複雑ななにかを抱えています。
天使は神に先に作られ、それも炎から作られ。しかも人間よりも神に従順で。
なのに神が自分の分身である「子」を作るのに天使としてでなく人間として作ることを選んだ・・・
これは天使側としてはかなりのスキャンダルなわけです。
だからこの曲は終始わたわたしていて、炎のようにせわしく燃えて、騒がしく。
喜びでなく戸惑いや焦り、はたまた怒りにちかい感情まではらんでいます。
神はどういう思惑なのか、これから自分たちの立場はどうなるのか・・・いぶかしく思いながらも興味津々で幼子イエスを見守る、そんなまなざしです。
(ムラーロ演奏のDVDがあったのでリンクはそれにしてみました~)
ピアノやったり家の片付けしたり・・・
また脱皮中の出来事です。
悲しみももちろんありますが本当に今後に向けてなんとかしないと、と思う気持ちが強く。
これで今水槽のヤドカリさんは残り1匹。新しい仲間も飼いたいけど・・・
環境を脱皮成功のために整えてあげないと本当に心配で。
ここ数日結構文書きが進んでます。
ピアノも仕事も大切ですが、やっぱり創作の文書きも独特の意味で自分にとって大切だなあ、と実感しています。
もう何年もアイディアを溜めたり書いたりしてるので根気よく形にしたりまとめたりするのが大変ですができるだけ続けられたらと思っています。
そしてクラムの音楽の勉強に読み始めた「Neo-mythologism in Music - from Scriabin and Schoenberg to Schnittke and Crumb」(Victoria Adamenko著)という、音楽における「新神話主義」についての本が興味深い!
まだ第1章なのですがクラムの音楽だけでなく、他の作曲家の音楽、音楽の存在、そして私の創作に関してもものすごく納得いく説明だったり疑問に思ってたことの答えをくれたりして。
共感と納得でなんだか叫びながら走っていってしまいたい気持ちになっています(しつこいですがまだ第1章です!)
なんか物凄く安心するんですよね~自分の好きな物、やりたいこと、意志を支えてくれるようで。いま読んでるだけでも自分にとって偉大な本No.1ではないかと思います。
ピアノは新しい曲を始めました。
ラヴェルの「クープランの墓」から久しぶりにまっさらに新しい曲、「Rigaudon」。これで6曲中やっと4曲目です。後残ってるのは難易度の高い「Fugue」「Toccata」ですがなんだか今年チャレンジできるような気がします。
そしてもう一つはメシアンの「幼子イエスに注ぐ20のまなざし」から「天使のまなざし」。こちらは20曲中15曲目!(30歳までに20楽章全部弾いた、と言えるのが目標です)。四元素で言えば他の何物でもない「火」の楽章です。
30度超えの日もほとんど無く・・・なんだか損をした気になる2月中旬。
すでに日は短くなりつつありますし・・・
なんだかとっても淋しいです、夏として。
(写真はサウスバンクで1月に撮ったものです。)
今日の一曲: オリヴィエ・メシアン 「幼子イエスに注ぐ20のまなざし」より第14番「天使のまなざし」
まず最初に。
クリスマスカードやルネッサンスの絵画の天使のイメージを忘れてください(笑)
「天使」というのはユダヤ・キリスト・イスラム教(あとタイの仏教でも?踊りで居ましたが)で神から人へ、人から神へのメッセージを伝達する使いのこと。
キリスト教においては神が土から自分に似せて人を作る前に神が自分に似せて火から作り出したとされる存在で・・・
なので性質は人間と似ていますが、天使は「知恵の実」を食べていないがために基本的には神の指示に従って行動します。
天使は翼を持っていると描かれていることが多いですが、あくまでも彼らの思考と動きの速さを表す象徴のようなものだとか。
メシアンの天使のイメージはその「炎から出でた」「思考と動きの速さ」「翼」「神の指示に従う存在」というエレメントが含まれています。そして四重奏曲でもそうでしたがメシアンの天使はものすごく力強い!
翼に関してはこの天使を表すパッセージにお得意の鳥の声が混じることからわかりますね。(メシアンにとって鳥は神の使いなので天使と重なっている、というのもあります)
この曲集で幼子イエスの誕生を祝福するまなざしが圧倒的に多い中、この「天使のまなざし」はわりと複雑ななにかを抱えています。
天使は神に先に作られ、それも炎から作られ。しかも人間よりも神に従順で。
なのに神が自分の分身である「子」を作るのに天使としてでなく人間として作ることを選んだ・・・
これは天使側としてはかなりのスキャンダルなわけです。
だからこの曲は終始わたわたしていて、炎のようにせわしく燃えて、騒がしく。
喜びでなく戸惑いや焦り、はたまた怒りにちかい感情まではらんでいます。
神はどういう思惑なのか、これから自分たちの立場はどうなるのか・・・いぶかしく思いながらも興味津々で幼子イエスを見守る、そんなまなざしです。
(ムラーロ演奏のDVDがあったのでリンクはそれにしてみました~)
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