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最近少し早く起きて仕事を6時間+ピアノを2時間という生活を毎日(週末は変則)続けるよう試みています。
朝が長く感じますね(でもそれでもまだそんなに早くは起きてないから文句は言えません)。そしてピアノの後おやつ休憩でうとうとしてしまったり(汗)
どちらもきっと慣れだと思いますが続けられて、もちょっとどちらも拡大できるといいなと思ってます。
寝不足とは違うような気がしますが(認識不足?)ちょっと最近睡眠時間は短めです。
要するに夜が遅いのですが睡眠に関してものすごくしんどいようなことはないのでなんとなく見ない振りしているのが現実。
ちなみにオーストラリア人は日本人よりも早寝早起きですね。休日は起きるのはゆっくりみたいですが(特に若い人)。具体的な時間はどうとか分からないのですが、家にいるなら12時にはみんな寝てるんじゃないかな・・・
睡眠はメンタルヘルスにおいていろんなところでキーとなります。
不眠も過眠も、そして睡眠の質や夢見、途中で起きてしまったり、さらに寝付き・寝起きも症状や徴候として関わりがあります。
うつの分かりやすい、そしてよく現れる症状としてよく不眠があげられます。これは実際そうで、特に寝付きが悪いタイプの不眠が特徴的とされています。
ただ人によって、そしてうつのタイプによってはそうでなく過眠傾向が強い人もいます。私は冬季鬱の影響もあり過眠傾向が強かった時期がありました。
あと寝起きについてですが、うつの症状として気分の日内変動(朝は調子がわるく夕方になって持ち直す)があるので寝起きが悪く朝が弱い患者さんもいっぱいいます。
創作関係で調べたのですがPTSDでは夢見の悪さが症状となっているそうで。
悪夢を見たり、起きてもまだ夢の中にいるような感覚だったり・・・で、この際の悪夢には性質が幻覚に近い物もあるそうです。
他にも睡眠が浅い、などの症状もまた複数の疾患で現れたり。昔ちょっとあったなあ・・・朝起きたら体がしんどいのなんのって(他の要因ももちろんありますが)。
ちなみに今の私の睡眠は100点満点ではないけれどうちのドクターによると多少寝るのが遅くてもあるていどの時間を確保して(理想としては6~8時間だそうです。8時間は私にとっては経験上多すぎる感がありますね)、昼ちゃんと起きてて、そして何よりも遅くまで起きている理由が「眠れずにいる」ということでなければ心配することはない、と言ってました。
メンタルヘルス以外でも睡眠の大切さは一応自覚しているつもりです。
ピアノで、特に現代音楽を新しく初めて音をさらってるときはあんまり何時間もいっぺんに頑張るよりも一晩寝て脳が情報を整頓する機会を作ることがものすごく大事だといつも実感しています。
今日も「天使のまなざし」が大分睡眠中にこなれていたようで、弾けるようになってて「よっしゃ!」となってました(笑)
睡眠に関する症状はうつや他の疾患でも特に患者さんにとって不快な症状とされていて。
なので「ちゃんと満足に眠りたい」という切羽詰まった思いから睡眠薬(といっても導入を助けたり夢を見ないようにしたりと種類は複数あります)を処方してもらう人、処方するお医者さんがたくさんいます。
でもその前に(そしてそれと同時に)やること・できることも結構あります。
例えば睡眠前にカフェインや激しい運動を避ける、というのはもはや常識になっているみたいですし(ただ私はコーヒーだろうが紅茶だろうが、とくにミルクティーを飲むと恐ろしく眠くなります)。
寝る前はテレビやパソコンに向かわない、というのも広く言われていますね。(私の場合テレビは消して、PCも音は消すようにしています)
寝る時間、起きる時間は人それぞれだけどなるべく毎日決まったサイクルを作るというのもまたよく言われることです。
あと病院直伝のポイントなのですが、「寝ることと夜の営み以外にベッドを使わない」というのも大事だそうです。いわゆる条件付けですね。(こないだきたメンタルヘルス系のニュースレターにもありました)
眠れないときはベッドに寝転がったまま無理に寝ようとやきもきしない、ということもよく聞きます。
「一晩眠れないくらいで死にやしない」と気楽に構えるのも似たような戦略でしょうか。
(とくに不安障害においての不眠で大切かも知れませんね)
私は病院のリラクゼーションセッションには1回も?行ったことがないのですが体の各部分に意識を集中して緊張を解いて、あったかくしていくリラクゼーション方法が用いられていたようです。(ちなみに学校の授業でもやったことがあって、途中で見事に寝ました。私だけじゃなかったですが。だから病院では行かなかったんです)
睡眠薬だけでなく、他の薬でも「眠くなる」副作用があるものはたくさんあります。
よく言われたのですがそういう薬(私にとってはとある非定型抗精神病薬でしたね。よく鬱の治療にも使われるのですが、病院では眠くなる薬として有名でした)を飲んでいるときはアルコール摂取により眠気が強くなるおそれがあるそうです。
大体そういう薬は病院でも一日で一番最後の11時のセッションで与えられてました。もうこれから寝るだけ!というときに。
でももちろん薬を飲む時間も主治医・薬剤師の指示に従って、が原則です。
(たまに多少眠くなっても効果がその副作用を上回るときはその薬で治療を続けなきゃいけない場合があります。でも眠いのがどうしてもいやだったらお医者さんに相談して別の薬をトライするかどうか決めたほうがいいです。眠くてもそんなに支障がない、大丈夫と感じたらそのままでも良いですし。治療は自分の状態とライフスタイルになるべく合わせていくのがいいです。)
そういえば最近夢を覚えてないなあ。悪夢もみた覚えがないのはいいことですが。
無意識である夢は意識的な世界の糸口だったり芸術的なインスピレーションの可能性を秘めてたりするかもなので悪夢じゃなければ覚えてたほうが面白いかな・・・と思います。
この機に皆様に: Sleep well tonight, and sweet dreams...
今日の一曲: ヨハネス・ブラームス チェロソナタ第1番 第3楽章
睡眠とは全く関係ない曲チョイス。
そして今は夏のはずなのにブラームス。うーん。
いろいろきっかけはありますが。
こないだとある友達に「チェロという楽器は男性だと思う?女性だと思う?」と聞かれて。
イタリア語でVioloncello = Cello という言葉は男性形ですし、チェリストには男性が多いですが、それを差し引いてもチェロは男性かなーと。
チェロは包み込んで弾くものですし、あと音がなんといっても男性らしい。とくにチェリスト好みの古いイギリスorドイツorハンガリーのチェロなんかはそう。
あと宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」の「インドの虎狩り」イメージが例えば有名なサン=サーンスの「白鳥」とかよりも先に来ますし。
むしろフランス音楽がチェロはマイノリティなので男性的なレパートリーの方が本来多いんですよね(特に日本では知られてないようですが)
チェロについてはそのうち楽器と性格の方で話すことにしまして。
そんなチェロの「男性的」な面を本格的に味わえるのがこの楽章。
強く清く勇ましく。ピアノのためのラプソディーのような中世だったり北欧だったりの英雄のように。
当時ワーグナーがベートーヴェンの後継者と名乗ってたという話があるのですが、やっぱりドイツ音楽の伝統の正当な継承者だなーと私は思います。
この曲を聴いてると曲の組み立て方にはちらほらバッハが見られますし、情熱に関してはベートーヴェンに繋がるところもあるし。
なんと言ってもとにかくかっこいいんですよね、この曲。
第1楽章がかなり強いながらも後ろ向きで、第2楽章もちょっとためらいがちで女性的で・・・
その後にこの思い切りの良さは本当に心強い!
チェロはやっぱり力仕事、がしがし弾くもんですよね♪
あーなんかちょっと弾きたくなってきたなあ(注:メルボルン時間午後10時半過ぎてるのでだめですが)。
今度弾く時は楽器の力強さを感じたいです。
朝が長く感じますね(でもそれでもまだそんなに早くは起きてないから文句は言えません)。そしてピアノの後おやつ休憩でうとうとしてしまったり(汗)
どちらもきっと慣れだと思いますが続けられて、もちょっとどちらも拡大できるといいなと思ってます。
寝不足とは違うような気がしますが(認識不足?)ちょっと最近睡眠時間は短めです。
要するに夜が遅いのですが睡眠に関してものすごくしんどいようなことはないのでなんとなく見ない振りしているのが現実。
ちなみにオーストラリア人は日本人よりも早寝早起きですね。休日は起きるのはゆっくりみたいですが(特に若い人)。具体的な時間はどうとか分からないのですが、家にいるなら12時にはみんな寝てるんじゃないかな・・・
睡眠はメンタルヘルスにおいていろんなところでキーとなります。
不眠も過眠も、そして睡眠の質や夢見、途中で起きてしまったり、さらに寝付き・寝起きも症状や徴候として関わりがあります。
うつの分かりやすい、そしてよく現れる症状としてよく不眠があげられます。これは実際そうで、特に寝付きが悪いタイプの不眠が特徴的とされています。
ただ人によって、そしてうつのタイプによってはそうでなく過眠傾向が強い人もいます。私は冬季鬱の影響もあり過眠傾向が強かった時期がありました。
あと寝起きについてですが、うつの症状として気分の日内変動(朝は調子がわるく夕方になって持ち直す)があるので寝起きが悪く朝が弱い患者さんもいっぱいいます。
創作関係で調べたのですがPTSDでは夢見の悪さが症状となっているそうで。
悪夢を見たり、起きてもまだ夢の中にいるような感覚だったり・・・で、この際の悪夢には性質が幻覚に近い物もあるそうです。
他にも睡眠が浅い、などの症状もまた複数の疾患で現れたり。昔ちょっとあったなあ・・・朝起きたら体がしんどいのなんのって(他の要因ももちろんありますが)。
ちなみに今の私の睡眠は100点満点ではないけれどうちのドクターによると多少寝るのが遅くてもあるていどの時間を確保して(理想としては6~8時間だそうです。8時間は私にとっては経験上多すぎる感がありますね)、昼ちゃんと起きてて、そして何よりも遅くまで起きている理由が「眠れずにいる」ということでなければ心配することはない、と言ってました。
メンタルヘルス以外でも睡眠の大切さは一応自覚しているつもりです。
ピアノで、特に現代音楽を新しく初めて音をさらってるときはあんまり何時間もいっぺんに頑張るよりも一晩寝て脳が情報を整頓する機会を作ることがものすごく大事だといつも実感しています。
今日も「天使のまなざし」が大分睡眠中にこなれていたようで、弾けるようになってて「よっしゃ!」となってました(笑)
睡眠に関する症状はうつや他の疾患でも特に患者さんにとって不快な症状とされていて。
なので「ちゃんと満足に眠りたい」という切羽詰まった思いから睡眠薬(といっても導入を助けたり夢を見ないようにしたりと種類は複数あります)を処方してもらう人、処方するお医者さんがたくさんいます。
でもその前に(そしてそれと同時に)やること・できることも結構あります。
例えば睡眠前にカフェインや激しい運動を避ける、というのはもはや常識になっているみたいですし(ただ私はコーヒーだろうが紅茶だろうが、とくにミルクティーを飲むと恐ろしく眠くなります)。
寝る前はテレビやパソコンに向かわない、というのも広く言われていますね。(私の場合テレビは消して、PCも音は消すようにしています)
寝る時間、起きる時間は人それぞれだけどなるべく毎日決まったサイクルを作るというのもまたよく言われることです。
あと病院直伝のポイントなのですが、「寝ることと夜の営み以外にベッドを使わない」というのも大事だそうです。いわゆる条件付けですね。(こないだきたメンタルヘルス系のニュースレターにもありました)
眠れないときはベッドに寝転がったまま無理に寝ようとやきもきしない、ということもよく聞きます。
「一晩眠れないくらいで死にやしない」と気楽に構えるのも似たような戦略でしょうか。
(とくに不安障害においての不眠で大切かも知れませんね)
私は病院のリラクゼーションセッションには1回も?行ったことがないのですが体の各部分に意識を集中して緊張を解いて、あったかくしていくリラクゼーション方法が用いられていたようです。(ちなみに学校の授業でもやったことがあって、途中で見事に寝ました。私だけじゃなかったですが。だから病院では行かなかったんです)
睡眠薬だけでなく、他の薬でも「眠くなる」副作用があるものはたくさんあります。
よく言われたのですがそういう薬(私にとってはとある非定型抗精神病薬でしたね。よく鬱の治療にも使われるのですが、病院では眠くなる薬として有名でした)を飲んでいるときはアルコール摂取により眠気が強くなるおそれがあるそうです。
大体そういう薬は病院でも一日で一番最後の11時のセッションで与えられてました。もうこれから寝るだけ!というときに。
でももちろん薬を飲む時間も主治医・薬剤師の指示に従って、が原則です。
(たまに多少眠くなっても効果がその副作用を上回るときはその薬で治療を続けなきゃいけない場合があります。でも眠いのがどうしてもいやだったらお医者さんに相談して別の薬をトライするかどうか決めたほうがいいです。眠くてもそんなに支障がない、大丈夫と感じたらそのままでも良いですし。治療は自分の状態とライフスタイルになるべく合わせていくのがいいです。)
そういえば最近夢を覚えてないなあ。悪夢もみた覚えがないのはいいことですが。
無意識である夢は意識的な世界の糸口だったり芸術的なインスピレーションの可能性を秘めてたりするかもなので悪夢じゃなければ覚えてたほうが面白いかな・・・と思います。
この機に皆様に: Sleep well tonight, and sweet dreams...
今日の一曲: ヨハネス・ブラームス チェロソナタ第1番 第3楽章
睡眠とは全く関係ない曲チョイス。
そして今は夏のはずなのにブラームス。うーん。
いろいろきっかけはありますが。
こないだとある友達に「チェロという楽器は男性だと思う?女性だと思う?」と聞かれて。
イタリア語でVioloncello = Cello という言葉は男性形ですし、チェリストには男性が多いですが、それを差し引いてもチェロは男性かなーと。
チェロは包み込んで弾くものですし、あと音がなんといっても男性らしい。とくにチェリスト好みの古いイギリスorドイツorハンガリーのチェロなんかはそう。
あと宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」の「インドの虎狩り」イメージが例えば有名なサン=サーンスの「白鳥」とかよりも先に来ますし。
むしろフランス音楽がチェロはマイノリティなので男性的なレパートリーの方が本来多いんですよね(特に日本では知られてないようですが)
チェロについてはそのうち楽器と性格の方で話すことにしまして。
そんなチェロの「男性的」な面を本格的に味わえるのがこの楽章。
強く清く勇ましく。ピアノのためのラプソディーのような中世だったり北欧だったりの英雄のように。
当時ワーグナーがベートーヴェンの後継者と名乗ってたという話があるのですが、やっぱりドイツ音楽の伝統の正当な継承者だなーと私は思います。
この曲を聴いてると曲の組み立て方にはちらほらバッハが見られますし、情熱に関してはベートーヴェンに繋がるところもあるし。
なんと言ってもとにかくかっこいいんですよね、この曲。
第1楽章がかなり強いながらも後ろ向きで、第2楽章もちょっとためらいがちで女性的で・・・
その後にこの思い切りの良さは本当に心強い!
チェロはやっぱり力仕事、がしがし弾くもんですよね♪
あーなんかちょっと弾きたくなってきたなあ(注:メルボルン時間午後10時半過ぎてるのでだめですが)。
今度弾く時は楽器の力強さを感じたいです。
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