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前回のブログちょっと訂正。
今日の一曲の途中でブラームスの話をしていてワーグナーがベートーヴェンの後継者を名乗っていた話をしましたが、私が言いたかったのは「それでも自分はブラームスこそがドイツ音楽の伝統の継承者だと思う」ということでした。なんだか読み返してちょっと逆の意味になってたようだったので・・・
めちゃくちゃ急ぎの案件を(高いレートで)いただいて、作業が終わったとおもったら次の仕事がはいりました!
昨日今日とピアノ弾いてないので週末はピアノと仕事です。明日はお出かけもありますが。
月曜日の午前中は大学の図書館+マッサージ。帰ってきたらピアノかしら。
長期の案件もあるので調整しながらいきたいところです。
仕事をするようになってから腰に負担がかかるようになった・・・のはまあ当たり前ですが。
座って仕事、座ってピアノ、夜は座ってPC弄り。
座る対象は変わりますがお尻が痛いことに変わりはないです。
仕事用の椅子はもともとは学習机の椅子だったのですが仕事を始めてからはさすがにオフィスチェアーを買いました。
(机はまだ学習机ですが・・・要検討)
長時間座ってて背中・腰がしんどいときは枕を背中にしいたりしています。
使ってるのがノートPCなので姿勢には余計影響があるかな・・・
ピアノの椅子はもう長年使ってます。がたがたしないし高さも調整できるんで文句は何一つないです。
ただピアノの椅子の自分にとっての最適な高さ・・・ってよく分からないんですよね。
ある程度の範囲の間でなら違わないような、違うような・・・どこに合わせても100%しっくりくることはないです。
大学時代は私はよく「椅子が高すぎる!」と言われました。
レッスンの時だったり、コンサートクラスの時だったり、弾く人自身が弾きやすい高さに合わせるのですが、私のあとに弾く人は調節するのに大変らしいです・・・(汗)
座高が高い=足が短い、ということももちろんあるのですが・・・
やっぱり低く座り過ぎると手首が低くなってへこむ側に曲がって圧がかかるのが分かりますし、明らかに不自然というか怪我しそうな感じなので・・・
あとは弾く時にともすれば体格上パワー不足になるのでなるべく重力を味方につけたい気持ちもあります。
練習室のピアノ椅子は固くて高さが調節できないタイプだったので自分の楽譜をお尻に敷いて練習していました。
椅子といえばオケで椅子に一番こだわるのはおそらくチェリストではないでしょうか。
マネージャー時代はリハーサルの場所に高さが調節できる椅子があったときは真っ先にハープとチェロに優先的に回してました。(この二つの楽器は弾く時に座ることが必要な楽器なのですよね)
この椅子は前側と後ろ側の高さをハンドルを回すことで調節するもので、高さはもちろんですが座面の傾きを変えることができる、というのが大きいです。メルボルンコンサートホール(現Hamer Hallですが)など大きいコンサート会場だと全部こういう椅子でものすごく助かります。
リハーサルやコンサートの後などでステージを片付けるときに席順とメンバ-、そしてその椅子の調節ぶりを繋げ合わせたり(もちろん急いではいますが)。体格が十人十色なのど同じく椅子の様子もまた人それぞれです。
(ただあんまり違うと重ねるの大変なんですよね~)
椅子と言えばコントラバスの椅子も特殊。ステージの備え付けでなくて自分の物を使うのが常なんです。
(立って弾く人もいますがコンサート長いですし他の弦楽器よりも休みが多かったりもしますしね)
楽器も大きく(大抵ソフトケースですが)弓も別のケースに入れてる場合も多いのに椅子も、とかなりの大荷物。
なのでコンサート前日打楽器・機材をトラックに乗せる際はコントラバスの方々にも楽器とか椅子とか乗せて良いよ、とオファーしてます。たいてい場所は空いてますので。
見たところしっかりしていてクッションもあるモダンなメタル椅子よりも軽い木製の椅子の方がよく使われてます。
たまに思うのですが音楽家ってちょっと特殊な姿勢でいろいろ特殊な筋肉を使う活動するので音楽に特化したマッサージがあるといいなあ、と・・・
マッサージと兼ねてちょっと軽いPhysiotherapy的なアドバイスをしたりなんだり(ここの筋が固まってるのはこの指の動きが原因、とか)。むしろそれは音楽の勉強の一部に組み込んだらいいのかもしれないですが。
例えばチェロの人は覆い被さるような姿勢が特徴的だから他の楽器の人と違うところが凝ると思いますし、バイオリンは本当に学んでいるうちに姿勢の問題がいろいろ表面化するらしいですし。
姿勢についてはまた別に話したいですのでここら辺で。
とにかく月曜日のマッサージが楽しみです!そしてちょっとは休めるといいなあ・・・
今日の一曲: ドミトリ・ショスタコーヴィチ チェロ協奏曲第1番 第4楽章
チェロの男気もういっちょ!
きっと私にとって一番好きで、一番馴染みの深いチェロ協奏曲。
といってもチェロでは弾いていません。難しいので。でも伴奏はみっちりがっつりやりましたよ。
ショスタコーヴィチらしく、そしてチェロらしく。
そんな協奏曲の最終楽章は技巧的にもピークに達します。
相も変わらずホルンとの名タッグを繰り広げながら(強調してもしきれない!)、機動力のあるオケのパートとも絶妙な絡みを繰り広げ。
ショスタコーヴィチはバイオリン協奏曲第1番の最終楽章(これはバーレスク風だったはず)だったりピアノ協奏曲2つの最終楽章だったり、最終楽章でサーカスのようなロンドを繰り広げるパターンが多いですね。
チェロは4本弦があるので最大4つまで同時(orほぼ同時)に弾けます。
バイオリンよりも4本の弦の間(が描く孤)が長いのと、弦が太く張力が大きいので3つ、4つ音を同時に弾く時はものすごいパワーと大きなジェスチャーが必要です。
チェロの弓はバイオリンよりも若干太く短いのですが、その弓を団子握りのように掴んでがしがし弾く姿がこの曲の最後の最後でも見れます。
(でもまあよく最後の最後でこんな難しくて体力のいるもんぶっこんだもんだ、と良く思います(笑))
男気があるチェロの曲ってものすごくパワフルで、硬派で、荒っぽいところもありながら理性・感情がっちりそろってて・・・それがやっぱりチェロの本領だと思います。
息に全てを込めなくちゃ行けない管楽器や一点勝負の打楽器はもちろん、弦楽器でもこんなに全身でパワーをぶつけられる楽器はチェロだけではないか、と思います。(あとピアノもそうですね)
ちなみに楽器と性格でも話したいのですが女性チェリストは大抵男勝りです。そして格好いいです。
このコンチェルトについてはまた別の機会に・・・他の楽章で話したい事たくさんなので!
今日の一曲の途中でブラームスの話をしていてワーグナーがベートーヴェンの後継者を名乗っていた話をしましたが、私が言いたかったのは「それでも自分はブラームスこそがドイツ音楽の伝統の継承者だと思う」ということでした。なんだか読み返してちょっと逆の意味になってたようだったので・・・
めちゃくちゃ急ぎの案件を(高いレートで)いただいて、作業が終わったとおもったら次の仕事がはいりました!
昨日今日とピアノ弾いてないので週末はピアノと仕事です。明日はお出かけもありますが。
月曜日の午前中は大学の図書館+マッサージ。帰ってきたらピアノかしら。
長期の案件もあるので調整しながらいきたいところです。
仕事をするようになってから腰に負担がかかるようになった・・・のはまあ当たり前ですが。
座って仕事、座ってピアノ、夜は座ってPC弄り。
座る対象は変わりますがお尻が痛いことに変わりはないです。
仕事用の椅子はもともとは学習机の椅子だったのですが仕事を始めてからはさすがにオフィスチェアーを買いました。
(机はまだ学習机ですが・・・要検討)
長時間座ってて背中・腰がしんどいときは枕を背中にしいたりしています。
使ってるのがノートPCなので姿勢には余計影響があるかな・・・
ピアノの椅子はもう長年使ってます。がたがたしないし高さも調整できるんで文句は何一つないです。
ただピアノの椅子の自分にとっての最適な高さ・・・ってよく分からないんですよね。
ある程度の範囲の間でなら違わないような、違うような・・・どこに合わせても100%しっくりくることはないです。
大学時代は私はよく「椅子が高すぎる!」と言われました。
レッスンの時だったり、コンサートクラスの時だったり、弾く人自身が弾きやすい高さに合わせるのですが、私のあとに弾く人は調節するのに大変らしいです・・・(汗)
座高が高い=足が短い、ということももちろんあるのですが・・・
やっぱり低く座り過ぎると手首が低くなってへこむ側に曲がって圧がかかるのが分かりますし、明らかに不自然というか怪我しそうな感じなので・・・
あとは弾く時にともすれば体格上パワー不足になるのでなるべく重力を味方につけたい気持ちもあります。
練習室のピアノ椅子は固くて高さが調節できないタイプだったので自分の楽譜をお尻に敷いて練習していました。
椅子といえばオケで椅子に一番こだわるのはおそらくチェリストではないでしょうか。
マネージャー時代はリハーサルの場所に高さが調節できる椅子があったときは真っ先にハープとチェロに優先的に回してました。(この二つの楽器は弾く時に座ることが必要な楽器なのですよね)
この椅子は前側と後ろ側の高さをハンドルを回すことで調節するもので、高さはもちろんですが座面の傾きを変えることができる、というのが大きいです。メルボルンコンサートホール(現Hamer Hallですが)など大きいコンサート会場だと全部こういう椅子でものすごく助かります。
リハーサルやコンサートの後などでステージを片付けるときに席順とメンバ-、そしてその椅子の調節ぶりを繋げ合わせたり(もちろん急いではいますが)。体格が十人十色なのど同じく椅子の様子もまた人それぞれです。
(ただあんまり違うと重ねるの大変なんですよね~)
椅子と言えばコントラバスの椅子も特殊。ステージの備え付けでなくて自分の物を使うのが常なんです。
(立って弾く人もいますがコンサート長いですし他の弦楽器よりも休みが多かったりもしますしね)
楽器も大きく(大抵ソフトケースですが)弓も別のケースに入れてる場合も多いのに椅子も、とかなりの大荷物。
なのでコンサート前日打楽器・機材をトラックに乗せる際はコントラバスの方々にも楽器とか椅子とか乗せて良いよ、とオファーしてます。たいてい場所は空いてますので。
見たところしっかりしていてクッションもあるモダンなメタル椅子よりも軽い木製の椅子の方がよく使われてます。
たまに思うのですが音楽家ってちょっと特殊な姿勢でいろいろ特殊な筋肉を使う活動するので音楽に特化したマッサージがあるといいなあ、と・・・
マッサージと兼ねてちょっと軽いPhysiotherapy的なアドバイスをしたりなんだり(ここの筋が固まってるのはこの指の動きが原因、とか)。むしろそれは音楽の勉強の一部に組み込んだらいいのかもしれないですが。
例えばチェロの人は覆い被さるような姿勢が特徴的だから他の楽器の人と違うところが凝ると思いますし、バイオリンは本当に学んでいるうちに姿勢の問題がいろいろ表面化するらしいですし。
姿勢についてはまた別に話したいですのでここら辺で。
とにかく月曜日のマッサージが楽しみです!そしてちょっとは休めるといいなあ・・・
今日の一曲: ドミトリ・ショスタコーヴィチ チェロ協奏曲第1番 第4楽章
チェロの男気もういっちょ!
きっと私にとって一番好きで、一番馴染みの深いチェロ協奏曲。
といってもチェロでは弾いていません。難しいので。でも伴奏はみっちりがっつりやりましたよ。
ショスタコーヴィチらしく、そしてチェロらしく。
そんな協奏曲の最終楽章は技巧的にもピークに達します。
相も変わらずホルンとの名タッグを繰り広げながら(強調してもしきれない!)、機動力のあるオケのパートとも絶妙な絡みを繰り広げ。
ショスタコーヴィチはバイオリン協奏曲第1番の最終楽章(これはバーレスク風だったはず)だったりピアノ協奏曲2つの最終楽章だったり、最終楽章でサーカスのようなロンドを繰り広げるパターンが多いですね。
チェロは4本弦があるので最大4つまで同時(orほぼ同時)に弾けます。
バイオリンよりも4本の弦の間(が描く孤)が長いのと、弦が太く張力が大きいので3つ、4つ音を同時に弾く時はものすごいパワーと大きなジェスチャーが必要です。
チェロの弓はバイオリンよりも若干太く短いのですが、その弓を団子握りのように掴んでがしがし弾く姿がこの曲の最後の最後でも見れます。
(でもまあよく最後の最後でこんな難しくて体力のいるもんぶっこんだもんだ、と良く思います(笑))
男気があるチェロの曲ってものすごくパワフルで、硬派で、荒っぽいところもありながら理性・感情がっちりそろってて・・・それがやっぱりチェロの本領だと思います。
息に全てを込めなくちゃ行けない管楽器や一点勝負の打楽器はもちろん、弦楽器でもこんなに全身でパワーをぶつけられる楽器はチェロだけではないか、と思います。(あとピアノもそうですね)
ちなみに楽器と性格でも話したいのですが女性チェリストは大抵男勝りです。そして格好いいです。
このコンチェルトについてはまた別の機会に・・・他の楽章で話したい事たくさんなので!
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