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だらだらと昨日の続きです~
メルボルンで高校卒業~大学の間のシステムは実は複数あって。
IBという国際的に広く使われてる?システムと、VIC州の多くの学校で使われているVCE。
どっちのシステムも採用してる学校もありますが、うちの学校はVCEのシステムでした。
VCEは11年生から12年生にわたって行われます。
そして12年生最後の成績が大学への進路を決めることになるのです。
うーん、どこから説明すればいいものか。
VCEにおいては科目は事実上完全選択制です。
ただある程度の必要条件はあります。
1)英語・ESL・文学のどれかはとらなければならない
2)理系教科を一つとらなければならない(文系は1でカバーされてるので)
3)最終的にユニット3/4科目が少なくとも6つなければならない
(11年生12年生になってくると体育の授業もなくなってくるんですよねえ)
ユニット、について。
VCEでは2学期=半年で科目が一区切りになっています。これが1ユニット。(区切りの内容は科目毎に様々)
つまり1年で2ユニット分勉強することになります。
一つの科目につき11年生ではユニット1と2を、12年生ではユニット3と4を勉強します。
ただ11年生ではユニット1と2だけをやる、12年生ではユニット3と4をやるというわけでもなく、特定の科目のユニット3/4をやる前にその科目のユニット1/2をやらなくちゃいけない、というわけでもないです。
ユニット1/2を飛ばして3/4をやれる科目も結構あります。
歴史がおそらくその中でポピュラーなものではないかと。11年生で歴史のユニット3/4やった人も多いです。
(ちなみに11年生ではユニット3/4科目を2つまでとることができます)
数学は3種類科目があるのですが(Further, Methods, Specialist)そしてうちの学校では少なくとも10年生でトップの数学のクラスに入っていると10年生でMethodsのユニット1/2をカバーするので大抵そのクラスの人は11年生になるとMethodsのユニット3/4+Specialistのユニット1/2をとるようになります。
言語は(英語を含め)ユニット1/2を飛ばすことはないです。
ちなみにうちの学校は外国語としてフランス語、ドイツ語と日本語を教えてましたが学校によって本当にいろいろな言語を教えているようです。(となりの男子校ではラテン語を教えてたとか)
私がとった科目は11年生で:
英語(第一言語として)(1/2)
数学Methods(3/4)
音楽(3/4)
物理(1/2)
化学(1/2)
心理学(1/2)→途中で止めた
12年生で:
英語(第一言語として)(3/4)
数学Specialist(3/4)
法律(3/4)
歴史(3/4)
化学(3/4)
ユニット1/2を飛ばした科目は先生との交渉で。(Specialist、歴史、法律)。
ちなみに科学系科目には他に生物があります。
他の科目だと美術、グラフィックデザイン、保健体育、地理、メディアなど・・・
数学に関しては先ほどの3つの他に「大学の数学」もあって、それも成績にカウントできます。
歴史ユニット3/4はうちの学校は「革命」という科目で、いくつかオプションがある中から学校のチョイスでロシア革命をユニット3、中国の辛亥革命をユニット4で勉強しました。試験は短くないshort answerと小論文。
英語は新聞の意見記事を分析して自分でも社会問題について意見記事を書いたり、それからリストの中から学校がチョイスした小説3つを読んで小論文を書いたり。
最終的にはそれぞれの科目の最終成績が50点満点ででて、そしてそこからその年の州全体の成績の統計的傾向からそれぞれのスコアを上下に調整して。
基本的に数学Specialistやラテン語など難易度の高い科目は大きく点が跳ね上がることが珍しくないです。
Specialistはスコア32→42に上がったんだっけ、私は。
で、それらをいろいろまた難しい方法で総合してENTERスコアが出ます。ENTERは平たく言うと自分の成績が
VIC州のその年の生徒の何%よりも上だったか、というスコアだそうで。
で、さまざまな大学のさまざまなコースに入ろうと思うとそれぞれENTERスコアの条件があったり、VCEで特定の科目をとっていなくちゃいけなかったり(理系は大抵化学が必須)、その他の条件があったり。
大学のコースに入るにはHECS(高等教育費用負担制度)といって政府が授業料の大部分を肩代わりしてあとで収入に応じて納税という形で返済するシステムが利用できます。
ただそっちのほうがENTERなどの条件が若干厳しいので成績がちょっと下でもどうしてもその大学のそのコースじゃなくちゃいや!という場合は満額払ってそっちの条件を満たすか、または別の大学・別のコースでHECSで入れるところを選ぶか・・・ということです。
(知り合いはほとんどHECSか奨学金です)
高校の話に戻りますが、11年生、12年生はSpareという授業のない時間ができます。
表向きは自習の時間なのですがランチ後に授業がなかったら帰ってもいいですし、12年生はCommon roomといってたむろする部屋があるのでみんなたむろしてカードゲームやったりしてます(私たちだけか)。
あと私は楽譜おこしにspareを使ってた記憶がいっぱいありますねー。手書きでした(笑)
このコモンルーム制度とSpare制度が好きで学校パロディ書くんだったら絶対使いたいネタです(笑)
あらら、長くなってしまいました。
この州でVCEに立ち向かう(?)人達に助けになるかといえば微妙なところですが・・・
少しだけ心に留めてもらえれば嬉しいです。
今日の一曲はまたおやすみ。
長くなってしまいましたし、今日もこれ!というのがなかったのと、あと昨夜からの原因不明の発疹がぶり返しているので・・・
かゆくないんですけど細かいぼつぼつが。なんなんでしょう。
メルボルンで高校卒業~大学の間のシステムは実は複数あって。
IBという国際的に広く使われてる?システムと、VIC州の多くの学校で使われているVCE。
どっちのシステムも採用してる学校もありますが、うちの学校はVCEのシステムでした。
VCEは11年生から12年生にわたって行われます。
そして12年生最後の成績が大学への進路を決めることになるのです。
うーん、どこから説明すればいいものか。
VCEにおいては科目は事実上完全選択制です。
ただある程度の必要条件はあります。
1)英語・ESL・文学のどれかはとらなければならない
2)理系教科を一つとらなければならない(文系は1でカバーされてるので)
3)最終的にユニット3/4科目が少なくとも6つなければならない
(11年生12年生になってくると体育の授業もなくなってくるんですよねえ)
ユニット、について。
VCEでは2学期=半年で科目が一区切りになっています。これが1ユニット。(区切りの内容は科目毎に様々)
つまり1年で2ユニット分勉強することになります。
一つの科目につき11年生ではユニット1と2を、12年生ではユニット3と4を勉強します。
ただ11年生ではユニット1と2だけをやる、12年生ではユニット3と4をやるというわけでもなく、特定の科目のユニット3/4をやる前にその科目のユニット1/2をやらなくちゃいけない、というわけでもないです。
ユニット1/2を飛ばして3/4をやれる科目も結構あります。
歴史がおそらくその中でポピュラーなものではないかと。11年生で歴史のユニット3/4やった人も多いです。
(ちなみに11年生ではユニット3/4科目を2つまでとることができます)
数学は3種類科目があるのですが(Further, Methods, Specialist)そしてうちの学校では少なくとも10年生でトップの数学のクラスに入っていると10年生でMethodsのユニット1/2をカバーするので大抵そのクラスの人は11年生になるとMethodsのユニット3/4+Specialistのユニット1/2をとるようになります。
言語は(英語を含め)ユニット1/2を飛ばすことはないです。
ちなみにうちの学校は外国語としてフランス語、ドイツ語と日本語を教えてましたが学校によって本当にいろいろな言語を教えているようです。(となりの男子校ではラテン語を教えてたとか)
私がとった科目は11年生で:
英語(第一言語として)(1/2)
数学Methods(3/4)
音楽(3/4)
物理(1/2)
化学(1/2)
心理学(1/2)→途中で止めた
12年生で:
英語(第一言語として)(3/4)
数学Specialist(3/4)
法律(3/4)
歴史(3/4)
化学(3/4)
ユニット1/2を飛ばした科目は先生との交渉で。(Specialist、歴史、法律)。
ちなみに科学系科目には他に生物があります。
他の科目だと美術、グラフィックデザイン、保健体育、地理、メディアなど・・・
数学に関しては先ほどの3つの他に「大学の数学」もあって、それも成績にカウントできます。
歴史ユニット3/4はうちの学校は「革命」という科目で、いくつかオプションがある中から学校のチョイスでロシア革命をユニット3、中国の辛亥革命をユニット4で勉強しました。試験は短くないshort answerと小論文。
英語は新聞の意見記事を分析して自分でも社会問題について意見記事を書いたり、それからリストの中から学校がチョイスした小説3つを読んで小論文を書いたり。
最終的にはそれぞれの科目の最終成績が50点満点ででて、そしてそこからその年の州全体の成績の統計的傾向からそれぞれのスコアを上下に調整して。
基本的に数学Specialistやラテン語など難易度の高い科目は大きく点が跳ね上がることが珍しくないです。
Specialistはスコア32→42に上がったんだっけ、私は。
で、それらをいろいろまた難しい方法で総合してENTERスコアが出ます。ENTERは平たく言うと自分の成績が
VIC州のその年の生徒の何%よりも上だったか、というスコアだそうで。
で、さまざまな大学のさまざまなコースに入ろうと思うとそれぞれENTERスコアの条件があったり、VCEで特定の科目をとっていなくちゃいけなかったり(理系は大抵化学が必須)、その他の条件があったり。
大学のコースに入るにはHECS(高等教育費用負担制度)といって政府が授業料の大部分を肩代わりしてあとで収入に応じて納税という形で返済するシステムが利用できます。
ただそっちのほうがENTERなどの条件が若干厳しいので成績がちょっと下でもどうしてもその大学のそのコースじゃなくちゃいや!という場合は満額払ってそっちの条件を満たすか、または別の大学・別のコースでHECSで入れるところを選ぶか・・・ということです。
(知り合いはほとんどHECSか奨学金です)
高校の話に戻りますが、11年生、12年生はSpareという授業のない時間ができます。
表向きは自習の時間なのですがランチ後に授業がなかったら帰ってもいいですし、12年生はCommon roomといってたむろする部屋があるのでみんなたむろしてカードゲームやったりしてます(私たちだけか)。
あと私は楽譜おこしにspareを使ってた記憶がいっぱいありますねー。手書きでした(笑)
このコモンルーム制度とSpare制度が好きで学校パロディ書くんだったら絶対使いたいネタです(笑)
あらら、長くなってしまいました。
この州でVCEに立ち向かう(?)人達に助けになるかといえば微妙なところですが・・・
少しだけ心に留めてもらえれば嬉しいです。
今日の一曲はまたおやすみ。
長くなってしまいましたし、今日もこれ!というのがなかったのと、あと昨夜からの原因不明の発疹がぶり返しているので・・・
かゆくないんですけど細かいぼつぼつが。なんなんでしょう。
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