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・・・・ということなんですよ。
アニバーサリーといっても結婚記念日ではもちろん全然なく、今日で私がオーストラリアに来てからちょうど15年です!
いろいろ描いてみようかと思いましたがごちゃごちゃしたのでユーカリハートだけにしました(汗)
こっちに来たときは日本で小学校4年を終わらせた時点。(年齢は・・・とっくに言ってるか、各所で)英語はまったく知らず、海外に行ったこともなく。
ちなみにこっちの学校は2学期から始まったで最初の1ヶ月弱は家にいたり、周りになれたり。
最初は(というかしばらくしたら)ホームシックにもなりましたが、10年生になって父がオーストラリアを離れるときには自分の意志でこっちにいたい、と思うようになり。心地良いまま母も日本に帰りなんだかんだで15年です。
私と妹をオーストラリアにずっと住まわせてくれた両親、そしてこちらで出会って仲良くなってとても良くしてもらった友達みんなに感謝しています。
いろいろありましたが今いる友達は私が最初にこちらで学校にいったとき同じ班にいる友達が多いです。かれこれ15年、本当にいつもお世話になっています。
もう永住権の申請出して2年くらいなります(笑)まえ電話したら今年って言ってたんですけどね~
周りの人はもうオーストラリア人でいいんじゃない?って言ってますが(笑)私もまああんまり留学生ビザの間留学生意識はなかったです(学費払うとき以外は・・・・ぐー)
とりあえず待ってます。きっと永住権がもらえると信じて。というかもらえるはずなんだけどなあ(Music Teacherで申請したから優先度が低いのですよね)。
日本ともいろいろな形で繋がり続けていきますが歌の通り「I call Australia home」、ということで・・・
これからものんびりまったりメルボルン生活を続けていきたいです。
今日の一曲: ジョン・ラター 「レクイエム」より「Pie Jesu」
以前お勧めしましたYoutubeプレイリスト
「音楽にできること」のエントリーで紹介しましたが、一つ一つの楽章を今日の一曲で扱うのは久しぶりになります。
今日はソプラノソロが美しいPie Jesu。ヘ長調の曲らしくとっても牧歌的な雰囲気が好きです。
メロディーの形がどことなく天使的だったり・・・?
こういう曲って(ブラームスのドイツレクイエムの第5楽章も似たような編成・性格ですね。音楽自体は大分違いますが)ソロの歌い手の声の美しさだけでなくバックの合唱のサポートの絶妙さにやられることが多いです(笑)
きっとそれはソロを引き立てるためにものすごくシンプルにしてあるからではないか、と思います。
シンプルだからこその純粋さ、美しさ。
なんかこう、救い、というか約束的な性質がありますね。
「音楽にできること」でも少し書いたと思いますが前向きすぎてもなく、後ろ向きすぎてもなく、過去も現在も肯定して、いつかは明るい未来に続くことを約束して、安心させてくれるような。
大丈夫、と言ってくれる気がするのです。
ちなみにこれを初めて聴いたのは卒業後にあったうちの高校と隣の男子校での合同のなんらかのコンサートで。ソプラノのソロは当時音楽で一番偉かった先生(怖い先生なのですが声楽でとくに合唱部を鍛え上げた功績のある先生)の娘さんで。
コネよりも何よりもやっぱり鍛え上げられてまして、このPie Jesuを歌ったときの演奏が本当に心に残ってます。あと彼女は私の妹と長らく同級生で、小さい頃から知ってて「本当にうまくなったなー」という思いもちろんありました。
以前紹介してから晴れた朝にたまに朝一でこのPie Jesuが頭の中で流れます。
引き続きレクイエム全曲お勧めですが、朝にこのPie Jesuを流しているのもいいですよ。
なんだか不思議と悟った・・・じゃないですけどちょっと切なくも落ち着いた心持ちで一日を始められます・・・言葉にするのは難しいですが。
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