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今日の朝Twitterのフォロー先さんとしていた話から派生のエントリーです。
日本は四季のある国、日本人は季節を楽しむ民族とよくいわれます。
熱帯・亜熱帯では乾季と雨季のみ、というところもありますし、北極や南極に近いとまた白夜とかも入って来て別の味わいもあり。
メルボルンにも四季があります。梅雨はないですし、地中海気候なので日本と反対で夏は乾いて冬は湿っています。
むしろメルボルンは「一日に四季のある都市」ということで有名でもありますね。そのことについてはたまーに「それ大袈裟じゃないか」と思う事もあれば「ああ確かにそうだな」と思う事もあります。
とにかく天候は変わりやすいです。メルボルンに遊びに行く、となったら持ってく服どうする?という悩みはつきもので。
例えば夏で午前中から気温が上がって40度超えなのに午後になって突然ざーっと嵐が来て秋並みに涼しくなったり。(いわゆるクールチェンジというやつですね)それから「その季節に典型的じゃない天候の日」が突然やってきたり(春の後半とかたまにいきなり気温が上がるときも)
あと植物に関しては冬でも花が咲いていて色んな季節の花が同時に見られることもあります(一度に四季のある都市、という見方)。
で、やっぱりメルボルンでも四季があるだけでなくみんな季節を感じて生きていると思います(日本やメルボルンに限らずその土地独特の季節の感じ方ってあると思います。緩募)。
ということで今日はメルボルンでどんなときに季節を感じるか、どんな風に季節をエンジョイするかをまとめてみました。
春(9月~11月)
春は冬を引きずってる部分と、あと暖かくなってきたと思ったら急に気温が上がってまた普通に暖かくなる2つのパートに分かれている印象です。
先ほども書きましたが冬でも平気で花が咲いているため花が咲いてきたら春、という感じではなく。
ただミモザに関しては春に咲き始めます。見間違いのないあの黄色。鼻とか目とかむずむずするあの黄色(オーストラリアではミモザは花粉症を起こす植物の一つです)。
そして春はCaulfiled CupやMelbourne Cupなどレーシングイベントがあるのでドレスに帽子に、とおめかしして出かける人がいっぱいいます。そういうのを見ると(電車の酔っぱらい若者も合わせて・・・)春だなあ、と思いますね。
ちなみに11月第1火曜日のMelbourne Cupを過ぎると「さあ、もういつ暑くなってもおかしいぞ」という感覚です。
夏(12~2月)
夏はとにかく乾く!そして40度超えも本来ならば(=昨夏は除く)珍しくない。さらに緯度・夏時間が加わって9時頃まで明るいこともある季節です。
植物だと一番夏を感じるのは夾竹桃です。やつらわりと慎重なタチでちょっとやそっとの暑い日では咲かないのですね。
そして町ゆく人のアイスクリーム、ハダシで歩いたり上半身裸でジョギングしてる人だったり。そして勿論海の青さとビーチに群がる人の数は強く夏を思います。
それから12月の始めごろに毎年Myerというショッピングセンターのショーウィンドウに展示されるクリスマスの物語も「お、やっと夏だ!」と思います。
スポーツで言うとテニス(全豪オープン)やクリケットが夏真っ盛りに行われます。
そして夏の終わりになるとなんらかの植物の種なのでしょうか、ふわっとした綿毛がそこらを飛ぶようになります。風に乗ってシティのビルの間を飛んでいるのを見かけるのもしばしば。このふわふわを見ると「ああ、夏も終わりなんだ」と思います。
秋(3~5月)
メルボルンの秋もまた紅葉(のようなもの。家で紅葉植えてる人はいますよ、いっぱい)だったり落葉だったりが特徴的ですね。
Dandenong Roadのトラム5番、64番の通るあたりなんか本当に秋は美しいというか、典型的な秋が見られる、というか。トラムの走るところと車の車線の間の並木が一斉に葉を落とします。
それから秋はイースターの季節なのでいたるところで卵、うさぎ、そしてそれらのチョコレートが。イースターのセールだとうさみみつけた店員さんとかいたり(クリスマスはトナカイの角ですが)。
それから秋はオージーフットボールのシーズンが始まります。様々なチームのユニフォームやグッズを身につけて大勢の人が盛り上がったりしゅんとして電車に乗ってくるようになるのもまた秋の訪れです。
冬(6~8月)
メルボルンでは冬はそんなに寒くなりません。10度を下回る日、というのは少なくとも最高気温でいえばないですね。だからもちろん雪も市街地では降りません。
でもやはり秋から冬にかけてMt HothamやMt Bullerなどでの「スノーシーズン」のことをテレビなどで良くきくようになりますし、スノースポーツをしにそういう地方に行く人はたくさんいます。
でも私がメルボルンの冬っていいな!と思うのは様々な所にある、特にシティの路地裏にあるカフェの外で、街灯みたいな形のヒーターの傍でゆっくりコーヒーを飲む人々の姿。路地裏の雰囲気のなかでのあのヒーターとコーヒー(紅茶・ココアでももちろん可)のぬくもりって本当にありがたいですし、通りすがりでも思わず「あ、コーヒー飲もうかな」とか「外に座るのもいいな」と思います。
そんな冬ですが冬でも半袖平気で着てる人とかいるんですよね、メルボルンって。
それを「すごいなー」と思うことにもまた季節を感じたり(笑)
なんだか書いてて昨夏は夏じゃなかったなーということを思い出しました(汗)
今年はちゃんと夏が来ると良いんですが・・・
そして今日は今日の一曲お休みでここ数日で録音した自分の演奏を2曲アップ。
前回のエントリー(今日の一曲)でちらと書いたんですがどうもテンポが自分が望むより速いんですよね。
また近いうちに録音したいなと思ってるのですがそのときはそこに本当に気をつけたいと、そこに集中して自分を鍛え直したいと思っています。
まずはそうでない方から(汗)
[VOON] Scriabin Prelude op16-3
スクリャービンの前奏曲op. 16-3です。
アレクサンドル・スクリャービン。ロシアの音楽家で、ピアニスト・・・といいたいところですが若いうちに手を痛めて作曲に専念することになりました。
いわゆる「現代音楽」のくくりではかなり早い時代に生きていた彼。中期~後期はなんだか共感覚的なアイディア(弾くとスクリーンに色が出るピアノを作ったり)や独特の思想・感性に結びついた「神秘主義」でちょっとわけの分からない音楽を書いていたスクリャービン。
でもこの前奏曲のように初期の作品はショパンにかなり似たスタイルで曲を書いてました。あえて言えば違いはやっぱりロシアっぽいところかなあ・・・
先ほども書きましたようにピアニストとしても活躍していたスクリャービンは結構技巧が凝った曲も書くのですがたまーにこういうシンプルな音楽も書きます。
[VOON] Szymanowski Metopes l'Iles des Sirenes
シマノフスキの「メトープ」より「セイレーンの島」です。
カロル・シマノフスキはポーランドの作曲家。でもこの「メトープ」を始めギリシャ神話を題材にいろいろ曲を書いてます。
「メトープ」は3つの楽章から成り立っていて、その1つ1つが「オデュッセイア」に出てくる女性キャラを題材にしています。(あと二つはカリュプソーとナウシカアです)
セイレーンは諸説ありますが鳥+女性といういでたちで、曲の書き方は結構それを反映してる感じがします。なんというか女性っぽいけど人間っぽくなくてちょっと鳥っぽい(笑)
実際のセイレーンの「歌」以外の音がめちゃくちゃ多いのです・・・(涙)
今のところこれとカリュプソーと弾いてるので全楽章そろうとき、またはその前にまた落ち着いて再録チャレンジしてみたいです。
それではお耳汚し失礼しました。また近いうちにもうちょっと精進して戻ってきます。
(あ、そういえば忍者ブログが最近開発ラッシュみたいで、拍手お礼画像をつけれるようになりました。なのでいま暫定としてちょっと見で見つけた写真を一枚入れておきました。写真にしろ絵にしろ後ほどゆっくり考えようと思います。)
日本は四季のある国、日本人は季節を楽しむ民族とよくいわれます。
熱帯・亜熱帯では乾季と雨季のみ、というところもありますし、北極や南極に近いとまた白夜とかも入って来て別の味わいもあり。
メルボルンにも四季があります。梅雨はないですし、地中海気候なので日本と反対で夏は乾いて冬は湿っています。
むしろメルボルンは「一日に四季のある都市」ということで有名でもありますね。そのことについてはたまーに「それ大袈裟じゃないか」と思う事もあれば「ああ確かにそうだな」と思う事もあります。
とにかく天候は変わりやすいです。メルボルンに遊びに行く、となったら持ってく服どうする?という悩みはつきもので。
例えば夏で午前中から気温が上がって40度超えなのに午後になって突然ざーっと嵐が来て秋並みに涼しくなったり。(いわゆるクールチェンジというやつですね)それから「その季節に典型的じゃない天候の日」が突然やってきたり(春の後半とかたまにいきなり気温が上がるときも)
あと植物に関しては冬でも花が咲いていて色んな季節の花が同時に見られることもあります(一度に四季のある都市、という見方)。
で、やっぱりメルボルンでも四季があるだけでなくみんな季節を感じて生きていると思います(日本やメルボルンに限らずその土地独特の季節の感じ方ってあると思います。緩募)。
ということで今日はメルボルンでどんなときに季節を感じるか、どんな風に季節をエンジョイするかをまとめてみました。
春(9月~11月)
春は冬を引きずってる部分と、あと暖かくなってきたと思ったら急に気温が上がってまた普通に暖かくなる2つのパートに分かれている印象です。
先ほども書きましたが冬でも平気で花が咲いているため花が咲いてきたら春、という感じではなく。
ただミモザに関しては春に咲き始めます。見間違いのないあの黄色。鼻とか目とかむずむずするあの黄色(オーストラリアではミモザは花粉症を起こす植物の一つです)。
そして春はCaulfiled CupやMelbourne Cupなどレーシングイベントがあるのでドレスに帽子に、とおめかしして出かける人がいっぱいいます。そういうのを見ると(電車の酔っぱらい若者も合わせて・・・)春だなあ、と思いますね。
ちなみに11月第1火曜日のMelbourne Cupを過ぎると「さあ、もういつ暑くなってもおかしいぞ」という感覚です。
夏(12~2月)
夏はとにかく乾く!そして40度超えも本来ならば(=昨夏は除く)珍しくない。さらに緯度・夏時間が加わって9時頃まで明るいこともある季節です。
植物だと一番夏を感じるのは夾竹桃です。やつらわりと慎重なタチでちょっとやそっとの暑い日では咲かないのですね。
そして町ゆく人のアイスクリーム、ハダシで歩いたり上半身裸でジョギングしてる人だったり。そして勿論海の青さとビーチに群がる人の数は強く夏を思います。
それから12月の始めごろに毎年Myerというショッピングセンターのショーウィンドウに展示されるクリスマスの物語も「お、やっと夏だ!」と思います。
スポーツで言うとテニス(全豪オープン)やクリケットが夏真っ盛りに行われます。
そして夏の終わりになるとなんらかの植物の種なのでしょうか、ふわっとした綿毛がそこらを飛ぶようになります。風に乗ってシティのビルの間を飛んでいるのを見かけるのもしばしば。このふわふわを見ると「ああ、夏も終わりなんだ」と思います。
秋(3~5月)
メルボルンの秋もまた紅葉(のようなもの。家で紅葉植えてる人はいますよ、いっぱい)だったり落葉だったりが特徴的ですね。
Dandenong Roadのトラム5番、64番の通るあたりなんか本当に秋は美しいというか、典型的な秋が見られる、というか。トラムの走るところと車の車線の間の並木が一斉に葉を落とします。
それから秋はイースターの季節なのでいたるところで卵、うさぎ、そしてそれらのチョコレートが。イースターのセールだとうさみみつけた店員さんとかいたり(クリスマスはトナカイの角ですが)。
それから秋はオージーフットボールのシーズンが始まります。様々なチームのユニフォームやグッズを身につけて大勢の人が盛り上がったりしゅんとして電車に乗ってくるようになるのもまた秋の訪れです。
冬(6~8月)
メルボルンでは冬はそんなに寒くなりません。10度を下回る日、というのは少なくとも最高気温でいえばないですね。だからもちろん雪も市街地では降りません。
でもやはり秋から冬にかけてMt HothamやMt Bullerなどでの「スノーシーズン」のことをテレビなどで良くきくようになりますし、スノースポーツをしにそういう地方に行く人はたくさんいます。
でも私がメルボルンの冬っていいな!と思うのは様々な所にある、特にシティの路地裏にあるカフェの外で、街灯みたいな形のヒーターの傍でゆっくりコーヒーを飲む人々の姿。路地裏の雰囲気のなかでのあのヒーターとコーヒー(紅茶・ココアでももちろん可)のぬくもりって本当にありがたいですし、通りすがりでも思わず「あ、コーヒー飲もうかな」とか「外に座るのもいいな」と思います。
そんな冬ですが冬でも半袖平気で着てる人とかいるんですよね、メルボルンって。
それを「すごいなー」と思うことにもまた季節を感じたり(笑)
なんだか書いてて昨夏は夏じゃなかったなーということを思い出しました(汗)
今年はちゃんと夏が来ると良いんですが・・・
そして今日は今日の一曲お休みでここ数日で録音した自分の演奏を2曲アップ。
前回のエントリー(今日の一曲)でちらと書いたんですがどうもテンポが自分が望むより速いんですよね。
また近いうちに録音したいなと思ってるのですがそのときはそこに本当に気をつけたいと、そこに集中して自分を鍛え直したいと思っています。
まずはそうでない方から(汗)
[VOON] Scriabin Prelude op16-3
スクリャービンの前奏曲op. 16-3です。
アレクサンドル・スクリャービン。ロシアの音楽家で、ピアニスト・・・といいたいところですが若いうちに手を痛めて作曲に専念することになりました。
いわゆる「現代音楽」のくくりではかなり早い時代に生きていた彼。中期~後期はなんだか共感覚的なアイディア(弾くとスクリーンに色が出るピアノを作ったり)や独特の思想・感性に結びついた「神秘主義」でちょっとわけの分からない音楽を書いていたスクリャービン。
でもこの前奏曲のように初期の作品はショパンにかなり似たスタイルで曲を書いてました。あえて言えば違いはやっぱりロシアっぽいところかなあ・・・
先ほども書きましたようにピアニストとしても活躍していたスクリャービンは結構技巧が凝った曲も書くのですがたまーにこういうシンプルな音楽も書きます。
[VOON] Szymanowski Metopes l'Iles des Sirenes
シマノフスキの「メトープ」より「セイレーンの島」です。
カロル・シマノフスキはポーランドの作曲家。でもこの「メトープ」を始めギリシャ神話を題材にいろいろ曲を書いてます。
「メトープ」は3つの楽章から成り立っていて、その1つ1つが「オデュッセイア」に出てくる女性キャラを題材にしています。(あと二つはカリュプソーとナウシカアです)
セイレーンは諸説ありますが鳥+女性といういでたちで、曲の書き方は結構それを反映してる感じがします。なんというか女性っぽいけど人間っぽくなくてちょっと鳥っぽい(笑)
実際のセイレーンの「歌」以外の音がめちゃくちゃ多いのです・・・(涙)
今のところこれとカリュプソーと弾いてるので全楽章そろうとき、またはその前にまた落ち着いて再録チャレンジしてみたいです。
それではお耳汚し失礼しました。また近いうちにもうちょっと精進して戻ってきます。
(あ、そういえば忍者ブログが最近開発ラッシュみたいで、拍手お礼画像をつけれるようになりました。なのでいま暫定としてちょっと見で見つけた写真を一枚入れておきました。写真にしろ絵にしろ後ほどゆっくり考えようと思います。)
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