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6月ですね!
今年のダリカレンダー、6月は「欲望の謎、母よ、母よ、母よ」。来月が特に好きな絵なので楽しみです。
ということでメルボルンも暦の上は冬です。
今年の5月は新聞によるとここ40年で一番寒い5月だったそうです。
今日は特に「うーん」と困ることいろいろ。メシアンの天使のまなざしの最後のところが弾く度に記憶がスリップしてダメダメになったり。
そろそろコントラバスの楽器と性格やりたいんだけどまとまらない・・・のでもうちょっとお待ちを。
一番楽しみにしてるのは私でしょうけどね~
ということで今日はあんまり考えなくとも直感で書いていけるトピックを。
音楽を聴いたり、弾いたり、授業で習ったり、周りの人が弾いたり・・・
そんなこんなで無意識に、そして意識していろんな楽器とその音とずっと触れあってきました。
もちろん自分の弾くピアノやチェロ、オーボエ、それから家族や親しい友達が弾く楽器は親しくなるし、知識も増え。
特に大学で色んな楽器を弾く友達ができて、そしてオケのマネージャーをやるときに「みんなが必要なものにもっときづけるように」といろんな楽器の人と話し、触れあい、共感したり楽器独特の問題やあるある、独特の楽しみや喜びを自分でも理解して感じることができるよう、いろいろ努力した経験もあります。
ホルン奏者はこんなところが難しい、とかこんなところが楽しい、ということを知ってるとこちらも楽しみになったりはらはらしたりでちょっとでも弾き手と共に楽しめる、楽しみが倍になる、そう信じて。
そして何気なく聞いてきた曲でもそうやって意識するとたまに特定の楽器の魅力が飛び出るようになる時があるんですよね。
例えば「え、ここって実は結構難しい!?」と思うところだったり、こんなところでこんなに縁の下でがんばってるんだーというところだったり。
そして知ってる曲、知ってるパッセージでも改めて耳を傾けて見ると思わず美しかったり。
今日はそうやってオケの楽器と触れあって来た中で特定の楽器に惚れたり、惚れ直したりした瞬間をまとめてみます。
気づけば本当に魅力的なのでどの曲も本当にお勧めです!
この楽器のベストが聞きたい!というときに是非是非お勧めです。猛プッシュ。
<弦楽器の部>
バイオリンって弾く人が多くて、いろんなアンサンブルに入ってて、オケでもほとんど常時弾いてるため「ありふれた楽器」というイメージが強いかと思われます。ある意味当たり前になっていたそんなバイオリンに私が改めて惚れた、それがイザイの6つの無伴奏ソナタでした。
特に第3番(単一楽章)を聞いてるとなんとなく真髄、みたいなのを感じるんですよね。技巧と感情、繊細さと強靱さ、そしてそれ以上のものたくさん!
ビオラはもう小さなレパートリーの中で好きなものいっぱいですが、惚れた!というかこれは他の楽器には真似できないな、と思ったのがヒンデミットのソナタop.11-4。(彼は他にもたくさんビオラソナタ書いてますよ~)一番聞きやすい曲ではありますが、バイオリンにもチェロにもないもので満ちてます。バリエーションの中でちょっとどきっとするんですよね、ちょっと意外な一面も見えたりして。
チェロはもう長年深く濃く付き合ってて、でも驚きはあります。例えばこないだ今日の一曲で紹介しましたクラムのBlack AngelsのGod-musicでのチェロの響きは(アンプで増幅してることを考慮しても)本当に別世界というか。おおらかで、とことん突き詰める感じが同じだけどどこか違う。それが何かは今でも分からないのですが正体の分からない「ギャップ萌え」にやられているのです(笑)
コントラバスはジャズ関連ではいつも驚かせられ、どきどきしっぱなしなのですが、クラシックでがつんと来たのは随分最近。クラムのSongs, Drones and Refrains of Death、そしてMadrigalsに見られるドローンの響き、意外なフットワークの軽さと音色・技巧の広さ、そして自由に動きながらも支えている姿。
音色の美しさよりも「この楽器こんなこともできるんだ」という驚きも結構ツボなのです。
<木管の部>
フルートもなんとなくこう、美しいのが当たり前みたいな印象を持っちゃいやすい楽器だと思います。牧神の午後でも本当の意味で惚れることができなかった私が落ちたのはホルストの「惑星」の「土星」。最初の伴奏といい、中間部のアンサンブルといい、なにをしたらこんな世界がフルートで作れるんだ!?という驚きいっぱい。目立たないパートなんですが、だからこその凄さってあるんですよね。
オーボエ・・・も元々の楽器の性質もあって見切った感が・・・(もごもご)なのですが、やはりメシアンの「コンセール・ア・キャトル」の第2楽章のオーボエソロはいいなあ、と思います。メシアンの最後の曲なのですが、「もっと前にやって欲しかった!」というコラボレーションです。メシアンのあの天国の色彩をこんなまでに表現してくれるのか、と。
クラリネットに惚れた曲は2つまで絞って選べなかったので2つ。シューベルトの「未完成」交響曲(第7番)の第2楽章、そしてショスタコーヴィチの交響曲第9番の第2楽章。どちらもものすごーく息が長くてただただ楽器の音の透明さに毎回舌を巻くような。必ずしも感情豊か、というものではないのですがむしろそういう冷淡なほうを欲してるときってありますし、心の求めるところとぴたっと合ったときにがっつり落ちますね(笑)
ファゴットははっきりいって一目惚れタイプではないと思います。なかなかファゴットを集中して聞く機会、というのも少ないですしね・・・でも最初に惚れたのはストラヴィンスキーの「火の鳥」の「子守歌」でした。こんなにセンターで輝けるものなのか、というか。「馬子にも衣装」みたいな感じがあります(でも元の馬子の魅力も失わず)。
ストラヴィンスキーは他にもファゴットが活躍する曲いっぱいありますのでそこらでじっくり愛を深めていくのがお勧め。
<金管の部>
ホルンは常に惚れっぱなしです(笑)とにかくマーラーを聴く度にホルンに惚れるという法則があります、私の中では。傾向としては1人のソロより軍団突撃。交響曲第3番の冒頭とか、第6番の第2楽章とか。第5番の第3楽章の中程なんかもたまらない!純粋に「かっこいい!」という性質の惚れ、それに加えてホルンの楽しいツボに共感してエクスタシーを感じる若干特殊な「好き」のようです。
トランペットもまた「誰でも知ってる」感がありますし、好き嫌い分かれるところあると思います。だからこそギャップの萌の方が、ね(笑)真っ直ぐで勇ましくて、のイメージと大分違うロマンチックで控えめなレスピーギの「ローマの松」の第2楽章のオフステージソロなんか生で聴くとメロメロですし(笑)・・・あとギャップでやられたと言えば何回か話に出ているリヒャルト・シュトラウスの「英雄の生涯」の戦いのシーンにおいて珍しく悪役を演じてるトランペットの格好良さはまさにそれですね。
トロンボーンもフルートと同じく「土星」にやられました(最初の方のコラール)。・・・と書いたところで思い出したのですが、それ以前にブラームスのドイツ・レクイエムの最終楽章(第7楽章?)の途中で出てくるめっちゃ高音のトロンボーンのソロ+コラールで悶えてたことを思い出しました。
金管全体、特にトロンボーンは音が大きくて開けっぴろげなイメージなのにあんなに!あんなにも甘い丸い音が出るなんて!とびっくりしたもんです。
テューバに本当に心打たれた瞬間は、というと・・・やはりムソルグスキー「展覧会の絵」の「ビドロ」でしょうか。あの曲も長いこと知ってたのですが、実際に吹いてるのを(練習ながら)見て「あ、これは凄いな」といろいろ身に染みました。音の美しさもそうなんですが苦労が伝わってきて、そこにじわっと来ます。
<その他の部>
打楽器は箇条書きします~
ティンパニ: ブラームス 「ドイツレクイエム」第2楽章
スネアドラム: ショスタコーヴィチ 交響曲第11番第2楽章
トライアングル: リスト ピアノ協奏曲第1番第3楽章
バスドラム: ブリテン 戦争レクイエム Libera Me
ビブラフォーン: Sculthorpe Sun Music III
クロタール: クラム マクロコスモス第3巻「夏の夜の音楽」 第5楽章「星屑の音楽」
銅鑼: ストラヴィンスキー 「春の祭典」 大地の踊り
ハープに恋に落ちたのはメル響のハープ奏者の方と初めて共演して、隣に座ったバルトークのバイオリン協奏曲第2番。第1楽章の一番冒頭のあのシンプルな和音の連続を間近で聴いて鷲づかみにされました。聴衆として聞く方でもああいう曲の始まり方は釘付けになると思います(おそらくそれを狙ってるのではないかと、作曲家側も)
チェレスタに恋に落ちたのがいつだったか、というのはもう覚えていません。聴くよりは弾く方に惹かれていると思うので・・・でもやはりあこがれのソロがレスピーギの「鳥たち」の「カッコウ」で。まあよくも使ってくれました、と(弾いてないのに)感謝の気持ちいっぱいです。これをいつか弾けたら・・・
そして最後になりましたがピアノ。
オケにおいてピアノが最高に格好いい!と思うのはいつもショスタコーヴィチの交響曲第1番(第2,4楽章)、そして第5番(第1楽章)です。ピアノは木でできているけど同時に金属のパーツも多く、そしてなんといっても真っ黒(+ちょっと白)の楽器なんだ!という。ショスタコのピアノ音楽大体そうですが、ピアノの冷酷でパワフルな面にどきっとします。
人間に関しては?ですが音楽に関しては自分本当に惚れっぽいな、と自覚してます。
でもこれまでとは思いませんでした(爆)
どんな楽器にも魅力があって、いつも新しい発見があって。それは曲でも、演奏でも同じで。
だから本当に発見と恋の宝庫です、音楽は(人間もそう変わらないのかも知れませんが)。
どんどん新しい曲、楽器、演奏と出会ってその魅力を少しでも「今日の一曲」などで伝えていけたらな、と思います。
(ん?ということは「今日の一曲」はのろけのコーナーなのか?)
そんな今日の一曲、今日はお休みです。
今年のダリカレンダー、6月は「欲望の謎、母よ、母よ、母よ」。来月が特に好きな絵なので楽しみです。
ということでメルボルンも暦の上は冬です。
今年の5月は新聞によるとここ40年で一番寒い5月だったそうです。
今日は特に「うーん」と困ることいろいろ。メシアンの天使のまなざしの最後のところが弾く度に記憶がスリップしてダメダメになったり。
そろそろコントラバスの楽器と性格やりたいんだけどまとまらない・・・のでもうちょっとお待ちを。
一番楽しみにしてるのは私でしょうけどね~
ということで今日はあんまり考えなくとも直感で書いていけるトピックを。
音楽を聴いたり、弾いたり、授業で習ったり、周りの人が弾いたり・・・
そんなこんなで無意識に、そして意識していろんな楽器とその音とずっと触れあってきました。
もちろん自分の弾くピアノやチェロ、オーボエ、それから家族や親しい友達が弾く楽器は親しくなるし、知識も増え。
特に大学で色んな楽器を弾く友達ができて、そしてオケのマネージャーをやるときに「みんなが必要なものにもっときづけるように」といろんな楽器の人と話し、触れあい、共感したり楽器独特の問題やあるある、独特の楽しみや喜びを自分でも理解して感じることができるよう、いろいろ努力した経験もあります。
ホルン奏者はこんなところが難しい、とかこんなところが楽しい、ということを知ってるとこちらも楽しみになったりはらはらしたりでちょっとでも弾き手と共に楽しめる、楽しみが倍になる、そう信じて。
そして何気なく聞いてきた曲でもそうやって意識するとたまに特定の楽器の魅力が飛び出るようになる時があるんですよね。
例えば「え、ここって実は結構難しい!?」と思うところだったり、こんなところでこんなに縁の下でがんばってるんだーというところだったり。
そして知ってる曲、知ってるパッセージでも改めて耳を傾けて見ると思わず美しかったり。
今日はそうやってオケの楽器と触れあって来た中で特定の楽器に惚れたり、惚れ直したりした瞬間をまとめてみます。
気づけば本当に魅力的なのでどの曲も本当にお勧めです!
この楽器のベストが聞きたい!というときに是非是非お勧めです。猛プッシュ。
<弦楽器の部>
バイオリンって弾く人が多くて、いろんなアンサンブルに入ってて、オケでもほとんど常時弾いてるため「ありふれた楽器」というイメージが強いかと思われます。ある意味当たり前になっていたそんなバイオリンに私が改めて惚れた、それがイザイの6つの無伴奏ソナタでした。
特に第3番(単一楽章)を聞いてるとなんとなく真髄、みたいなのを感じるんですよね。技巧と感情、繊細さと強靱さ、そしてそれ以上のものたくさん!
ビオラはもう小さなレパートリーの中で好きなものいっぱいですが、惚れた!というかこれは他の楽器には真似できないな、と思ったのがヒンデミットのソナタop.11-4。(彼は他にもたくさんビオラソナタ書いてますよ~)一番聞きやすい曲ではありますが、バイオリンにもチェロにもないもので満ちてます。バリエーションの中でちょっとどきっとするんですよね、ちょっと意外な一面も見えたりして。
チェロはもう長年深く濃く付き合ってて、でも驚きはあります。例えばこないだ今日の一曲で紹介しましたクラムのBlack AngelsのGod-musicでのチェロの響きは(アンプで増幅してることを考慮しても)本当に別世界というか。おおらかで、とことん突き詰める感じが同じだけどどこか違う。それが何かは今でも分からないのですが正体の分からない「ギャップ萌え」にやられているのです(笑)
コントラバスはジャズ関連ではいつも驚かせられ、どきどきしっぱなしなのですが、クラシックでがつんと来たのは随分最近。クラムのSongs, Drones and Refrains of Death、そしてMadrigalsに見られるドローンの響き、意外なフットワークの軽さと音色・技巧の広さ、そして自由に動きながらも支えている姿。
音色の美しさよりも「この楽器こんなこともできるんだ」という驚きも結構ツボなのです。
<木管の部>
フルートもなんとなくこう、美しいのが当たり前みたいな印象を持っちゃいやすい楽器だと思います。牧神の午後でも本当の意味で惚れることができなかった私が落ちたのはホルストの「惑星」の「土星」。最初の伴奏といい、中間部のアンサンブルといい、なにをしたらこんな世界がフルートで作れるんだ!?という驚きいっぱい。目立たないパートなんですが、だからこその凄さってあるんですよね。
オーボエ・・・も元々の楽器の性質もあって見切った感が・・・(もごもご)なのですが、やはりメシアンの「コンセール・ア・キャトル」の第2楽章のオーボエソロはいいなあ、と思います。メシアンの最後の曲なのですが、「もっと前にやって欲しかった!」というコラボレーションです。メシアンのあの天国の色彩をこんなまでに表現してくれるのか、と。
クラリネットに惚れた曲は2つまで絞って選べなかったので2つ。シューベルトの「未完成」交響曲(第7番)の第2楽章、そしてショスタコーヴィチの交響曲第9番の第2楽章。どちらもものすごーく息が長くてただただ楽器の音の透明さに毎回舌を巻くような。必ずしも感情豊か、というものではないのですがむしろそういう冷淡なほうを欲してるときってありますし、心の求めるところとぴたっと合ったときにがっつり落ちますね(笑)
ファゴットははっきりいって一目惚れタイプではないと思います。なかなかファゴットを集中して聞く機会、というのも少ないですしね・・・でも最初に惚れたのはストラヴィンスキーの「火の鳥」の「子守歌」でした。こんなにセンターで輝けるものなのか、というか。「馬子にも衣装」みたいな感じがあります(でも元の馬子の魅力も失わず)。
ストラヴィンスキーは他にもファゴットが活躍する曲いっぱいありますのでそこらでじっくり愛を深めていくのがお勧め。
<金管の部>
ホルンは常に惚れっぱなしです(笑)とにかくマーラーを聴く度にホルンに惚れるという法則があります、私の中では。傾向としては1人のソロより軍団突撃。交響曲第3番の冒頭とか、第6番の第2楽章とか。第5番の第3楽章の中程なんかもたまらない!純粋に「かっこいい!」という性質の惚れ、それに加えてホルンの楽しいツボに共感してエクスタシーを感じる若干特殊な「好き」のようです。
トランペットもまた「誰でも知ってる」感がありますし、好き嫌い分かれるところあると思います。だからこそギャップの萌の方が、ね(笑)真っ直ぐで勇ましくて、のイメージと大分違うロマンチックで控えめなレスピーギの「ローマの松」の第2楽章のオフステージソロなんか生で聴くとメロメロですし(笑)・・・あとギャップでやられたと言えば何回か話に出ているリヒャルト・シュトラウスの「英雄の生涯」の戦いのシーンにおいて珍しく悪役を演じてるトランペットの格好良さはまさにそれですね。
トロンボーンもフルートと同じく「土星」にやられました(最初の方のコラール)。・・・と書いたところで思い出したのですが、それ以前にブラームスのドイツ・レクイエムの最終楽章(第7楽章?)の途中で出てくるめっちゃ高音のトロンボーンのソロ+コラールで悶えてたことを思い出しました。
金管全体、特にトロンボーンは音が大きくて開けっぴろげなイメージなのにあんなに!あんなにも甘い丸い音が出るなんて!とびっくりしたもんです。
テューバに本当に心打たれた瞬間は、というと・・・やはりムソルグスキー「展覧会の絵」の「ビドロ」でしょうか。あの曲も長いこと知ってたのですが、実際に吹いてるのを(練習ながら)見て「あ、これは凄いな」といろいろ身に染みました。音の美しさもそうなんですが苦労が伝わってきて、そこにじわっと来ます。
<その他の部>
打楽器は箇条書きします~
ティンパニ: ブラームス 「ドイツレクイエム」第2楽章
スネアドラム: ショスタコーヴィチ 交響曲第11番第2楽章
トライアングル: リスト ピアノ協奏曲第1番第3楽章
バスドラム: ブリテン 戦争レクイエム Libera Me
ビブラフォーン: Sculthorpe Sun Music III
クロタール: クラム マクロコスモス第3巻「夏の夜の音楽」 第5楽章「星屑の音楽」
銅鑼: ストラヴィンスキー 「春の祭典」 大地の踊り
ハープに恋に落ちたのはメル響のハープ奏者の方と初めて共演して、隣に座ったバルトークのバイオリン協奏曲第2番。第1楽章の一番冒頭のあのシンプルな和音の連続を間近で聴いて鷲づかみにされました。聴衆として聞く方でもああいう曲の始まり方は釘付けになると思います(おそらくそれを狙ってるのではないかと、作曲家側も)
チェレスタに恋に落ちたのがいつだったか、というのはもう覚えていません。聴くよりは弾く方に惹かれていると思うので・・・でもやはりあこがれのソロがレスピーギの「鳥たち」の「カッコウ」で。まあよくも使ってくれました、と(弾いてないのに)感謝の気持ちいっぱいです。これをいつか弾けたら・・・
そして最後になりましたがピアノ。
オケにおいてピアノが最高に格好いい!と思うのはいつもショスタコーヴィチの交響曲第1番(第2,4楽章)、そして第5番(第1楽章)です。ピアノは木でできているけど同時に金属のパーツも多く、そしてなんといっても真っ黒(+ちょっと白)の楽器なんだ!という。ショスタコのピアノ音楽大体そうですが、ピアノの冷酷でパワフルな面にどきっとします。
人間に関しては?ですが音楽に関しては自分本当に惚れっぽいな、と自覚してます。
でもこれまでとは思いませんでした(爆)
どんな楽器にも魅力があって、いつも新しい発見があって。それは曲でも、演奏でも同じで。
だから本当に発見と恋の宝庫です、音楽は(人間もそう変わらないのかも知れませんが)。
どんどん新しい曲、楽器、演奏と出会ってその魅力を少しでも「今日の一曲」などで伝えていけたらな、と思います。
(ん?ということは「今日の一曲」はのろけのコーナーなのか?)
そんな今日の一曲、今日はお休みです。
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