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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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「AL」で始まる話その3: Alchemy Gothic!
ちょっとくたくた、調子悪い中なんとか毎日過ごしてます。
仕事とピアノを毎日、家事も何らかは毎日。次の週末には休めるといいなあ・・・

もうこちらに書いてるかも知れませんが、トゥーランガリラが終わったころにHaunted Bookshopで買い物をしようかなと思ってます。
お目当てはAlchemy Gothicのアクセサリー。
普段着てる服は全然ゴスではないですが(そもそも普段着てる服は部屋着だ!)、演奏服=黒服好き、そして街を歩いてるゴス系統の方達の服装を見て可愛いなあ、素敵だなあ、ああまではいかなくても少し取り入れられたらなあ、と思いますし。
ゴスロリというよりはゴスが好きですね。ラインは比較的シンプルにできれば、と考えたりします。

Alchemy Gothicのアクセサリーは10年前に出会いました。
ネットをいろいろ見てて偶然出会って。1~2年前に改めて出会い直してみると昔と比べると大分進化した、というかモチーフのアイディアが凝ってたり、スワロフスキーを使用したりとちょっと洗練したかな、というイメージがあります。
先ほどリンクしたようにネットショッピングもあるのですが(日本でも扱いネットショップあるみたいです)、こっちでもしかしたらゴスの方々が服を調達するお店で売ってたりしないかな?と素人なりに調べてみましたところ今のところメルボルンシティ付近ではではここの2店舗を見つけました。
(もちろん探せばもっとあるはず!)
Victorian Gothic (Brunswick Street, Fitzroy)
Haunted Bookshop (McKillop Street, シティ)
(後者はAlchemy Gothicの廃盤商品も扱ってる様子です)

Haunted Bookshopは以前も書きましたように基本オカルト系の書店で、タロットのラインアップが半端ないんですが、Alchemy Gothicのジュエリーのディスプレイも結構多いんです。
大まかに色分けしてあってガラス棚数個に上から下まで(笑)

オーストラリアに限らずきっと欧米全般そうなのですがジュエリーもサイズが大きく、ブレスレットとかリングとか、特にゴス系統だとデザインの関係からサイズのバリエーションが乏しかったり、小さいサイズが無かったりするんですよね。
Alchemy Gothicはコレクションとしても欲しいのですが、最初はやっぱり身につけるものが欲しい。普段から身につけるとは言わないですが・・・ちょっとしっかりめで黒を着たいときとか。欲を言えばがっつりゴシックじゃないやつを演奏の時とか(ぼそぼそ)
あとあんまり胸の開いた服を着ないんでオープン、そうでないときどっちにも合わせられるやつが良いですね。

といってもペンダントも結構実物見てみると結構モチーフがでかいやつが多いです。体格的に(首下~胸周りの面積)無理なんじゃね?というものも結構あって(汗)あとどうやら金属・スワロフスキーの量が多いものは高いみたいな法則もあるみたいで・・・
Haunted Bookshopに行ったときに「こりゃネットショップで買わなくて良かった」と痛感しました(皆さんもサイズには気をつけて・・・)
今のところ欲しいな、身につけられるかな、と思う首回りのアクセサリーはこんな感じ:

Penduli Cross

リンク先を見ると分かると思いますが至ってシンプルでベーシックなデザインで。お出かけするときに普通に使えるデザインです。ただ分かりやすく十字架を身につけることにちょっと抵抗があるというか・・・こちらではファッションでも十字架のアクセサリーがあるとはいえ大抵クリスチャンの方が付けているものですし。
あとどうせAlchemy Gothic買うならもう一歩、という気持ちもあります(笑)

Garden of Dark Desires
シンプルだけどダークで、凝ったゴシックなデザインがとっても素敵。女性らしさみたいなものもありますし、そしてなんといっても重すぎない。薔薇のデザインを身につけたいとなかなか思わないのですがこれはツボります。同じデザインのピアスも(私は耳に穴開けてないんですけど)また良い。でも真っ黒けなので黒い服の上から、とかは着用しにくいのですよね。今回は買わなくてもいつか・・・と思ってます。

La Fleur de Baudelaire Choker
ボードレールの「悪の華」をモチーフにしているそうです。チョーカーは実物を見てないのですが、同じデザインのブレスレットは店頭で見ました。結構太い、金属部分も多いチョーカーで自分の首に合うかさえどうかわからないのですが、スワロフスキーのこの緑が自分に合うと思うんですよね。(似たような緑でQueen of the Nightのネックレスもあるのですがあれはモチーフが恐ろしくでかい!あとアブサンの妖精のリングもあります)

The Raven
これは私も好きなポーの詩「大鴉」がモチーフ。今一番いけるかな?と思うのがこのネックレスです。
このスワロフスキーの青紫の色彩の美しさ、そして(実物のクオリティによるのですが)羽のアクセント。非対称のデザインもちょっと感じるところがあり。モチーフも大きすぎない・・・はず。演奏の時とかに着る黒のシャツ+パンツのスタイルに合わせたら格好いいんじゃないかと思うんですよね~♪

あとはドラゴン系統も好きですし、今回は無理そうですがAlchemy Empireのメカニカルなデザインのシリーズ(様々な色のメタル、ユニークなパーツや意外にもパールを使ったりしてる今までとはちょっと違う系統のアクセサリーです)にも憧れてますし、あと青色・緑色系統でなんか良い物がないかな、と思ったり・・・
それからAlchemy Gothic、お好きな人は最近流行り?のヴァンパイア系統も充実ですよ~

私にとっては本当に長年の夢で・・・(でもEmpireを含め、今のデザインは昔と比べて凄いので待ってよかったと思います)オンラインでカタログ見るだけで本当に何時間も過ごせるんですよ(笑)でも実際にじっくり見て選んで手にとって、そして身につけるのが楽しみです。
で、もちろん一つ買って終わり、にはしないつもりです。コレクションとはいかなくとも幾通りか・・・
どれだけ自分のファッションがゴスに歩み寄れるか分からないですが、数歩踏み出してみれたらいいな、と思ってます♪


今日の一曲: パウル・ヒンデミット ビオラとピアノのためのソナタ(1939年) 第1楽章



最近ヒンデミット紹介してないなあ~言及さえもしてないなあ~と思い・・・
ものすごく好きなんですが作曲家の生涯だったり著書だったり思想的なものも詳しくない上、彼の作品をそんなにたくさん知ってるわけでもなくて。
知ってるのはほとんどソナタだけ!なんですよね。ピアノだったりビオラだったり金管だったりハープだったり、こないだはMDにオルガンソナタ3つ入ってるのを見つけました(ものすごく好みでした。CD借り直さなきゃ)。
ちなみに彼の生涯でまだまだ知らなきゃなーと思ってたところでこんなものを見つけました。
ヒンデミット関連としてもこの時代関連としても必須知識なのに知らなかった・・・

そんな自分の知ってる少ないヒンデミットの曲の中でもやっぱりビオラソナタというのは特別なポジションにある気がします。ヒンデミット自身がビオラ奏者であることがまずもちろんあって、ヒンデミットの作風が好きなこともあって、そして自分の心にビオラに近い部分があるということもあり。
ここがぬくくてなかなか他の作品に手を伸ばしてみようと思えないのももしかしたらあるのかもしれません。

そんなヒンデミットのある意味「基礎」というかホームグラウンドのビオラ作品。
ビオラソナタにはビオラ無伴奏のもの、そしてビオラ+ピアノの2種類がそれぞれ数曲ありますが、今回はビオラ+ピアノのソナタ、それもこの種類のビオラソナタのうち一番最後に書かれているものをチョイス。(でも晩年ではぜんぜん無いんですよ)

このソナタは1939年作曲なのですが、私の好きなヒンデミットの曲って割と1930年代後半に書かれてるものが多いような気がします。
この頃は(言わずもがなですが)ヨーロッパもただならぬ情勢でしたし、それはヒンデミットにも影響があって。
でもそういう環境にまつわるどろどろしたものはあんまりこの時代の彼の音楽には感じないような気がします(あくまで私見)。

ヒンデミットのビオラはいつも最高に輝いています。この第1楽章のエネルギッシュなビオラの音は本当に爽快です。
冒頭の低音のダークさも格好いいですが、叫ぶような高みもまた力強く。
がっちりしたホールドが常に力を漲らせてくれて、これをピアノで、ビオラで弾けたらどんなに楽しいし心強いか、考えるだけで興奮に身震いします。

決して聞きやすいかといったらちょっと微妙なところにあるのですが、ヒンデミットのドイツな面、イギリスな面、剛の面、柔の面、全て凝縮された魅力的な曲だと思います。
初めて聞いた時からそのリズムだったりサウンドだったり、心をがっちり捕まれっぱなし。

演奏はやはりキム・カシュカシアンの演奏が強くお勧め。
類い希なるパワーと歓声の持ち主で、ストイックな感じのヒンデミットが本当に格好いい!
女流でパワフルなビオリストって本当にあこがれの存在です♪

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