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まだトゥーランガリラが抜けきれないコンサート一日後、休めたかというとそうでもなく。
大きな急ぎの仕事がキャンセルになりほっとしながらも疲れの上に天候悪化で自律神経弱りピアノもできず。
なんとか回復していかないと、と思います。
昨日友達になったピアニストのPeter de Jager君、なにかと曲の好みが似ている、という話を前回書きました。
「20のまなざし」だったら断然17番、ラフマニノフの練習曲だったらop.39-8、シマノフスキのメトープやクラムの音楽好き、など。
そんな中決定的な違い、というのがピーターはがっしりピアノレパートリーがベースで、私はオケなどのレパートリーにどっぷりなところ。彼は昨日パブで「惑星」を知らないと言って総ツッコミを受けてました(笑)
私は一応ピアノを弾く人ではあるのですがいつも書いてる通りショパンやリストがあんまり好きでなかったり、あとピアノコンチェルト(ピアノ協奏曲)というジャンルが好きじゃなかったりします。
どっちかというとペトルーシュカやトゥーランガリラやペルトのLamentateみたいな、ぎりぎりオケの一部みたいなパートが好きです。
理由はよく自分でも分からないのですが、ピアノ協奏曲が割と形式にはまってずっと続いている印象がある(あくまでも印象ですが)ということもありますし、自分の願いがオケ「と」弾くのではなくオケ「で」弾きたいという性質なのもきっとありますし、あとソリストになるとオケで弾いてるときは自然となくなるエゴとか我の強さがでてきちゃいそうで・・・
(伴奏とか室内楽でもちょっと出ちゃいます。)
ピアノ協奏曲を聴くか?というと・・・ipodだとランダム再生でピアノ協奏曲が回って来たら聞きますが進んで聴くことはあんまりないです。
弾くとなるともっと遠ざかって、今までにも幾つか(グリーク、サン=サーンスの第2番と第5番、レスピーギのイ短調)ちょこちょこ弾いてみてはいたのですがどうもこう、しっくり来たことがなく・・・
一応演奏も、高校の卒業年に2回サン=サーンスの第2番第3楽章を弾いてはいますし、ものすごく楽しかったんですが・・・
ただ以前からこのブログで言及してる(検索キーワードでもちょくちょくある)プロコフィエフのピアノ協奏曲第2番は別格です。ピアノ協奏曲うんぬんではなくてあんなに激情をぶつけられる、あんなに闇の深い曲は本当にレアですし。
ここ数年「弾きたい!」と強く思うコンチェルトはないに等しいような気がします。
ただ弾くんだったらバルトークの3曲全部弾きたいですね。バルトークはものすごく好きながらオケでしか弾いてないですし、バルトークのコンチェルトは3曲ともバルトークの音楽の違う側面が楽しめて、オケパートやそれとの絡みも充実していて。
ラヴェルのト長調の方の協奏曲はやっぱり難しいですけど外せないですしね~
あとはシュニトケの協奏曲も割と好きでこれからじわじわ来そうな感じです。
上で言及した以外で聴くのが好きなピアノ協奏曲をちょっとリスト。
Carl Vineの協奏曲、モーツァルトのニ短調(第20番)、ショスタコーヴィチの第1,2番、ラフマニノフの3番、プロコフィエフの3番・・・などなど。
で、こうやって書いてみると例えばラフマニノフやラヴェルも、ピアノ協奏曲だったら他の曲弾いたり聴いたりするほうがいいなーという気分がものすごく強いんですよね・・・
うーん、これはどうなんだろう、なぜなんだろう。
(まあ弾きたかったとしても弾ける機会はないですよね~)
時と共に好みや情熱の方向って変わってくものですから今後もっとピアニストらしく?変わってくことも十分あり得ますし・・・
まあ変わらなかったとしてもそれはそれでいいかな、と思います。
どっちにしろこれからピアノ協奏曲を含む色々なレパートリーをもっと深く広く知って行く必要はあるので。
(とりあえずバルトークのピアノ協奏曲とシュニトケのピアノ協奏曲に対する愛はもっと深めたいですね♪)
今日の一曲: カミーユ・サン=サーンス ピアノ協奏曲第2番 第3楽章
高校の時に学校のオケと演奏させてもらった曲です。
(第1楽章も習うだけ習いましたが、時間と盛り上がりの関係で第3楽章に)
南イタリアの舞曲、サルタレッロをベースにした曲です(でも類似舞曲であるタランテラのエレメントもあり・・・というか違いは実際どういう感じなんだろう?)。
跳ねたり回ったり、とっても速くてクレイジーなフィナーレ。
弾いてる間に速くなっちゃ行けないのは分かってるんだけど最後の最後は本当に狂う、壊れる位激しく、たたみかけるように演奏したくなっちゃいます、やっぱり。
比較的穏やかな中間セクションでのびのびとした和音の連なりもなんとなく心地良く。
(ここは同じくサン=サーンスの交響曲第3番にも似てますね~)
そういうところはやっぱり南イタリアというよりはやっぱりフランスの雰囲気。
とにかく勢いがあって、素直にエキサイティングで熱い曲です。
シリアスな第1楽章、そしてチャーミングな2楽章も魅力的なので合わせてお勧めですよ。
(家にあるジャン=フィリップ・コラールの演奏が粋で素敵なのでリンクしましたがamazonで見つかったパスカル・ロジェなども良さげですね♪)
大きな急ぎの仕事がキャンセルになりほっとしながらも疲れの上に天候悪化で自律神経弱りピアノもできず。
なんとか回復していかないと、と思います。
昨日友達になったピアニストのPeter de Jager君、なにかと曲の好みが似ている、という話を前回書きました。
「20のまなざし」だったら断然17番、ラフマニノフの練習曲だったらop.39-8、シマノフスキのメトープやクラムの音楽好き、など。
そんな中決定的な違い、というのがピーターはがっしりピアノレパートリーがベースで、私はオケなどのレパートリーにどっぷりなところ。彼は昨日パブで「惑星」を知らないと言って総ツッコミを受けてました(笑)
私は一応ピアノを弾く人ではあるのですがいつも書いてる通りショパンやリストがあんまり好きでなかったり、あとピアノコンチェルト(ピアノ協奏曲)というジャンルが好きじゃなかったりします。
どっちかというとペトルーシュカやトゥーランガリラやペルトのLamentateみたいな、ぎりぎりオケの一部みたいなパートが好きです。
理由はよく自分でも分からないのですが、ピアノ協奏曲が割と形式にはまってずっと続いている印象がある(あくまでも印象ですが)ということもありますし、自分の願いがオケ「と」弾くのではなくオケ「で」弾きたいという性質なのもきっとありますし、あとソリストになるとオケで弾いてるときは自然となくなるエゴとか我の強さがでてきちゃいそうで・・・
(伴奏とか室内楽でもちょっと出ちゃいます。)
ピアノ協奏曲を聴くか?というと・・・ipodだとランダム再生でピアノ協奏曲が回って来たら聞きますが進んで聴くことはあんまりないです。
弾くとなるともっと遠ざかって、今までにも幾つか(グリーク、サン=サーンスの第2番と第5番、レスピーギのイ短調)ちょこちょこ弾いてみてはいたのですがどうもこう、しっくり来たことがなく・・・
一応演奏も、高校の卒業年に2回サン=サーンスの第2番第3楽章を弾いてはいますし、ものすごく楽しかったんですが・・・
ただ以前からこのブログで言及してる(検索キーワードでもちょくちょくある)プロコフィエフのピアノ協奏曲第2番は別格です。ピアノ協奏曲うんぬんではなくてあんなに激情をぶつけられる、あんなに闇の深い曲は本当にレアですし。
ここ数年「弾きたい!」と強く思うコンチェルトはないに等しいような気がします。
ただ弾くんだったらバルトークの3曲全部弾きたいですね。バルトークはものすごく好きながらオケでしか弾いてないですし、バルトークのコンチェルトは3曲ともバルトークの音楽の違う側面が楽しめて、オケパートやそれとの絡みも充実していて。
ラヴェルのト長調の方の協奏曲はやっぱり難しいですけど外せないですしね~
あとはシュニトケの協奏曲も割と好きでこれからじわじわ来そうな感じです。
上で言及した以外で聴くのが好きなピアノ協奏曲をちょっとリスト。
Carl Vineの協奏曲、モーツァルトのニ短調(第20番)、ショスタコーヴィチの第1,2番、ラフマニノフの3番、プロコフィエフの3番・・・などなど。
で、こうやって書いてみると例えばラフマニノフやラヴェルも、ピアノ協奏曲だったら他の曲弾いたり聴いたりするほうがいいなーという気分がものすごく強いんですよね・・・
うーん、これはどうなんだろう、なぜなんだろう。
(まあ弾きたかったとしても弾ける機会はないですよね~)
時と共に好みや情熱の方向って変わってくものですから今後もっとピアニストらしく?変わってくことも十分あり得ますし・・・
まあ変わらなかったとしてもそれはそれでいいかな、と思います。
どっちにしろこれからピアノ協奏曲を含む色々なレパートリーをもっと深く広く知って行く必要はあるので。
(とりあえずバルトークのピアノ協奏曲とシュニトケのピアノ協奏曲に対する愛はもっと深めたいですね♪)
今日の一曲: カミーユ・サン=サーンス ピアノ協奏曲第2番 第3楽章
高校の時に学校のオケと演奏させてもらった曲です。
(第1楽章も習うだけ習いましたが、時間と盛り上がりの関係で第3楽章に)
南イタリアの舞曲、サルタレッロをベースにした曲です(でも類似舞曲であるタランテラのエレメントもあり・・・というか違いは実際どういう感じなんだろう?)。
跳ねたり回ったり、とっても速くてクレイジーなフィナーレ。
弾いてる間に速くなっちゃ行けないのは分かってるんだけど最後の最後は本当に狂う、壊れる位激しく、たたみかけるように演奏したくなっちゃいます、やっぱり。
比較的穏やかな中間セクションでのびのびとした和音の連なりもなんとなく心地良く。
(ここは同じくサン=サーンスの交響曲第3番にも似てますね~)
そういうところはやっぱり南イタリアというよりはやっぱりフランスの雰囲気。
とにかく勢いがあって、素直にエキサイティングで熱い曲です。
シリアスな第1楽章、そしてチャーミングな2楽章も魅力的なので合わせてお勧めですよ。
(家にあるジャン=フィリップ・コラールの演奏が粋で素敵なのでリンクしましたがamazonで見つかったパスカル・ロジェなども良さげですね♪)
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