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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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寒中近況。
前回のエントリーに拍手ありがとうございます♪
(コメントには別所で御返事済みです)

冬なので当たり前ですがメルボルン寒いです。
精神的に・身体的に冬を真に受けて参ってますが幸い仕事ももらえてますし、なんとか練習もやってます。
いろいろ詰めたりできず、がっつり音楽と向き合えないまま練習するのはしんどいですがやらないよりはずっとましなのでできるだけ続けたいと思います。

昨日は日中は仕事がなかったので大学の図書館、そしてHaunted Bookshopに行ってきました。
お目当ては以前紹介しましたThe Ravenのネックレス。しっかり購入しました!
写真を撮ろうとしたら黒さのせいかうまくいかなかったのでこちらの商品紹介を参照ください~
結構大きいには大きいですが私が付けても大丈夫。紫のスワロフスキークリスタルの裏にはモチーフとなったエドガー・アラン・ポーの「大鴉」の一節が彫られてたり、あと羽根の部分は本物の鳥の羽だそうです。(ちょっと接着が心もとないので手芸用ボンドで補強してますが・・・きっと大丈夫・・・?)
念願のAlchemy Gothicアクセサリー購入の喜びを今も噛みしめています(笑)10年待ちましたからね~
Haunted Bookshopのいかにもな雰囲気のおじさんは「特別なときに付けるといいよ」と言ってましたがこれからいろいろ服と合わせて特別なときに付けてけるといいなと思ってます♪
(そして近い将来他にも買いたいですね)

そういえばNGV (National Gallery of Victoria) でウィーンのアート&デザイン展が始まってますので見に行きたいなと思ってます。小中高校の休みが終わったら(一応)。
クリムトの作品が来ている様なので。まだ生では見たこと無いような気がします、クリムト。
ここ数年でダリ、モロー、クリムトと来てるので近いうちにクレーが来ることを願ってます。

レクチャーは今はめぼしいものはないかな・・・今月の下旬に有料のがありますがいくかどうか。
こないだのレクチャーは一応メモ取ったんですがメモの内容も少なくまだまとめてない上にそこで貰った文献としての論文も読んでないため感想はブログにアップしないと思います。また次回。

トゥーランガリラのいろいろ以来友達とはちゃんと時間を一緒に過ごしながらなあ、と思いながらもまた仕事・休みとも1人行動(家でもいろいろしなくちゃいけないのにやってないにも関わらず)・・・
一番親しい友達が旅行中というのもあるのですが。
まずは自分の誕生日ディナー、そして田舎の方に住んでる友達がもうすぐ子供が産まれるためBaby Showerに行く予定もあり。
(結婚はしないで子供を産むため「友達の結婚式」の先に「友達のおめでた」が来ました)
妹の働いてる子供服屋で社員割引を使って服買って持ってきますよー(笑)

それが終わったらまたユースオケが始まります。ホルストの「惑星」!
マネージャーさんによると「惑星」のパート譜はIMSLPの無料音楽ライブラリからダウンロードできるそうで。(こんな感じです~必ず見つかるとは限りませんが便利なサービスです)チェレスタのパートも近いうちプリントして練習し始めないと。
トゥーランガリラと比べちゃったら全然とはいえ聞こえるパートががっつりありますし、いろいろ聞かせ所なので。
こんどこそのびのびと弾くぞ~

いろいろ一段落してブログ・創作ともいろいろ書く欲が大分下がってるらしく・・・
ちょっとこちらネタ切れしてる感がありますが、ちょっとずつでも更新していくつもりです。


今日の一曲: ドミトリ・カバレフスキー 前奏曲 第13番



大学の図書館で楽譜とCDを借りてきて今日ちょっと通して聞いたり一部弾いたりなんだりしてました。
というのもソヴィエト史に興味がありソヴィエト音楽好きながら実際知り親しんでるのはショスタコーヴィチとプロコフィエフだけ。ソヴィエトは今の小アジアの方の国も含めてるのでそういう文化も音楽に影響してるはず、と思い・・・ソヴィエト音楽のレパートリー(聴く・弾く両方)を拡大するべく踏み切った、という経緯です。
もともとショスタコと慣れ親しんで生きてきたのでソヴィエトの音楽はかなり近しく感じるスタイルが多いので是非是非学んで身につけたいと思います。

先輩ショスタコーヴィチ(そしてそのまた先輩ラフマニノフ、ショパン、バッハなどなど)と同じくカバレフスキーの24の前奏曲は24つの調全部で一つずつ書かれています。20世紀なので「伝統的な」調のイメージを覆しにくるかな、と思ったら案外そうでもなく。

そんな中で第13番(嬰ヘ長調)に「お!」と思ったのはなんとストラヴィンスキーの「火の鳥」のフィナーレのあのメロディーが引用されていること(もともとロシア民謡っぽいんで引用ではなく源を同じくしているだけかもしれませんが)。
しかも調が変わって盛り上がっていく流れも「火の鳥」のフィナーレととっても似ています。ただクライマックスはわりとショスタコ風。

結構私は♯を読むのが苦手で、4つでもいっぱいいっぱいみたいな事もあるんですが(汗)このメロディーが隠れてるのを聞いた時に「あ、弾かなくちゃな」と思いました。他にもこの前奏曲集からはいくつか弾く予定ですがどれも楽しみです。

それにしてもこの「伴奏が両手に散らばっててその真ん中にメロディーが流れて両手で分担して受け持つ」というフォーマット、なんかであったはずだったんですが思い出せません。ラフマニノフの前奏曲ニ長調だったかな?あれはまたちょっと違った気も・・・うーん。

ソヴィエトには他にもハチャトゥリアン(アラム、カレン)などいろんな作曲家がピアノ音楽を書いてるのでこれからも開拓してきたいですね。
前書いた気がしますがソヴィエトは情報が閉鎖された国家だったため芸術を通して歴史の真実が残ってるのは大変面白いし貴重な事だと思いますし・・・それにあの国、あの時代だったこそ生まれた音楽スタイルだと思うので。
もう一つの得意分野にできたら・・・いいんですがね。

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