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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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こないだのコンサートの写真!
もしかしたら、と思ってたらアップされてました!
Melbourne Youth MusicのFacebookページにこないだのトゥーランガリラのコンサートの写真です!
といっても私が写ってるのはほぼ1枚のみ(待機中)。こんなもんです、チェレスタ弾き(笑)
撮影時間は土日のリハーサル&コンサートですね。(ピアニストが髪を切っているため土曜の夕方以降だということが分かります)
よく見てみると割とみんな演奏着に着替えるタイミングがまちまち。日曜日は朝着てくる人が多いですが土曜日は朝からリハーサル、昼空いて夜演奏なのでぎりぎりまで着替えなかった人もいましたし。
いやあ、見るだけで興奮がよみがえってきます。異常に楽しかった2日間ですから。
あとは家族、友達、そしてお世話になってる翻訳コーディネーターさんところなんかにもギャラリーの存在を知らせなくては・・・(あせあせ)

ちなみに演奏時のドレスコードとしてはユースオケは男子=黒シャツ+黒ズボン+黒靴(黒ジャケットは気温により着脱可能)、女子=黒でなんらかの袖があるトップ、黒いパンツorスカート(スカート、ワンピの場合膝丈以上長い)、ちゃんと黒い無地のタイツ・ストッキング、黒靴・・・となってます。参考までに。
なかなかオケ演奏ファッションって見てて面白いですよ。例えばチェロでは弾きかたの都合で女性はパンツや長いスカートが好まれたり。フルートなど足が聴衆から見えるところに座ってる女性は心なしかスカートスタイルが多い気も。
シースルーブラックのトップは女性オケ奏者に愛用されてますね~(Australian Chamber Orchestraだとスタンダードです)
私は今回シャツ+パンツスタイルですが次回はシースルーブラックのふわっとしたトップを着用予定。なんとなく「惑星」のパートのイメージにあうので。

この写真で見えるとおりトゥーランガリラではオケの最後列にずらっとさまざまな打楽器が並んでます。(左端の木琴はもう一つの曲で使ったやつです~)
それとは別にステージ前左端、チェレスタと一緒に鐘、鉄琴×2、ビブラフォーンがメシアンのいうところの「Timbres」セクションとしてかたまってます。(ちなみにハープははもう一つの曲で使ったやつです)

それでは調子にのってるついでに「トゥーランガリラのユースオケ 探してみよう」を。
一応難易度順です~
1) ピアノ・ピアニスト(楽譜ありで弾いてること、そしてページめくりのためコピーしたページも活用してます)
2) 指揮者(本番でも燕尾服ではなくメンバーと同じオールブラックです)
3) オンド・マルトノ(というかいろんな写真でフィーチャーされてますね)
4) チェレスタ(とその主)
5) あれ、銅鑼の上になんか布がかかってる
6) 鉄琴とビブラフォーン、どっちがどっちでしょう(ばちの多さにもびっくり!)
7) コントラファゴット待機中
8) 近くの騒音(笑)から耳を守る装置
9) トロンボーン、テューバのミュート
10) 水筒は舞台に持ち込み可です(もはやウォーリーの域・・・?)
なんだかすみませんが遊んでみてください(笑)

ちなみによーくよくみるとメンバーが座ってる椅子にも何通りかあるのが見えると思います。
ピアニストが使ってるピアノはスタインウェイですが、椅子はスタインウェイ付属の椅子ではありません。すわり心地だったか高さだったかが気に入らないため私と交換することになったのです(笑)
なので私はクッション性良好のスタインウェイの椅子。ピアニストの彼(そしてオンド・マルトノの彼)が座ってる椅子はメル響などでも使ってる高さ・アングルが調整可能な椅子です。余談ですがこのタイプの椅子はチェリストが好んで使うためオケマネージャー時代はチェリスト(とくに背の高いメンバー)に優先的にまわしてました。

楽器、ファッションや弾いてる姿、待機している姿、などなど演奏中はなかなかそこまで見てる余裕がないのでこの写真でリハーサル、コンサート中の様子などこのギャラリーの写真で垣間見える部分いろいろ楽しんでいただければ、と思います。


今日の一曲: オリヴィエ・メシアン トゥーランガリラ交響曲 第4楽章「愛の歌II」



コンサートは終わったけど紹介は終わってませんでした。
しかも大変気に入ってる楽章を取り扱いせず・・・
これできっと第1楽章だけ残ってるかな?まだもう1つ残ってたかも・・・(第7楽章?あとでチェックしよう)

愛の歌Iが気がはやるような初々しい性格ですが愛の歌IIはもちょっと落ち着いた感じ?
この曲で面白いのは最初は別々に、はっきりと現れる様々なテーマの魅力だけでなくその絡み合いがわりと聞きやすいこと。
最初の主題はものすごくかわいらしい、若い娘が古の踊りを裸足で踊るような・・・おどけたような木管にピアノと鉄琴などがきらきら光り。
それから「歌」のような豊かな愛にあふれた主題の暖かさ、オーケストラ全員が広げる世界、そしてそのあと弦楽器のアンサンブルで奏でられるどこか東洋風の神秘的な、どこか凍ったような主題。
これらがかわるがわる現れたり、同時に現れたりして、不思議な歌と踊りの世界を繰り広げます。

後半の再現部であんなにたくさん楽器が奏でられるのに(トロンボーンが入るまでは)ステップが軽いままなのがいいですね~♪
チェレスタもペダルなしで踊りますよ~聞こえませんが(笑)
(愛の歌といってもやっぱり踊りの要素も強い曲です。歌の部分に来るまでにこっちも踊りだしちゃいますしね~)

そしてなんといっても!(トゥーランガリラについてのエントリーでも書きましたが)エンディングの繊細さ、幸せさ、そして美しさがたまらないのです♪心の中に秘めておきたくなる愛です!

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