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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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迷い迷って迷走中。(+ちょっぴり本の感想らしきもの)
前回のエントリーに拍手ありがとうございます!
私は楽器ごとのチュートリアルが終わってからリハーサル参戦の予定で。
今週末→来週末はバースデーディナー→その次は友達のBaby shower→初リハーサルという・・・
忙しくなりそうですが楽しみです。

さっきまでブログ書いてたんですけどすっかりだめになって書き直してます。
最近気分が変わりやすいというか考えがまとまりにくいというか。
迷うことが多いですね。
こういうときに一旦休もう、というのが本当に苦手で。
何かできることがあるはず、とあがいて色々逆効果になってしまうことをどうも学習しない自分がいて・・・
自分の限界を認めてなんとかやりすごす、これ以上悪い方向にいくのを止める方に自分の頭を向けるのが苦手なんです。
(思って見れば最近ピアノの練習も「ちょっと寝かせてみる」ことをあんまりやってないんですよね・・・それもまた要注意サイン)

そんな感じなので今回はちょっと本を3冊紹介します。
感想というような感想も書けないのですが・・・

いわゆるセルフ・ヘルプ系の本はわりと懐疑的なのですが、数年前に第2の師であるマイケルが紹介してくれたのがこの2冊。


(こちらは邦題「あきらめることあきらめてはいけないこと―人生が変わる30の言葉」として出版されてるようです)



そしてそれとは全く別で似たような本を一冊。
こちらは元から日本語です。


どれも普段生活する上で疑問に思ったり、壁に感じたりするようなことを人間が陥りやすい思考パターンに焦点を当て、すっきり短い文章で読みやすく、分かりやすい言葉で説いてくれる、考えあがき迷いつかれた心に優しい本。(一つ一つのセクションが短いので鬱状態でも読めるのがありがたいです)知ってると少しだけ考えること生きることが楽になる、そんな感じかな。
精神疾患を持ってる人はもちろん、そうでない人にもお勧めです。
(Gordon Livingstonは続編もあるみたいなのでどっかで探してみないと・・・)

昨日ちょっとつぶやいてたのは特に最初の2冊で(最後のも少しありますが)ケアする側としての立場だったり見解が聞けるのが面白いなーと。
「Too soon old~」の方で昨日読んでた箇所で、「良きセラピストに求められるものは良き親に求められるものと同じ・・・忍耐力、共感する力、愛情、そして相手をこうだと決めつけることなくその人の話を聞くこと」ということが書いてありましたが、メンタルヘルスに関わることを目指す者として(そして人間全般として)心に刻みたい言葉です。(音楽と心のノートに転載しましたもん、すぐ)

やりすごさなくちゃいけない時期がどれくらい長いか分かりませんが少なくともこうやって学ぶことはできますし、ピアノも一応やってますので自分にとって良いと分かってることを選んで進んでこうと思います。


今日の一曲: オリヴィエ・メシアン トゥーランガリラ交響曲 第7楽章「トゥーランガリラ2」



今ちょっとオケとか大編成曲に偏りがちですね(汗)ちょっとまだバランス迷走中です・・・
そんななか今回これを選んだのはまだトゥーランガリラを終わらせてなかった、ということもありますが26日の夜、NHK-FM(もちろん日本!)で26日の夜、ロジェ・ムラロのリサイタルとトゥーランガリラ抜粋(ピアニストはムラロです)をやるそうなので(詳しくはこちら参照。ソロの方も面白いプログラムですね~)
その中に第7楽章が入ってたので今日は残りの楽章の内こちらを紹介。

第7楽章って短い割にはちょっと難解な楽章だと思います。リズムというかメカニック中心で、それぞれのパーツも短くて、どこに耳を集中して良いか分からないというか。
聴くだけで分かる?というのは勿論、各楽器のパートを見てもちょっと難しい。スコアを読んで聴いて、かつ他のメシアンの音楽を知ってやっと構成とかはわかるかなー・・・という印象なんですが私だけでしょうか。
シンメトリーが入ってたり、リズムカノンが「沈黙のまなざし」と一緒だったり(リズム比がこちらは1:1ですが)・・・
正直ぱっと聴き無機質、というか意味が分からない!と言えると思います。

ただこの楽章の冒頭のピアノのカデンツァはトゥーランガリラの中で一番好きなピアノソロです。
実際に鳥の声を再現しているかは分からないけれど、少なくとも「象徴的な」鳥の声で。
躍動感に溢れてて、何よりも素晴らしく輝くんですよね。
チェレスタのパートも大きくて好きなんですけど、この箇所ばかりは羨ましかった!コンサートが終わっても聴く度にあこがれが蘇ります。
「光」の音楽は苦手なものもたくさんあるけれど、メシアンの「光」、そしてその中でもこの鳥の声の「光」は私に取って本当に特別なのです。

なので・・・とりあえずあんまり無理に理解しよう、とは考えずなんとなく聞き流すのが一番だと思います。

(今回リンク録音を変えてみました。どうやら私が持ってる(図書館で借りた)録音はこれのようです)

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