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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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近況らしきもの。
前回のエントリーに拍手ありがとうございます。
ちょっと最近更新が滞りがちですが・・・そのうち戻る、と思います。

最近頭が大分めまぐるしいです。
リハーサル~コンサートの間仕事が出来ないのでそれまでに、というのが主ですかね。
内容はそんなに難しいものではないですが(まだまだ経験が少ないエリアではあります)、ちょっと量があるので。
最近ちょっと集中力が散漫としてるので自然と無理させがちです。

こないだドクターとのアポに行っていろいろ話したのですが(といってもどうしても改まると言葉にしにくいものです)、やっぱり焦燥・感情のねじのゆるみ(主に上方向)に関しては季節の変わり目ではないかと。
今年は8月の最初あたりに一旦暖かい日がちょっとあって、それでまた寒くなって今本格的に春に変わりつつある、というので「季節の変わり目が長く続いている」という風に私の体は解釈しているのではないか、という説。
リチウム濃度も普通でしたしね・・・これは春まで今まで通り耐えるしかない、ということらしいです。

最近Facebookページでブックマークしてたページをひとまとめに見れたら便利かな、と思い、ついでにこっちの友達の連絡が別手間になってたのもいつもちょっと申し訳なかったのでFacebookを始めました。
そっちは本名ですし、主にこっちの友達との交流になるかな。とりあえずいろいろ無理せずちょこちょこやってこうと思います。ユースオケ関連にもちょろっと顔出したりしてますが。
なんといってもAlchemy Gothicの新しいカタログが公式Facebookに9月に出るのが楽しみ~

そんなFacebookでメンタルヘルス関係のいろいろを見てたら「精神障害の診断と統計の手引き(DSM)」第5版についてのページがありました。精神医学にて診断の基準・ガイドラインとして使われるDSM、現在は第4版の改訂版が使われてますが、次の版が2013に発行されるのに先駆けた編纂作業が行われている、ということは聞いてました。
精神医学での診断って本当に難しくて、DSMに関してもいろんな批判が随所で聞かれます。私もDSMが絶対、と思ってるわけではありませんし、何をどう決めても結局どっかで納得いかないところはぼろぼろ出てくるんだと思います。ただそういう「目に見えない、客観・主観合わせても判断が難しいものに関してなんとか基準を作ろう」というそのプロセスが本当に興味深いと思います。

メンタルヘルス関係といえばなんかレクチャー関係の情報が入る団体ページがないかな、と思ったんですが今のところあんまりですねえ・・・今のところDSM5を除くと2団体のみフォロー。うーん。勉強になる、役に立つ、と思うページがもっと見つかったらいいなあ。

そうそう、日本に一時帰国、といってましたがこちらではいつか言ってませんでしたね。
9月の中旬~後半に2週間ちょっと。両親が引っ越した家だったり、近く(そんなに近い訳じゃないですが)の温泉だったり、母方・父方の祖父母に会いに行ったり、お世話になってる翻訳会社さんに挨拶しに東京に行ったり。もしかしたら仕事も入るかもしれませんし、あとは買い物たくさんすることになるでしょうし。きっとあっという間ですね~
2週間半ピアノが弾けないのでなるべく今やってる曲を出発までに片付けたいところです。

日本から帰ってきたらメルボルンも春かな。春だと良いなあ。
今年こそはちゃんと夏が来るよう願ってます。

あ、明日はユースオケのトゥーランガリラコンサートのラジオ放送ですね~
放送の詳細はこちらのエントリーに、コンサート感想のエントリーはこちら
聴く方法は明日Twitterにて再度掲載します。


今日の一曲: オリヴィエ・メシアン 「幼子イエスに注ぐ20のまなざし」より第16楽章「預言者、羊飼いと東方の三博士のまなざし」



「惑星」コンプはペース的に無理そう(汗)次回はでも一つ紹介したいですね~

今回は今弾いているまなざし。これで15個とか16個目だったかな。大学時代にちょっとやりかけだったので今改めて再挑戦中。そんなに難しいものではないですよ~(ただ残ってる楽章はもう難しいのばっかり・・・)

三位一体、聖なる子の誕生、神の神秘と愛などとっても宗教的にprofoundな意味を持つ「20のまなざし」の諸々楽章ですが、この第16番はちょっと雰囲気が違います。主役が割と普通の(というのもちょっと違うかもしれませんが)人間で、どこかコミカルな性格な曲です。
曲集で繰り返し使われる主題は表れませんし、ともなって信仰に関するなにやらが表現されるわけでもなく。

その代わりこのタイトルに表れる羊飼いや3人の博士それぞれにメロディーが割り当てられてて、(惑星の「天王星」みたいに)作曲家がそのテーマを様々な組み合わせたりして遊んでる感じがあります。
それぞれのテーマもどこか人間くささみたいなものがあって。(羊飼いのテーマには「オーボエ」と書いてあります。これもまた人間らしい、というか田舎くさい(失礼)響きです)

聖家族でも天国の住人でもない、そんな「偉大」なものがない「ただの人間」達も、キリストの生誕に深く関わり、共に祝福し・・・
何よりも、イエス・キリストは(宗派により認識は違えども)人間の肉体を持って人間の中に生まれた、ということの大切さがこの一見comic reliefともとれる楽章の存在意義にあるのでは、と思います。

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