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前回のエントリーに拍手ありがとうございます♪
これから春夏にもなりますし、ユースオケのプログラムもありフランス音楽にシフトしてくかな・・・?
続き物企画もありますし引き続きよろしくお願いします~
この話ももうおそらくしたと思いますが・・・
ここ何年か(8年?)で着々とオケでの演奏経験を深め、経験済みレパートリーを増やしていますがまだまだピアノやチェレスタパートがあるのを知ってても弾いたことのないオケ曲ももちろんたくさんあります。
今日は「オケピアノ・チェレスタのレパートリーはどれくらいあるんだろう」という好奇心と自分で参照する目的もかねてipodのプレイリストに当該パートのある曲をまとめてみました。(私にとってipodは音楽を聴く、学ぶ道具だけでなく自分の脳内の音楽のデータベースの延長・捕捉という役割も大きいと思います)
結果トラック数でいえば700曲弱。(アルペン交響曲やカルミナ、千人の交響曲などトラック数が多い曲が結構入ってるのも事実ですが)これは意外にも多いですね。
ピアノ・チェレスタが入っていることで有名な、所謂スタンダードなレパートリーでこれは外せない、という曲だったらショスタコーヴィチの交響曲第5番(ピアノ+チェレスタかけもち)、マーラーの交響曲第6番(チェレスタ)、そしてバルトークの「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽」(ピアノ、ピアノ/チェレスタ1人ずつ)。
目立つ=良いパートという等式(またはその逆)が必ずしも成り立つわけではないですが、これらの曲はこの楽器の奏者じゃなくても知っている&記憶に残る名パートです。
ショスタコの5番はチェロで弾いた経験があってチェロのパートもまあ素晴らしいんですが(ショスタコですもの!)、第1楽章中間部で入ってくるピアノのメタリックな存在感とか、第1楽章の最後のチェレスタソロ、さらには第3楽章の一番最後のハープとのデュエットなど弾きたいと思わずにはいられない愛しいパートなのです。
曲は知られてるけどチェレスタやピアノが活躍する(と思う)曲、でいえばまずはブリテンの戦争レクイエム(ピアノ)とかいいですね。パート自体はほとんど聞こえない、サポート役なんですがオケと一体になったような、オケの一部になったようなパートにあこがれます。あとはマーラーの「大地の歌」やリヒャルト・シュトラウスの4つの最後の歌なんかにもチェレスタパートがあるんですよ♪
そして今度弾くラヴェルの「ダフニスとクロエ」もこのカテゴリですね。パートはさてどうだかまだ分かりませんが・・・
あまり知られてない、演奏の話も聞かないけど弾きたい、と思う曲も勿論。まずはレスピーギの「鳥」(チェレスタ)や「ボッティチェッリの3枚の絵」(チェレスタ・ピアノ各1人)とか。レスピーギはピアノやチェレスタを多用しますがいつも粋な使い方であこがれます。特に「鳥」の最終楽章「カッコウ」のチェレスタソロはチェレスタにとって隠れた超名曲。
あとはヴォーン=ウィリアムスの交響曲第8番(チェレスタ)。作曲家、そして曲自体が大好きで、第1楽章冒頭のチェレスタソロも心を射貫きますし。
そして今まで聴いた曲でこれはもっと弾きたい、というのもあります。
ラヴェルの「マ・メール・ロワ」(チェレスタ)、ラフマニノフ「鐘」(チェレスタ・ピアノ各1人、チェレスタのみ経験済み)、ホルスト「惑星」(チェレスタ)、ショスタコーヴィチの交響曲第1番(ピアノ、2回弾きました)などなど。楽しい!という側面もありますし、もっとパートも楽器も極めたい!という側面もありますし、曲が名曲だからもっと弾きたい、という気持ちももちろん。
傾向としてはやっぱりレスピーギ、メシアン、そしてロシア音楽にピアノ・チェレスタパートが多いような気がします。ショスタコーヴィチやプロコフィエフは交響曲でもこういう楽器をどんどん使ってますし・・・
以前も書いたと思いますがピアノやチェレスタは昔よりも現代の方が多くオケの一部として使われてますし、そのポテンシャルや役割も広がってますのでもはやオケのセミレギュラーメンバーと堂々名乗ってもいいと思います。
もちろん今の自体に書かれている音楽でもピアノやチェレスタは使われてているのでそういう新しい音楽にもふれ合う機会があるといいな、と思ってます~
今日の一曲: イーゴリ・ストラヴィンスキー 「火の鳥」より「火の鳥のバリエーション」
これも「有名だけどピアノ入ってる?」というくくりですかね。(チェロで弾いたけどピアノではまだ、というくくりでもあります)
実は「火の鳥」ではところどころにちょっとあのとがった、ちょっとだけメタリックなサウンドがたまーに聞こえる・・・かな?
そのなかでも気をつけてみたら聞こえる可能性が一番高いのが「火の鳥のバリエーション」ですかね。バレエ全曲でも、組曲でも入ってる曲です。
バレエにおいてバリエーションは主に主要キャラクターのソロのダンスのことをどうやら指すみたいです。つまりこれは火の鳥の見せ場。イワン王子が火の鳥を探しに森に来て、そんな彼にきづかず姿を表し踊る火の鳥の姿です。
「鳥」を表すフルートやオーボエ、クラリネットなどの木管楽器に加えてミュート付きの弦、弦のピチカート、炎のようなハープのグリッサンド、その下にちょっとピアノが色彩を添えています。
最後の方でピッコロ+フルート+クラリネット+ピアノのストラヴィンスキーらしく緻密でカラフルなアンサンブルが少しだけあるのですがそれもまたキャラクターが素敵です♪
聴いていると手塚治虫の「火の鳥」よりは大分小柄なのかな?という印象ですね。実際のところどうなんでしょ?
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これから春夏にもなりますし、ユースオケのプログラムもありフランス音楽にシフトしてくかな・・・?
続き物企画もありますし引き続きよろしくお願いします~
この話ももうおそらくしたと思いますが・・・
ここ何年か(8年?)で着々とオケでの演奏経験を深め、経験済みレパートリーを増やしていますがまだまだピアノやチェレスタパートがあるのを知ってても弾いたことのないオケ曲ももちろんたくさんあります。
今日は「オケピアノ・チェレスタのレパートリーはどれくらいあるんだろう」という好奇心と自分で参照する目的もかねてipodのプレイリストに当該パートのある曲をまとめてみました。(私にとってipodは音楽を聴く、学ぶ道具だけでなく自分の脳内の音楽のデータベースの延長・捕捉という役割も大きいと思います)
結果トラック数でいえば700曲弱。(アルペン交響曲やカルミナ、千人の交響曲などトラック数が多い曲が結構入ってるのも事実ですが)これは意外にも多いですね。
ピアノ・チェレスタが入っていることで有名な、所謂スタンダードなレパートリーでこれは外せない、という曲だったらショスタコーヴィチの交響曲第5番(ピアノ+チェレスタかけもち)、マーラーの交響曲第6番(チェレスタ)、そしてバルトークの「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽」(ピアノ、ピアノ/チェレスタ1人ずつ)。
目立つ=良いパートという等式(またはその逆)が必ずしも成り立つわけではないですが、これらの曲はこの楽器の奏者じゃなくても知っている&記憶に残る名パートです。
ショスタコの5番はチェロで弾いた経験があってチェロのパートもまあ素晴らしいんですが(ショスタコですもの!)、第1楽章中間部で入ってくるピアノのメタリックな存在感とか、第1楽章の最後のチェレスタソロ、さらには第3楽章の一番最後のハープとのデュエットなど弾きたいと思わずにはいられない愛しいパートなのです。
曲は知られてるけどチェレスタやピアノが活躍する(と思う)曲、でいえばまずはブリテンの戦争レクイエム(ピアノ)とかいいですね。パート自体はほとんど聞こえない、サポート役なんですがオケと一体になったような、オケの一部になったようなパートにあこがれます。あとはマーラーの「大地の歌」やリヒャルト・シュトラウスの4つの最後の歌なんかにもチェレスタパートがあるんですよ♪
そして今度弾くラヴェルの「ダフニスとクロエ」もこのカテゴリですね。パートはさてどうだかまだ分かりませんが・・・
あまり知られてない、演奏の話も聞かないけど弾きたい、と思う曲も勿論。まずはレスピーギの「鳥」(チェレスタ)や「ボッティチェッリの3枚の絵」(チェレスタ・ピアノ各1人)とか。レスピーギはピアノやチェレスタを多用しますがいつも粋な使い方であこがれます。特に「鳥」の最終楽章「カッコウ」のチェレスタソロはチェレスタにとって隠れた超名曲。
あとはヴォーン=ウィリアムスの交響曲第8番(チェレスタ)。作曲家、そして曲自体が大好きで、第1楽章冒頭のチェレスタソロも心を射貫きますし。
そして今まで聴いた曲でこれはもっと弾きたい、というのもあります。
ラヴェルの「マ・メール・ロワ」(チェレスタ)、ラフマニノフ「鐘」(チェレスタ・ピアノ各1人、チェレスタのみ経験済み)、ホルスト「惑星」(チェレスタ)、ショスタコーヴィチの交響曲第1番(ピアノ、2回弾きました)などなど。楽しい!という側面もありますし、もっとパートも楽器も極めたい!という側面もありますし、曲が名曲だからもっと弾きたい、という気持ちももちろん。
傾向としてはやっぱりレスピーギ、メシアン、そしてロシア音楽にピアノ・チェレスタパートが多いような気がします。ショスタコーヴィチやプロコフィエフは交響曲でもこういう楽器をどんどん使ってますし・・・
以前も書いたと思いますがピアノやチェレスタは昔よりも現代の方が多くオケの一部として使われてますし、そのポテンシャルや役割も広がってますのでもはやオケのセミレギュラーメンバーと堂々名乗ってもいいと思います。
もちろん今の自体に書かれている音楽でもピアノやチェレスタは使われてているのでそういう新しい音楽にもふれ合う機会があるといいな、と思ってます~
今日の一曲: イーゴリ・ストラヴィンスキー 「火の鳥」より「火の鳥のバリエーション」
これも「有名だけどピアノ入ってる?」というくくりですかね。(チェロで弾いたけどピアノではまだ、というくくりでもあります)
実は「火の鳥」ではところどころにちょっとあのとがった、ちょっとだけメタリックなサウンドがたまーに聞こえる・・・かな?
そのなかでも気をつけてみたら聞こえる可能性が一番高いのが「火の鳥のバリエーション」ですかね。バレエ全曲でも、組曲でも入ってる曲です。
バレエにおいてバリエーションは主に主要キャラクターのソロのダンスのことをどうやら指すみたいです。つまりこれは火の鳥の見せ場。イワン王子が火の鳥を探しに森に来て、そんな彼にきづかず姿を表し踊る火の鳥の姿です。
「鳥」を表すフルートやオーボエ、クラリネットなどの木管楽器に加えてミュート付きの弦、弦のピチカート、炎のようなハープのグリッサンド、その下にちょっとピアノが色彩を添えています。
最後の方でピッコロ+フルート+クラリネット+ピアノのストラヴィンスキーらしく緻密でカラフルなアンサンブルが少しだけあるのですがそれもまたキャラクターが素敵です♪
聴いていると手塚治虫の「火の鳥」よりは大分小柄なのかな?という印象ですね。実際のところどうなんでしょ?