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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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メルボルンの友達におすすめしたい日本のあれこれ
日本の事をなにやら書かないと遠ざかってしまう!
でも特別これを集中して書きたい!と思うことがあるわけじゃなく(汗)ちょこちょこつぶやいたり写真をアップしたりしてたんですがちょっとこう・・・文で残したい。

そう思ってたところ、最近こっちの友達で今年中に日本に行く、という友達が何人かいるので今回の自分の一時帰国を「もしも友達に勧めるなら」的なまとめ方にしてみよう、と試みました。
絶対最終的に抜け落ちるところはあるでしょうが(あーこれ入れれば良かった-!という)とりあえず始めてみます(笑)

<定番編>
友達と日本に行くんだったら見せたい物、で一番最初に思いつくのは「新幹線」ですね。窓から富士山、というのも喜んでもらえそう。コンビニで買った「のりがぱりぱりのままのおにぎり」だったり飲み物だったりを味わいながら電車旅、なんていいですね。
食べ物だったらお寿司食べたい、という外国人はたくさんいます。日本食色々ポピュラーで「そんなのも知ってるんだ」というような食べ物を知ってる人も多いですが結局のところお寿司が食べたい人が多数です(笑)
観光地の定番といえば京都とか東京がやはりポピュラー。いわずもがなですが前者は古き日本の文化、そして後者では主にお買い物が目当てのようです。

<食べ物編>
日本食は色々あって、ほとんどオージー受けすると思われますが結構お好み焼きが好きな人が多いですね。こっちで売ってるようなやつじゃなくてちゃんとした日本のやつを、できれば鉄板で目の前でやるor自分で焼ける(同伴者にスキル必要)ところに連れてってあげたいですね。
今回一時帰国したときはブドウが旬でしたが巨峰みたいなブドウはこっちにはないので是非味わって欲しいです♪こっちのブドウと違って皮むかなきゃいけないけど、そんな手間もなんのそのの味ですしね!
それから日本のスイーツは和も洋もまず見栄えが凄いですからね!甘い物好きな人には外せません(ただあんこに関しては好き嫌いがあるようなので気をつけたほうがいいかも)。

<観光編>
今回の一時帰国では温泉旅館に家族で行きましたが、ああいうところもとっても「日本らしい」と思ってもらえそうですね。(特に私たちの行ったところはものすごーく古くて歴史のあるところだったので)
西洋はなかなか公衆浴場で裸でお風呂入る文化はないはずですが「温泉」というと「いいなー」という人が結構います。(言わなくても温泉いいよねーという人も)念のため貸し切り温泉があるところにした方がいいのかも・・・?浴衣もきっとテンションあがるでしょうしね(笑)
今回割と食いつきよかったのが(@facebook)富士花鳥園でフクロウと撮った写真。掛川・富士など花鳥園は(鳥嫌いとかじゃなければ)外国人さん連れてっても楽しいかもしれませんね。いや、私が鳥好きなのも大きいですが(笑)
あとは古いお寺とか神社とかも「日本」を感じられますし、日本の自然(紅葉、桜、森、雪など)も是非とも見て感じて欲しいと思います。

<買い物編>
実は毎回オーストラリアに買って帰るおみやげを買うのに3つ外せない場所があります。
それは東急ハンズ、Village Vanguard、それから中部空港セントレアのスカイタウンです。
東急ハンズは主に雑貨・文具めあて。本当に喜ばれるんですよ、ちょっと工夫&グッドデザインのメイド・イン・ジャパン(笑)
Village Vanguardはおもしろグッズを買うことが多いですが、実際に外国人さん連れてって見てもものすごく面白いと思います。あそこはまあ見てて居て本当に楽しいですね!いらないもん色々買っちゃったりしますが(汗)
江戸切子セントレアのスカイタウンはお土産らしいお土産もあれば地域の品(常滑焼とか)もあり、駄菓子屋さんもありますし。日本らしくてクオリティ高いものがいっぱいそろってます。
自分用のものもほとんど毎回買ってるのですが、今回購入したのがこの江戸切子のおちょこ。ブドウの模様が入ってます。
それから常滑焼の湯飲みが何種類かあって。縦長い円柱状の湯飲みだったり、茶碗に近い大きめのがあったり(友達に一つ買って帰りました。次回は自分でも)、あとはマグらへんもあります。
スカイタウンは空港よりもショッピングタウンとして利用してます(笑)


他にもきっといろいろありますし、まだまだ私も日本に全然詳しくないですが(実は前述日本にいく友達の一人が質問あるようでものすごくいろんな方面からヘルプを仰がなくちゃいけなさそう)・・・
次回の一時帰国でまた違うところを楽しめるのを楽しみにしています。私はスケジュールがフレキシブルなので親は「ちょっと違う時に来て違う季節楽しみにきなよ」みたいなこと行ってるのでそれもいいな、と思っています。とりあえずこっちの夏以外なら(笑)


今日の一曲: バルトーク・べーラ 「戸外にて」組曲より第4楽章「夜の音楽」



一時帰国に行ったときに本当に「聴覚」でも日本を楽しみました。
家の周りのツクツクボウシやエンマコオロギ、様々な鳥の鳴き声・・・
そしてなによりも露天風呂や祖母の家のお風呂から聞こえる虫とカエルの合唱。耳から脳に焼き付けてこの春夏弾くと決めたこの曲に生かす!と決めてました。(まず第1楽章弾いてるのでまだ生かせてませんが!)

この曲は本当に先ほど書いたsoundscapeそのままで。
虫や鳥、そしてハンガリーのその地方独特のカエルの鳴き声が登場します。
「夜」の感じはブリテンの夜想曲にも似ていますが(これも今度弾きたい)、全体の世界観はクラムの「夏の夜の音楽」やメシアンの「鳥のカタログ」の世界に本当に似ています。

鳥のカタログと違うのはこの曲には「人間」が出てくるところ。途中で聞こえる民族音楽風のメロディーは牧童の笛の音ということで(こうするとちょっとクリスマス的ですね、夜羊の番をする羊飼いみたいな)。
それがどこからか流れてきて、それがあることでちょっと人間の住むエリアでぼうっと光る人工の光を感じたり。

鳥のカタログやクラムの「虫」的な音楽と同じく、いかにピアノを弾いていることを離れて(そして聴衆にこれがピアノで弾かれていることをしばし忘れさせて)「自然の音・soundcape」を再現して。
そしてあの露天風呂などで感じた闇と空気、深さと様々な生き物の美しい声を聞き手に伝えられるか。
それがこの曲を弾く上で私が目指すべきものであり、そして目指したいことだと思います。

(Amazonで探してたら友達の元先生の録音があった・・・試聴もできるので(トラック29)選びました)

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