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今日もリハーサルでした。ちょっと予期せず疲れが来て(というか予期すべきでしたね)途中で少し寝てしまいました(汗)
眠っていても音楽は聞こえるので弾くところになるまでに余裕で起きましたが・・・
帰ってきてからもこんこんと眠って改めて自分の疲れの全貌を知るというていたらくで。環境もそうですがオケマネージャーをやってたころの疲れ方と似てる感じだなあー、という印象。
今週はもちょっと自分をいたわっていきたいと思います。
今朝はメルボルン国際マラソン大会が朝行われていました。
コースはいくつかありましたが、全て公式サイトのコース情報で見られるようです。とてもScenicなコース。
ユースオケのマネージャーさんを含め何人か知り合いで参加した人がいたようですが、楽しかったと聞いています。
そんななか一日リハーサルでした。
朝はトマジのトランペット協奏曲。ソリストの男の子の演奏良かったですね-。
年の割には、といったらいいのか覇気のあるひたすら前向きな音と言うよりもわりと安定した感じで。(こないだの賞をもらったときに「これからどうなるのかなー」としんみりつぶやいていたのがなにかとしっくり)
曲もとっても魅力的なコンチェルトです。アンリ・トマジはフランスの作曲家で、フランスのあのちょっとひねた軽快さ、ドライでスタイリッシュなスタイルが表れる中ちょっとソヴィエトのユーモアを思わせるような曲調もあり。
ちなみにちょっと向こうにいる木琴奏者はトゥーランガリラで鉄琴を弾いた(大学からの知り合いの)男の子。今回も頼りにさせてもらってます。
「ダフニスとクロエ」のリハーサルも順調。
ラヴェルの音楽全体について言えることですが指揮者さん曰く「この曲の美しさを最大限に発揮するにはディテールの細部の細部まで突き詰めなくちゃいけない」ということで。
(ディテールと言えばそういう細部までのラヴェルの細工を見逃さないためにもスコアをリハーサルに持参するのは必要ですね。もちろんトゥーランガリラや惑星もそうなのですが、ダフニスの場合もっとさりげないことがいっぱいあるので)
2回目のフルリハーサルでそういう話・練習をするところまでこぎつけたのは素晴らしいですが、この曲はこれからの道のりが長いのです。
ラヴェルの音楽とのつきあいが深く長くともこの曲を素晴らしく演奏するにはたくさんのもの(努力、センスを含む)が必要で。
とりあえずなるべくテンパらず(汗)自分の楽器の魅力とこの曲への愛を表現したいです(笑)
今回のプログラムではチェレスタのキーを「ひく」ではなく「はじく」ほうの弾く、みたいなタッチが多いです。(たまにさらに「ひっかく」ようなタッチも)
ものすごくクリアなアタックが必要で、基本全てスタッカートで弾いてペダルで響かせることが多いです。
割と速いところも一見レガートのメロディーもスタッカートで弾かなくちゃいけなかったりして、こういう感覚はピアノで弾くのとは大分違うのでまた金曜日になんとかしたいですねー。
ちょっと指先が痛くなるのです・・・
「ダフニスとクロエ」で第1ファゴットを吹いてるのも大学オケ時代の友達。
木管のパート全般ものすごくこの曲は難しいのですがファゴットは比較的楽だそうで。周りはものすごく苦戦してるのになんだか申し訳ないなーと思うのは私も似たような境遇で共感(私の場合お隣さんはハープがものすごく難しいパートを弾いてます)。
これから一週間お互いがんばらなきゃねー、としみじみ。
本当は今日ラヴェルの音楽についていろいろ書きたかったのですが疲労とリハーサルのつもる話で結局書けず。一応メモしてあるのでまたこんどチャレンジします。
そういえば今日は日曜日なのでオケがベルリオーズやってる間昼ご飯ついでにアートセンター周りのサンデーマーケットを覗いてきました。いまHamer Hallとその周りが工事中で縮小版になってるようなのですがいいお店ありますよー。
特に私がイチオシなのが瑪瑙などの鉱物を使った万華鏡。お値段はしますが憧れますね!
今ブログに検索かけてみたらマーケットについての記事がなかったのでこんど特集くもうと思います♪
明日はなんとか回復して、夜いきたいコンサートがあるので。
それについては(行っても行かなくても)また後ほど。
あんまり無理はしないようにしますが、仕事のスケジュールは大丈夫なので行けたら行きたいです。
今日の一曲: アンリ・トマジ トランペット協奏曲 第2楽章
ダフニスとクロエの続きももちろんやりたいですがこれも忘れちゃいけません。
トマジの協奏曲でがっつり惚れたのがこの第2楽章。
最近(というか元々?)20世紀音楽の「夜想曲」だったり夜に関する曲に惚れやすい傾向がありますがこの曲もそんな音楽に共通する魅力があります。
なんといってもちゃんとチェレスタが「闇のチェレスタ」として使われてるところが素敵!
あとハープやコントラバスなど、小編成ながらも本当に夜の深さを見事に表現する音の集まりがいいです♪
そして正義の味方的キャラのトランペットもこの楽章では少し妖しく、深くなめらかに。
こういう風に歌うトランペットも好きですよー♪
金管奏者以外にはあまり知られてない作曲家で、曲もあまり有名ではないものと思われますが聞きにくいわけではないですし(短くて要点に単刀直入ですし)、協奏曲全楽章を通してトランペット、そしてオケ(特に木琴!)の魅力が味わえますので是非是非聴いてみてください。
気軽に楽しめる曲ですよ~
眠っていても音楽は聞こえるので弾くところになるまでに余裕で起きましたが・・・
帰ってきてからもこんこんと眠って改めて自分の疲れの全貌を知るというていたらくで。環境もそうですがオケマネージャーをやってたころの疲れ方と似てる感じだなあー、という印象。
今週はもちょっと自分をいたわっていきたいと思います。
今朝はメルボルン国際マラソン大会が朝行われていました。
コースはいくつかありましたが、全て公式サイトのコース情報で見られるようです。とてもScenicなコース。
ユースオケのマネージャーさんを含め何人か知り合いで参加した人がいたようですが、楽しかったと聞いています。
そんななか一日リハーサルでした。
朝はトマジのトランペット協奏曲。ソリストの男の子の演奏良かったですね-。
年の割には、といったらいいのか覇気のあるひたすら前向きな音と言うよりもわりと安定した感じで。(こないだの賞をもらったときに「これからどうなるのかなー」としんみりつぶやいていたのがなにかとしっくり)
曲もとっても魅力的なコンチェルトです。アンリ・トマジはフランスの作曲家で、フランスのあのちょっとひねた軽快さ、ドライでスタイリッシュなスタイルが表れる中ちょっとソヴィエトのユーモアを思わせるような曲調もあり。
ちなみにちょっと向こうにいる木琴奏者はトゥーランガリラで鉄琴を弾いた(大学からの知り合いの)男の子。今回も頼りにさせてもらってます。
「ダフニスとクロエ」のリハーサルも順調。
ラヴェルの音楽全体について言えることですが指揮者さん曰く「この曲の美しさを最大限に発揮するにはディテールの細部の細部まで突き詰めなくちゃいけない」ということで。
(ディテールと言えばそういう細部までのラヴェルの細工を見逃さないためにもスコアをリハーサルに持参するのは必要ですね。もちろんトゥーランガリラや惑星もそうなのですが、ダフニスの場合もっとさりげないことがいっぱいあるので)
2回目のフルリハーサルでそういう話・練習をするところまでこぎつけたのは素晴らしいですが、この曲はこれからの道のりが長いのです。
ラヴェルの音楽とのつきあいが深く長くともこの曲を素晴らしく演奏するにはたくさんのもの(努力、センスを含む)が必要で。
とりあえずなるべくテンパらず(汗)自分の楽器の魅力とこの曲への愛を表現したいです(笑)
今回のプログラムではチェレスタのキーを「ひく」ではなく「はじく」ほうの弾く、みたいなタッチが多いです。(たまにさらに「ひっかく」ようなタッチも)
ものすごくクリアなアタックが必要で、基本全てスタッカートで弾いてペダルで響かせることが多いです。
割と速いところも一見レガートのメロディーもスタッカートで弾かなくちゃいけなかったりして、こういう感覚はピアノで弾くのとは大分違うのでまた金曜日になんとかしたいですねー。
ちょっと指先が痛くなるのです・・・
「ダフニスとクロエ」で第1ファゴットを吹いてるのも大学オケ時代の友達。
木管のパート全般ものすごくこの曲は難しいのですがファゴットは比較的楽だそうで。周りはものすごく苦戦してるのになんだか申し訳ないなーと思うのは私も似たような境遇で共感(私の場合お隣さんはハープがものすごく難しいパートを弾いてます)。
これから一週間お互いがんばらなきゃねー、としみじみ。
本当は今日ラヴェルの音楽についていろいろ書きたかったのですが疲労とリハーサルのつもる話で結局書けず。一応メモしてあるのでまたこんどチャレンジします。
そういえば今日は日曜日なのでオケがベルリオーズやってる間昼ご飯ついでにアートセンター周りのサンデーマーケットを覗いてきました。いまHamer Hallとその周りが工事中で縮小版になってるようなのですがいいお店ありますよー。
特に私がイチオシなのが瑪瑙などの鉱物を使った万華鏡。お値段はしますが憧れますね!
今ブログに検索かけてみたらマーケットについての記事がなかったのでこんど特集くもうと思います♪
明日はなんとか回復して、夜いきたいコンサートがあるので。
それについては(行っても行かなくても)また後ほど。
あんまり無理はしないようにしますが、仕事のスケジュールは大丈夫なので行けたら行きたいです。
今日の一曲: アンリ・トマジ トランペット協奏曲 第2楽章
ダフニスとクロエの続きももちろんやりたいですがこれも忘れちゃいけません。
トマジの協奏曲でがっつり惚れたのがこの第2楽章。
最近(というか元々?)20世紀音楽の「夜想曲」だったり夜に関する曲に惚れやすい傾向がありますがこの曲もそんな音楽に共通する魅力があります。
なんといってもちゃんとチェレスタが「闇のチェレスタ」として使われてるところが素敵!
あとハープやコントラバスなど、小編成ながらも本当に夜の深さを見事に表現する音の集まりがいいです♪
そして正義の味方的キャラのトランペットもこの楽章では少し妖しく、深くなめらかに。
こういう風に歌うトランペットも好きですよー♪
金管奏者以外にはあまり知られてない作曲家で、曲もあまり有名ではないものと思われますが聞きにくいわけではないですし(短くて要点に単刀直入ですし)、協奏曲全楽章を通してトランペット、そしてオケ(特に木琴!)の魅力が味わえますので是非是非聴いてみてください。
気軽に楽しめる曲ですよ~
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