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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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Drink ye merrily
本題に入る前に・・・

今日はシティに出かけていきました。ほとんどいろんな店をみてまわったり写真を撮ったりのんびりしてましたが昨日話しましたサウスバンクにいくとなにやら賑やか。毎週日曜日のマーケットにしては時間がおそいなあ、と思いながら行ってみるとFood and Wine Festivalの出し物でいっぱい。
出し物といってもワインのサウスバンク01テイスティングのテントやらテーブルがほとんどで、行く人来る人みんなほろ酔いだったり?

ちなみに左手にある丸い建物がコンサートホールです。ここにはよくお世話になりました。



サウスバンク02
サウスバンクのレストランやカフェは昼下がりのいつもどおり賑やか。私もメルボルン一と思われるジェラート屋さんでプリン味のジェラートをいただきました。
Tutto Beneというこの写真の2階にあるイタリアンレストランの付属ジェラート屋です。



そうこうして歩いているとストリートパフォーマンスを見るささやかな人だかりが。行ってみたらその技術、そしてなによりも話術に惹かれて最後まで見てしまいました。話術・・・というか次々でるはユーモアと下ネタあふれた(!)トーク。
笑ったり拍手したりしながらものすごく楽しんで見れました。

写真はこちら。結構観客を招いてのパフォーマンスもやってました:
ストリートパフォーマンスナイフジャグリング、一輪車のほかにもテニスラケットを通り抜けたりファイアージャグリングもやっていました。

写真の演技が一番大掛かりで、観客からヘルパーを募ったところ韓国人のお姉さん、レバノン人の父娘、そしてキャンベラから来たというほろ酔いで真っ赤なおじさんが参加。パフォーマーがカナダ出身ということでなんかものすごく多国籍なパフォーマンスになりました。

ものすごく楽しかったです。出かけてよかった!

さて。
メルボルンはどこにいっても酒が飲めるぞ~♪・・・じゃなくて、本当にたくさん飲み飲みスポットがあります。
レストランで食事とともにワインやビールを飲んだり、ローカルのパブでテレビでスポーツ観戦したりビリヤードをしたりしながらオージーが飲むのを観察したり、クラブで踊ったり飲んだり、バーでバンドの演奏を聞きながら飲んだり。

こないだ行ったアイリッシュ・パブ、P.J. O'Briens (サウスバンク)はアイリッシュパブとあってギネスビールとアイリッシュ食などが売りで、しかも内装がまるでファンタジー映画やゲームで見るような酒場のようで、アイルランド移民の生活に使われた道具や、楽器やなんかもあります。個室のようになってるところも「Poet's Corner」とか書いてあったりして個室でゆっくり・・・なんてこともしたくなります。
そういえばアイリッシュパブはトイレのサインもあちらの言葉でかかれてて・・・Mnaが女性、Firが男性ですので間違いなきよう。
そしてここのパブは先日話しましたようにオイスターが超のつくほどおすすめです。

同じくサウスバンク、先ほどのメルボルンコンサートホールから進んですぐ、のQuay West というホテルにJarrah というバーがあります。
Jarrahここは私が大学行ってたときはメルボルン交響楽団の御用達のバーとしても知られてました。ホテルのバーなので静かで、外のエリアもカフェっぽく。
カクテルも頼めばどうやらあるみたいですし、今日のスペシャルにいい掘り出し物なカクテルがあるみたいです。

コンサート後にちょっとお疲れな音楽家たちがBGMなどに煩わされずにわいわいできるところで・・・
あとホテルなんでトイレがきれいです(笑)(またトイレの話?)

なんかワインとかビールとかの話でなくてカクテルの話ばっかりになってすみません。たいていこういうところではスピリッツかカクテルなので・・・(ワインは食事のときに)
カクテルつながりで次のバーへ。
シティから北のFitzroyもさまざまなバーがある地域ですが、その中で私のお気に入りはPolly Bar。
実を言うとシガーバーでもあり、そういったものもたしなむことができますがなんといってもカクテルの種類の多さ。
サイトのDrinksのなかのメニューを見るとスピリッツの種類の多さも、カクテルのすごさもわかると思います。
ちょっと珍しめのアブサンが注文できて、伝統的な火を付けるのみ方も体験できたりして・・・
久しく行ってませんがまた行ってカクテルの冒険をしてみたいです。

最後はまたちょっと変わったセッティングで。
先ほどのコンサートホールをシティと反対方向(南)に少し行くと、シアターと美術館の間にすこし開けたスペースがあります。
年によっては夏にここにSpiegeltentなるものが来て設置したテントのなかで一時期いろんなパフォーマンスをやったりします。そしてその周りのエリアは外飲みバーと化するのです。

ここもまたオケのあとの打ち上げで夏場は使われます。なんたってメルボルンの夏は夜でもいい心地であったかく。飲むなら開放的に外で!という気持ちになるもんですから。
ドリンク等は普通のバーですがその開放感と季節限定感が特別です♪

このほかにもメルボルンでは楽しく飲めるロケーションがたくさん。是非是非体験してもらいたいです・・・といいたいけれどまず自分がもっと体験したいですね!


今日の一曲: レイフ・ヴォーン=ウィリアムス 交響曲第6番 第3楽章


これはむしろクラシックをちょっと知っている人のため・・・かもしれませんね。
ヴォーン=ウィリアムスは「グリーンスリーブスの幻想曲」で知られるように有名な曲はだいたい牧歌的な、弦楽器中心の良くも悪くも美しい曲が多く。
ヴォーン=ウィリアムスは同じような曲しか書けない、みたいな印象を私も昔持っていました。

ただヴォーン=ウィリアムスはばりばり現代音楽でエネルギッシュな面もあるんです。

その代表例がこちら。この交響曲全体的に彼としては斬新な感じの曲想ですが、それをよく象徴してるのが第3楽章のスケルツォ。
重々しい感じのあるミリタリーマーチのようなスケルツォ、激しさ、荒々しさにイギリス独特の軽やかさと繊細さがあって・・・

で、なによりもすごい!と思ったのはサクソフォンのソロがあるところです。
当時サクソフォンを使ったのは主にフランスの作曲家(またはフランスに影響を受けたロシアの作曲家)で、それとはまた違う存在感がこの楽章にはあって。
あの音色とソロにははっとします。

ヴォーン=ウィリアムスはこないだの雑学王でちらと写ったんですがどうやらイギリスの切手になってるらしいです。あーなんか欲しいです!


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