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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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メルボルン(+α)のマーケット
前回のエントリーに拍手ありがとうございます。
オケ小話やりたいです!いろいろ考えてます!

今回はええかげんにせい、ということでちょっと趣旨を変えて。
今日はなんと(そんなに暖かくないのに!)キョウチクトウの花が一つ咲いていて。一応メルボルンも春になって外に出るのが楽しい季節になってきました。週末は30度超えです。
ショッピングセンターに行くのもいいけれど、メルボルンには素敵なマーケットが日曜・土曜に開かれます。
普段食べる野菜や、日常品を買うのにも良いけれど観光にももってこいのマーケットを今日はいくつか紹介してみようと思います。
各マーケットに出ている店や商品についてはリンクしています公式ページを是非参照してください~

Arts Centre Market
場所: サウスバンク(シティから徒歩数分)
開催: 日曜、10:00 - 16:00
シティにいちばん近いマーケットです。今はHamer Hall周りの工事で規模収縮していますが、メルボルンらしい、オーストラリアらしいお土産を買うにはここが一番!
クラフト系統、食べ物、服や鞄などいろいろあるなか写真をポストカードにしたものがとっても素敵!送ったり飾ったり、Artyな街メルボルンのいい思い出に。
それからちょっとお値段は張るのですが鉱物(めのうなど)のディスクを回すタイプの万華鏡のお店では毎回足が止まりますね!一番小さいのでも200ドルだったかな、とっても美しいのですが軽々しくは買えないなあ・・・

St. Kilda Market
場所:  St. Kilda Beach(シティから16番・3a番・96番のトラムで南へ15分ほど)
開催: 日曜、10:00 - 17:00
St. Kildaのビーチ、海を見渡すことができる活気にあふれたマーケット。
私は以前ラベンダー入りのヒートバッグ(レンジでチンするタイプ)をここで買っています。他にもアクセサリーやクラフトなどが充実している印象でした。
先ほどのマーケットは屋根の下の部分もありますが、こちらのSt. Kildaは完全に陽の下なので春や夏には特にしっかり日焼け対策をしていくことを強くおすすめします。

Queen Victoria Market
場所: シティ内、William StとVictoria Stの角あたり
開催: 火・木・金・土・日の朝~午後(詳しい時間はサイト参照)
シティ周りに住む人たちの毎日の買い物、ちょっとこだわりの品、お土産品、服などが広いマーケット内で全部カバーできます!
私がここで見つけたイチオシの品は手作りポートワインのお店にあったらチリ味、チョコレート味など様々なポートワイン。味見もできたはず。

日常も愛用される、このようなタイプのマーケットには他にもPrahran MarketSouth Melbourne Marketがあります。後者では春の間、期間限定(今年は10/20~11/24)でStyle After Darkという夜間マーケットがやってるそうです。生演奏などもある楽しそうなイベントです♪

Rose Street Market
場所: Fitzroy(シティから112番トラムで北に10分ほど)
開催: 土日 11:00-17:00
Rose Street Artists Marketの名の通り、ユニークなクラフト品がそろったマーケット。規模は小さいですがここでしか見つからない、世界に一点だけのものがたくさんあります。中にあるカフェで一服しながらゆっくり悩みたいところです。このマーケットの雰囲気、そして置いてあるものの魅力がたまらない!
Facebookで友達から聞いた話なのですが、このRose Street Market、William Gibsonの小説「Zero History」で言及があるそうです。メルボルン在住の人にはおもわずにやり、な登場ですね~

最後にメルボルンの外になりますが、お気に入りのマーケットをもう一つ。
Salamanca Market
場所: ホバート(タスマニア)、シティから徒歩数分
開催: 土曜日 8:00 - 15:00 (祝日の扱いについてはサイトを参照)
もはや観光地として大変に有名なタスマニアの州都ホバートのマーケット。出店店舗数の多さ、取り扱い品のバラエティ、訪れる人の数などでは自分が知ってる中でも最大級のマーケットです。
タスマニアが誇るラベンダーの品や、オーストラリアの様々なはちみつ、木の工芸品、シープスキンなどなど目移りしてしまうラインアップ!
私個人としてはやっぱり昆虫の標本の店(まだ買えて)に一番心惹かれます♪
公式サイトにあるこちらのガイドを参考に是非早起きして参戦してください~


今日の一曲: エマニュエル・シャブリエ 「スペイン」



サラマンカ、というのがもともとスペインの地名であること、それからこの曲の雰囲気が活気のある週末の朝のマーケットに似ている印象ということからのチョイス。
ちなみに友達がスペインに旅行にいったときにマドリッドにいったら「即座にこの曲が頭のなかで聞こえてきた」そうです♪

シャブリエはフランスの作曲家。このブログでも何回か言及していると思いますがスペインに関する有名な曲を書いている作曲家の多くがフランスの作曲家だったりします。スペインはイスラムの文化に影響を受けたりと国境(山脈)一つへだてただけでこれほど違うのか、というエキゾチックな雰囲気があり、身近ながらもとても異なるなにかがあったんだな、と思います。

民族性としてもやっぱりスペインは陽気で情熱的で奔放で、というイメージが強く、それがこの曲にも現れています。Playfulというか、とにかく自由で太陽のような明るさで。
でも曲の華やかさはフランス人が書いたもの特有、といえるようなものもありますね。

この曲で特徴的なのが最初から聞いていくと2拍子に聞こえるけれど本当は速い3拍子なんだぜ!というリズム(何回か聞くうちに最初から3拍子で数えようとしてみてください、難しいですよー)。
そしてもう一つ言及したい!と強く思うのがファゴットの活躍。オーボエの兄弟であり歌わせる方が得意なのですが、今回はわりと歯切れの良い、早めのパッセージを奏でます。(確かオーケストラのオーディションでも使われるはず、ここは)
ファゴットのちょっと間の抜けたような、carefreeな音色が本当に魅力的に聞こえる一曲です。

リンクした録音はこの曲やシャブリエの他の曲以外にもラヴェルのボレロなども楽しめる一枚。
ボレロだけじゃなくラヴェルだったらスペイン狂詩曲とか道化師の朝の歌などもスペインつながりで入れて欲しいなあ~フランス人の書いたスペイン音楽のベストアルバムがあったら面白そうなんですが。

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