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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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12月はわりとoutgoingな月間?
前回のエントリーに拍手ありがとうございます♪
コメントも別所でさせていただきました(なんだかんだでシステムを確立してなくてなんだか申し訳ないですが・・・)

まずはお知らせ: オーケストラプロジェクトのお披露目が延期になりました。14日になるそうです。いやー色々知りたい、入ってるか弾けるか知りたいんですがもう少し寝て待つことになりそうで・・・
「こっちにいないんだったらもっと前に知ってたじゃん!」とツッコミをいれながら指揮者さんの通知の「Like」ボタンをぽちり(笑)
彼のオーケストラで演奏できますように。

昨日は友達の誕生日のお祝いに行って来ました。
こちらに来たときから一緒の友達。同じクラスだったのですが彼女は私より1.5年も年下です。ロシア生まれで、こっちに来たとき(私がメルボルンに来る前)に飛び級したとか。赤ずきんちゃんがロシア人で大人になったらこんな感じかなーという外見で、性格は明るくて結構パワフル。
今はデザインやイラスト周りの仕事をしながらちょくちょくこっちの日本人友達とつるんだり(私は日本人の友達こっちにいなかったんですが)、あと日本にいって向こうの友達に会いに行ったり。

結局やったことといえばFederation Squareでたむろして、ちょっと軽いもの食べて、飲みに行って。
ケーキも持ち込みできました。バーで快くお皿とか用意してくれまして。(レストランでもワインの持ち込み(BYO)でCorkage feeがかかるようにケーキの持ち込みでCakage feeがかかることはあるようですがバーはどうなのかな)
最近諸々友達の間で美味しいと評判のスウェーデンのサイダー「Rekorderlig」を初めて飲みました。幾つかフレーバーがあって、今回洋梨味を飲んだのですがすっきりしてお酒っぽくない、かつ上品な甘さで美味しかったですよ~なかなかびっくりものです。

バースデーガールの友達は高校のVCEでは日本語はとってなかったんですが、大学にいるうちになんだか日本の友達をつくったり日本に行くようになり、いつのまにかかなり達者にぺらぺらしゃべれるように。論議したり、こないだ日本に行ったときは「下町風情」なんて言葉を習得して使うようになったり。
15年半知り合って初めて彼女と日本語で話しましたね。わりと自然に話せます。むしろ私の方がちょっと日本語が固いですね。なかなか若者の言葉は外国語です(苦笑)

Federation Squareでたむろしてた時にその友達がその場に集まった全員の絵をちょこっと描いてくれる、といってたのですが結局話に盛り上がって終わらずじまいだったので今描いてくれてるみたいです。数年前は私の創作のアシストにキャラ絵を描いてくれたりしたり、ということもあって今もそれが励みになっているので嬉しいです。ものすごーく楽しみ。
でも誕生日になんだかこっちがいただいてもうしわけないな、と思って・・・いたんですが。
思ってみれば子供の時と違って、18歳の誕生日とか自分で自分の誕生日の主催(場所とかいろいろ)をするようになってから誕生日は人を招いてもてなしたり感謝したりする場になるんだな、と。
ここ数年私も家で手作りの料理を振る舞う、という形の誕生日パーティーをやってますし、近くある親友の誕生日パーティーもバーベキューですし。
大人の誕生日って自然とそういうものになってくのかな、と思います(そして成人する18歳の誕生日をやる、ということはそう言う意味でも大人になる、ということなのかな、と)

今回はまた新しく友達ができたりして楽しかったです。自分はどうしても集まりの中でおとなしい人を引きつける、というかひっかける、というか、そういう習性があるようで(笑)。
自分に似たタイプの、必ずしも社交的じゃない、そんなに人なつっこくも明るくもない、引っ込み思案なタイプに「一緒にしゃべってると落ち着く」みたいな感じのことを言われるのは嬉しいですね。お互いその場で居場所ができますし、私もあんまりさっき書いたような特徴の人のほうが一緒に居て楽なので。
なんというかこう、人の集まりにおける「隙間産業」みたいな?そういう役回りが自分にとって自然で、そしてそれでさっき書いたみたいな人が心地良くなるならとっても嬉しいです。(社交的な場でawkwardに感じるのはいやですものね、私も)

そんなこんなで堪能して、今度は日曜日に学校の友達などでFitzroyでランチの予定があったり。(革の指無し手袋、見に行こうかな-・・・)
あとは大学の友達と女の子同士2人で飲みにいく予定もありますし(彼女にはいろいろと根掘り葉掘り聞きたいことがあるのですわ)、親友の誕生日BBQがあって。
トゥーランガリラ友達の彼とも遊びにいこーよーと言ってるのですが連絡待ち。

クリスマスはまず学校の友達周りでKris Kringleがあります。
これはオーストラリアでよく行われる半分匿名のプレゼント交換。つまり、誰にあげるかは分かっているけれど、だれからもらうのか、というのは分からない。
最近はコンピュータープログラムをくんでランダム匿名割り当てができるようですが、妹とその友達はなかなか全員顔を合わせてそろわないながらもなんとかアナログで工夫したり。

クリスマス当日はオーストラリアでは家族と過ごす習慣なので、今年もセカンドファミリー=親友の家にお邪魔することになっています。

あとは大晦日に以前書いたストーリーを翻訳+アップしたり(そしてそのために本編などを調整したり)、クリスマスにちょろっと絵を描いたり。その前に書きかけの文と描きかけの絵もあったりでなんだか慌ただしい。

ピアノの先生に連絡つけたらレッスンは2月までできないそうなので、大いに意気消沈しながらも新しい曲をそろそろ始めるタイミングで。大体次弾く曲は決まってるんですが、なんだかそれでもちょっと気が抜けてしまったような。夏ですし気合い入れていきたいと思います。

外食・飲酒、多くなりそうですが無理せず、ピアノや仕事も書き物も絵も元気に続けたいです。

あ、それからABC Classic 100 20th Centuryのカウントダウン(まとめはこちら)、明日がフィナーレです。かなりポピュラー系の曲が多くなっております。そして「明らかに入るはずなのにまだない」曲もかなり絞られてきてます。
明日の放送、そしてアデレード交響楽団によるトップ5の演奏の放送、楽しみですね♪
こちらからネットで聴けます~)


今日の一曲: ジャン・シベリウス バイオリン協奏曲 ニ短調 第3楽章



今日のカウントダウンで聴いた曲。
シベリウスのバイオリン協奏曲といえばバイオリンのための協奏曲のなかでも最高峰とされる、私が知っているバイオリニスト全員が愛する素晴らしい曲です。
一般にもよく知られ、好かれる曲であることは今回のカウントダウンで堂々の23位を獲得したことからも伺えますね。

話はちょっと変わって、最近Twitterで「あたかも第二次世界大戦からつぶやいている」アカウント(@RealTimeWWII、英語アカウント)をフォローし始めました。なんかちょっと臨場感があって、知らないことも多くて面白いです。
そのなかでもちょうど一昨日から昨日にかけてソヴィエトがフィンランドと国交がおかしくなって攻撃して、というような流れを読んでいて。
それが実はシベリウスがフィンランドに生きてた時代なんですよね(1957年没なので)。
彼の一番有名かもしれない作品「フィンランディア」もフィンランドがまだ帝政だったロシアの圧政に苦しめられてた時の作品ですが、生きて再びロシア=ソヴィエトの脅威にさらされるとは。

それだけやっぱり関わりある国同士であり、また地理的に近い国同士でもあり。実は文化も通じてるところがあってもおかしくない。
この第3楽章の、明らかに民族的な踊りはソヴィエト(アルメニア)出身のハチャトゥリアンの「ガイーヌ」の「レズキンカ」の雰囲気にそっくりです。3拍子で、ドラムのリズムだったり、くるくる回るようなメロディーもちょっと。
もう一つ似てるのはドヴォルザークのバイオリン協奏曲の最終楽章。これも民族色、祭りや踊りの雰囲気がものすごーく近いです。

で、このエネルギッシュで、自由でいきいきとした曲調はやっぱりバイオリンならでは、みたいな雰囲気がありますね。(やっぱり祭りと踊りが関わってくるのかな)
特にがっつり感情が前にでる一番低いG線のエネルギーのほとばしり。オープニングからエキサイティングすぎ!

大体フィナーレっていうのはテンションが高いと気持ちよく終わりますが、バイオリン協奏曲ってそれをナビゲートするのにとっても向いていますね。祭り・集まりでいえば凄腕の幹事。しかも自分のペース・テンションに周りを巻き込む・・・いい意味で、です。
第1楽章も第2楽章もものすごく充実していますが、この終わり方は本当に満足できますね♪最高に楽しい最終楽章ですよ!

オイストラフの演奏で聴きたいな、と思ってたらカウントダウンで第27位だった、同じくシベリウスの交響曲第2番(これもポピュラー系の名曲ですね)とのカップリングがあったのでリンクします。

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