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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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明けましておめでとうございます&大晦日の冒険
前回のエントリーに拍手ありがとうございます!

そして2012年明けましておめでとうございます。
去年は大きく、小さく様々なことがあった年でしたが無事新しい年を迎えることができ、また今年も皆様にとって多くの幸せが訪れるよう、年の初めが楽しいものであるよう願っています。

私の正月は大雑把なくくりだと「寝正月」だったと思います。何もしてないわけじゃないんですが(主に創作関係でいろいろアイディアだしてました)、寝転がって過ごしました。
というのも昨日一日歩き回ったのが腰に響いて・・・(笑)

ここからはそんな昨日の午後11:30に家をでてから夜10:30に帰宅するまでの一人冒険の一日を写真を交えて紹介します。ここに上げるのは一部ですが、アルバムにまとめたものはDropboxのこちらのギャラリーにまとめましたのでどうぞ。

FizroyのRose StreetのGraffiti大晦日で閉まってる店って本来はそんなにないんですが、最初に立ち寄ろうとしていたところ(とプランB)はことごとく閉まってました(笑)本当はロルカでランチして、FitzroyでRose Street Marketを覗いて・・・ということだったのですが。でもRose Streetの通りでこんなGraffitiを見つけました。
メルボルンってのは割とどこでもある程度は落書きがあって、それがアートになってる場所もあるのですがどうも色彩が、とか絵柄のスタイルが、とか(主に前者)で好きになれなかったのですがこれは目をひきましたね。
上の女性はインド神話のカーリですかね?私が知ってるカーリはもっと黒くて、骸骨は頭じゃなくて首飾りとしてあるはずなんですが。

そしてFitzroyでのメインのお目当て、Victorian GothicでアルケミーゴシックのLa Fleur de Baudelaire Chokerを買いました!写真は公式サイトのこちら。アルケミーゴシックのコレクションは3点目、そろそろ専用の収納場所が欲しいところです。結構首回り大きいのですが、これからいろいろ試してみる予定。にしてもやっぱり美しい!

Royal Arcadeその後シティに戻って買い物。Body Shopでピンクグレープフルーツのシャワージェルを買って。
Dymocksと移転したReader's FeastでWalt Whitmanの詩集を探してたのですが、クラムの「Apparition」の歌詞となった詩が入ってないので購入断念。代わりにDymocksで偶然見つけた「オーケストラの楽器カードシリーズ」、弦楽器がそろってたうちビオラとチェロを購入。金管もみつけて両親に贈りたい~
そしてこないだ空になったベルガモットのオイルをPerfect Potionで買って。
さらにRoyal ArcadeからBlock Arcadeを歩いて。街もそうですがアーケードもまだクリスマス飾りが出してありました。(写真はRoyal Arcade)
そこで、Spellboxが全品20%オフセールをやってるのを見てちょっと入ったら素敵なシンプルなガーネットのネックレスがあったので買ってしまいました。48ドルが20%オフ、とこの価格帯でデザインが気に入るガーネットのアクセサリーは今まで見てきてなかなかなかったためタイミング良し、と買いました。

Leafy Sea Dragonそしてペンギンが入って初!メルボルン水族館に行って来ました。
といってもやっぱり日本でいくような水族館とは比べものにならないんですが、それでも楽しかったです。
写真はこれだけアップ。辰年ということでリーフィーシードラゴンです。
辰年抜きでも大好きな生物です♪他にも好きな生物でいったらコウイカ、タツノオトシゴ、フグ・カワハギ各種、エイ、サメ、ウツボ、オウムガイ、マツカサウオ、カエル、タコ、クラゲがいました。
エイは私が両手を広げたよりも大きい、こたつみたいなやつが居て大変可愛かったです。

2011年最後の日の入り夕ご飯はいつも通り、サウスバンクのBlue Trainで。
カクテルメニューがなかったため、最近飲むようになった美味しいサイダー(スウェーデンの?)Rekordeligのアップル&ブラックカラント(スグリの一種)味を飲みながらいつもの生ハム+ほうれん草+パルメザン+セミドライトマトのピッツァをいただくことに。
どこにいっても大晦日はものすごく混んでるものですから、カウンターの端で一人もくもく食べ&飲みました。Rekorderligは500mL瓶なのでたっぷり飲めます・・・が、他の味のほうがよかったなあ。ベリー系統は好きでないんですよ。(色でピンク系統が好きでないのと同じように)

Crown Casino Art Centre Spire 「バレリーナのスカート」そして食べた後はクラウン・カジノまで散歩。8時半過ぎてやっと上の写真のように日が沈み。クラウンカジノは以前も紹介しましたが夜になると毎時ぴったりにファイヤーディスプレイがあるのでそれをちょっと待ってみたり。
長く住んでてもこれはなんだか楽しみになってしまう。冬だとちょっとの間だけ暖もとれます(笑)

今夜は9時半からMCG(メルボルン・クリケット・グラウンド)の方で花火が上がるので子供連れも多く、とにかく人の出が多かった!どこを歩いても賑わってる!あとよくわからないのですがインドの方の少数の行列がサウスバンクを楽器と歌とで練り歩いてたり、他にも店の中から、そして通りの上で様々なスタイルのライブミュージックが聴けて。そこここでイベントの準備とかもやってましたし。
賑やかでもう、一人で歩いてる私もものすごく楽しい気分になってしまいました。
本当に楽しくて、この街に住んでて良かった!メルボルン最高!と心の中で叫んでいました(笑)

花火をちょっとだけ見たらもう帰路につこう、ということでFlinders Street Stationに向かいました。
上の写真ではちょっと見えないかもですが、Arts Centreの「バレリーナのスカート」が黄金色にライトアップ。(新年になるときはこの塔の上で花火が上がったそうで、「燃え上がった」とか今日言われてました)
そしてFederation Squareの方から音楽が聞こえてたり、あと昼説明を読んだ、四季とりどりの花を表したライトが聖ポール大聖堂に反射させられてるのが見えたり。

帰りの電車は花火終わりのRichmond(MCGの最寄りなので)からものすごく混んだ!そして最初にすれ違った対向列車もものすごく混んでた!カウントダウンに向かう組なんでしょうね。
オージーの大晦日はとってもアクティブですなあ~

なかなか「何もしないで休む」ことが苦手なので結構歩いて過ごした大晦日でしたが心置きなく暑い夏の日と活気にあふれた大晦日のメルボルンの街をエンジョイできて、買いたかった物も買えて(笑)ものすごく楽しかったです♪


今日の一曲: モーリス・ラヴェル 「スペイン狂詩曲」より第4楽章「フェリア」



夏、夜、花火、賑やか、魔法のような、といえばこの曲でしょう!
ラヴェル大好きにはたまらない、そしてまだ実際に弾いたことがないのが悔やまれる、早く弾きたい曲でもあります(チェレスタのパートありますからね~)。

ラヴェルが作った音楽って良い意味で「人間くささ」というか「人が作ったもの」という感覚が薄い、本当に魔法のような音楽が多くて。この楽器とこの楽器をこうやってこう足してこんな凄い効果が出るってのどうやって分かるんですかあの人は。
そのなかでもがっつりスペイン風ながらもどこかこの世界を離れたような不思議な世界がこの曲では感じ取れます。
ふわっと浮遊するような感じだったり、ぶわっと沸き起こるような感じだったり(これはハープの働きが本当に大きい!)、ぐるぐる狂おしい感じだったり、まるで激しく燃えさかる炎を自在に操るような、軽やかに踊るような快感は、人間と言うよりは精霊達が踊り狂っているようです。

こんなに鮮やかで、こんなに激しく、こんなに自由な音楽なら全身で味わいたい!
いつかこの音楽に直接ふれ合うことができれば・・・と思ってます。ダフニスとクロエの最後の方もにたような感覚ですが、フェリアの方が「炎」寄りですからね~

あとラヴェルの音楽って湿性というよりは乾性なのでメルボルンの夏の夜にぴったりなのですが、スペインの気候も似たような感じなのかしら。そうだったら親近感湧くなあ。

(リンクはやっぱりデュトワで聴いてみたい!と思ってこれにしましたが、第4楽章は試聴できないかも。あとブーレーズのラヴェルオケ曲集のCDがあるのですがこれも興味深いですね、聴いてみたいです)

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