×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
オーストラリアに来て今月25日で14年になりました。
学校に初めて行ったのはその一ヶ月後ですが、その最初の日からずーっと付き合いのある親友がいまして。
14年いろいろ(主に私の鬱がひどい時期は)ありましたが、今でも家族ぐるみで仲良くしてもらってます。
両親が日本に帰ってから(といっても父はいまジャカルタに単身赴任中。そんな父の話はまた今度)は例えばクリスマスなんかは親友の家に呼んでもらえるし、いろいろとお世話になっていてもう第二の家族と呼んでもいいくらいです。
親友のうちは7人家族。両親と4人姉妹、そして母方のおばあちゃん。超女系家族です。
親友は上から2番目で、下の二人の妹は二卵性双生児。
海に歩いていけないことはないくらいの地域で二軒分の土地にひとつの家をたてて、裏庭にはおばあちゃんの家となっている離れがあります。そこは昔は野菜畑があって。昔は豆をもいでよく食べてました。
そしてすごいのが先祖に2人もイギリスからの流刑者がいるということ。その後の移民が先祖という人がマジョリティを占め、先祖には1人いる人もそう多くないなかこれは珍しいです。(ただ親友はまえ南アフリカ系の訛りがあるといわれましたが。なぜ??)
スーパーハイテンションの小さな犬と、数羽の鶏飼ってますが、昔はウサギなんかも飼ってましたし私が学校で拾ったインコのひなも(お母さんがそのかわいさにほだされて)育ててくれました。・・・が、その2週間もしないうちに別のところで2回また同じ種類のインコのひなを拾ったり(笑)
そのインコのひな時代がこちら:
まだふわふわの灰色い羽根のときですが、これからゴシキセイガイインコの名のとおりカラフルになります。
このときはちょうどそこらでもかもめやらスズメやら写真を撮る鳥好きの父がシンガポールから?遊びにきていたこともあって数日間預からせてもらってました。
右の子が私の拾った子。もう一匹は足が悪かったのでこういう格好なのです。
超女系家族ということもあって家のボスはお母さん。
姉妹仲はいいようで特に下の3人はとても仲がよく。姉妹でいろいろしたりもしますし、妹たちも親友の友達に混ざって遊ぶこともあり。
そして一家そろってインテリ。みんな成績優秀です。
学校にいる間はみんな何らかの楽器を弾いていて、ただそれがファゴット(親友)やビオラ、チェロなので家で学校のオケなどでやった曲を口ずさむと誰もメロディーを歌ってないとか(それはうちでも同じですが)。
あと家に二つ使い物にならないくらい古いピアノが2台あるんですよね。どちらももらいものらしいですが。
どっちも修復不可能なほど調律がずれてて、しかもお互いにまたずれてるんでデュエットするにも使い物になりません。音はでるので使ってるみたいですが。
エアコンがなくても良いほど通気がいい家はいつも裏口が開いていて、大きな庭に通じてます。大きな庭の大きな木にはよく登りました。今は枝がどんどん少なくなって上まで登るのは不可能に近いですが、昔は上るとシティの方まで見えました。
登るといえばガレージ(兼倉庫)の上にも登れますが屋根のトタンが古いため友達が足をずぼっと突き入れてしまいました。
親友がジャグリングをやってたりすることもあってそういう道具もあったり、木につるして登るものもあったり、お父さんはなんと碁盤を手作りしたらしいですし(お父さんに親友の彼氏と一緒に碁を習いました。オージーに碁を習ってオージーと碁で遊ぶって不思議ですね)、他にも一輪車、背の高い竹馬、外の暖炉みたいなものなど面白いものたくさんでどれだけ長くいても飽きません。
基本物持ちのいい一家なんですよ。質素で、悪く言えばけちに見えるところもありますが子供の教育や楽しみにはちゃんとお金かけてますしお母さんはとってもしっかりものです。ただ親友はけちにまだ価値がついてきてないところも多少あり。
家族仲がよくて、よくキャンプなどに行ったりしているみたいです。まだ姉妹だれも家を出てなくてまあずっとこうなのかなーという感じです。家を出てもきっとちょくちょく帰ってきたりするんじゃないかと。
なので私もまだまだ親友の家に家族に近い存在としてちょくちょくお世話になるんじゃないかと思います。
典型的なオーストラリアの家族、というわけではきっとないのでしょうが私はセカンド・ファミリーといるとオーストラリアにいるっていいなーって思います。たとえ碁を打ってても(笑)
本当にいつも私を家族に加えてくれて、がっつりオーストラリア生活させてくれてすごくありがたく思っています。
でも14年前は小さかった双子の妹たちも今ではしっかりバイトもやってますし。時って本当に移り変わるものなんだなあーとみんなといると実感しますね。
今日の一曲: カロル・シマノフスキ 「神話」より「アレトゥーザの泉」
あれ、私の持ってる録音がamazonにない!(汗)
最近20世紀続きですみませんがこれも比較的聞きやすいほうです。
シマノフスキ・・・はポーランドの作曲家。聴いてるとポーランドを代表するショパンよりもある意味「あ、ポーランドってこういう感じなんだ」と思えるところがあります。
ロシア音楽にちょっと似た冷たさ、でもパワーで押すのではなくものすごく繊細で。
フランス音楽の印象派に似たところもあるけれどもっともっと(ラヴェルよりも?)透明で。
なんか自分の好きなところを採って組み合わせたような感じで。なんか好きです。
この「神話」はバイオリンとピアノのための3曲のセットです。
バイオリンの一番繊細なところがふんだんに使われていて。ピアノもバイオリンも限りなく透明な音。
豊かな音、というよりも細くしなやかに。
結構技巧的なんですけどそれが音楽にごくごく自然に絡んでいます(技巧のための曲というものがあんまり好きでない私にはこういうところも好感度アップ)。
そのうちこの「アレトゥーザの泉」は中でも一番秀逸だと思います。
それはその音楽、そしてバイオリンの音色の官能的さ。もう心臓をきゅっとがんじがらめにして締め付けるような、脊髄にぞわっと琴線が触れられたときのどうしようもない感じ、そしてそれ以上にやばいものを(笑)感じます。
もうその繊細さと官能さのコンビネーションは他のどんな曲もかないませんね。
ショパンもすこしそうなんですけどシマノフスキはものすごく女性的な音楽が得意ですね。他の曲もこう線の細い、感情が繊細でどことなく女性的な何かがあってそれがたまらなく魅力的です。
学校に初めて行ったのはその一ヶ月後ですが、その最初の日からずーっと付き合いのある親友がいまして。
14年いろいろ(主に私の鬱がひどい時期は)ありましたが、今でも家族ぐるみで仲良くしてもらってます。
両親が日本に帰ってから(といっても父はいまジャカルタに単身赴任中。そんな父の話はまた今度)は例えばクリスマスなんかは親友の家に呼んでもらえるし、いろいろとお世話になっていてもう第二の家族と呼んでもいいくらいです。
親友のうちは7人家族。両親と4人姉妹、そして母方のおばあちゃん。超女系家族です。
親友は上から2番目で、下の二人の妹は二卵性双生児。
海に歩いていけないことはないくらいの地域で二軒分の土地にひとつの家をたてて、裏庭にはおばあちゃんの家となっている離れがあります。そこは昔は野菜畑があって。昔は豆をもいでよく食べてました。
そしてすごいのが先祖に2人もイギリスからの流刑者がいるということ。その後の移民が先祖という人がマジョリティを占め、先祖には1人いる人もそう多くないなかこれは珍しいです。(ただ親友はまえ南アフリカ系の訛りがあるといわれましたが。なぜ??)
スーパーハイテンションの小さな犬と、数羽の鶏飼ってますが、昔はウサギなんかも飼ってましたし私が学校で拾ったインコのひなも(お母さんがそのかわいさにほだされて)育ててくれました。・・・が、その2週間もしないうちに別のところで2回また同じ種類のインコのひなを拾ったり(笑)
そのインコのひな時代がこちら:
このときはちょうどそこらでもかもめやらスズメやら写真を撮る鳥好きの父がシンガポールから?遊びにきていたこともあって数日間預からせてもらってました。
右の子が私の拾った子。もう一匹は足が悪かったのでこういう格好なのです。
超女系家族ということもあって家のボスはお母さん。
姉妹仲はいいようで特に下の3人はとても仲がよく。姉妹でいろいろしたりもしますし、妹たちも親友の友達に混ざって遊ぶこともあり。
そして一家そろってインテリ。みんな成績優秀です。
学校にいる間はみんな何らかの楽器を弾いていて、ただそれがファゴット(親友)やビオラ、チェロなので家で学校のオケなどでやった曲を口ずさむと誰もメロディーを歌ってないとか(それはうちでも同じですが)。
あと家に二つ使い物にならないくらい古いピアノが2台あるんですよね。どちらももらいものらしいですが。
どっちも修復不可能なほど調律がずれてて、しかもお互いにまたずれてるんでデュエットするにも使い物になりません。音はでるので使ってるみたいですが。
エアコンがなくても良いほど通気がいい家はいつも裏口が開いていて、大きな庭に通じてます。大きな庭の大きな木にはよく登りました。今は枝がどんどん少なくなって上まで登るのは不可能に近いですが、昔は上るとシティの方まで見えました。
登るといえばガレージ(兼倉庫)の上にも登れますが屋根のトタンが古いため友達が足をずぼっと突き入れてしまいました。
親友がジャグリングをやってたりすることもあってそういう道具もあったり、木につるして登るものもあったり、お父さんはなんと碁盤を手作りしたらしいですし(お父さんに親友の彼氏と一緒に碁を習いました。オージーに碁を習ってオージーと碁で遊ぶって不思議ですね)、他にも一輪車、背の高い竹馬、外の暖炉みたいなものなど面白いものたくさんでどれだけ長くいても飽きません。
基本物持ちのいい一家なんですよ。質素で、悪く言えばけちに見えるところもありますが子供の教育や楽しみにはちゃんとお金かけてますしお母さんはとってもしっかりものです。ただ親友はけちにまだ価値がついてきてないところも多少あり。
家族仲がよくて、よくキャンプなどに行ったりしているみたいです。まだ姉妹だれも家を出てなくてまあずっとこうなのかなーという感じです。家を出てもきっとちょくちょく帰ってきたりするんじゃないかと。
なので私もまだまだ親友の家に家族に近い存在としてちょくちょくお世話になるんじゃないかと思います。
典型的なオーストラリアの家族、というわけではきっとないのでしょうが私はセカンド・ファミリーといるとオーストラリアにいるっていいなーって思います。たとえ碁を打ってても(笑)
本当にいつも私を家族に加えてくれて、がっつりオーストラリア生活させてくれてすごくありがたく思っています。
でも14年前は小さかった双子の妹たちも今ではしっかりバイトもやってますし。時って本当に移り変わるものなんだなあーとみんなといると実感しますね。
今日の一曲: カロル・シマノフスキ 「神話」より「アレトゥーザの泉」
あれ、私の持ってる録音がamazonにない!(汗)
最近20世紀続きですみませんがこれも比較的聞きやすいほうです。
シマノフスキ・・・はポーランドの作曲家。聴いてるとポーランドを代表するショパンよりもある意味「あ、ポーランドってこういう感じなんだ」と思えるところがあります。
ロシア音楽にちょっと似た冷たさ、でもパワーで押すのではなくものすごく繊細で。
フランス音楽の印象派に似たところもあるけれどもっともっと(ラヴェルよりも?)透明で。
なんか自分の好きなところを採って組み合わせたような感じで。なんか好きです。
この「神話」はバイオリンとピアノのための3曲のセットです。
バイオリンの一番繊細なところがふんだんに使われていて。ピアノもバイオリンも限りなく透明な音。
豊かな音、というよりも細くしなやかに。
結構技巧的なんですけどそれが音楽にごくごく自然に絡んでいます(技巧のための曲というものがあんまり好きでない私にはこういうところも好感度アップ)。
そのうちこの「アレトゥーザの泉」は中でも一番秀逸だと思います。
それはその音楽、そしてバイオリンの音色の官能的さ。もう心臓をきゅっとがんじがらめにして締め付けるような、脊髄にぞわっと琴線が触れられたときのどうしようもない感じ、そしてそれ以上にやばいものを(笑)感じます。
もうその繊細さと官能さのコンビネーションは他のどんな曲もかないませんね。
ショパンもすこしそうなんですけどシマノフスキはものすごく女性的な音楽が得意ですね。他の曲もこう線の細い、感情が繊細でどことなく女性的な何かがあってそれがたまらなく魅力的です。
PR