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前回のエントリーに拍手ありがとうございます。
そして前回の更新からちょっとたってしまってた間に訪問ありがとうございました~
検索キーワードを見てまた「ここに来て探してたものに少しでも近いものが見つかったかしら」と心配になったり。
探してたものに限らずここでなにかしらん見つかったらいいなあ・・・と常日頃思っていますが。
昨日は去年友達の誕生日で知り合った年下(まだ大学在学中です)の日本人の男の子とちょっと夜ご飯に行ってきました。諸都合であんまりゆっくりはできなかったのですがチャイナタウンでちょっと日本食を。おいしいところだったので今後また行きたいかも。
まだ知り合ったばっかりでどういう感じでどういう話をしたらいいか、楽しいか、というのはまだ模索中。こちらで日本人の友達ができるのはずいぶん久しぶりで(しかも大学でこっちにきた留学生でなく高校もこちらで行っている、オーストラリア歴が長くて自分と経歴が似ているのでなおさら)。
楽しかったので今度はお酒でも~と誘った私は単なる酒好きです(笑)
なんとか仕事もスケジュール通り行きそうで、だんだん他のことも考えられるようになってきました。
とりあえずはこないだの続きというか、演奏するなら何が弾けるか、何を弾くか、何を表現したいか。
今のところ1st draftととして曲のリストがこんな感じに。
ヨハン・セバスチャン・バッハ 平均律第2巻第8番 嬰ニ短調
または
ヨハン・セバスチャン・バッハ トッカータ ホ短調
アレクサンドル・スクリャービン 炎に向かって
エイトル・ヴィラ=ロボス ブラジルのバッハ 第4番第2楽章
オリヴィエ・メシアン 「幼子イエスに注ぐ20のまなざし」より
第5番 「子に注ぐ子のまなざし」
第7番 「十字架のまなざし」
第14番 「天使のまなざし」
第11番 「聖母の最初の聖体拝受」
バッハがですねえ・・・まだ平均律の方を弾いてみないことには分からないかな。トッカータは演奏経験あるのでいざとなったら選べますがとりあえず平均律の方を試してみたい。ヴィジョンができるかどうか、そこにかかってます。
そして全体の順番も固まってないです。メシアンは後半に上記の順番でやることはほぼ決定なんですが。
全部キリスト教だったりそうでなかったり、違う性質の信仰、というかどっちかというと神秘性をはらんだ曲なんですが、わりとそのぼんやりとしたつながりしかなくて。
これをどうやって形作っていくか、どういう世界(時間・空間的どっちも)を表現していくか、それが自分にとって要かな。
(でもそうやって「順番」で形作れる可能性がある、というのがね。その「プログラム全体のデザイン」の力を信じているんです)
ヴィラ=ロボスは第2楽章だけ。全部、または複数楽章やるとブラジル色に染まるか残りのプログラムと比べて浮くか、なので。バッハから「ブラジルのバッハ」へ、というつながりもありますがこのコラール楽章のオープニングがちょっとメシアンの「子に注ぐ~」に似てるところがあるので。これを利用しない手はない、と思いまして。
ここら辺から考えていくと「光」の使い方がプログラム組のヒントになるような感じも。先ほども書きましたがそれは空間的な話じゃなくて、時間的にも考えなくちゃいけないところで。
そんなこんなで色々考えてます。
なるべく早く確信を持って安心したいですからねー。
仕事もまだまだ気は抜けないですが、友達と会ったり遊びに行ったりする約束もつけちゃってますしぼちぼち暮らしていきたいです。結構ストレスに早くに音を上げちゃう方ですのでちょっと我慢も覚えないとですね。
こちらの方も、そして書き物の方もなんとか余裕ができれば。あと本読むのとか。アルケミーゴシックもそろそろ買いに行きたい(そしてネットで新作がでるのが楽しみ)ですし。
あとは願わくはもうちょっと夏らしく夏を過ごさせてくれ!メルボルン天候!
今日の一曲: ピョートル・チャイコフスキー 「くるみ割り人形」より「アラビアの踊り(コーヒー)」
偉大な曲は結構割と派手な音楽、壮大な音楽というイメージがありますが、でも小さいスケールの音楽だって劣っているわけじゃないんですよね。
西洋でいう「ジャパニーズ・ミニチュア」というか、小さくて細部までものすごく精巧にできていて、完璧な働きを見せる、そういう曲の代名詞といえるのがこのチャイコフスキーの「くるみ割り人形」。
ストーリーも、キャラクターも、感情も、オケもなにもかもこじんまりしている「くるみ割り人形」ですが、取るに足らないなんてことは全然ありません。そのディテールの凝りようを見始めるともう驚くこといっぱい!
この「アラビアの踊り」もシンプルながらものすごい魅力にあふれてて。
まずベースラインのリズム!レガートとスタッカートを組み合わせただけでこんな粋なベースラインができるものか、というさりげないサポートライン。
そしてメロディーを吹く2本のクラリネットの音のベルベットのごときなめらかさ、シルクのごときしなやかさ。
ミュート付きの弦楽器のこれまた暖かくソフトなアンサンブル。
後ほどその上に入って来るオーボエの(ちょっと感情抑えめの)カウンターメロディーの息の長くエキゾチックなこと。
ちょっと聴き気づかないですが、細かいとこまでパーフェクトに設計されてプロデュースされた音なんですよね。
ちなみにバレエではこの踊りは比較的年上のダンサーが3人、1人女性と2人男性(上半身裸)で踊ることが多いような気がしますが実際のところどうなんでしょう、他のフォーマットはあるのかしら。
やっぱり「お菓子」とはいってもコーヒーはまた大人のたしなみ、というのが曲の雰囲気にも踊りにも現れているところも面白いですね。
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そして前回の更新からちょっとたってしまってた間に訪問ありがとうございました~
検索キーワードを見てまた「ここに来て探してたものに少しでも近いものが見つかったかしら」と心配になったり。
探してたものに限らずここでなにかしらん見つかったらいいなあ・・・と常日頃思っていますが。
昨日は去年友達の誕生日で知り合った年下(まだ大学在学中です)の日本人の男の子とちょっと夜ご飯に行ってきました。諸都合であんまりゆっくりはできなかったのですがチャイナタウンでちょっと日本食を。おいしいところだったので今後また行きたいかも。
まだ知り合ったばっかりでどういう感じでどういう話をしたらいいか、楽しいか、というのはまだ模索中。こちらで日本人の友達ができるのはずいぶん久しぶりで(しかも大学でこっちにきた留学生でなく高校もこちらで行っている、オーストラリア歴が長くて自分と経歴が似ているのでなおさら)。
楽しかったので今度はお酒でも~と誘った私は単なる酒好きです(笑)
なんとか仕事もスケジュール通り行きそうで、だんだん他のことも考えられるようになってきました。
とりあえずはこないだの続きというか、演奏するなら何が弾けるか、何を弾くか、何を表現したいか。
今のところ1st draftととして曲のリストがこんな感じに。
ヨハン・セバスチャン・バッハ 平均律第2巻第8番 嬰ニ短調
または
ヨハン・セバスチャン・バッハ トッカータ ホ短調
アレクサンドル・スクリャービン 炎に向かって
エイトル・ヴィラ=ロボス ブラジルのバッハ 第4番第2楽章
オリヴィエ・メシアン 「幼子イエスに注ぐ20のまなざし」より
第5番 「子に注ぐ子のまなざし」
第7番 「十字架のまなざし」
第14番 「天使のまなざし」
第11番 「聖母の最初の聖体拝受」
バッハがですねえ・・・まだ平均律の方を弾いてみないことには分からないかな。トッカータは演奏経験あるのでいざとなったら選べますがとりあえず平均律の方を試してみたい。ヴィジョンができるかどうか、そこにかかってます。
そして全体の順番も固まってないです。メシアンは後半に上記の順番でやることはほぼ決定なんですが。
全部キリスト教だったりそうでなかったり、違う性質の信仰、というかどっちかというと神秘性をはらんだ曲なんですが、わりとそのぼんやりとしたつながりしかなくて。
これをどうやって形作っていくか、どういう世界(時間・空間的どっちも)を表現していくか、それが自分にとって要かな。
(でもそうやって「順番」で形作れる可能性がある、というのがね。その「プログラム全体のデザイン」の力を信じているんです)
ヴィラ=ロボスは第2楽章だけ。全部、または複数楽章やるとブラジル色に染まるか残りのプログラムと比べて浮くか、なので。バッハから「ブラジルのバッハ」へ、というつながりもありますがこのコラール楽章のオープニングがちょっとメシアンの「子に注ぐ~」に似てるところがあるので。これを利用しない手はない、と思いまして。
ここら辺から考えていくと「光」の使い方がプログラム組のヒントになるような感じも。先ほども書きましたがそれは空間的な話じゃなくて、時間的にも考えなくちゃいけないところで。
そんなこんなで色々考えてます。
なるべく早く確信を持って安心したいですからねー。
仕事もまだまだ気は抜けないですが、友達と会ったり遊びに行ったりする約束もつけちゃってますしぼちぼち暮らしていきたいです。結構ストレスに早くに音を上げちゃう方ですのでちょっと我慢も覚えないとですね。
こちらの方も、そして書き物の方もなんとか余裕ができれば。あと本読むのとか。アルケミーゴシックもそろそろ買いに行きたい(そしてネットで新作がでるのが楽しみ)ですし。
あとは願わくはもうちょっと夏らしく夏を過ごさせてくれ!メルボルン天候!
今日の一曲: ピョートル・チャイコフスキー 「くるみ割り人形」より「アラビアの踊り(コーヒー)」
偉大な曲は結構割と派手な音楽、壮大な音楽というイメージがありますが、でも小さいスケールの音楽だって劣っているわけじゃないんですよね。
西洋でいう「ジャパニーズ・ミニチュア」というか、小さくて細部までものすごく精巧にできていて、完璧な働きを見せる、そういう曲の代名詞といえるのがこのチャイコフスキーの「くるみ割り人形」。
ストーリーも、キャラクターも、感情も、オケもなにもかもこじんまりしている「くるみ割り人形」ですが、取るに足らないなんてことは全然ありません。そのディテールの凝りようを見始めるともう驚くこといっぱい!
この「アラビアの踊り」もシンプルながらものすごい魅力にあふれてて。
まずベースラインのリズム!レガートとスタッカートを組み合わせただけでこんな粋なベースラインができるものか、というさりげないサポートライン。
そしてメロディーを吹く2本のクラリネットの音のベルベットのごときなめらかさ、シルクのごときしなやかさ。
ミュート付きの弦楽器のこれまた暖かくソフトなアンサンブル。
後ほどその上に入って来るオーボエの(ちょっと感情抑えめの)カウンターメロディーの息の長くエキゾチックなこと。
ちょっと聴き気づかないですが、細かいとこまでパーフェクトに設計されてプロデュースされた音なんですよね。
ちなみにバレエではこの踊りは比較的年上のダンサーが3人、1人女性と2人男性(上半身裸)で踊ることが多いような気がしますが実際のところどうなんでしょう、他のフォーマットはあるのかしら。
やっぱり「お菓子」とはいってもコーヒーはまた大人のたしなみ、というのが曲の雰囲気にも踊りにも現れているところも面白いですね。