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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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はや一年、まだ一年(簡潔バージョン)。
前回のエントリーに拍手ありがとうございます。
今日は去年の3月11日とそこから続く日々などについて思うことを言葉にしたかったのですが・・・
なんだか小さめのストレスが積もったのかちょっと精神的にダウンしております。
疲れがとれ切れてない中ストレスがどうやら逆流食道炎につながってるかもしれなくちょっと食も細くなってる感が・・・普段ならストレス「だけ」で食が細ることはあんまりないのですが前回お医者さんとこ行った時に指摘されたのでそうなのかな、と。
これから秋~冬に移り変わる中この段階でのこの状態はちょっと懸念材料ですね。ユースオケも仕事もあるんだけどなんとか状態を食い止めなければ・・・

それでも少しはやっぱり形にしたいと思ったのでなるべく簡潔に・・・

海外から去年日本を襲った災害を知り、ネットで情報を得たりテレビでの報道を見たり、日本にそのときいた人たちとは比べられないながらも私も少なからず影響を受け。
最初の間の混乱はもはや記憶の中でも混乱と化していますが、その後の焦り、不安、何かここからできないかとぐるぐる思った事はブログやツイッターをさかのぼらずともはっきり覚えています。
それから日本に住んでいたとき暮らしていたいわきをしばらく訪れていなかったこと、そして当時からの友達や先生と連絡を取り合ってなかったことを後悔して。

いわきでも私の住んでたところ(もう他の人の家ですが)は高台で無事だったのですが電気水道など長きにわたって障害がありましたし、仮設住宅なども建ったりして、自分が覚えてる「日本でのふるさと」とはあの前とは同じじゃないだろうな、と悲しく思い。
でも(父もこないだ日帰りで出張に行ったといってましたし)そろそろ一時帰国で一旦帰ってみたいな、と考え始めています。雰囲気、生活などが変わっていても、それでも。

海外で安全なところにいるんだからなるべく冷静を、なるべく過度に色々負いすぎず、と震災当時から心がけてきたものの、何も感じないようなことはもちろんなく。
ある程度時間をおいて振り返ってみて、私が一番大きく震災の影響を受けたな、と思ったのはやっぱり音楽に関連したことでした。
以前もこのブログで「コンサートの最初に弾くとものすごく盛り上がる曲」として紹介したバーンスタインの「キャンディード」序曲を去年の震災以来自然に聴かないように、ランダムで回ってきても聴くのを避けるようになって。
それに改めて気づいたときはでもあんまり驚きませんでした。ひたすら前に明るくoptimisticに未来に向かって進むところがあるこの曲のその未来に対する純粋な明るい希望みたいなのが直視できなくなったんだな、と。
その曲を聴くのが苦痛ではないけれど、何か自分の中であれから表面に出ないところで変わった意識を感じさせるところがきっとあるんだろうな。

今まとめられるのはこれくらいかな。決して振り返って辛くなったわけじゃないですが(前述積み重なりだと思います)、こういう状態で無理して振り返ったり、言葉にしようとしたりぐるぐるするのも賢明ではないと思うので・・・(特に形にしようとする過程で無理するのは一番ストレスがかかりますねー)
もうちょっとちゃんとできたらよかったのに。

ちなみにこのしんどい状態の原因の一つである昨日入手したクラムの曲についてはまた後日話したいと思います。いろいろありますが、興味深いことには変わりないので。


今日の一曲はお休み。(でも一応ラターのレクイエムから「Lux Aeterna」をやろうと思ってました)

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