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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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St. Kildaとかその周り
前回のエントリーに拍手ありがとうございます!

今日はGPのところに行って来ました。
オーストラリアの医療制度ではなにか病気かな?という時にはまずGPというローカルドクターというかファミリードクターのようなかかりつけのお医者さんにいきます。
GPは一般開業医で、病院でなくもっと小規模なクリニックがどこにもあって、最寄りのクリニックでかかりつけのGPを探したりなんだりするシステム・・・でいいのかな。
私のGPは父が選んだところで家からはちょっと離れています。公共交通機関と徒歩の組み合わせでいきますが。ちょっとアポがとりにくい時もありますが(そういうときは緊急で同じクリニックの他のお医者さんに診てもらいます)良い先生です。

で、胃酸がどうも逆流しているようだ、という話をしたら前回サンプルをもらった同じ薬を処方されました。胃酸の分泌を抑える薬です。 いろいろ原因はあるそうですがストレスやイブプロフェン系の薬、辛い食べ物、酸っぱい食べ物、お酒、コーヒー、チョコレートなどがトリガーにもなるそうです。
これからちょっとずつ気をつけていかないとなあ・・・ (とかいって明日は飲みにいく約束があるのです。Rooftop barの下見。)

私のGPのクリニックはセントキルダというエリアにあります。
オーストラリアでは割と有名なのかな、特にビーチが有名です。(あと桟橋にフェアリーペンギンが来るそうで。見た事ないんですが) 特に夏には砂浜で海水浴だったり、Acland Strettなど店の並ぶ通りも季節かまわず賑わってますし。 トラムも何本か通っててアクセスもよくシティにも割と近く、日曜日には(以前紹介しました)マーケットもあります。

同時にセントキルダはちょっとこっちでいう「Dodgy」な側面もあり。 ちょっと治安が悪い部分もある、といいますか。特に海側のエリアは夜は気をつけろ、裏道は避けろみたいなことも言われますし、ドラッグ・売春に関する話も聞く地域だったりします。
今日GPのとこからシティにいくトラムまで歩くのでもそういう良くない雰囲気は感じます。人の柄、といいますか。
面白い街なんですがそういう側面もあるのです。

セントキルダといえばでも最初に入院したときのお出かけが思い出に残っています。
看護師さん一人の引率でティーンセクションから10人ほどだったかな、トラムに乗ってセントキルダに夕方遊びにいったのです。Acland Streetでケーキとかアイスクリームとか食べました。
私は当時14歳で、夜に遊びにいったこともなければ(わりといいとこの)学校の周りとはちょっと違う雰囲気の文化をみたことがなく。ケーキ食べに行くだけなのになんだか本当に斬新で不思議な体験でした。

セントキルダといえばもう一つ、去年初めて話を聞いてから行ってないところが。
なんだか「太陽系の散歩道」みたいなところがあるらしいです。セントキルダビーチのあるポイントにまず太陽を象った球があって、そこから相対的な距離を再現してシティに向かっての方向に水星、金星、地球・・・と同じく球が飾られているようです。
冥王星が準惑星になる前なので冥王星は入ってます。ポート・メルボルンの向こう側くらいにあるので太陽から歩いて行くと結構な距離があるっぽいですが一度見て見たいですね。

ちなみに今日セントキルダからシティに向かったトラムのルートは96番。セントキルダビーチからシティ(Bourke Street)を通ってイースト・ブランズウィックまで行くルートなのですが、途中一部が車道ではなく特設の線路を通るLight railになっていて、駅には小さなカフェがあったりちょっと風情がある住宅地が見えたり、サウスメルボルン・マーケットやMSACというスポーツセンターを通ったりしながらシティに向かいます。

そうやってトラムに乗って景色を見て私は(16年も住んでますが)メルボルンってなんだか面白いなあ、と思うのですがその「面白い」「味がある」がなんだかささやかな性質のものなので果たして他のところから来た人が私が日常で見つけるメルボルンの「面白い」を面白いと思ってもらえるかどうか、ふと気になって。
こんど両親がこっちに来るときにもちょっと目立った観光とかするのでそれでもうちょっと自分の「メルボルン紹介スキル」を磨きたいと思います。

今日はついでに大学でCD借りてきました。月曜のレッスンの時に返せるのが分かってるので3枚ほど。
イギリス歌曲のCDと、フルート関係のCDと(ドビュッシーとラヴェルのフルート関連室内楽作品がほしかったのになんだかバロックから現代までフルートレパートリーをカバーしてくれちゃったすごいCD)、それからヴィラ=ロボスの「ブラジルのバッハ」の別録音(いい演奏だといいな)。
借りるペースはもちょっと上げたいけれど、なんといっても家からシティ・大学まで出る機会が少なく。
もっと新しい曲に出会いたいし、もっと今ある曲も聞き込みたい、と8000以上PCに入ってる曲をいじりながら(こないだのコンセプトプレイリストなど)悩んでいる・・・のですが。

昨日大橋隆志さん(ジェイル大橋代官)のツイートで大橋さんのPCには20000曲以上曲が入ってる、という話にものすごくびっくりしたのです。(しかも妹の話だと再生するときに飛ばすような曲は入れてないって・・・どうやって入れてるんだろう&実際聴いてるんだろう)
同じ曲集(しかも曲が多い)の複数演奏持ってたりジャンルの広さでは結構私自信があったのですがまだまだですね~(なにを競ってるんだろう私)

ちなみに大学在学途中くらいから私は聴かないかもしれない曲もPCに入れるようになったので実際8000曲の中で普段聴かないものも多いです。(あと好きすぎて普段ほとんど聴かないものもあります)
そういう方針にしたのはやっぱりストーリーを書き始めたのが大きいかな(資料・サントラとして普段聴かないものでも必要になる場合が多いので。それもきっかけですしね)。
あと手元にreferenceとして音楽を持っておくこととか、意識的に聴くものを広げようと思い始めた事。
あ、あと手持ちPCの容量がどんどん大きくなったのももちろん大きな影響がありますね。一時期はipodの方が大きいこともあったんですよ、音楽に費やす容量。

ipodの寿命を調べるサイト、というのが前あったのですがなんだかいつのまにかなくなっちゃったみたいで。うちの80GB ipod classicの寿命がいつなんだろう、というなかclassicの生産がストップしちゃったらどうしよう、という懸念もあったり。今動画ほとんど入れずに75%くらい使ってるから次は160 GBが欲しいんだけど・・・

総合して音楽へのアクセスに関してはすっごい時代になってしまったなー、と・・・ リソースと機会を最大限活用してもっといろんな音楽に出会いたいです。
大学の図書館でも 楽譜・CDともに限界を感じることがちょくちょくあるのでもっと買うことになりそうですが・・・


今日の一曲はちょっと長くなったのでお休みです。新しいCDもそうですし、クラムのアメリカ歌曲集第2巻のスコアも借りたので(アメリカ歌曲集で唯一あった!)またそちらも後日。

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