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前回のエントリーに拍手ありがとうございます。
今日は無事永住ビザのためのメディカルチェックを済ませてきました。結構早めに終わりましたし分かってる部分はみんなOKなので問題ないはず。
なんかX線撮影の機械が冷たくない!と思ったのですがさすがに前回(最初にビザ申請したとき)もそうだったはずだよなあ。その前の学生ビザの時撮ってたら冷たい鉄の板みたいなやつだったかも・・・?うーん。曖昧な記憶。
前回のエントリーの「今日の一曲」でシューベルトの歌曲集「冬の旅」を紹介しましたが、あの後「それにしても30歳でああいう『枯れた』感じの音楽書くって凄いけどなんか悲しいなあ」と考えてて。
(思えば私も数年経ったら30歳ですがな)
彼の場合は、というか彼に限らずですが重い病気を患って心持ちだったり物の見方が急激に変わったりして、結果作風が影響されることはよくあることで。モーツァルトとかリストもそうですし、文学・絵画の方でもいっぱいいるはず。
作曲家の生涯を追いながら作風の変化をたどっていくのもやっぱり面白いです(この話以前にもしたと思います、済みません)。
普段仕事や移動なんかでipodを完全シャッフルで聞いていると一日の間にショスタコの初期の曲と晩期の曲どっちも回ってきたり、なんてことはよくありますが。
ショスタコは面白いですね。今日も久しぶりに交響曲第1番のスローな第3楽章を聞いて、結構matureでものすごく完成しているなあ、と思うと同時に後の作品のスロー楽章と比べるとやっぱりちょっと足りない、とは言わないでも違うところがあるなあ、と思ったり。
同じショスタコで比べるならこの交響曲第1番第3楽章と、それから第5番の第3楽章とか第11番の第3楽章とかと並べて聞いてみると面白いですよ。
去年の誕生日に「自分が好きな作曲家は自分と同い年のときにどんなものを書いていたか」ということをここで書きたくてちょこちょこ調べてたのですがまだ決定打な作品がでてなかったり、ここから上がってく途中の初期の作品、みたいなものがあったり。
(前回マイケルと会ったときに「自分にできることは今の若い作曲家の背中を押してあげることだ」みたいなことを言ってたのですがそれが本当に大切ですよね。多くの作曲家はまだまだこれからなんですから)
まあこれくらい若いときは演奏家としてのほうが有名だったりアクティブだったりすることもあるのかな、今も昔も。
以前から何回も言ってることですが私はほとんどの作曲家の「晩年の作品」が好きです。
(前回それを言った時からクラムが仲間入りしましたからね・・・まだ存命の作曲家ですがもうかなりお年を召していますから今はもう晩年にしっかり入ってると思います。失礼に聞こえたらいけないので補足。)
決して年の積み重ねが作風を磨き上げる、そういった完璧を求めているというわけではないのですが、独特の漂う空気というか渋みというか味というかが好きでたまらないのですよ。
初期のような初々しさとフレッシュさのある作品を晩年に書くことが至難の業、というのと同じくらい晩期の独特の渋みを若いうちに出すのも難しく。だからこそシューベルトの「冬の旅」は自分の中で妙にひっかかるところがある、異色の作品なのかな、と思います。
(そういえば同じ路線で、face to aceの「Scuderia vintage」を聞いて「こういう曲・詩は若い人にはなかなか書けないよなー」と思ってもいたのでした)
音楽や絵だとなんとなく自分にとってはそういう変化がわかりやすいのですが文だとどうなんでしょ。ちょっと文学作品でそういう読み方をしたことがないんで実感がないのですが・・・
作曲をあんまり表現形態として視野に入れてない自分なのですが、創作文には年齢による変化は現れるのかな。どう現れるのかな。(作曲をしたところで自分の作品をそういう風に客観的に見れる自信はないですが文でもそこは同じかな・・・)
そういえば今週末の日曜日にまたアカデミーでピーターの作曲した作品(トランペット協奏曲だったはず)を聴きに行くのですが彼もまたこれからどんどん昇っていく作曲家の一人であり。
いつまで、どこまで彼と友達でいて作曲した曲を間近で聞ける機会があるかわからないけれど年を重ねて成長していく彼の音楽を追っていければなあ、と願っています。
自分や自分の身近な人(同年代)となると40歳、50歳とかそれ以上になったときのことなんか想像もつかないですけどね!でも楽しみな気持ちが心のどこかにあります。
さて、仕事も再始動したことですし秋冬に負けずがんばっていかないとですね。
あ、こちらにも記録したいことがもう一つ。
某ラジオ番組(某本舗)でお便り読んでいただきました!(送ってたんです)
やっと冷静になって聞き返すことができて改めて噛みしめております、色々(笑)たいしたことは書けてないんですが何よりも笑っていただけて嬉しい。
またネタを探しにいかないと(物理的に「行く」とは限りませんが・・・)。
今日の一曲: 聖飢魔II 「アダムの林檎」
妹購入のCD2枚からまず1曲。一応これも前回の今日の一曲とか今日の本文とかとつながってるチョイスですよ。
妹が今回購入したのは「地獄より愛をこめて」という大教典(アルバム)ですが、今私の手元にあるだけで4つの大教典に収録されてますしさらに英語版もありますし、ミサ(ライブ)のパフォーマンス(後述)もありDVDでもよく入っている初期からの定番曲、聖飢魔IIを代表する曲の一つになるんじゃないかと思います。(あとデーモン閣下作詞の歌詞が悪魔らしいから、ってのもあるのかな)
この「地獄より愛をこめて」、ジェイル大橋代官(大橋隆志さん)の曲が多くを占めています。改めて計算してみると発布が1986年だから大橋さん21歳!少なくともこのアダムの林檎とかFire After Fire(この大教典には入ってませんが)は10代のときに書かれていると聞いているのですがホント凄いを通り越してます・・・(ここですよ、前述つながってるの)
この大教典の代官の曲だと「Aphrodite」とか「魔界舞曲」とか「秘密の花園」も大好き。
CDをリンクしたもののやっぱりこの曲は映像で見るのが一番だと思います。演奏のパフォーマンスのダイナミックさとか、ギターの音色をがっつり味わうためというのもあるけれど、なんか動きと「赤い色」が見たくなるんですよね。コードとか音色とか、感覚を一致させたい欲求。
Fire After Fireとは違う形で現れる「炎」がやっぱりありますね(シャッフルでシューマンの「ウィーンの謝肉祭」の「間奏曲」の次に聴いたことがあるのですがどっちも不思議と似た「炎」を感じるんですよ)。この炎はジェイル代官のギターのスタイルからくるものなのかな。
あとはこの曲のフリから演奏までのパフォーマンスがね、恒例といいますか。
閣下が林檎(必ずしも後述の品種ではない(笑))を手にして「青森県南部地方及び岩手県で呼ばれる紅玉の別名」のくだりだったり、演奏中に閣下が歌いながらステージを回って各構成員に林檎をかじらせてまわったり(たまにかじりすぎてコーラスが歌えなくなったり後ろでずっともぐもぐしてたり)。生で見られなかったことが残念ですがDVDでアップで見るのも楽しいです。
なので本当はDVDで見るのがおすすめです(笑)でもジェイル代官の曲(をいろいろ楽しめるのはやっぱりこのCDですね♪(妹もおすすめしてるはず)
ちなみに全曲試聴可だそうです~
今日は無事永住ビザのためのメディカルチェックを済ませてきました。結構早めに終わりましたし分かってる部分はみんなOKなので問題ないはず。
なんかX線撮影の機械が冷たくない!と思ったのですがさすがに前回(最初にビザ申請したとき)もそうだったはずだよなあ。その前の学生ビザの時撮ってたら冷たい鉄の板みたいなやつだったかも・・・?うーん。曖昧な記憶。
前回のエントリーの「今日の一曲」でシューベルトの歌曲集「冬の旅」を紹介しましたが、あの後「それにしても30歳でああいう『枯れた』感じの音楽書くって凄いけどなんか悲しいなあ」と考えてて。
(思えば私も数年経ったら30歳ですがな)
彼の場合は、というか彼に限らずですが重い病気を患って心持ちだったり物の見方が急激に変わったりして、結果作風が影響されることはよくあることで。モーツァルトとかリストもそうですし、文学・絵画の方でもいっぱいいるはず。
作曲家の生涯を追いながら作風の変化をたどっていくのもやっぱり面白いです(この話以前にもしたと思います、済みません)。
普段仕事や移動なんかでipodを完全シャッフルで聞いていると一日の間にショスタコの初期の曲と晩期の曲どっちも回ってきたり、なんてことはよくありますが。
ショスタコは面白いですね。今日も久しぶりに交響曲第1番のスローな第3楽章を聞いて、結構matureでものすごく完成しているなあ、と思うと同時に後の作品のスロー楽章と比べるとやっぱりちょっと足りない、とは言わないでも違うところがあるなあ、と思ったり。
同じショスタコで比べるならこの交響曲第1番第3楽章と、それから第5番の第3楽章とか第11番の第3楽章とかと並べて聞いてみると面白いですよ。
去年の誕生日に「自分が好きな作曲家は自分と同い年のときにどんなものを書いていたか」ということをここで書きたくてちょこちょこ調べてたのですがまだ決定打な作品がでてなかったり、ここから上がってく途中の初期の作品、みたいなものがあったり。
(前回マイケルと会ったときに「自分にできることは今の若い作曲家の背中を押してあげることだ」みたいなことを言ってたのですがそれが本当に大切ですよね。多くの作曲家はまだまだこれからなんですから)
まあこれくらい若いときは演奏家としてのほうが有名だったりアクティブだったりすることもあるのかな、今も昔も。
以前から何回も言ってることですが私はほとんどの作曲家の「晩年の作品」が好きです。
(前回それを言った時からクラムが仲間入りしましたからね・・・まだ存命の作曲家ですがもうかなりお年を召していますから今はもう晩年にしっかり入ってると思います。失礼に聞こえたらいけないので補足。)
決して年の積み重ねが作風を磨き上げる、そういった完璧を求めているというわけではないのですが、独特の漂う空気というか渋みというか味というかが好きでたまらないのですよ。
初期のような初々しさとフレッシュさのある作品を晩年に書くことが至難の業、というのと同じくらい晩期の独特の渋みを若いうちに出すのも難しく。だからこそシューベルトの「冬の旅」は自分の中で妙にひっかかるところがある、異色の作品なのかな、と思います。
(そういえば同じ路線で、face to aceの「Scuderia vintage」を聞いて「こういう曲・詩は若い人にはなかなか書けないよなー」と思ってもいたのでした)
音楽や絵だとなんとなく自分にとってはそういう変化がわかりやすいのですが文だとどうなんでしょ。ちょっと文学作品でそういう読み方をしたことがないんで実感がないのですが・・・
作曲をあんまり表現形態として視野に入れてない自分なのですが、創作文には年齢による変化は現れるのかな。どう現れるのかな。(作曲をしたところで自分の作品をそういう風に客観的に見れる自信はないですが文でもそこは同じかな・・・)
そういえば今週末の日曜日にまたアカデミーでピーターの作曲した作品(トランペット協奏曲だったはず)を聴きに行くのですが彼もまたこれからどんどん昇っていく作曲家の一人であり。
いつまで、どこまで彼と友達でいて作曲した曲を間近で聞ける機会があるかわからないけれど年を重ねて成長していく彼の音楽を追っていければなあ、と願っています。
自分や自分の身近な人(同年代)となると40歳、50歳とかそれ以上になったときのことなんか想像もつかないですけどね!でも楽しみな気持ちが心のどこかにあります。
さて、仕事も再始動したことですし秋冬に負けずがんばっていかないとですね。
あ、こちらにも記録したいことがもう一つ。
某ラジオ番組(某本舗)でお便り読んでいただきました!(送ってたんです)
やっと冷静になって聞き返すことができて改めて噛みしめております、色々(笑)たいしたことは書けてないんですが何よりも笑っていただけて嬉しい。
またネタを探しにいかないと(物理的に「行く」とは限りませんが・・・)。
今日の一曲: 聖飢魔II 「アダムの林檎」
妹購入のCD2枚からまず1曲。一応これも前回の今日の一曲とか今日の本文とかとつながってるチョイスですよ。
妹が今回購入したのは「地獄より愛をこめて」という大教典(アルバム)ですが、今私の手元にあるだけで4つの大教典に収録されてますしさらに英語版もありますし、ミサ(ライブ)のパフォーマンス(後述)もありDVDでもよく入っている初期からの定番曲、聖飢魔IIを代表する曲の一つになるんじゃないかと思います。(あとデーモン閣下作詞の歌詞が悪魔らしいから、ってのもあるのかな)
この「地獄より愛をこめて」、ジェイル大橋代官(大橋隆志さん)の曲が多くを占めています。改めて計算してみると発布が1986年だから大橋さん21歳!少なくともこのアダムの林檎とかFire After Fire(この大教典には入ってませんが)は10代のときに書かれていると聞いているのですがホント凄いを通り越してます・・・(ここですよ、前述つながってるの)
この大教典の代官の曲だと「Aphrodite」とか「魔界舞曲」とか「秘密の花園」も大好き。
CDをリンクしたもののやっぱりこの曲は映像で見るのが一番だと思います。演奏のパフォーマンスのダイナミックさとか、ギターの音色をがっつり味わうためというのもあるけれど、なんか動きと「赤い色」が見たくなるんですよね。コードとか音色とか、感覚を一致させたい欲求。
Fire After Fireとは違う形で現れる「炎」がやっぱりありますね(シャッフルでシューマンの「ウィーンの謝肉祭」の「間奏曲」の次に聴いたことがあるのですがどっちも不思議と似た「炎」を感じるんですよ)。この炎はジェイル代官のギターのスタイルからくるものなのかな。
あとはこの曲のフリから演奏までのパフォーマンスがね、恒例といいますか。
閣下が林檎(必ずしも後述の品種ではない(笑))を手にして「青森県南部地方及び岩手県で呼ばれる紅玉の別名」のくだりだったり、演奏中に閣下が歌いながらステージを回って各構成員に林檎をかじらせてまわったり(たまにかじりすぎてコーラスが歌えなくなったり後ろでずっともぐもぐしてたり)。生で見られなかったことが残念ですがDVDでアップで見るのも楽しいです。
なので本当はDVDで見るのがおすすめです(笑)でもジェイル代官の曲(をいろいろ楽しめるのはやっぱりこのCDですね♪(妹もおすすめしてるはず)
ちなみに全曲試聴可だそうです~
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