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前回のエントリーに拍手ありがとうございます!
昨日一昨日とコンサート場所をネットで探し始めて頭がすっかりそっちにしか向かなくなってたのでこれは困ったと思い今日は(また仕事がこなかったので)書き物に頭を向けることに集中しました。どれだけ成果があったかは別として(苦笑)、創作に心を向けるのも楽しいですしちょっと安心するところもありますね。
今日は先生とレッスンを予約しようとしてまたもや先生がホリデーに入る前のタイミングを逃して7月の終わりまでレッスンできないことになってちょっと脱力しておりました。(その間に先輩とかに聴いてもらったりするのももちろん可能なんですが)
今からいつになるかわからない本番まで今の曲を維持するのもしんどいだろうし、それじゃあ今からちょっとしばらく全く別の、前弾いてたり弾いてなかったりする曲を弾こうかなあ・・・と。
明日大学の図書館でちょろっと楽譜を借りてきたりなんだりして考える予定。
それでコンサートのロケーションハンティングはまだまだやることいっぱい。
でも既に候補とできるかな、な場所もいくつかでてきましたし、逆にここは違うなあ、というところも出てきましたし。
まず地域で絞って、地域の役所というかのページだったり、Melwayの索引だったりで貸しホールを探したり、それから一部学校だったり、あとは教会もホームページがあるところは調べてみたり。
メルボルンは至る所に大小様々な、古いものから新しいまでいろいろな宗派の教会があります。
礼拝や集会が行われたり、合唱団が活動したり、教会によってコンサートや結婚式、お葬式など様々なイベントに貸し出されることもあり。
パイプオルガン(これも規模は様々)があるところもありますし、そうでないところもあります。ピアノはないところも結構あるみたいですね。
こないだアドバイスをもらったときに言われたのは教会とかの場合、録音機器などに使うコンセントがあるか、ちゃんと仕えるような位置にあるか、とかいうことも考慮する必要があるそうで。
でも最終的には教会で演奏したいな、と思ってます。弾く曲が結構宗教フレーバーありますしね。
あとちょっと寒いかもしれないけれどピアノのあるような教会だったら音響の心配はそれほどないかな、と。(アドバイスをくれた友達のデュオコンサートのときは管理はシンプルに鍵を渡してくれるだけだったらしいですし、そういうところ教会はゆるくて助かることもあるのかな)
天井が高いのとか、ステンドグラスがあったりするのはなんかいいな、と思いますし。
昔学校のコンサートでチェロ(無伴奏!)を教会で弾いたことありますよ。学校(と兄弟校)の最寄りの教会でBrighton のSt Andrews Church(宗派はアングリカン)、今調べて見てみるとキャパが400人とローカルにしちゃ結構でかい教会なんですよね。よくそんなところで弾いたな。しかも退院すぐ後に。
あそこは学校内外のイベントで何度も行ってて、無神論者なんで行きつけのってわけではないながらもものすごく馴染みのある教会です。音響も大聖堂らしい良い感じで、建物としても古くて美しいです。在学中はほんと当たり前に思ってましたけど。
もちろんシティの街中にも(二つの大聖堂を含め)いろんな教会があります。コンサートなどを聴きにいった場所もいくつか。
ここ10年で新しく開発されたDocklandsにも教会あるみたいですしね~
シティの中、ではないんですがそれに近いところでちょっと「ここで弾けたらいいなー」って教会は見つけてます。
現実的にちゃんと考えなくちゃいけないのは重々承知なのですが、たまにはちょっと夢も見てみたい。といってもそんなにでっかい場所ではないですよ。
St. Johns Southgate(宗派はルター派)という教会なのですが、その名の通りサウスバンクでよくご飯とかジェラートとか食べてるSouthgateの裏にひっそりと(?)ある教会。トップページの「バレリーナのスカート」と一緒に写っている写真がそのロケーションをよく表しています。(だからアクセスも良いんですよ)
Hamer Hall(改装中)やState Theatreなどメジャーで大きな演奏・芸術ロケーションが多くある中にこのひっそり感。
モダンなデザインでキャパシティは200人、グランドピアノ、楽譜立て、録音機材や暖房が完備とコンサートに向いている場所で、実際ここにアンサンブルのコンサートを聴きに来たこともあり。
今回は(集客に全く自信がなく予測がつかないので)だめでもいつか!と夢見ています(笑)
それはともかくなんとか今回のこれをなんとかせねば、とまた明日から色々探してみなければ。
絞ったところで連絡とったり質問したりとかでまたぐずぐずしそうですが、そのぐずぐずを考慮して「ハンティング」の部分をてきぱきしたいところです・・・
今日の一曲: ガブリエル・フォーレ 前奏曲第3番
これは母に買ったフォーレピアノ作品全集(ジャン=フィリップ・コラール演奏)から。4枚組のCDでフォーレばっかり&ピアノばっかり、ということで実はまだあんまりしっかり聴いていないのです(汗)あとフォーレは心にがちっとくるような音楽ではないため、という言い訳も・・・
一応チェリスト時代にフォーレはメジャーな何曲か(エレジーとシシリエンヌ)弾いてますが、ピアノではまだまだ。
なんというか、フォーレって時代的にもスタイル的にもざっくり言えばショパンとドビュッシーの間、みたいな印象で、あんまり強く「これ弾きたい!」と思ったこともなくなんとなーく素通りしている次第。
ショパンとドビュッシーの間、はでもそう的外れでないと思います。
実際フォーレの初期の作品ってショパンのスタイルにものすごく似てますし(ショパンがフランスに住んでてフランスのスタイルの影響を受けたのも大きいですが)、あと単純にこの全集4枚組の曲名のラインアップをみると舟歌やノクターン、前奏曲やマズルカ(1曲ですが)など「ジャンル」が両者結構似通ってる印象を受けます。
そんななかこの前奏曲集は晩年の作品(作品番号=op. 103です)。全部で9曲あるのですが、ショパンの影響と各曲違うキーで書いてあることを考慮するともしかしたら全部違う調で24つ書きたかったのかもしれませんね(推測)。フォーレは同じ「舟歌」のくくりでも初期から晩年まで様々なタイミングで書いてたりしますし。
今回今日の一曲を選ぶに至ってちょこちょこいろんな曲集からフォーレの曲を聴いてみたわけですが、特にこの曲には惹かれるものを感じましたね。(ただし英語のwikipedia行ったら前奏曲集はマイナーだと言われた・・・ただこの曲はその中でも取っつきの良い方だそうで)
フォーレの比較的初期の作品を聴いて知っているとものすごく新鮮ですよ。なんかワインが成熟してものすごい違う味になったみたいな驚き。
感情表現だったり、色彩だったりハーモニーの変化がものすごく複雑で、たとえさっき書いたように24つ前奏曲がそろったとしても24keysvirusでキャラクター付けするにはものすごく難しそうな。
とにかく様々な意味でニュアンスと色彩が渋くて、奥深くて、素晴らしい微妙さで。
20世紀のフランス音楽を拠点としてる私から見て「うわあこれフランスだなあ」と思うような(笑)色はドビュッシーにも通じるけれど感情表現はプーランクにも似てるところがあったり。
いやこれが弾けたら大人ですね。なんだかそう思います。
メルボルンの今の季節、つまり秋から冬に入るようなときがこういう曲はおすすめかな。
ちょっと先になっちゃいますが(汗)大人の味わいを是非。
昨日一昨日とコンサート場所をネットで探し始めて頭がすっかりそっちにしか向かなくなってたのでこれは困ったと思い今日は(また仕事がこなかったので)書き物に頭を向けることに集中しました。どれだけ成果があったかは別として(苦笑)、創作に心を向けるのも楽しいですしちょっと安心するところもありますね。
今日は先生とレッスンを予約しようとしてまたもや先生がホリデーに入る前のタイミングを逃して7月の終わりまでレッスンできないことになってちょっと脱力しておりました。(その間に先輩とかに聴いてもらったりするのももちろん可能なんですが)
今からいつになるかわからない本番まで今の曲を維持するのもしんどいだろうし、それじゃあ今からちょっとしばらく全く別の、前弾いてたり弾いてなかったりする曲を弾こうかなあ・・・と。
明日大学の図書館でちょろっと楽譜を借りてきたりなんだりして考える予定。
それでコンサートのロケーションハンティングはまだまだやることいっぱい。
でも既に候補とできるかな、な場所もいくつかでてきましたし、逆にここは違うなあ、というところも出てきましたし。
まず地域で絞って、地域の役所というかのページだったり、Melwayの索引だったりで貸しホールを探したり、それから一部学校だったり、あとは教会もホームページがあるところは調べてみたり。
メルボルンは至る所に大小様々な、古いものから新しいまでいろいろな宗派の教会があります。
礼拝や集会が行われたり、合唱団が活動したり、教会によってコンサートや結婚式、お葬式など様々なイベントに貸し出されることもあり。
パイプオルガン(これも規模は様々)があるところもありますし、そうでないところもあります。ピアノはないところも結構あるみたいですね。
こないだアドバイスをもらったときに言われたのは教会とかの場合、録音機器などに使うコンセントがあるか、ちゃんと仕えるような位置にあるか、とかいうことも考慮する必要があるそうで。
でも最終的には教会で演奏したいな、と思ってます。弾く曲が結構宗教フレーバーありますしね。
あとちょっと寒いかもしれないけれどピアノのあるような教会だったら音響の心配はそれほどないかな、と。(アドバイスをくれた友達のデュオコンサートのときは管理はシンプルに鍵を渡してくれるだけだったらしいですし、そういうところ教会はゆるくて助かることもあるのかな)
天井が高いのとか、ステンドグラスがあったりするのはなんかいいな、と思いますし。
昔学校のコンサートでチェロ(無伴奏!)を教会で弾いたことありますよ。学校(と兄弟校)の最寄りの教会でBrighton のSt Andrews Church(宗派はアングリカン)、今調べて見てみるとキャパが400人とローカルにしちゃ結構でかい教会なんですよね。よくそんなところで弾いたな。しかも退院すぐ後に。
あそこは学校内外のイベントで何度も行ってて、無神論者なんで行きつけのってわけではないながらもものすごく馴染みのある教会です。音響も大聖堂らしい良い感じで、建物としても古くて美しいです。在学中はほんと当たり前に思ってましたけど。
もちろんシティの街中にも(二つの大聖堂を含め)いろんな教会があります。コンサートなどを聴きにいった場所もいくつか。
ここ10年で新しく開発されたDocklandsにも教会あるみたいですしね~
シティの中、ではないんですがそれに近いところでちょっと「ここで弾けたらいいなー」って教会は見つけてます。
現実的にちゃんと考えなくちゃいけないのは重々承知なのですが、たまにはちょっと夢も見てみたい。といってもそんなにでっかい場所ではないですよ。
St. Johns Southgate(宗派はルター派)という教会なのですが、その名の通りサウスバンクでよくご飯とかジェラートとか食べてるSouthgateの裏にひっそりと(?)ある教会。トップページの「バレリーナのスカート」と一緒に写っている写真がそのロケーションをよく表しています。(だからアクセスも良いんですよ)
Hamer Hall(改装中)やState Theatreなどメジャーで大きな演奏・芸術ロケーションが多くある中にこのひっそり感。
モダンなデザインでキャパシティは200人、グランドピアノ、楽譜立て、録音機材や暖房が完備とコンサートに向いている場所で、実際ここにアンサンブルのコンサートを聴きに来たこともあり。
今回は(集客に全く自信がなく予測がつかないので)だめでもいつか!と夢見ています(笑)
それはともかくなんとか今回のこれをなんとかせねば、とまた明日から色々探してみなければ。
絞ったところで連絡とったり質問したりとかでまたぐずぐずしそうですが、そのぐずぐずを考慮して「ハンティング」の部分をてきぱきしたいところです・・・
今日の一曲: ガブリエル・フォーレ 前奏曲第3番
これは母に買ったフォーレピアノ作品全集(ジャン=フィリップ・コラール演奏)から。4枚組のCDでフォーレばっかり&ピアノばっかり、ということで実はまだあんまりしっかり聴いていないのです(汗)あとフォーレは心にがちっとくるような音楽ではないため、という言い訳も・・・
一応チェリスト時代にフォーレはメジャーな何曲か(エレジーとシシリエンヌ)弾いてますが、ピアノではまだまだ。
なんというか、フォーレって時代的にもスタイル的にもざっくり言えばショパンとドビュッシーの間、みたいな印象で、あんまり強く「これ弾きたい!」と思ったこともなくなんとなーく素通りしている次第。
ショパンとドビュッシーの間、はでもそう的外れでないと思います。
実際フォーレの初期の作品ってショパンのスタイルにものすごく似てますし(ショパンがフランスに住んでてフランスのスタイルの影響を受けたのも大きいですが)、あと単純にこの全集4枚組の曲名のラインアップをみると舟歌やノクターン、前奏曲やマズルカ(1曲ですが)など「ジャンル」が両者結構似通ってる印象を受けます。
そんななかこの前奏曲集は晩年の作品(作品番号=op. 103です)。全部で9曲あるのですが、ショパンの影響と各曲違うキーで書いてあることを考慮するともしかしたら全部違う調で24つ書きたかったのかもしれませんね(推測)。フォーレは同じ「舟歌」のくくりでも初期から晩年まで様々なタイミングで書いてたりしますし。
今回今日の一曲を選ぶに至ってちょこちょこいろんな曲集からフォーレの曲を聴いてみたわけですが、特にこの曲には惹かれるものを感じましたね。(ただし英語のwikipedia行ったら前奏曲集はマイナーだと言われた・・・ただこの曲はその中でも取っつきの良い方だそうで)
フォーレの比較的初期の作品を聴いて知っているとものすごく新鮮ですよ。なんかワインが成熟してものすごい違う味になったみたいな驚き。
感情表現だったり、色彩だったりハーモニーの変化がものすごく複雑で、たとえさっき書いたように24つ前奏曲がそろったとしても24keysvirusでキャラクター付けするにはものすごく難しそうな。
とにかく様々な意味でニュアンスと色彩が渋くて、奥深くて、素晴らしい微妙さで。
20世紀のフランス音楽を拠点としてる私から見て「うわあこれフランスだなあ」と思うような(笑)色はドビュッシーにも通じるけれど感情表現はプーランクにも似てるところがあったり。
いやこれが弾けたら大人ですね。なんだかそう思います。
メルボルンの今の季節、つまり秋から冬に入るようなときがこういう曲はおすすめかな。
ちょっと先になっちゃいますが(汗)大人の味わいを是非。
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