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ちょっと更新してない間に訪問ありがとうございます~
そしていつもある程度そうなんですが最近specificな検索キーワードで来てる方が結構居て、なんだかお求めのものが提供できてなくてすみません・・・(汗)
最近ちょっと調子が下降気味なので更新頻度も低めになるかも。
でも今日はちょっと元気がでました。寒い中ロルカでHuevos al la Flamenca食べて(口の中やけどして)、Thomas' MusicでCD買いました。
前回のエントリーで友達からアドバイスいただいたアンネ=ゾフィー・ムター演奏のブラームスのバイオリンソナタ(10ドルでした)。
そして後はどうしようかなーと30分ほどぐるぐる回って悩んだ結果最初に知ってからもう何年も経ってしまったアルヴォ・ペルトの「Tabula Rasa」、そしてふと手に取ったショスタコーヴィチの交響曲第10番(まだ6番も8番もちゃんと聴いてないけど!)。
今回なるべく聞いたことのない曲を買う、と決めてたのが長く悩んだ要因ですね。持ってる曲の別の録音、とか前借りた録音を実際に入手する、というのならこんなには迷わない(笑)
でも今日ブラームスとペルトを聞いて「出会って良かった!」と本当に思いました。新しく友達ができるのもいいけれど、新しくいい音楽に合うのも本当に心に良いです。
もちょっと聴いてからここでも紹介してきますね。日本で頼んだCDもいずれこちらに来るので楽しみ。そしてiTunes storeでも買う予定があるのでもうちょっと先に。
そして昨日、胃の内視鏡検査に関する書類が届きました。
質問票とか同意文書とか、そういう似たものを仕事で扱ったことがあるのでまず書体というか文書に興味津々。
そうそう、今回胃カメラを飲む(そうです、口からです。鼻から入れるタイプもあると聞いたことがありますが)に当たって、短時間の全身麻酔みたいなもの(sedativesと説明しましたが)を使うそうです。全身麻酔とはちょっと違うみたいで、ちょっとの間眠ってるようになるらしく、処置は感じず覚えてない、という感じだそうで(そうですよね、食道の動きとかも見なくちゃいけないですから全部寝ちゃいけませんもんね)。
そういうこともあってか質問票もかなり詳しいです。気をつけて記入しなきゃ。
で、入院は3~4時間くらいの時間なんですが、その短時間麻酔があるために処置の後一人で帰っちゃいけないらしいです。タクシーでも付き添いで、ということで。ちょうど近くで働いてる妹の都合がつくかどうか・・・そういうところ不便だなあ。
ちなみにオーストラリアでは一般的に親知らずを抜くとき全身麻酔ですがそのときもそうなのかな。(私は矯正の前に奥歯を局所麻酔で抜いたのですが親知らずは抜いてない)
そして処置後はその日いっぱい休め、とのことです。きっとその件については大丈夫。
とにかく色々興味津々ですよ、この内視鏡を巡る諸々。
先ほど書きました文書についてはもちろん、麻酔についてももっと知りたいですし、それからこういう検査に用いるこういう機器についても仕事で扱ったことがあるので(仕事ディスクに一件見つかったんですが他にもあったはず)、それも興味津々です。「こんなの入れます」って見せてもらえるのかな。聞いたら見せてくれるかな(笑)
母の話だと内視鏡もメイド・イン・ジャパンが多いらしいです。オリンパスの世界シェアが7割、ということらしいです。
あと今回の検査では内視鏡で見るだけじゃなくてピロリウイルスの検査もやるはずなので、生検(組織の一部を採取すること)もやるはず。内視鏡と一緒に入れる生検鉗子も見れるかな。わくわく。
検査を受けることも大事ですが、同時に貴重な機会でもあります。
実は今はそこまで胃・食道が悪いわけじゃないのですが、それでもやっぱり日本人はピロリ感染ならびに胃がんのリスクが高いのでやっぱりやっておかないと。(ちなみに看護師をやっている親友によるとオーストラリア人は肉食文化なので大腸がんが多いそうです。皮膚がんも少なくなってきてるけどまだまだ多い、という話で皮膚がんの転移箇所4つを教えてもらったのですがもう忘れちゃった・・・)
ともかくまた逆流が起きないように検査で原因がわかるといいなと思います。
そしてこの冬は心身諸々気をつけます。
今日の一曲: イーゴリ・ストラヴィンスキー 「火の鳥」組曲より「序曲」
つい昨日ちょっとコントラバスのことを考えていて。実はファゴットとコントラバスはソロレパートリーを手元に一つも持ってないのですが(ヒンデミット狙い目?)、オケではどこで活躍してるかな、と思ってたのですが。
コントラバスがかっこいいところってマーラー1番やキージェのソロももちろんですが、もっと目立たない、メロディーとかソロとかないところでも結構あるな、と思ったのです。ごうごういう、アクティブな面。
そうやって「コントラバスの活躍」を追ってると割と作曲家が偏る感じがあるんですよね。マーラーとか、ストラヴィンスキー、リヒャルト・シュトラウス、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチ、クラムあたり。
そんな中でもコントラバスが密かになかなかいい味だしているんじゃないか、と思うのがこの曲。
魔王と火の鳥が住む気味悪い暗い森を表す、「火の鳥」の物語の最初のシーンを描写する音楽です。
ストラヴィンスキーは「春の祭典」でその前衛的・革命的な音楽スタイルが話題になりましたが、でもその前の前に書かれたこの「火の鳥」でも、特にこの序曲はかなり革新的な作曲テクニックと描写法が使われてると思います。(もっとも「春の祭典」のスキャンダルは主に振り付けの方がターゲットでしたが)
7つフラットの変イ短調という調に始まり、進む方向の定まらないハーモニー、弦の特殊奏法(ハーモニクス、耳を澄ましてると高音で突然聞こえますよ)、などなど。
そんななかコントラバスはずっとベースラインを淡々と担っています。たいしたことないっちゃあないのかもしれませんが、でもこの森の暗さと不気味さはコントラバスの低いピッチとうなるような音色があってこそ。
しかもコントラバスのセクションが2つのパートに分かれて、同じパッセージを弓を使って&ピチカートで(弦を弾いて)弾いてる、という仕組み。
ストラヴィンスキーはオケのものすごく細部までこだわることで有名ですが、この「序曲」一つとってもそのこだわりと匠の技の片鱗というか、そういうものが見てとれますね。
これはもちろん「序曲」ですので組曲通して、そしてできればバレエ全曲通して(組曲の方が一般に演奏されます)聞いてストラヴィンスキーの色彩・オケ技・おとぎ話の世界を味わってもらいたいと思います。
ちなみに「火の鳥」(そして他の一部のストラヴィンスキーの楽曲)は複数版があって、私の印象だと初期の版はちょっとウェットな感じ、後の版はドライでちょっとトリッキーな印象があります。でもどれも素晴らしいので全部まとめておすすめです。
そしてリンクした録音はなぜか「火の鳥」がホルストの「惑星」とカップリングされている、という面白い録音(火の鳥は1919版、早い版です)。試聴があったのでリンクしました。
色彩のあふれ方とかアプローチしやすさのレベルとか、確かにちょっと似たところはあるかも?
そしていつもある程度そうなんですが最近specificな検索キーワードで来てる方が結構居て、なんだかお求めのものが提供できてなくてすみません・・・(汗)
最近ちょっと調子が下降気味なので更新頻度も低めになるかも。
でも今日はちょっと元気がでました。寒い中ロルカでHuevos al la Flamenca食べて(口の中やけどして)、Thomas' MusicでCD買いました。
前回のエントリーで友達からアドバイスいただいたアンネ=ゾフィー・ムター演奏のブラームスのバイオリンソナタ(10ドルでした)。
そして後はどうしようかなーと30分ほどぐるぐる回って悩んだ結果最初に知ってからもう何年も経ってしまったアルヴォ・ペルトの「Tabula Rasa」、そしてふと手に取ったショスタコーヴィチの交響曲第10番(まだ6番も8番もちゃんと聴いてないけど!)。
今回なるべく聞いたことのない曲を買う、と決めてたのが長く悩んだ要因ですね。持ってる曲の別の録音、とか前借りた録音を実際に入手する、というのならこんなには迷わない(笑)
でも今日ブラームスとペルトを聞いて「出会って良かった!」と本当に思いました。新しく友達ができるのもいいけれど、新しくいい音楽に合うのも本当に心に良いです。
もちょっと聴いてからここでも紹介してきますね。日本で頼んだCDもいずれこちらに来るので楽しみ。そしてiTunes storeでも買う予定があるのでもうちょっと先に。
そして昨日、胃の内視鏡検査に関する書類が届きました。
質問票とか同意文書とか、そういう似たものを仕事で扱ったことがあるのでまず書体というか文書に興味津々。
そうそう、今回胃カメラを飲む(そうです、口からです。鼻から入れるタイプもあると聞いたことがありますが)に当たって、短時間の全身麻酔みたいなもの(sedativesと説明しましたが)を使うそうです。全身麻酔とはちょっと違うみたいで、ちょっとの間眠ってるようになるらしく、処置は感じず覚えてない、という感じだそうで(そうですよね、食道の動きとかも見なくちゃいけないですから全部寝ちゃいけませんもんね)。
そういうこともあってか質問票もかなり詳しいです。気をつけて記入しなきゃ。
で、入院は3~4時間くらいの時間なんですが、その短時間麻酔があるために処置の後一人で帰っちゃいけないらしいです。タクシーでも付き添いで、ということで。ちょうど近くで働いてる妹の都合がつくかどうか・・・そういうところ不便だなあ。
ちなみにオーストラリアでは一般的に親知らずを抜くとき全身麻酔ですがそのときもそうなのかな。(私は矯正の前に奥歯を局所麻酔で抜いたのですが親知らずは抜いてない)
そして処置後はその日いっぱい休め、とのことです。きっとその件については大丈夫。
とにかく色々興味津々ですよ、この内視鏡を巡る諸々。
先ほど書きました文書についてはもちろん、麻酔についてももっと知りたいですし、それからこういう検査に用いるこういう機器についても仕事で扱ったことがあるので(仕事ディスクに一件見つかったんですが他にもあったはず)、それも興味津々です。「こんなの入れます」って見せてもらえるのかな。聞いたら見せてくれるかな(笑)
母の話だと内視鏡もメイド・イン・ジャパンが多いらしいです。オリンパスの世界シェアが7割、ということらしいです。
あと今回の検査では内視鏡で見るだけじゃなくてピロリウイルスの検査もやるはずなので、生検(組織の一部を採取すること)もやるはず。内視鏡と一緒に入れる生検鉗子も見れるかな。わくわく。
検査を受けることも大事ですが、同時に貴重な機会でもあります。
実は今はそこまで胃・食道が悪いわけじゃないのですが、それでもやっぱり日本人はピロリ感染ならびに胃がんのリスクが高いのでやっぱりやっておかないと。(ちなみに看護師をやっている親友によるとオーストラリア人は肉食文化なので大腸がんが多いそうです。皮膚がんも少なくなってきてるけどまだまだ多い、という話で皮膚がんの転移箇所4つを教えてもらったのですがもう忘れちゃった・・・)
ともかくまた逆流が起きないように検査で原因がわかるといいなと思います。
そしてこの冬は心身諸々気をつけます。
今日の一曲: イーゴリ・ストラヴィンスキー 「火の鳥」組曲より「序曲」
つい昨日ちょっとコントラバスのことを考えていて。実はファゴットとコントラバスはソロレパートリーを手元に一つも持ってないのですが(ヒンデミット狙い目?)、オケではどこで活躍してるかな、と思ってたのですが。
コントラバスがかっこいいところってマーラー1番やキージェのソロももちろんですが、もっと目立たない、メロディーとかソロとかないところでも結構あるな、と思ったのです。ごうごういう、アクティブな面。
そうやって「コントラバスの活躍」を追ってると割と作曲家が偏る感じがあるんですよね。マーラーとか、ストラヴィンスキー、リヒャルト・シュトラウス、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチ、クラムあたり。
そんな中でもコントラバスが密かになかなかいい味だしているんじゃないか、と思うのがこの曲。
魔王と火の鳥が住む気味悪い暗い森を表す、「火の鳥」の物語の最初のシーンを描写する音楽です。
ストラヴィンスキーは「春の祭典」でその前衛的・革命的な音楽スタイルが話題になりましたが、でもその前の前に書かれたこの「火の鳥」でも、特にこの序曲はかなり革新的な作曲テクニックと描写法が使われてると思います。(もっとも「春の祭典」のスキャンダルは主に振り付けの方がターゲットでしたが)
7つフラットの変イ短調という調に始まり、進む方向の定まらないハーモニー、弦の特殊奏法(ハーモニクス、耳を澄ましてると高音で突然聞こえますよ)、などなど。
そんななかコントラバスはずっとベースラインを淡々と担っています。たいしたことないっちゃあないのかもしれませんが、でもこの森の暗さと不気味さはコントラバスの低いピッチとうなるような音色があってこそ。
しかもコントラバスのセクションが2つのパートに分かれて、同じパッセージを弓を使って&ピチカートで(弦を弾いて)弾いてる、という仕組み。
ストラヴィンスキーはオケのものすごく細部までこだわることで有名ですが、この「序曲」一つとってもそのこだわりと匠の技の片鱗というか、そういうものが見てとれますね。
これはもちろん「序曲」ですので組曲通して、そしてできればバレエ全曲通して(組曲の方が一般に演奏されます)聞いてストラヴィンスキーの色彩・オケ技・おとぎ話の世界を味わってもらいたいと思います。
ちなみに「火の鳥」(そして他の一部のストラヴィンスキーの楽曲)は複数版があって、私の印象だと初期の版はちょっとウェットな感じ、後の版はドライでちょっとトリッキーな印象があります。でもどれも素晴らしいので全部まとめておすすめです。
そしてリンクした録音はなぜか「火の鳥」がホルストの「惑星」とカップリングされている、という面白い録音(火の鳥は1919版、早い版です)。試聴があったのでリンクしました。
色彩のあふれ方とかアプローチしやすさのレベルとか、確かにちょっと似たところはあるかも?
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