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前回のエントリーに拍手ありがとうございます~
ここ数日良いことちょこちょこあったのですが、なんだか疲れ気味なのか(後から気づいた)寝落ちしたり「いただきます」を「ごちそうさま」といったり(数時間前)、決して参ってはいないのですが疲れがでている様子。
来週にマッサージ予約したので(数ヶ月も間があいてしまった)楽しみにしています。
そんなちょこちょこあった良いことのハイライト:
1) 碓氷峠音楽堂本舗に久しぶりに海月さん
2) レッスンでバッハを褒められる
3) 先生にリサイタルの後押しを戴く(と解釈できる)&プログラムを褒められる
4) メルボルン交響楽団2013年シーズンの案内が来る
5) 創作間連諸々小さなこと
6) Haunted BookshopでSeraphimを買う
7) シティにダイソーが出来ていた
8) Hamer Hall改装辺りをちょっと散歩
レッスンは良かったですねー。やっぱり「アイディア」を褒めてもらうのが一番嬉しいです。技巧よりも何よりも、やっぱり音楽の解釈だったり、自分が音楽を通じて表現したいものが評価してもらえるのは嬉しいです。(ピアノに限ったことではないですが)
ただヴィラ=ロボスではその「アイディア」を考え直すよう言われましたがね(汗)でもそれもそんなにショックなことではなかったです(結果的に自分がここ数週間悩んできたことを悩まなくていいようになるので・・・)。
リサイタルにもだんだん近づいてきてるので詳細、プログラムなどもそのうち書きますね。
メル響の来年のシーズン・・・については来たのはいいんですがちょこちょこ思うところもあり。
8月にあるストラヴィンスキーの三大バレエ祭りとか、Metrpolisのアデズ祭りはものすごく楽しみなんですが、全体をざっと見るとちょっと保守的なプログラムになったような・・・というおおまかな印象。もっと詳しく見てみなきゃですが・・・
これもめぼしい物があったら後ほど。
そしてSeraphim。店舗で売っているアルケミーゴシックのジュエリーって(特に前から扱っているHaunted Bookshopなどは)もう廃盤になったものもまだ置いてあったりするんですが、このSeraphimもその中の一つ。新しいラインアップもでるとはいえ勿体ないですねー・・・
これ、初めて見たときに「スクリャービン!」と思って次に「メシアン!」と思ったんです(笑)翼が鳥の翼でないところ、そしてダークレッドのクリスタルがスクリャービンっぽい、天使題材+赤+シンメトリーと形でメシアンっぽい、ということなのかな・・・でもどこか似たところのある音楽を書くこの2人の作曲家にぴったりな気がするんですよねー。
なかなか赤って身につけないのですが(アイメイクも全く)、結構自分にしっくりくる色です。確かにルビーの赤よりはガーネットの赤かもなあ・・・誕生石はルビーなんですが。
ちょくちょくアルケミも買ってますがコレクションだけじゃなく意外と着用してますよ!と改めて。
アブサンスプーンが一番よく着けてるやつで、その次にElementary Crux Angelicus、たまーにアブサンの指輪も。
やっぱりボードレールのチョーカーは服と合わせるのが難しいかな・・・あとポーの鴉の羽根が取れやすいのも難しい。どっちも「よそ行き用アルケミ」になっちゃうんですが、それはそれで良いのかも。
今回買ったSeraphimは普段使いには存在感があるけれど、でもものすごくよそゆき、という感じでもないような位置に落ち着くかな・・・?思ったよりも大きくなかったですし、チェーンもそんなに長くないですし。
そうそう、それからHamer Hallの周り、完全に工事が終わったわけじゃなさそうなのですがすっかりアクセスできるようになってました。一昨日だったかな?メル響とメル響コーラスがホールの外でお祝いにハレルヤコーラスをやったそうで(笑)St.Kilda Roadと同じレベルの上の階は工事中ものすごく水はけが悪かったのですが今日の雨でもどうやら大丈夫みたいで。ヤラ側と同じレベルの下の階はなんかまだ中がどうなるか分からないみたいです。これからどうなるのかな。
明日はメル響&Markus Stenzでマーラー3番などを聴きに行く予定なので改装したホールの中などを見るのも楽しみです!それはまた次回に!
今日の一曲: アレクサンドル・スクリャービン 練習曲 op.42-7
スクリャービンの名前が出たので一つ。好きな曲なんですが、ちょっとスクリャービンにしては変わった曲だと思います。
そもそもスクリャービンが変わった人で、初期の音楽はものすごくショパンににた感じだったのにどっかから神秘主義に傾倒して独特で複雑な、なかなか常人には理解・共感しがたい世界に入っていった人なんですよね。
そして若い頃から有望なピアニストと言われてきたのに、「手が小さいくせにそんなの弾けないだろ!」とツッコミを入れたくなるような曲ばかり書いて、おそらく弾いて、で結局手を痛めて作曲に専念した人でもあり。
あと音楽における共感覚の諸々を切り開いた人でもあります。色が出るピアノを作ったり。
op.42というとスクリャービンでは中期の作品。まだまだロマン派っぽいテイストを残したまま独自の音楽言語、世界観を表現しています。
そのなかでもこの7番目の練習曲はぱっと聞きだとちょっとびっくりするくらい素直な曲です。言われないとスクリャービンの曲とは思わないかも・・・?
ハーモニー(短7和音の使い方)とか情熱の性質とかからだとブラームスっぽいところもありますね。
あと全体的に印象がさらっとしているのもスクリャービンっぽくないかな。
スクリャービンの練習曲ってほとんど全部とんでもなく難しいのですが、これも短くてシンプルに聞こえて実はかなり難しい。
スクリャービンのピアノ曲で何が特徴的に難しいか、というとやっぱり手の開きが大きかったり、やたらと跳躍が大きかったりするところだと思います。(もちろん他にも和音の独特さとか音の細かさとか、難しいところはいっぱい!なんですが)
まるで蜘蛛のように手を開いたまま素早く飛び回って、しかも聴く側にはシンプルにさらっと聞こえなきゃいけない。
(そういうとこもブラームスのスケルツォに通じるところがあるかも)
先ほど書いたようにop.42はスクリャービンの作品のなかでも複雑さが増してくるところで、とっかかりをつかめれば美しいけれどとっつきづらさも若干あるような位置づけだと私は思ってます。少なくとも前に書かれたop.8の練習曲集とはかなり世界が違う。(後に書かれたop.50代~60代ともまた違いますが)
そんななか7番目に位置するこの曲がちょっとしたとっかかりになってくれないかなーとか思ったりもするんです。他には「蚊の練習曲」と呼ばれる第3番や、一番有名な第5番(大好き!)も素晴らしいのですが、ちょっとマイナーだけど意外に聞きやすい第7番、おすすめです。
スクリャービンの中後期の作品、はまるとやみつきになりますよ~
スクリャービンの名手、というのはその独特さから少ないのですがホロヴィッツはその筆頭と言えるピアニストですね。ただ私が慣れ親しんでて、是非お薦めしたいのがPiers Laneのスクリャービン練習曲全集。ものすごくクリーンな演奏で、スクリャービンに初めましてでも初期から後期まで納得できる演奏です。(試聴はないですが)
あとジャケットの絵画、これなんか自分が好きな画家の作品だったんだよな・・・モローだったかな?それっぽい。
スクリャービンにはやっぱりこういう翼が似合います。(あと炎も似合います)
ここ数日良いことちょこちょこあったのですが、なんだか疲れ気味なのか(後から気づいた)寝落ちしたり「いただきます」を「ごちそうさま」といったり(数時間前)、決して参ってはいないのですが疲れがでている様子。
来週にマッサージ予約したので(数ヶ月も間があいてしまった)楽しみにしています。
そんなちょこちょこあった良いことのハイライト:
1) 碓氷峠音楽堂本舗に久しぶりに海月さん
2) レッスンでバッハを褒められる
3) 先生にリサイタルの後押しを戴く(と解釈できる)&プログラムを褒められる
4) メルボルン交響楽団2013年シーズンの案内が来る
5) 創作間連諸々小さなこと
6) Haunted BookshopでSeraphimを買う
7) シティにダイソーが出来ていた
8) Hamer Hall改装辺りをちょっと散歩
レッスンは良かったですねー。やっぱり「アイディア」を褒めてもらうのが一番嬉しいです。技巧よりも何よりも、やっぱり音楽の解釈だったり、自分が音楽を通じて表現したいものが評価してもらえるのは嬉しいです。(ピアノに限ったことではないですが)
ただヴィラ=ロボスではその「アイディア」を考え直すよう言われましたがね(汗)でもそれもそんなにショックなことではなかったです(結果的に自分がここ数週間悩んできたことを悩まなくていいようになるので・・・)。
リサイタルにもだんだん近づいてきてるので詳細、プログラムなどもそのうち書きますね。
メル響の来年のシーズン・・・については来たのはいいんですがちょこちょこ思うところもあり。
8月にあるストラヴィンスキーの三大バレエ祭りとか、Metrpolisのアデズ祭りはものすごく楽しみなんですが、全体をざっと見るとちょっと保守的なプログラムになったような・・・というおおまかな印象。もっと詳しく見てみなきゃですが・・・
これもめぼしい物があったら後ほど。
そしてSeraphim。店舗で売っているアルケミーゴシックのジュエリーって(特に前から扱っているHaunted Bookshopなどは)もう廃盤になったものもまだ置いてあったりするんですが、このSeraphimもその中の一つ。新しいラインアップもでるとはいえ勿体ないですねー・・・
これ、初めて見たときに「スクリャービン!」と思って次に「メシアン!」と思ったんです(笑)翼が鳥の翼でないところ、そしてダークレッドのクリスタルがスクリャービンっぽい、天使題材+赤+シンメトリーと形でメシアンっぽい、ということなのかな・・・でもどこか似たところのある音楽を書くこの2人の作曲家にぴったりな気がするんですよねー。
なかなか赤って身につけないのですが(アイメイクも全く)、結構自分にしっくりくる色です。確かにルビーの赤よりはガーネットの赤かもなあ・・・誕生石はルビーなんですが。
ちょくちょくアルケミも買ってますがコレクションだけじゃなく意外と着用してますよ!と改めて。
アブサンスプーンが一番よく着けてるやつで、その次にElementary Crux Angelicus、たまーにアブサンの指輪も。
やっぱりボードレールのチョーカーは服と合わせるのが難しいかな・・・あとポーの鴉の羽根が取れやすいのも難しい。どっちも「よそ行き用アルケミ」になっちゃうんですが、それはそれで良いのかも。
今回買ったSeraphimは普段使いには存在感があるけれど、でもものすごくよそゆき、という感じでもないような位置に落ち着くかな・・・?思ったよりも大きくなかったですし、チェーンもそんなに長くないですし。
そうそう、それからHamer Hallの周り、完全に工事が終わったわけじゃなさそうなのですがすっかりアクセスできるようになってました。一昨日だったかな?メル響とメル響コーラスがホールの外でお祝いにハレルヤコーラスをやったそうで(笑)St.Kilda Roadと同じレベルの上の階は工事中ものすごく水はけが悪かったのですが今日の雨でもどうやら大丈夫みたいで。ヤラ側と同じレベルの下の階はなんかまだ中がどうなるか分からないみたいです。これからどうなるのかな。
明日はメル響&Markus Stenzでマーラー3番などを聴きに行く予定なので改装したホールの中などを見るのも楽しみです!それはまた次回に!
今日の一曲: アレクサンドル・スクリャービン 練習曲 op.42-7
スクリャービンの名前が出たので一つ。好きな曲なんですが、ちょっとスクリャービンにしては変わった曲だと思います。
そもそもスクリャービンが変わった人で、初期の音楽はものすごくショパンににた感じだったのにどっかから神秘主義に傾倒して独特で複雑な、なかなか常人には理解・共感しがたい世界に入っていった人なんですよね。
そして若い頃から有望なピアニストと言われてきたのに、「手が小さいくせにそんなの弾けないだろ!」とツッコミを入れたくなるような曲ばかり書いて、おそらく弾いて、で結局手を痛めて作曲に専念した人でもあり。
あと音楽における共感覚の諸々を切り開いた人でもあります。色が出るピアノを作ったり。
op.42というとスクリャービンでは中期の作品。まだまだロマン派っぽいテイストを残したまま独自の音楽言語、世界観を表現しています。
そのなかでもこの7番目の練習曲はぱっと聞きだとちょっとびっくりするくらい素直な曲です。言われないとスクリャービンの曲とは思わないかも・・・?
ハーモニー(短7和音の使い方)とか情熱の性質とかからだとブラームスっぽいところもありますね。
あと全体的に印象がさらっとしているのもスクリャービンっぽくないかな。
スクリャービンの練習曲ってほとんど全部とんでもなく難しいのですが、これも短くてシンプルに聞こえて実はかなり難しい。
スクリャービンのピアノ曲で何が特徴的に難しいか、というとやっぱり手の開きが大きかったり、やたらと跳躍が大きかったりするところだと思います。(もちろん他にも和音の独特さとか音の細かさとか、難しいところはいっぱい!なんですが)
まるで蜘蛛のように手を開いたまま素早く飛び回って、しかも聴く側にはシンプルにさらっと聞こえなきゃいけない。
(そういうとこもブラームスのスケルツォに通じるところがあるかも)
先ほど書いたようにop.42はスクリャービンの作品のなかでも複雑さが増してくるところで、とっかかりをつかめれば美しいけれどとっつきづらさも若干あるような位置づけだと私は思ってます。少なくとも前に書かれたop.8の練習曲集とはかなり世界が違う。(後に書かれたop.50代~60代ともまた違いますが)
そんななか7番目に位置するこの曲がちょっとしたとっかかりになってくれないかなーとか思ったりもするんです。他には「蚊の練習曲」と呼ばれる第3番や、一番有名な第5番(大好き!)も素晴らしいのですが、ちょっとマイナーだけど意外に聞きやすい第7番、おすすめです。
スクリャービンの中後期の作品、はまるとやみつきになりますよ~
スクリャービンの名手、というのはその独特さから少ないのですがホロヴィッツはその筆頭と言えるピアニストですね。ただ私が慣れ親しんでて、是非お薦めしたいのがPiers Laneのスクリャービン練習曲全集。ものすごくクリーンな演奏で、スクリャービンに初めましてでも初期から後期まで納得できる演奏です。(試聴はないですが)
あとジャケットの絵画、これなんか自分が好きな画家の作品だったんだよな・・・モローだったかな?それっぽい。
スクリャービンにはやっぱりこういう翼が似合います。(あと炎も似合います)
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