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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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一足先に、ごくごく局所的に、春・・・?
前回のエントリーに拍手ありがとうございます~
まだちょっとメル響関係まとまりません・・・

というのもどうやら春が来たようです。暦の上ではまだちょっと早いですし、気候的にもまだまだっぽいですが、自分の中のホルモンやなんやらがもう春が来る予感をしきりに訴えています。
まだ「軽躁」という程度ではないみたいです。まだSeroquelは飲まなくていいと思う・・・
だけれどテンションの上がり方とか興奮の性質とか(もうすでにちょっと自分の動きに踊り入ってる)、ちょっと気をつけた方がよさそう。モニタリングに気をつけるだけじゃなくてそのうちまた聖飢魔IIを若干控えたりした方がいいのかも・・・とかいいながら今日夕飯前に妹が去年のTribute to JapanミサのDVDを見始めてしまった!そういえば去年の軽躁のときもそうだったな・・・(日本から帰ってきてDVDが来たばっかりだったので)

今日はマッサージに行きました。ラベンダーとイランイランとゼラニウムの珍しく甘い香りのブレンドで(在庫が切れてたブレンドが多かったため)、ちょっと残り香にちょっと自分でびっくうりしているのですがたまにはこういうのも悪くないですね。
ゼラニウムというと植物自体の香りはあんまり好きではないのでアロマオイルでもあんまり手に取ったり使ったり選んだりはないのですが。

やっぱりすっきりした香りが好き、というか選びやすいですね。部屋で(相変わらずティッシュに垂らして)使っているベルガモットから始めてレモンバームとかセージとか、ユーカリとか。
ちょこちょこ使ってる香水はちなみに以前買いましたダリの「Sea and Sun」。これもちょっとオレンジ系の香りとフローラル系が混ざったような、夏の香りと思いきや不思議な暖かみもあって秋冬もあんまり違和感ないような。(出会ったら試してみるのおすすめです。なかなか面白いです)

それにしても今の自分は気分が刺激に応じて急激に上がりやすい状態にあるながらもマッサージだったりアロマだったり音楽だったりそういう落ち着ける方向の刺激にも反応して落ち着きやすい状態でもあるんだとおもいます、まだ。軽躁になればこう簡単に落ち着いてくれないですからね。

そういうまだ軽躁まで行かない状態の今の自分には今年は強い味方になってくれるのではないかと思われるのがface to aceの5枚のCDとここ1年で大分増えたクラシカルギターの曲とか(笑)先ほども書きましたがいつも以上に音楽に反応しやすくなってるのでやっぱり自分の心の諸々には音楽で対応するのがいいかな、と。今のうちは。ある程度は。

幸い仕事も来ているし、書き物にも精が出るし、あとはピアノとリサイタル企画周りでちゃんとやってかないとですね。体力・精神力を変なところで使っちゃわないようにとか、軽躁になる前からちょこちょこ自分でコントロールできるところはしないと。軽躁までいかずに食い止められたら万々歳ですしね(難しそうだけど!できるか自信ないけど!まだ2回目の春ですからね、軽躁が起こって)。

とにかく今ちょうど書き物をどんどん進めたい気分なんですよね。(仕事もタイピングなんであんまり調子のらないようにしないと・・・気分が上がると疲れとか痛みも気づき・感じにくいですし)
だからって同じ精神状態でピアノにもおんなじように打ち込めるか、といったらそうとは限らなさそうなのが心配・・・
でもそれはまあ、明日練習してみてからですね。
(チラシ置いてもらうことを含む集客もなんとかせねば!)


今日の一曲: Grigoryan Brothers 「From a Dream」

Last.fmでの「From a Dream」の試聴
Which Way Musicでのアルバム情報・購入
(iTunes storeでも試聴・購入できます)

数日前にダウンロードした曲からまずはこちら。
Grigoryan BrothersとはSlava Grigoryan(兄)とLeonard Grigoryan(弟)というカザフスタン生まれのオーストラリア人兄弟によるギターデュオ。クラシックを中心にそれ以外のジャンルも弾いてるみたい。
兄のSlavaが先にソロ活動していたことは結構前から聴いてたのですが今は弟のLeonard(なんと私と同い年みたいです)と一緒に演奏することが多いみたいです。さらにオーストラリア内外の他のギタリストやミュージシャンとも兄弟で共演したりもしています。(それに普通のギター以外のギター族楽器を使ったりもしているよう)
最近ではオーストラリアでツアーをやったり、アデレードの国際ギターフェスティバルで演奏したり新しいアルバム(チャイコフスキーのピアノのための「四季」のギターデュエット版)を出したり精力的に活動中。

そんな2人が(あとSlavaがソロで)出したCDからいくつかmyspaceで聴いて見たのですが(今ちょっと曲の調整中なのかこないだ聴いたやつが聴けないんですよねー)、「Distance」というアルバムからまず3曲ダウンロードしていました。結構ツボにはいったのでいずれはアルバムコンプリートしてもいいかな、と思ってます。
ちなみにこのDistanceでは2人のご両親がバイオリン・ビオラを弾いているらしいです。すごいな音楽一家・・・

そんな中でもこの「From a Dream」には速攻でやられた!こういう曲大好き!
ワルツはワルツでもウィンナーワルツは好きではないのですが、フランスを始め20世紀風に、モダンな都会風に洗練されてひねさせたようなワルツが好きで。それに加えて拍子がころころ変わるイレギュラーなのも大好き!
(イレギュラーではないですがチャイコフスキーの交響曲第6番の第2楽章の5拍子のワルツもいいですね)
この曲でリズムとハーモニーが変わっていく様はまるで夢の中で見知ったとも見知らぬとも分からない路地を曲がって歩いて行くような感じ。

こういう変拍子というかイレギュラーなリズムってオーストラリアっぽいところがあるんですよね。
この曲に限っては躍動的、というのは正確なのかわからないですがちょっとアンバランスなところが不思議な魅力とmomentumを生み出すような。
同じアルバムの他の曲でもそれは感じられますし、他の2曲で特に見られる乾いた感じの曲調や色彩の変わり方、そして2人のギターの音色が本当にオーストラリア!って感じで本当にat homeで愛しい!

オーストラリアの音楽って他の色んな文化にちょっと似てるような特徴があるけれど、でもそれでもオーストラリアの音楽以外の何物でも無いような独特さを持ち合わせていて。それがたった3曲で味わえるのは嬉しいなあ。心地良いですしいつでも新鮮。
ギターで表現するオーストラリアは本当に素晴らしいです。是非是非Grigoryan Brothersの作る音楽を聴いてみてください。

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