×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
メルボルンもイースターを過ぎるともう秋です。
だんだん涼しい日が多くなって、雨の質も少しずつ違ってきて・・・
なによりもある日(今年は先週の木曜日)を境に体で感じる、第六感的に感じるものがだいぶ違ってきます。
これから寒くなるし、天気も悪くなる頻度も多くなるし、それに従って自分の体調も・・・という恐れがひしひしと感じられるので(プラス寒くてどうしてもおっくうになりますしね)「今のうちにどこかに出かけたいなー」という焦りを感じるようになりますね。
実際夏の間も特別どこかいったということもなかったですし、勿体無かったなーという後悔もあり・・・
行きたい所は結構ありますね。
メルボルンが私にとってHomeだとしても(とりあえず税金的にはオーストラリアの住人ですし)、まだまだ観光根性は尽きることがなく。ヴィクトリア州はオーストラリアで2番目に小さい州ですがいろんなものが詰まってます。
Melwayという地図帳を見てはどこか面白そうなところを探しました。
まだまだ車は運転免許取れてませんし、メルボルンの公共交通機関のだらしなさたるやあいた口もふさがりませんが、それでも友達と一緒に行ったり、ある程度は電車で行けたりしますし。
そうやって大学時代はたまにプチ一人旅に行ってました。
そんな中見つけたのがHastings。
メルボルンがあるPort Phillip湾を囲む二つの半島を湾を抱く腕だとすればHastingsは左ひじ~二の腕の外側辺り。そっち側にもう1つ湾があって(フィリップ島などを含む湾)、そこには地図によるとマングローブがあるということで、唯一電車の駅に近い(様な感じの)Hastingsにゴー!となったわけで。
全然行ったこともなかったんだけどまあ大体こんな感じでした:
シティからFrankston Lineの電車に乗って、終点のFrankstonでStony Point Lineに乗り換え、その後Hastings駅で下車、左=東に歩いていくとなにやら海沿いに自然公園みたいなエリアがあって、そのなかに通る道をずーっと南下し。
たどり着いたところがBitternのJacks Beach。(実はHastingsの次の駅からも歩いてこれる)ここで実際にマングローブが間近で見られます。別に泳いではいけないとか入っちゃいけないとか書いてないんで裸足で入ったらマングローブの芽を踏んづけてしまいましたが。
(いけないような気が・・・こんなに高緯度でマングローブって珍しそうですし)
過去2回ここに来たときほとんど誰もいなくて(そこまでずっと歩いてくる間もそう)、そういうところも好きです。
内海なので天気が穏やかだと海が鏡のようで。
どっちの駅からきても歩くには遠いですけどまた行って延々と座っていたいです。
海といえば2つの半島の腕の左手の手のひらあたりにあるPortseaあたりもいいですね。
あそこらへんも海が静かで。ずーっと遠浅なんですよ。
5年生のキャンプで行きましたけど海岸をずっとキャンプ場からSorrentoという大きな桟橋があるところまで歩きました。あれは楽しかったです(それもこっちにきて半年もしてないころだったから新鮮だったんでしょうねー)。
半島の裏側にもすぐ行けて、そっちは外海なのでまったく違った表情が見れるところも魅力的。
グレート・オーシャン・ロード全体も運転できるようになったらいきたいです。
特にLorneの近くにあるErskine Fallsという滝がすごい。滝自体じゃなくて、その滝を見た後ずっと森の奥に入っていくちょっぴりアドベンチャーな道があるんです。途中までしか行ったことがないので森の妖精になるまでずっと奥に入ってみたい!
内陸のほうでも見所はたくさん。
ずっと西のほうにあるGrampiansという山のエリアはほとんど行ったことがないけれど、キャンプ好きの親友が言うにはそうとう楽しい場所らしいです。観光地としても州内外、海外の人にも有名ですが、まだ行ったことがない観光旅行者失格の私です。
観光旅行者失格といえばWilson's Promontoryにも行ってないなあ・・・
そんな親友とそのうち行こうと思っているのが東北東にあるMt Howitt。
ここは先日紹介しました「Tomorrowシリーズ」の舞台になったところで、実際に降りれるかどうかはわかりませんがHellもありますし。ただここに行くにはがっつりブッシュウォーキング&がっつりキャンプですけどね。(そこんとこなんとかしなきゃなあ・・・)
ただあそこら一帯スキーのエリアでもあるので冬は雪も降り・・・道路閉鎖になるし行くのは危ないし。
やっぱりこれは春まで待たなきゃいけないのかなあ・・・
あとは北の、New South Wales州との境にあるLake Mulwala ですかね。
特に何をする、ということでもないんですが(距離があるのでそういう態度は多少問題?)そのダムによって作られたLake Mulwalaの湖にたくさん木が生えている景色は本当に心に突き刺さって離れなくて。ボートかなんかでもっと近づけたらいいなあーとか思ってます。
New South Wales州とは東側でも接してますが、そのあたりのLakes Entranceもそのうち行きたいですね。
海のそばに湖がいくつかあって(汽水湖なのかな?)前回家族と行った思い出としては景色がどこか不思議で素敵だったような記憶があります。
最後の3つは本当に日にちに余裕ができないと実現不可能ですし、友達と行くと約束している場所も多いですが・・・
せめてささやかな一人旅のネタが浮かんでこないかなーとまた近いうちに(寒くならないうちに!)Melwayをめくることとなりそうです。
今日の一曲: ヨハン・セバスチャン・バッハ 「パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV 582」
ここまできてやっとバッハ!それも今日はいくつか候補があった中でのこのチョイス。
バッハは・・・偉大ですよ。
私みたいにひねくれたのでも認めざるを得ない偉大な作曲家です。
いろいろと弾く・聴く機会が多くて少し侮られてる感もないことないですが、バッハをあんまり知らないうちから飽きてる人も、知ってると思って飽きてる人もこの曲を聴いて改めて考え直してほしいなーと思います。
まずはこのハ短調という調がずいぶん昔から私にとってツボなんですがそれはまずおいといて。
パッサカリア・・・という曲のフォームも面白いです。
パッサカリアというのは・・・(といいつつ保険のためにwikipediaリンク)
まずベースラインがあって、それを延々と繰り返しながらバリエーションみたいに上に乗せる音楽を変えていく、という。
バロック時代と20世紀に良く使われている、という不思議な形式で。20世紀だとショスタコーヴィチとかブリテンとか私が好きな作曲家に使われる傾向があり。パッサカリアに関してははずれに出会ったことがないですね。
バッハはたとえば平均律でのフーガなどを見ると真面目で、四角四面で、完璧な音楽を書いて、人間というよりはどっちかというと「創造主」に近い音楽の組み立てだなーって思われますが・・・
まあこの曲もそうなんですよ。そうなんですけど・・・よくよく聞き込んでみるとバッハにしてはなにかすごく「吐き出してる」感があるんですよね。
苦悩、痛み、重さ、そういうものがあって。
自身がオルガニストだったこともあり、オルガン曲はやっぱりバッハのホームグラウンドだと思います。(メシアンもそうですが)
だからバッハのオルガン曲はしっくりくるし、すばらしいということもありますが、オルガンという楽器自体結構特殊なものだということもあり。
息を継がない管楽器、というのもそうですし、ストップなどを変えることで無限に音色が変わったり、音域の広さもそうですし。
ただそれよりも特殊なのはオルガンというのはオルガンの設置してある例えば教会も楽器の一部だということ。
楽器の本体が楽器の共鳴部の中にある、みたいな見方ができます。
そしてオルガンの音色を聞いているときは楽器の中で聴いている、という。
だからやっぱりオルガンは生で聴くのが一番なんでしょうけど・・・
・・・とりあえずバッハという作曲家、そしてオルガンという楽器のすばらしさをこの曲で知ってほしいです。
できれば教会で。それでなければサラウンドシステムで。でなければ普通にステレオで。でもイヤホンでも結構味わえます。
だんだん涼しい日が多くなって、雨の質も少しずつ違ってきて・・・
なによりもある日(今年は先週の木曜日)を境に体で感じる、第六感的に感じるものがだいぶ違ってきます。
これから寒くなるし、天気も悪くなる頻度も多くなるし、それに従って自分の体調も・・・という恐れがひしひしと感じられるので(プラス寒くてどうしてもおっくうになりますしね)「今のうちにどこかに出かけたいなー」という焦りを感じるようになりますね。
実際夏の間も特別どこかいったということもなかったですし、勿体無かったなーという後悔もあり・・・
行きたい所は結構ありますね。
メルボルンが私にとってHomeだとしても(とりあえず税金的にはオーストラリアの住人ですし)、まだまだ観光根性は尽きることがなく。ヴィクトリア州はオーストラリアで2番目に小さい州ですがいろんなものが詰まってます。
Melwayという地図帳を見てはどこか面白そうなところを探しました。
まだまだ車は運転免許取れてませんし、メルボルンの公共交通機関のだらしなさたるやあいた口もふさがりませんが、それでも友達と一緒に行ったり、ある程度は電車で行けたりしますし。
そうやって大学時代はたまにプチ一人旅に行ってました。
そんな中見つけたのがHastings。
メルボルンがあるPort Phillip湾を囲む二つの半島を湾を抱く腕だとすればHastingsは左ひじ~二の腕の外側辺り。そっち側にもう1つ湾があって(フィリップ島などを含む湾)、そこには地図によるとマングローブがあるということで、唯一電車の駅に近い(様な感じの)Hastingsにゴー!となったわけで。
全然行ったこともなかったんだけどまあ大体こんな感じでした:
たどり着いたところがBitternのJacks Beach。(実はHastingsの次の駅からも歩いてこれる)ここで実際にマングローブが間近で見られます。別に泳いではいけないとか入っちゃいけないとか書いてないんで裸足で入ったらマングローブの芽を踏んづけてしまいましたが。
(いけないような気が・・・こんなに高緯度でマングローブって珍しそうですし)
過去2回ここに来たときほとんど誰もいなくて(そこまでずっと歩いてくる間もそう)、そういうところも好きです。
内海なので天気が穏やかだと海が鏡のようで。
どっちの駅からきても歩くには遠いですけどまた行って延々と座っていたいです。
海といえば2つの半島の腕の左手の手のひらあたりにあるPortseaあたりもいいですね。
あそこらへんも海が静かで。ずーっと遠浅なんですよ。
5年生のキャンプで行きましたけど海岸をずっとキャンプ場からSorrentoという大きな桟橋があるところまで歩きました。あれは楽しかったです(それもこっちにきて半年もしてないころだったから新鮮だったんでしょうねー)。
半島の裏側にもすぐ行けて、そっちは外海なのでまったく違った表情が見れるところも魅力的。
グレート・オーシャン・ロード全体も運転できるようになったらいきたいです。
特にLorneの近くにあるErskine Fallsという滝がすごい。滝自体じゃなくて、その滝を見た後ずっと森の奥に入っていくちょっぴりアドベンチャーな道があるんです。途中までしか行ったことがないので森の妖精になるまでずっと奥に入ってみたい!
内陸のほうでも見所はたくさん。
ずっと西のほうにあるGrampiansという山のエリアはほとんど行ったことがないけれど、キャンプ好きの親友が言うにはそうとう楽しい場所らしいです。観光地としても州内外、海外の人にも有名ですが、まだ行ったことがない観光旅行者失格の私です。
観光旅行者失格といえばWilson's Promontoryにも行ってないなあ・・・
そんな親友とそのうち行こうと思っているのが東北東にあるMt Howitt。
ここは先日紹介しました「Tomorrowシリーズ」の舞台になったところで、実際に降りれるかどうかはわかりませんがHellもありますし。ただここに行くにはがっつりブッシュウォーキング&がっつりキャンプですけどね。(そこんとこなんとかしなきゃなあ・・・)
ただあそこら一帯スキーのエリアでもあるので冬は雪も降り・・・道路閉鎖になるし行くのは危ないし。
やっぱりこれは春まで待たなきゃいけないのかなあ・・・
あとは北の、New South Wales州との境にあるLake Mulwala ですかね。
特に何をする、ということでもないんですが(距離があるのでそういう態度は多少問題?)そのダムによって作られたLake Mulwalaの湖にたくさん木が生えている景色は本当に心に突き刺さって離れなくて。ボートかなんかでもっと近づけたらいいなあーとか思ってます。
New South Wales州とは東側でも接してますが、そのあたりのLakes Entranceもそのうち行きたいですね。
海のそばに湖がいくつかあって(汽水湖なのかな?)前回家族と行った思い出としては景色がどこか不思議で素敵だったような記憶があります。
最後の3つは本当に日にちに余裕ができないと実現不可能ですし、友達と行くと約束している場所も多いですが・・・
せめてささやかな一人旅のネタが浮かんでこないかなーとまた近いうちに(寒くならないうちに!)Melwayをめくることとなりそうです。
今日の一曲: ヨハン・セバスチャン・バッハ 「パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV 582」
ここまできてやっとバッハ!それも今日はいくつか候補があった中でのこのチョイス。
バッハは・・・偉大ですよ。
私みたいにひねくれたのでも認めざるを得ない偉大な作曲家です。
いろいろと弾く・聴く機会が多くて少し侮られてる感もないことないですが、バッハをあんまり知らないうちから飽きてる人も、知ってると思って飽きてる人もこの曲を聴いて改めて考え直してほしいなーと思います。
まずはこのハ短調という調がずいぶん昔から私にとってツボなんですがそれはまずおいといて。
パッサカリア・・・という曲のフォームも面白いです。
パッサカリアというのは・・・(といいつつ保険のためにwikipediaリンク)
まずベースラインがあって、それを延々と繰り返しながらバリエーションみたいに上に乗せる音楽を変えていく、という。
バロック時代と20世紀に良く使われている、という不思議な形式で。20世紀だとショスタコーヴィチとかブリテンとか私が好きな作曲家に使われる傾向があり。パッサカリアに関してははずれに出会ったことがないですね。
バッハはたとえば平均律でのフーガなどを見ると真面目で、四角四面で、完璧な音楽を書いて、人間というよりはどっちかというと「創造主」に近い音楽の組み立てだなーって思われますが・・・
まあこの曲もそうなんですよ。そうなんですけど・・・よくよく聞き込んでみるとバッハにしてはなにかすごく「吐き出してる」感があるんですよね。
苦悩、痛み、重さ、そういうものがあって。
自身がオルガニストだったこともあり、オルガン曲はやっぱりバッハのホームグラウンドだと思います。(メシアンもそうですが)
だからバッハのオルガン曲はしっくりくるし、すばらしいということもありますが、オルガンという楽器自体結構特殊なものだということもあり。
息を継がない管楽器、というのもそうですし、ストップなどを変えることで無限に音色が変わったり、音域の広さもそうですし。
ただそれよりも特殊なのはオルガンというのはオルガンの設置してある例えば教会も楽器の一部だということ。
楽器の本体が楽器の共鳴部の中にある、みたいな見方ができます。
そしてオルガンの音色を聞いているときは楽器の中で聴いている、という。
だからやっぱりオルガンは生で聴くのが一番なんでしょうけど・・・
・・・とりあえずバッハという作曲家、そしてオルガンという楽器のすばらしさをこの曲で知ってほしいです。
できれば教会で。それでなければサラウンドシステムで。でなければ普通にステレオで。でもイヤホンでも結構味わえます。
PR