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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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お出かけなどなど
前回のエントリーに拍手ありがとうございます~
今日は夕方に運転の練習に行ったら帰りに自分の家のある通りでちと危険なことやらかしまして・・・結構精神的にダメージ来てます。
オケの仕事が来たら夜に一人でKew辺りまで運転とかしなくちゃいけないのでそれの練習も兼ねてでしたが・・・うーん、難しい。自分の家のある通り(アパート・フラットが多いので路上駐車がひどく多い)と自分の家の駐車場がかなりの難関だったりします。精進せねば・・・

今日は昼はシティ回りに行って来ました。腕休ませがてら散歩がてら。
Arts Centre Marketに行ったり(あそこはもう改装前の規模には戻らないんですかね)、無料のシティサークルトラムにのってDocklandsに行ったり(前書いたエントリーで言及しましたが古いトラムはやっぱりいいですね)。
Docklandsは開発当初からよく散歩に行ってた場所で、前も書いているのですが「思ったほど賑わってなくて開発失敗じゃね?」みたいなところがあるのも実は好きだったりします。故障して一部解体されたままの観覧車Southern Starも好き。

Southern Star このSouthern Starの写真は前にアップしたかしらん、ちょっと見て見つからなかったんですが。
新しいのにもう見捨てられたようなノスタルジー、無機質て幾何学的なもの悲しさが好きなんです。
この景色がちょうどface to aceのwing archiver Iにあうメルボルンの景色かも、とおもってメモがてら前回来た時に写真を撮っておいたんですが、今日は曇ってて、なかなかいいアングルでとれる場所も見つからず。

前ちょろっと書いた「face to aceの曲に合うメルボルンの景色を探す」というのも(手持ちが41曲に増えたながらも)一応地味ーに続けてます。気にしてみたり、見つけたらメモしてみたり。今日Docklandsで「ここいけるんじゃないか?」というロケーションが一つ見つかりましたし。
昼か夜かは曲聴いて結構早く見当がつきますし、季節もある程度。やっぱりメルボルンと日本の雰囲気の違いはあるもののなんとなーくできそうな気はするんですよね。
なのでこれからも細々と続けていきたいとは思ってます。

写真と言えばラジオのお便りに一度写真を添付してみたいなーと思うのですが、外に出ても結構景色が普通だよな、と改めて。もちろんずっと住んでるのもありますし、行動範囲が決まってるのもそうですし、でもやっぱりメルボルンって平凡なところが魅力で、写真とか観光よりも住んで魅力を感じるようなところがありますし。
春夏になったら輝き始めるところもあるかもしれないし、あとリサイタルが終わったら遊びに行ったりもできるので写真に撮れることも増える・・・といいな。

家の中にいてもいろいろ面白いことありますねー。ちょろっと書きましたが私が長年お世話になっているAncient Domains of Mystery(ADOM)というローグライクRPGがもう10年?もバージョンアップされずいたのですが今回Indiegogoというサイトでver 1.2の開発に向けて寄付を募っていました。それがここ
ここの図にあるように開発のGOサインとなるターゲット額は8月30日の期限前に達成したのですが、その追加フィーチャーのターゲットも着々とクリアしていて。世界中に長年のコアなファンがいて、様々な額とコメントを寄せてサポートしているのが本当に面白いし、嬉しいし。作者さんもずっとやりたかったそうですが諸事情で続けられなく、近年のADOM II(まだ手が付けられてない!)の開発、そして今回の旧作の開発再開にはものすごくテンションが上がっててそれもまた嬉しいです。
致命的なものを含めてバグに悩まされたことももちろんですが、なんといっても新しいバージョンで色々中身が変わったり増えたりするのが楽しみにできるのが嬉しい。

私もちょっと寄付しました。何せ初めてダウンロードしたのが高校時代で、最初はとっつきづらかったのですがカスタマイズ性の高さ、ゲームの複雑さなどに惹かれてちょっとずつやるようになり、今はこのゲームをベースとしてストーリーも書いてますし、長く深くお世話になっていますからね。
先ほどのサイトの右側に示されてるように寄付の額に応じて特典があるのですが、中でも$40でもらえるADOMの紙版RPGはすごいですね(あとMaster Thief級のパッケージにもさらに詳細な版があるそうで)。他にもゲームの中の彫刻に名前が残ったり、アイテムを作れたり、そういうところゲームの寄付企画って面白いですね。
昔のゲームではありますが、これからが本当に楽しみです。

そうそう、今日はGPO(郵便局の大本=General Post Office)の建物のショッピングセンターにあるABC ShopでCDを見て来ました。Dean、Sculthorpe、Westlake(Slava Grigoryanとマイケルが共演したCD)と私が欲しいオーストラリア音楽のCDがあったので今度まとめて買いたいですね。
そして明日はしっかりピアノ練習できますように。


今日の一曲: フランシス・プーランク 「牝鹿」組曲より「ロンド―」



春になってくるとちょっと聴きたくなってくるかもしれない曲です。
プーランクって色んなジャンルで、いろんな楽器のために曲を書いてて、多作な分結構出来にむらがあるような感じがします。あくまでも個人の感想ですが。
そのなかでもこの曲は知名度も微妙ながらクオリティもちょっと・・・まあプーランクはこれよりもずっと素晴らしい曲いっぱい書いています、それだけははっきり言えます。

組曲、とありますがこれはもともとバレエ音楽だったそうで。バレエ・リュスのためにディアギレフが作曲を依頼したそうで、伝統的なバレエの多くとは違って筋書きがないバレエだそうです。(Wikipediaによると題名の「牝鹿」は若い娘、かわいい女の子を指す言葉だそうで。英語で「牝犬」を指す、侮辱に使う言葉に綴りが似てるのは言わないでおいて)
それが今は演奏されるときは5曲の組曲として演奏されるみたいです。

プーランクっていったらほとんど室内楽(特に木管楽器)のイメージで、オケ曲が演奏されることってほとんどないんですよね。
でも私この曲もう2回弾いてるんですよね、なんでか。一回目はユースオケでチェロ、二回目は大学のオケでチェレスタです。といってもチェレスタは無いも同然で、数小節くらいしか弾かないし目立たないし。

でもなんかこう、憎めないところがある曲なんですよね。特に第1楽章はなんかものすごく悪いとこもないし、楽しいことは楽しいし。ちょっとしたひねくれだったり心の揺れだったり、全てがFllirtしている程度の浅い感情やなんかなんですけど・・・魅力、とまで言えるかわからないけれど確かに憎めないものがある、そんな不思議な曲です。

そうそう、やっぱりオケ曲でもプーランクは木管を前にだしてうまく使いますね。あと独特のドライなスタッカートとかやっぱり好きです。ついでに第2楽章もかわいらしいですし、第3楽章のRag-Mazurksの気まぐれでひねくれぶりはなかなか面白いものがありますよ。
いつもほど強くは薦めないのですが(汗)、春には確かに良い曲です。

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