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前回のエントリーに拍手ありがとうございます~
12月、ということで暦の上では夏です。実際のところは最高気温20℃台前半~30℃超えと相変わらず変動が大きい推移でお送りしています。
夜間の軽躁傾向も大分落ち着いた様子で、問題なく寝られるようになったためメラトニンはとりあえずのところストップしています。やっぱり季節的に春は(冬以上に)鬼門かもしれないなー・・・
ピアノも(レパートリーの)行き詰まった感が徐々に解けてきたかな。
昨日フォーレの前奏曲集を初見で弾いてみました。そんなに難しい曲じゃ無いけれどフォーレのharmonic languageはちょっとまだ自分に馴染んでないところがあったり、色んな作曲家の晩年の作品に共通する渋みだったりsubtleな表現だったり、そういうところはあれどまだそれはこれから詰めていけるかなーと。
でも実際に演奏したい曲ですね(全9曲なのですが選んで弾くつもり)。で、これがラフマニノフの練習曲「音の絵」のop.39セットの方とまた相性が良さそうで(こちらも晩年の作品)。
そこであとは鳥カタからダイシャクシギなんかもいいなー・・・なんて考え始めたらちょっとこう、ちょっと表面にでないところで何かが流れ始めて。
そこまではいいんだけれど他にイソヒヨやドビュッシーの「映像」第2集はどう折り合いをつけたらいいのか、とかラヴェルの「古風なメヌエット」とか武満の「雨の木素描II」とかも弾きたいし、と考えると大分しっちゃかめっちゃかになってしまい。まだ急ぎではないですがなにか解決策がでるといいなあ、と思っています。
そして久しぶりにどさっと楽譜買いましたよ!
といってもオンラインなのでまだどさっとじゃないのですがこんなラインアップ:
ペルト Lamenate (ピアノ+オケのための曲)
メシアン 練習曲集(火の島2つを含め4つ)
フォーレ 前奏曲集(安い、しかもプレビューのない版を買ったんでちゃんとしてるといいな)
プロコフィエフ ピアノソナタ第3番 (単一楽章)
遅くなったらもしかしたら届くのは来年になってしまうかもしれないのですが楽しみです。なるべく今年中に着いてくれ。
それから今日は去年お母さんになった学校以来の友達がメルボルンの方に出てきたのでお集まりしましたよー。
赤ちゃんももう15ヶ月で、そこらを平気で歩き回ったり、歯も生えてるし、結構しゃべるし、色んなものを見逃した感で一杯です(笑)
こないだ向こうで引っ越ししたらしくてちょっと諸々大変そうですが元気でなにより。来年になったらHousewarmingパーティーもやるそうなので(数ヶ月遅れですが)そのときは遊びに行く予定。でもクリスマスにまた来るそうなのでまたみんなで遊ぶかも。
Housewarmingといえば別の友達もシティ周りに引っ越したそうでなんかやるみたい。
私も引っ越したいな-。結構今住んでるところ(主に住んでいる通りですが)がちょっと人口過密というかそういう風に感じることが多くなったので。もうちょっと色々余裕があるところに住みたいな、と昔住んでた辺りを最近歩いて思いました。願わくは来年あたり。
そういえば今回の衆議院選挙、在外投票がもう来週なので忘れないようにしなきゃ。行くのはもちろんだけど在外投票登録証みたいのとパスポートを忘れずに(汗)
今日の一曲: ガブリエル・フォーレ 前奏曲 op.103 第5番
母にCDを買ったときちょろっと聞いて初めて気になった前奏曲集、そのときは第3番を紹介した覚えが。あれが一番分かりやすく印象に残りやすい曲で初めましてではそれが一番お薦めですね。
で、そこから何回か聞いていくとこの第5番も結構じわじわ来るような。今来てるのですが。
暗さと深さ、灰色さを持った中で結構情熱的なこの第5番。一つの拍を2つに割ったり3つに割ったりそれを同時にやったりとする不安定に渦巻くリズム、そして上昇する音型が特徴的です。
情熱的、といっても爆発するような、燃えさかるような激しさではなく静かに煮えたぎるような、言葉で表そうとするとなかなか難しい複雑さのある情熱がなんかかっこいい。
あとは楽譜でいうと最後の1ページ、途端にリズムが落ち着いてコラールのような穏やかな音楽になるのもものすごく好きです。音は少ないし強弱の変化もあんまりなく、音域もこぢんまりしているけれどその前のふつふつした情熱がどこかに残っているような、そんな感覚もあり。
それから前奏曲集全体に言えることですがハーモニーの使い方が独特ですね。渋い。そして結構予測しがたい。この時代に台頭してきたドビュッシーやラヴェルよりも、例えばプーランクのスローなシャンソン風の曲に似たところがすごくある。
同じフォーレの舟歌(中期あたり)をこないだ初見で弾いたときの色彩の印象とかと全然違いますもんね!ちょろっと調べたところによると年齢を重ねたことだけでなく難聴に悩まされていたこととかもこの時期の作品には影響しているようなことが書いてありますが、それにしたってこの変化はすごい。
同じくラフマニノフの練習曲「音の絵」も、最初のop.33と2番目のop.39の間のこのハーモニーの差どうした!?(後者が格段に渋いのです。7thコードなんかものすごく使って)・・・ってことがあるのでそういう意味でも本文で書いたように相性がいいのかな、このフォーレとこのラフマニノフ。
ちょっと並べて聴いてみると面白いかもしれませんよ。
リンクしたのはたまたま検索して見つけた録音(試聴あり)。ドビュッシーの練習曲集と合わせるとはこれまた渋いですね、色彩が。
12月、ということで暦の上では夏です。実際のところは最高気温20℃台前半~30℃超えと相変わらず変動が大きい推移でお送りしています。
夜間の軽躁傾向も大分落ち着いた様子で、問題なく寝られるようになったためメラトニンはとりあえずのところストップしています。やっぱり季節的に春は(冬以上に)鬼門かもしれないなー・・・
ピアノも(レパートリーの)行き詰まった感が徐々に解けてきたかな。
昨日フォーレの前奏曲集を初見で弾いてみました。そんなに難しい曲じゃ無いけれどフォーレのharmonic languageはちょっとまだ自分に馴染んでないところがあったり、色んな作曲家の晩年の作品に共通する渋みだったりsubtleな表現だったり、そういうところはあれどまだそれはこれから詰めていけるかなーと。
でも実際に演奏したい曲ですね(全9曲なのですが選んで弾くつもり)。で、これがラフマニノフの練習曲「音の絵」のop.39セットの方とまた相性が良さそうで(こちらも晩年の作品)。
そこであとは鳥カタからダイシャクシギなんかもいいなー・・・なんて考え始めたらちょっとこう、ちょっと表面にでないところで何かが流れ始めて。
そこまではいいんだけれど他にイソヒヨやドビュッシーの「映像」第2集はどう折り合いをつけたらいいのか、とかラヴェルの「古風なメヌエット」とか武満の「雨の木素描II」とかも弾きたいし、と考えると大分しっちゃかめっちゃかになってしまい。まだ急ぎではないですがなにか解決策がでるといいなあ、と思っています。
そして久しぶりにどさっと楽譜買いましたよ!
といってもオンラインなのでまだどさっとじゃないのですがこんなラインアップ:
ペルト Lamenate (ピアノ+オケのための曲)
メシアン 練習曲集(火の島2つを含め4つ)
フォーレ 前奏曲集(安い、しかもプレビューのない版を買ったんでちゃんとしてるといいな)
プロコフィエフ ピアノソナタ第3番 (単一楽章)
遅くなったらもしかしたら届くのは来年になってしまうかもしれないのですが楽しみです。なるべく今年中に着いてくれ。
それから今日は去年お母さんになった学校以来の友達がメルボルンの方に出てきたのでお集まりしましたよー。
赤ちゃんももう15ヶ月で、そこらを平気で歩き回ったり、歯も生えてるし、結構しゃべるし、色んなものを見逃した感で一杯です(笑)
こないだ向こうで引っ越ししたらしくてちょっと諸々大変そうですが元気でなにより。来年になったらHousewarmingパーティーもやるそうなので(数ヶ月遅れですが)そのときは遊びに行く予定。でもクリスマスにまた来るそうなのでまたみんなで遊ぶかも。
Housewarmingといえば別の友達もシティ周りに引っ越したそうでなんかやるみたい。
私も引っ越したいな-。結構今住んでるところ(主に住んでいる通りですが)がちょっと人口過密というかそういう風に感じることが多くなったので。もうちょっと色々余裕があるところに住みたいな、と昔住んでた辺りを最近歩いて思いました。願わくは来年あたり。
そういえば今回の衆議院選挙、在外投票がもう来週なので忘れないようにしなきゃ。行くのはもちろんだけど在外投票登録証みたいのとパスポートを忘れずに(汗)
今日の一曲: ガブリエル・フォーレ 前奏曲 op.103 第5番
母にCDを買ったときちょろっと聞いて初めて気になった前奏曲集、そのときは第3番を紹介した覚えが。あれが一番分かりやすく印象に残りやすい曲で初めましてではそれが一番お薦めですね。
で、そこから何回か聞いていくとこの第5番も結構じわじわ来るような。今来てるのですが。
暗さと深さ、灰色さを持った中で結構情熱的なこの第5番。一つの拍を2つに割ったり3つに割ったりそれを同時にやったりとする不安定に渦巻くリズム、そして上昇する音型が特徴的です。
情熱的、といっても爆発するような、燃えさかるような激しさではなく静かに煮えたぎるような、言葉で表そうとするとなかなか難しい複雑さのある情熱がなんかかっこいい。
あとは楽譜でいうと最後の1ページ、途端にリズムが落ち着いてコラールのような穏やかな音楽になるのもものすごく好きです。音は少ないし強弱の変化もあんまりなく、音域もこぢんまりしているけれどその前のふつふつした情熱がどこかに残っているような、そんな感覚もあり。
それから前奏曲集全体に言えることですがハーモニーの使い方が独特ですね。渋い。そして結構予測しがたい。この時代に台頭してきたドビュッシーやラヴェルよりも、例えばプーランクのスローなシャンソン風の曲に似たところがすごくある。
同じフォーレの舟歌(中期あたり)をこないだ初見で弾いたときの色彩の印象とかと全然違いますもんね!ちょろっと調べたところによると年齢を重ねたことだけでなく難聴に悩まされていたこととかもこの時期の作品には影響しているようなことが書いてありますが、それにしたってこの変化はすごい。
同じくラフマニノフの練習曲「音の絵」も、最初のop.33と2番目のop.39の間のこのハーモニーの差どうした!?(後者が格段に渋いのです。7thコードなんかものすごく使って)・・・ってことがあるのでそういう意味でも本文で書いたように相性がいいのかな、このフォーレとこのラフマニノフ。
ちょっと並べて聴いてみると面白いかもしれませんよ。
リンクしたのはたまたま検索して見つけた録音(試聴あり)。ドビュッシーの練習曲集と合わせるとはこれまた渋いですね、色彩が。
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