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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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ちょっとご無沙汰していました。
前回のエントリーに拍手ありがとうございました~
ちょっと更新が滞ってました。特に世界が終わったとかそういうことではなく、
(1)仕事が忙しかった (2)風邪で微熱があることが判明した
というのが主な理由です。
そんなに風邪の症状はひどくないんですが多少のだるさと節々のだるさ、それから胃の不調と外の空気の熱・乾燥もあって気道がちょっと痛いというか苦しいというか。今現在微熱続いていますが。
風邪でなくても暑い日に外に出ると結構気管支までダメージ来るんで水分補給・胃の薬・吸引ステロイドはしっかりし始めました。

そんななか仕事はやってましたし今日はピアノもやってましたし、借りたCD5枚もとりあえず1ラウンド消化しましたし。
日本からの船便(主に一時帰国で持って帰れなかったもの)も届きましたし、年末の諸々も少しずつではありますが片付けられてる・・・はず。
それでもやることいっぱいですけどねー・・・忙しいのと調子が悪いのと船便が来たのが合わさって部屋の状態が(汗)
これも年内に片付けばいいのですが。

これから仕事が新しく来ても年の節目の数日は休めるようにするつもり。なるはず。
なのでまた今年も大晦日の一人旅をプラン中。朝から夜まで動き回るようアレンジするつもりです。
クリスマスは今年は親友が旅行中なため家で。できればチェロをゆっくりゆっくり直す日にしたいです(そんなに暑くないですし。そして2台やらなくちゃいけないかも)。

そして年末ということで母校(小学校~高校)の卒業生のための冊子が来ました(年2回来ます)。
来年卒業10年ですってよ(汗)どうしようか、同窓会行きたいかもわからない。日にちは載ってたけど。
普段主に読んでるのは巻末の卒業生の受賞など・婚約・結婚・逝去のところですけどね。
私の周りだと学校の友達もそれ以外のところでも婚約が続出したのですが、逆に妹の学年では今年2人亡くなっているんです(自殺ではないか、という話も聞いています)。卒業生で亡くなった方のリストで1930~60年卒業くらいの方がほとんどの中で際だっています。2人とも妹とそんなに親しいわけではなかったそうですが、悲しいのはもちろんですし考えさせられます。

とにかく予定が、というよりは頭が忙しいこの年末。やらなきゃいけないこと、行きたいところ行けるかどうか(とりあえずマッサージは最優先)。
本当は風邪やら仕事やらで機嫌が斜めでなければ仕事のこととかちょっと書いてみようかなーとか思ってましたし、あと「19世紀末から今の音楽までの合理性の進化」みたいな話もしたかったのですが、ちょっとばかり勢いがなくなったような・・・でもこれ前も一回自分の中で浮上してるんでちょこちょこつっついてればまた書く気になるかも。

あとはちょっと今年・・・というかここ2年の音楽の色んなものを振り返ってみたかったり。
20世紀以降の音楽の演奏を聴く機会とか、新しく出会った音楽とか。
それから特定の曲集について書いてみたりとか。別にこれは年内でなくてもいいんですが。

さて、そろそろ休んで・・・というか今日は夜も暑いのでそんな夜にぴったりなクラムの音楽を楽しもうと思います。
その前に消化中のCDから今日の一曲。


今日の一曲: ロス・エドワーズ 「Guitar Dances No. 1」



やっぱり最初はこれですよ。なんてったって聴きやすいですし馴染みやすいですから、エドワーズの音楽は。
これはオーストラリアのギター音楽のCD(Naxosレーベルの)に入ってた曲で、元は「Marimba Dances」というマリンバ独奏のための曲集をギター用にアレンジしたもの。
ようつべでマリンバ版を聴きましたが曲としてはやっぱりマリンバの方がconvincingというか。丸い音が跳ねて踊るようで愛らしいです。

でもギターでも成り立つことは成り立ちますよー結構。
昨日父に説明してたのですが、同じCDの他の曲(そういえばロス・エドワーズの元々ギターのための曲もありました)は割と色彩重視な、響きとハーモニーが美しい曲が多いのですがこのGuitar Dances No. 1はエドワーズ得意のイレギュラーで神秘的な踊りのようなリズムがものすごく生き生きとしてて、オーストラリアを問わずギターでそんなには見れない面が見れると思います。

このCDとWestlakeの作品で聞く限りオーストラリアのギター音楽って割と聴きやすいですし、それに風土とかにやっぱりギターという楽器が合うような気がするんですよね。
カントリーミュージックとはちょっと違うながらも一種のカントリー感があるというか。
なにより力の抜き具合がちょうどオーストラリアなのではないかと。

オーストラリアのギター音楽が他の国のそれとどう違うか、というのはちょっと説明が難しいのですが、この曲のリズムの強さ、そしてその性質はやっぱりユニークじゃないかと思うのです。
(ただロス・エドワーズの作品の中でいうとこういうリズムのこういう感じの曲はいっぱいあるんですけどね(笑)でも同じように聞こえようがみんな好きです)

そしてこのCDで弾いているギタリストの方も東欧出身のオーストラリアのギタリスト。前も書いたんですが(Koshkinの話のとき、Slava Grigoryanの話のとき)東欧系統のギタリストって多いですし強いみたいですし、ラテン系とかとはまた別の文化とかスタイルがあるんだろうなあ。
(そしてオーストラリアも前述2人のように東欧から移住してきた音楽家やそうでない人たくさんいますし、そういう文化も継承しているのかしら)
まだまだこれから要フォローアップですね。

それからamazonで日本語の解説つきの録音(試聴はなかったのでこちらから)を見つけたのですが、リンクするに当たってあの偉大なギタリスト、ジョン・ウィリアムズがオーストラリア人だということを初めて知った!(遅っ!)
いやあなんかいいですね。この解説に書いてあるとおりオーストラリアのクラシックギター文化ってやっぱりすごいかも、という気持ちになってきました(笑)
オーストラリアのワインと似たような感じかな。どっちももっと広まるといいな。

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