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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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平凡な日常。
前回のエントリーに拍手どうもですー。
そしてアクセス解析をみたらLament for the Makers(William Dunbarの詩)を探してたどり着いた方がいるようでちょっと心躍ったり。
「Timor Mortis Conturbat Me」、そこだけラテン語でしかも意味も合わせると本当にパワフルなフレーズですよね。
Lament for the Makersちょっと長くて書き写すのに苦労するのですがquotebookに入れています。
同じく好きな詩で、長くてどうしてもquotebookにまだ入れていないのがWalt Whitmanの「When lilacs last in the dooryard bloom'd」。クラムの「Apparition」を始め音楽にも使われてる詩ですが、書き写すとなるとやっぱり骨が折れそうで。でもそのうち入れたいなあ・・・

ところで遠出は明日ではなく月曜日にしました。なんだか慌ただしくて心の準備ができていなかったので(汗)
天候は今の予報だと27度(メルボルンは31度)で晴れ。歩くのには月曜の天気のほうが向いてるかな。
未だにでも何を持ってくとかあんまり決まってなかったり。日帰りではありますがどうしても心配性。
電車が長いんで本は持っていきたい。上記Walt Whitmanの詩集、かさばるけど持っていければいいな。

それに備えて、じゃないのですが大晦日に一日使い倒して以来ipodの挙動が怪しいので新しいipodを買いました。
ipod classic 160GB。ケースは透明プラスチック(ほぼそれしかない)。
Classicさんも前のと比べると細かいとこ進化しましたねー。
前のを買ったが2008年くらい?だったみたいなのですがスクリーンも鮮明になってフォルダのアイコンとかも表示されて。使い始めて地味にびっくりしました。
もうClassicは新しいのが出るかどうかわからないですし、次回の買い換えの時に販売されてるかもわからないので長く愛用できますように。

なかなか、こう・・・大容量のプレイヤーって少ないみたいなんですよね。
大体64GBが相場みたい(アップルに限らず)。
で、シンプルなのはありがたいのですがこれくらいの大容量を要する曲数だとクリックホイールで操作するともどかしい部分もあり。私のは今8500曲突破なのですがプレイリストを駆使してもかゆいところに手が届かない感覚がひしひしと(検索も含め)。
ipod Touchだと、タッチスクリーンなんだけど64GBまでで、かなり価格が高くなるのが悩み。
Classicというオプションがあることはありがたいんだけれど、これ以上システムに進化がないのもなんだ残念だったりします。

そして先日ぐにゃったイヤホン。
ぐにゃったの今代わりに使ってるのは形状とかほとんど変わらないアームレスヘッドホンなのですが、今代わりに使っているやつの方が格段に音が良いことに今日気づきました。
それも父のオーディオチェックの曲じゃなくてface to aceの「SUSPECT」(「PROMISED MELODIES」収録)で気づきましたよ(もしかしたらfta他にもオーディオチェックに使える曲あるんじゃないかな・・・)。曲の最初から主に低音の響きというか深さが違う。なんだか大切なものを見失っていた気分です(大げさ)。
といっても今使ってるのは耳当ての部分が大分くたびれてきているのでなんとか一時帰国まで持っていただきたい。がんばれ。

最近は頭が主に創作方向に向いてて調べ物なんかもよくやってるためブログのトピックがちょーっとふやふやになるおそれがありますがアウトプットに向いたらもっとちゃんと書きます。一応メモはしてあるのでなんとかまとめるだけ。

明日はまた暑い日。外に出たいというか出る予定があるので存分に楽しんできたいです。


今日の一曲: レスリー・ピアソン 「舞踏組曲(アルボーを元にした)」より「バス・ダンス」



最近ちょっと耳にとまって好きになった曲。父の金管系のCDに入ってた曲で、バロック以前の古音楽や現代に書かれた音楽の詰め合わせです。後者の中にはこの曲のように「現代の曲だけれど古音楽のスタイルにのっとっている」曲もいくつかあります。

金管楽器に限らずこの「現代の曲だけれど古音楽のスタイルにのっとっている」スタイルがものすごく好きです。ピアノではラヴェルの「クープランの墓」だったりオケではレスピーギの「古風なアリアと舞曲」とか。
「バス・ダンス」といえばウォーロック作曲の弦楽オケのための「カプリオール組曲」の第1楽章の「バス・ダンス」も現代と古音楽の粋な組み合わせですね。
(ちなみにバス・ダンスとは今調べたら音の高低の話ではなく、踊るときに足を床に擦るようなステップで踊ることを指すらしいです)

でもそういった新しい音楽と古い音楽の融合に金管楽器は結構向いてるような気もします。ルネッサンスからバロックまでの古い音楽でものすごく活躍している楽器でありながら、今現在使われている楽器はものすごくモダンな音色を出すことができて。
それがシンプルでいてこの一ひねりも二ひねりもある、要所で出てくるイギリスらしく現代らしい苦み走ったハーモニーと合わさるのが素晴らしい。

オープニングの高めのホルンの音とか、金管アンサンブルの楽器同士の溶け合いも素晴らしいのですが、もともとの舞曲のスタイルにあるリズムもまた魅力的です(ウォーロックのバス・ダンスもこういう「ヘミオーラ」と呼ばれるアクセントのずらしをフレーズ終わりによく使います)。

古風で昔の時代ならではの気品にあふれていながら、スマートでちょっと毒もあるテイストはどこまでもモダン。そしてどことなくイギリス風味がたまらない一曲です。

リンクした録音は持ってるのとはタイトル違いの中身は同じCDみたいです。オーストラリアの作曲家の曲もいくつか入ってますね。
パーセルの「メアリー女王の葬送音楽」(でいいのかな?)は映画「時計仕掛けのオレンジ」でアレンジされて使われたことがあったり、他にもいい曲揃いです。

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