忍者ブログ
~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

天候急転。
前回のエントリーに拍手ありがとうございます。
White Nightの公式ページをみたら世界のいろんな都市でこういうオールイベントが企画されているようで(メルボルンは今年が初(英語で言うとInaugural)でこれから毎年やる予定だそうです。)、リストを見てみると日本・京都・10月5日とか書いてあるじゃないですか。ぐーぐるさんはまだ何にも知らんよーというのですが続報を期待してます。地域密着、というかそれぞれの都市の特色を生かした、各都市で違う色合いのイベントになったらいいなあ、と勝手に思っているんですが。

さて、そんなわけで夏をエンジョイな天候が続いていたのですが昨夜ものすごい嵐になって(一度夜中に目が覚めました)、今日は午前中から昼過ぎまでずっと雨。気温もぐっと下がりました。
それがどうもいけなかったのか今日は午後から背中まで痛い頭痛に襲われ。最近首~腕の調子も悪目だったのですがやっぱり背痛は首と関係があるようです・・・ストレッチはちゃんとまじめにやらねば。

仕事がなんせ忙しいのですが行きたいコンサートも色々。3月上旬に予約したKronos Quartetのコンサートはなんとしてでも行きますし、メル響国立アカデミーもシーズンが始まってますし(ただまだちゃんと見てないんだ、なんとかせねば)。
なんといっても3月3日=今週日曜日3MBSラジオ主催でFederation Squareで開催される1日ベートーヴェンピアノソナタマラソンに行きたいんですがね-。知ってる人も弾きますし、こういうイベントはなかなか出会えないですし。ただやっぱり仕事が・・・(汗)

そんな中でピアノのレッスンをなんとか・・・と先生にメールしました。まだ返事は来てません。
自分の耳で自分の演奏を聴いて自分の頭で評価するのには若干限界がきているこの頃。なかなか自信が持てずにいます。
でもだんだんまとまって来た感はあるんですよね、大部分は。大きな技術的or音楽的問題を抱えてる曲はほぼない。主に技術的。

一番懸念してるのはメシアン(鳥カタ)の暗譜ですかねえ・・・
ヒメコウテンシは大丈夫だと思うんですが、今回初で弾く&プログラム中最長曲であるイソヒヨドリは全くそっちに関してはまだ。(そもそもまだ楽譜見ても心配なところがたくさん)
大学の最終試験で一回弾いているダイシャクシギにしても試験のときには4ページ分だけ楽譜見て弾きましたから。それも全く覚えられなかったってわけじゃないんですがその時の記憶がどれだけ水面下に残っているかは自信ないです。

でもやっぱりメシアンは、そして鳥のカタログは難しいながらも自分にとって近い音楽です。
そして完全に手前味噌ですが鳥がどんどん自分の弾き方に入ってきているというか、鳥が板についてきているというか。
ただやっぱりちょくちょく元の鳥の声と照合したりするのも重要ですし、音の正確さももっと突き詰めていかなきゃいけないし。今まだ結構パッセージ毎のニュアンスとか表現重視なんですよね。もっとミクロに迫ってかないと。

今日はでもダイシャクシギを通してたら外でmynaが3羽ほど(みんなでかかったのでスパムの家系かも)塀の上に止まってぴよぴよ騒いでこっちを見ていました。
これをどう解釈すればいいのか・・・ちゃんと鳥の声に聞こえてるのかな、とか期待しちゃいますよ。
でも鳥の声に聞こえたところでさえずりとかカモメの声とかテリトリーの主張なので。テリトリーをとったり雌をとったりそういう意図はないんですよ。あの子たちとは共生したいと思ってます。
(ただ窓ガラスのこっち側のテリトリーは主張する権利ありますよね)

そしてこないだのWarrnamboolでの景色や音がイソヒヨドリとつながり、というのを始めとして曲同士の関連とか、音楽以外、クラシック音楽以外でのイメージのつながりなんかも順調に育っている・・・かな。
フォーレの前奏曲第5番、ラフマニノフの練習曲「音の絵」の第7番や「ダイシャクシギ」には似たような灰色のつながりがあったり、流れる水のつながり、海のつながりがあったり。
あとface to aceの春がモチーフの曲にある感覚をフォーレの前奏曲第7番に持って行きたかったり。
まだまだどの曲も「良い演奏」ができる状態ではないですが、だんだん弾くに当たって余裕がでてくるようなところもあるのでそういうイメージのつながりを積極的に探して表現に育てていければいいな、と思っています。

・・・にしてももうちょっとゆっくりしたい。
創作の方も途切れ途切れですしね、もっとゲームもゆっくりしたい・・・もある。
首のこともありますし無理なく行きたいです。


今日の一曲: Chet Atkins 「Smokey Mountain Lullaby」(ソロギター編曲:Tommy Emmanuel)



夕方の仕事とか夕飯作りの時にしょっちゅう聴いてる曲です。
一日が終わったーというか、とにかく心が落ち着く曲。もともとギター=父の弾く音、だからアコースティックギターは落ち着くのですが、なんともシンプルでハーモニーと響きが美しいです、この曲は。

私がこの曲を知ったのは父が持ってるCD(サイン入り)「The Day Finger Pickers Took Over the World」だったのですが、今ちょろっと動画検索してみたら教則本などにも入っていてTommyの演奏だったり弾いてみた動画だったり色々ありますねー。超絶技巧よりも表現力が問われる美しい人なので好きな人、弾いてみたいと思う人結構いるのかな。
いいな、タブ譜もあるみたいだし父に弾けと言いたいですな(笑)。弾いてくれないかな。あるいは私がチェレスタで弾く、というのもありではないか。

上にリンクする録音とは別にようつべの動画をひとつこちらにリンク。Tommyの割と最近の演奏です。ギター一本だとこういう演奏になるんですね。

拍手[1回]

PR
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Comment:
Pass:
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック