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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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残暑の季節。
前回のエントリーに拍手ありがとうございます。

3月も中旬に入ったというのに35度超えとか暑い日が続きます。これはさすがに残暑ですね。
でもそれもどうやら今週いっぱいなのでなんだかちょと残念です。
仕事のペースもちょっとは落とせるので買い物に歩いたりして夏の最後を楽しみたいです。

それにしても1月みたいに熱くなったり涼しくなったりではなく連続で暑い日が続くと家の中に熱が籠もりますね。食べ物の保存にも気を遣いますし体力の消耗・脱水対策もいつも以上に。
やっぱり粉末スポーツドリンクは欠かせません。

そんな暑い中今日はシティで3DS XL (LL)とポケモンソウルシルバー、ポケモンブラックを買ってきました。3Dディスプレイだ!(ただしポケモンは普通)あとスクリーンが(借りたDSiと比べて)だいぶ大きいのが見やすい。
新しいソフトはまだプレイしていません。借り物のハートゴールドとダイヤモンドをもうちょっと色々プレイしておかなければ。(ダイヤモンドと同世代は買ってないので特にダイヤモンド)
なんといってもブラックverが自分にとっては初めてなので楽しみです。面白そうなむしポケモンに早く出会いたい!借り物のソフトも合わせてゲームを進めることだけじゃなくて「ポケモンを捕まえる」ことに結構モチベーションがあります。ゲームを進めてから、ですが。

こんだけ暑いと街でもどこでも男性で短パン一丁(+なんらかのサンダルか靴)で歩いてたり走ってたりする人とかちょこちょこ居ますね。
でもなんか・・・正解な気もします(笑)正直ブラジャーとかしんどいですし。ただ露出が多いほど日焼け止めを塗らなくちゃいけない面積も増えてちょっと面倒。
(なので暑いときでもレギンスとか太ももあたりが出ない服をなるべく選ぶことが多いです)

シティを歩いているといろんな服装の人が居ます。半裸の男性、しっかり頭まで覆ったアラビア系またはインド系の女性、ゴシックとかEmoの真っ黒な服の人、などなど。
冬でも半袖の人とか結構居ますしね。あとまれにコスプレしてる人も(前セーラー戦士数人見ました)

今日はでもシティでちょっと珍しいものを見ました。日本人の高校生と思われる数人。学校の制服と思われる服を着てたのですが、それが長袖のシャツにニットのチョッキ、膝下のソックスに学校靴という格好で・・・36度でっせ!?こんな暑いのにあんな服装で大丈夫だったのかしら。
(そういう風に決まってるんですかね。せめてニットは・・・ちなみにうちの学校のオケでイギリスに演奏旅行に行ったときはフリースのベストが制服で他は普段は私服でした。夏でもイギリスは涼しいのでフリースが驚くほどありがたかった)

メルボルンはとにかく季候が不安定、常に異常季候みたいなところがあるので旅行となると服は何を持ってっていいか大変ですね。
特に春夏は一日一日の気温差が予想を大きく超えることもあるので、薄い服の重ね着でいろんな気温に対応できるようにして、念のためにニットとかショールとかそういうものも持っておくと良いです。
とにかく暑いときは本当に暑いので、半袖以下も用意して損はない。

日本だと外出するときは薄着でも服と下着の間にキャミソール1枚着といたほうがいいかな、という気持ちになるのですがオーストラリアだとブラジャーが透けようが別にいいや、という気持ちになります(笑)
メルボルンの夏はものすごく乾燥してるんで外だと汗がかくそばから蒸発していきますしね。
薄着して風通しを良くしたほうがよいと思います。

さて、明日からまた仕事です。
ピアノももうちょっと暗譜を進めなくては。
そしてiTunesのライブラリの整頓はいつ終わる!?(アルバムA-Z順で今プーランク手前!)


今日の一曲: クロード・ドビュッシー 前奏曲集第1巻 第7番「西風の見たもの」



最近の暑さに何かが足りないな、と思ったら「風」ですね。
クールチェンジや嵐になるあのあたりの空気をざーっと変えていく風が来ない。
それを思ってこの曲を選んでみました。

ドビュッシーは最近は前奏曲を弾きたいとはあんまり思わないのですが(でも大学時代に第1巻の5~10番は弾いています)、この曲は気に入っているうちの一つ。これか、沈める寺か。
でもこの曲結構難しいんですよね。技巧的に。速くてスパンが広くて伝統的なハーも二ーではないアルペジオがたくさんあったり、パワーが必要だったり。全体的に雑になりがちだったり、あと全部が全部うるさくならないようにメリハリをつける必要があったり(強弱だったり、際立たせる部分だったり)。

この曲に限らず同じドビュッシーの「海」の第3楽章だったり、ショパンの練習曲「冬の風」だったり、はたまた今弾いてるフォーレの前奏曲第5番だったり、マーラーの5番の第2楽章だったり、吹き荒れる風・嵐を表すときって本当に表現に気をつけなきゃいけない。
パワーも大事だけど、しっかりコントロールしてからパワーを注入して増幅させないとちりぢりばらばらになってしまう。
音楽においてカオスはものすごく緻密なコントロールの上に存在しているものだな、と「嵐」を描く曲には改めて考えさせられますし、何より弾き手としてものすごく試されている気がします。

もっともっと荒れ狂う、激しい表現をするための正確さを本当に突き詰めていくのが今自分には必要で。それがもうちょっとでもできるようになったらまたこの曲を弾きたいですね。
なかなかこういう荒々しい曲ってドビュッシーは書いてくれなくて、独特の表現がものすごく爽快な曲なので。他の前奏曲と共に、そしてもう一歩進んで「海」も合わせて聞いてみてください。

普段ならミケランジェリの録音をリンクするところですが、録音の質などを考えてこの曲には新しい録音をリンクしてみました。リゲティ、メシアンなどの演奏がものすごく精密で美しいエマールの演奏です。

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