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前回のエントリーに拍手ありがとうございます。
今日はどうも風邪をひいたようでいつもの咳とはちょっと違う咳の重みと頭痛、それから全体的な「風邪感」に悩まされています。
どうも身体的な痛みとか不快感とかに我慢が強くないような。仕事もピアノもしましたがそれでも。わりと「やだなー耐えたくないなー」と思う閾値が低いような気がします。
ピアノは昨日から始めました。
ピアノに触るのも久しぶりですがレパートリーのほぼまっさらな状態から始めてるのでまだまだどこから手を着けて良いかわからない。
(頭痛があると余計に難しいこと考えたくないですしハードな曲は弾きたくない)
とりあえず次回演奏で弾くかどうかわからないけど弾いておきたいドビュッシーの「映像」第1集の「水の反映」は真面目に練習してます。「映像」はこれで一応コンプリートになりますからね。シチュエーションによってはこれ単品でも演奏できますし。
「水の反映」はドビュッシーのピアノ作品の中でも特に好きな曲で、特に先生の演奏が好きで。水というエレメントへの思い入れを含め色々形にできれば、と思ってます。
今考えてるコンセプトだと武満の「雨の木素描II」はリサイタルプログラムに入るかなーと。
アイディアに近いところにありますし、前々から演奏したいと思ってましたし。(ただ前弾いてはいるので今から練習しなくてもいいかな)
ただ3分とかそこらの短い曲なんでここからプログラムを作り上げるのには向いてない。
「雨の木素描II」は面白い曲なんですよね。曲を捧げた相手であり大きな影響を受けているメシアンの面影はもちろん、自分のなかでは武満以外の作曲家でいうとラヴェルの夜ガスの「ウンディーネ」とか上記ドビュッシーの「水の反映」とかと兄弟曲なイメージ。探したらきっと他にもある。
日本人の作曲家の作品なんですが、自分が日本人だからって他の人と比べて特別通じるところは意外とないかな、と思います。(むしろ日本人的な感性はメシアンとかクラムあたりで活きてくるようなイメージが。個人の感想ですが。)
他には前奏曲とフーガを対でバッハ(第2巻嬰ニ短調)とショスタコーヴィチ(嬰ト短調)、というのは考えてますしいい機会なので弾いてます。自分には珍しく(?)♯がたくさんある調なので(バッハは6つ、ショスタコは5つ)それだけでもちょっと難しいんですよね。楽譜面が。
メシアンは相変わらず選択肢が多い。
プログラム組むかどうかにかかわらず再度挑戦予定の「喜びの聖霊のまなざし」、夜の鳥担当の「モリフクロウ」と「モリヒバリ」(ただし短いし前弾いてるのでまだ弾かなくて良い)、それに追加として今回日本で買って来た前奏曲集からいくつか弾きたいのがあります。
メシアンの前奏曲はまなざしよりさらに初期の作品なのですが、まなざしや鳥カタ、練習曲とはちょっと別の繊細さが求められたり、それからまだ音楽言語が発展途上で掴みにくいところがあったりで自分にとっては結構難しい音楽です。
モリフクとモリヒバリが夜の闇=黒いメシアンなら今回弾きたいなと思ってる「夢の中の触れ得ない音」、「苦悩の鐘と告別の涙」、「風の反映」は色彩鮮やかな虹色のメシアン。どちらも捨てがたいです。
あとは大学で何を借りようかな、と。(明日風邪っぽくなかったら探しにいきたい)
探してる色はヒンデミットの1922年組曲とかアデスのピアノ曲とか、あと楽譜は手元にあるスクリャービンあたりでなんか見つからないかなーと。どれも弾くきっかけが欲しい曲でもあるんですよね。
前回がおとなしかったわけじゃないですが今回のプログラムはもっと強烈にしたいなー暴れたいなー(誰の影響でしょうねえ)と思ってるので、これまで弾いたことないエリアにもちょろっと手出すことになるでしょうし、あと体力・技巧的にちょっと自分を押していくことが必要になるでしょうし。
ピアノを再開して色々「何弾こうかわかんねーよー」状態にはなってるのですがそういうチャレンジが待ってることを考えるとやっぱり楽しみです。
さて、葛根湯は食前に飲みましたがまだまだ頭痛いのでちゃっちゃと今日の一曲書いて終わりにします。
明日はちゃんと時間が空いてるので楽譜借りにいける状態になってますように。
今日の一曲: Gary Burton & Chick Corea 「La Fiesta」
まずは父のコレクションから。ftaとか聖飢魔IIとかちょっと聴き込んだ曲を紹介しようとも思ったのですが今日仕事しながらここら辺聴いててちょっとばかり惚れてしまったのでその勢いをを優先しました。
7月に母校で弾いたあのコンサートの裏側で、昔はいなかったけど今学校でピアノを教えてるロシア人のおじさんと長々と話をしてたのですが、その時「これは聴いとけ」という奏者のリストをジャンル色々ミックスで書いてくれて。その中にジャズピアニストの名前もいくつかあって、Chick Coreaならうちの父が持ってるじゃないかということで今回の一時帰国で父のコレクションからいただいたわけです。
で、Chick Corea関連のCDをいくつか聴いていたなかでこのGary Burtonというビブラフォーン奏者との共演のCDから「La Fiesta」が特別耳を引いたという経緯。
もともとビブラフォーンという楽器が好きで。というかオケではよくチェレスタと音が似てたり似たようなパート(というかチェレスタが「それくれ!」と言いたくなるパート)を弾いてたりで親近感もあり、チェレスタという楽器について考えるときも参考にしていた楽器でもあり。
でもオケで使われてるのはビブラフォーンのキャパのほんの一部で(今はそれも変わってるかな)、打楽器のソロ作品とかジャズとかのビブラフォーンの立ち回りもほんとかっこいいなーということを最近知るようになってきました。
この「La Fiesta」に惹かれたのはやっぱりその色彩の変化というか、全く予測できない音楽の展開のなかでの広がりが魅力的で。ハーモニーとリズムがうまいこと音楽のvehicleになってて、曲がる角々が常に新鮮でわくわくする。
仕事BGMにもほどよい刺激ですがじっくり聴いても飽きがこなさそうな音楽です。
ジャズという音楽の性質上同じ「La Fiesta」でも演奏によって色々バージョンがあって、ようつべでも色んな演奏がアップされています。
今ちょっと見て面白いと思ったのがこの演奏。ピアノの中を弾く特殊奏法がいきなり出てきます。本当にこの曲を色々聞き比べるだけで何時間も過ごせてしまいそう(汗)
他にも色々あるので調べてみてください。
父の持っている録音がmp3アルバムであるようだったのでリンクしてみました。
ビブラフォーンの音を知らない、という方は特におすすめです。面白い楽器ですよー。いわゆる「鉄琴」とはひと味も蓋味も違う魅力的な楽器です。
今日はどうも風邪をひいたようでいつもの咳とはちょっと違う咳の重みと頭痛、それから全体的な「風邪感」に悩まされています。
どうも身体的な痛みとか不快感とかに我慢が強くないような。仕事もピアノもしましたがそれでも。わりと「やだなー耐えたくないなー」と思う閾値が低いような気がします。
ピアノは昨日から始めました。
ピアノに触るのも久しぶりですがレパートリーのほぼまっさらな状態から始めてるのでまだまだどこから手を着けて良いかわからない。
(頭痛があると余計に難しいこと考えたくないですしハードな曲は弾きたくない)
とりあえず次回演奏で弾くかどうかわからないけど弾いておきたいドビュッシーの「映像」第1集の「水の反映」は真面目に練習してます。「映像」はこれで一応コンプリートになりますからね。シチュエーションによってはこれ単品でも演奏できますし。
「水の反映」はドビュッシーのピアノ作品の中でも特に好きな曲で、特に先生の演奏が好きで。水というエレメントへの思い入れを含め色々形にできれば、と思ってます。
今考えてるコンセプトだと武満の「雨の木素描II」はリサイタルプログラムに入るかなーと。
アイディアに近いところにありますし、前々から演奏したいと思ってましたし。(ただ前弾いてはいるので今から練習しなくてもいいかな)
ただ3分とかそこらの短い曲なんでここからプログラムを作り上げるのには向いてない。
「雨の木素描II」は面白い曲なんですよね。曲を捧げた相手であり大きな影響を受けているメシアンの面影はもちろん、自分のなかでは武満以外の作曲家でいうとラヴェルの夜ガスの「ウンディーネ」とか上記ドビュッシーの「水の反映」とかと兄弟曲なイメージ。探したらきっと他にもある。
日本人の作曲家の作品なんですが、自分が日本人だからって他の人と比べて特別通じるところは意外とないかな、と思います。(むしろ日本人的な感性はメシアンとかクラムあたりで活きてくるようなイメージが。個人の感想ですが。)
他には前奏曲とフーガを対でバッハ(第2巻嬰ニ短調)とショスタコーヴィチ(嬰ト短調)、というのは考えてますしいい機会なので弾いてます。自分には珍しく(?)♯がたくさんある調なので(バッハは6つ、ショスタコは5つ)それだけでもちょっと難しいんですよね。楽譜面が。
メシアンは相変わらず選択肢が多い。
プログラム組むかどうかにかかわらず再度挑戦予定の「喜びの聖霊のまなざし」、夜の鳥担当の「モリフクロウ」と「モリヒバリ」(ただし短いし前弾いてるのでまだ弾かなくて良い)、それに追加として今回日本で買って来た前奏曲集からいくつか弾きたいのがあります。
メシアンの前奏曲はまなざしよりさらに初期の作品なのですが、まなざしや鳥カタ、練習曲とはちょっと別の繊細さが求められたり、それからまだ音楽言語が発展途上で掴みにくいところがあったりで自分にとっては結構難しい音楽です。
モリフクとモリヒバリが夜の闇=黒いメシアンなら今回弾きたいなと思ってる「夢の中の触れ得ない音」、「苦悩の鐘と告別の涙」、「風の反映」は色彩鮮やかな虹色のメシアン。どちらも捨てがたいです。
あとは大学で何を借りようかな、と。(明日風邪っぽくなかったら探しにいきたい)
探してる色はヒンデミットの1922年組曲とかアデスのピアノ曲とか、あと楽譜は手元にあるスクリャービンあたりでなんか見つからないかなーと。どれも弾くきっかけが欲しい曲でもあるんですよね。
前回がおとなしかったわけじゃないですが今回のプログラムはもっと強烈にしたいなー暴れたいなー(誰の影響でしょうねえ)と思ってるので、これまで弾いたことないエリアにもちょろっと手出すことになるでしょうし、あと体力・技巧的にちょっと自分を押していくことが必要になるでしょうし。
ピアノを再開して色々「何弾こうかわかんねーよー」状態にはなってるのですがそういうチャレンジが待ってることを考えるとやっぱり楽しみです。
さて、葛根湯は食前に飲みましたがまだまだ頭痛いのでちゃっちゃと今日の一曲書いて終わりにします。
明日はちゃんと時間が空いてるので楽譜借りにいける状態になってますように。
今日の一曲: Gary Burton & Chick Corea 「La Fiesta」
まずは父のコレクションから。ftaとか聖飢魔IIとかちょっと聴き込んだ曲を紹介しようとも思ったのですが今日仕事しながらここら辺聴いててちょっとばかり惚れてしまったのでその勢いをを優先しました。
7月に母校で弾いたあのコンサートの裏側で、昔はいなかったけど今学校でピアノを教えてるロシア人のおじさんと長々と話をしてたのですが、その時「これは聴いとけ」という奏者のリストをジャンル色々ミックスで書いてくれて。その中にジャズピアニストの名前もいくつかあって、Chick Coreaならうちの父が持ってるじゃないかということで今回の一時帰国で父のコレクションからいただいたわけです。
で、Chick Corea関連のCDをいくつか聴いていたなかでこのGary Burtonというビブラフォーン奏者との共演のCDから「La Fiesta」が特別耳を引いたという経緯。
もともとビブラフォーンという楽器が好きで。というかオケではよくチェレスタと音が似てたり似たようなパート(というかチェレスタが「それくれ!」と言いたくなるパート)を弾いてたりで親近感もあり、チェレスタという楽器について考えるときも参考にしていた楽器でもあり。
でもオケで使われてるのはビブラフォーンのキャパのほんの一部で(今はそれも変わってるかな)、打楽器のソロ作品とかジャズとかのビブラフォーンの立ち回りもほんとかっこいいなーということを最近知るようになってきました。
この「La Fiesta」に惹かれたのはやっぱりその色彩の変化というか、全く予測できない音楽の展開のなかでの広がりが魅力的で。ハーモニーとリズムがうまいこと音楽のvehicleになってて、曲がる角々が常に新鮮でわくわくする。
仕事BGMにもほどよい刺激ですがじっくり聴いても飽きがこなさそうな音楽です。
ジャズという音楽の性質上同じ「La Fiesta」でも演奏によって色々バージョンがあって、ようつべでも色んな演奏がアップされています。
今ちょっと見て面白いと思ったのがこの演奏。ピアノの中を弾く特殊奏法がいきなり出てきます。本当にこの曲を色々聞き比べるだけで何時間も過ごせてしまいそう(汗)
他にも色々あるので調べてみてください。
父の持っている録音がmp3アルバムであるようだったのでリンクしてみました。
ビブラフォーンの音を知らない、という方は特におすすめです。面白い楽器ですよー。いわゆる「鉄琴」とはひと味も蓋味も違う魅力的な楽器です。
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