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前回のエントリーに拍手ありがとうございます。
昨日は36℃!夏です!今日はちょっと夕方にかけて涼しくなって明日から数日20度以下ですがとりあえず夏が来たのを感じました。
今年はその短い暑い時間の中でも蝉が鳴いています。一匹いるだけで十分うるさいですが嬉しいですねー。
蝉が鳴いたり鳴かなかったりするのは気候もそうですが周期的なものもあると聞いた覚えがあるのですが実際どうだろう。(蝉はたしか羽化するタイミングは温度とかじゃなくて時間の長さで決まってたはず。あと他の昆虫もそういうのがあったはず)
そんな昨日、Melbourne Ring Festivalの一部、State Theatre(「バレリーナのスカート」の中)のギャラリーで行われている衣装展示を見に行ってきました。
Ring Festivalの一部なのですが、特に指輪サイクルに関連した衣装はなかったです。でも面白いもの色々ありましたよー。オペラ、バレエ、演劇、ミュージカルなどなど。
まずはクラシック外だとオーストラリアの名だたるスター達の衣装が色々。Kylie Minogueの「Showgirl」のピンクの衣装、ヒュー・ジャックマンの「Boy from Oz」の衣装など。作品は忘れたけどDame Edna Everageの衣装も。
そしてクラシック関係だとオペラが多かったですね。そしてオペラは衣装がものすごく豪華。「椿姫」のヴィオレッタとかそそそそんなに派手な衣装であんなに儚い役を!(?)と思うような。
プロダクションによるんでしょうけど今回あった衣装は西洋系(イギリスとか)は割と歴史的に忠実なスタイルでデザインされてたのに「アイーダ」とか「トゥーランドット」とかは元の舞台がわからない感じの衣装が多かったり。
ちょっと意外だったのがBell Shakespeareプロダクションのシェークスピア「真夏の夜の夢」に出てくる妖精の女王ティターニアの衣装。全体的にシルバーでシンプルなライン、どっちかというと地味な衣装でした。
あとモーツァルト「魔笛」の夜の女王の衣装もちょっと地味でしたね。一応女王でトップ悪役なのでもっと横に広がる衣装になるかと思いきや。でもヘッドドレスが不思議でもっと近くで見たかった。
お気に入りは男性の衣装だとヴェルディの「マクベス」のバンクォーの亡霊の黒い衣装。あれはかっこよかった。幽霊とは思えない存在感(笑)歌のパートはあるのかな。
そして女性の衣装はワーグナー「ローエングリン」のエルザのマント(マントでいいのかな、羽織るやつ)。色はoff whiteよりもくすんだ色なのですが、デザインの至る所に神々しさがあふれているというか。百合の模様や聖母の絵や金の刺繍や真珠や。まるで衣装じゃなくて本物の歴史的な遺品みたいな雰囲気がありました。
(そうそう、前金管アンサンブルのコンサートでローエングリンの「エルザの大聖堂への行列」を聞いて好きになったのですがあの曲はリストがピアノ編曲もしているそうで。要フォローアップ。)
ローエングリンはちょっとあらすじと曲一部しか知らないのですがこのマント一つでものすごくエルザのキャラクターが分かるというか、ものすごくキャラクターを作るなあ、と本当に思いました。作品の中で人物を作りこんでいくのと同じくらい外見を司る衣装などはキャラクターを作り、演出し、本物として完成させるのに大事ですね。
そんな芸術に視覚を刺激されながら別方面でも視覚を刺激されてました。
前回書くの忘れたのですがポケモンの四天王の一連のくだり、ものすごくヴィジュアルが凝ってて面白かったです。フランスの教会みたいな建築にステンドグラスももちろん「さすが!」と思ったのですが四天王の演出みたいなのが良かった。
各々の四天王の部屋の後ろの壁に敷き詰めパターンみたいのがあるんですが、それがシンプルながらも一人ずつ違う模様になってて、それがバトルになると登場画面の背景になって、というそれだけの話なんですが。
でもそのパターンが単純なのにそれぞれのキャラクターの特性をぱっと表すものになってたり、一人一人違うけれど統一性があったり、そういうのが良いな、と思うのです。
前からステンドグラスみたいな絵を描いていますが、自分がやりたいことがちょっとそこにあった気がしました。ちょっとこの敷き詰めパターン試してみたくて検討中です。
視覚で刺激された分はピアノと創作に生かしたい。ゆっくり消化していきたいです。
今日の一曲: face to ace 「月夜のケモノたち」
face to ace、先週末で秋ツアーが終わりだったそうです。ということでライブでも強く印象に残ってるこの曲を(実際聴きにいったのは大分前のことになってしまいましたが)。
この曲が収録されてるファーストアルバム「face to face」は日本で購入したのですが、ちょうどライブのセットリストにもこのアルバムから結構出てきてナイスタイミングでした(笑)さらに当時の録音と比べると今のライブの演奏の方が進化してるので先に録音を聞いておいて正解でした。
face to aceはライブで曲が化ける、という風に何回か行ってるのですがその「化ける」の一部としてライブで聴くと色彩が増えるというか、また新しい世界が広がるというか。
それをそのライブという環境でがっつり全身に浴びるのがまた素晴らしいのです。
「月夜のケモノたち」もそういう傾向が強いと思います。ライブでものすごい色がきらきらする。
今自分がピアノでああしようかこうしようかと考えてる大本のコンセプトみたいなものは実はこの曲を生で聴いて感じていた色彩が関連してたり。闇の中で虹色にきらめくイメージをずっと追っかけてます。
それがまたこの曲の駆り立てるようなテンポとビートと相まってもう。
結局何を言いたいか分からなく迷走してるのはいつものことなのですがその色彩の愛しさと追い求めるような音楽の性質がいつも以上にそうさせているという・・・という言い訳(汗)
なのでやっぱりこの曲は(ライブのことを思い返したりしながら)そういったことを大事にできる心持ちのときに聴くときが多いです。
(ちょっと創作関連でも思うことがあったりするのでそれで最近ちょっと聴く頻度が増えてますが)
そしてやっぱり夜に聴くのがいい!これからの夏のわくわくするような、色んな何かが動き出すような夜にぴったり。となるとクラムとかマーラー7番第2楽章に近いところがあるのかな。
同じ「face to face」だと他に「オルフェウスの朝」やこれもライブで何回か聴いた「ENOUGH!」が好きです。CDでもいいですがさっき書いたように今の音楽の形をライブで聴くのがおすすめです。
リンクしたamazonで試聴もあるようです。
昨日は36℃!夏です!今日はちょっと夕方にかけて涼しくなって明日から数日20度以下ですがとりあえず夏が来たのを感じました。
今年はその短い暑い時間の中でも蝉が鳴いています。一匹いるだけで十分うるさいですが嬉しいですねー。
蝉が鳴いたり鳴かなかったりするのは気候もそうですが周期的なものもあると聞いた覚えがあるのですが実際どうだろう。(蝉はたしか羽化するタイミングは温度とかじゃなくて時間の長さで決まってたはず。あと他の昆虫もそういうのがあったはず)
そんな昨日、Melbourne Ring Festivalの一部、State Theatre(「バレリーナのスカート」の中)のギャラリーで行われている衣装展示を見に行ってきました。
Ring Festivalの一部なのですが、特に指輪サイクルに関連した衣装はなかったです。でも面白いもの色々ありましたよー。オペラ、バレエ、演劇、ミュージカルなどなど。
まずはクラシック外だとオーストラリアの名だたるスター達の衣装が色々。Kylie Minogueの「Showgirl」のピンクの衣装、ヒュー・ジャックマンの「Boy from Oz」の衣装など。作品は忘れたけどDame Edna Everageの衣装も。
そしてクラシック関係だとオペラが多かったですね。そしてオペラは衣装がものすごく豪華。「椿姫」のヴィオレッタとかそそそそんなに派手な衣装であんなに儚い役を!(?)と思うような。
プロダクションによるんでしょうけど今回あった衣装は西洋系(イギリスとか)は割と歴史的に忠実なスタイルでデザインされてたのに「アイーダ」とか「トゥーランドット」とかは元の舞台がわからない感じの衣装が多かったり。
ちょっと意外だったのがBell Shakespeareプロダクションのシェークスピア「真夏の夜の夢」に出てくる妖精の女王ティターニアの衣装。全体的にシルバーでシンプルなライン、どっちかというと地味な衣装でした。
あとモーツァルト「魔笛」の夜の女王の衣装もちょっと地味でしたね。一応女王でトップ悪役なのでもっと横に広がる衣装になるかと思いきや。でもヘッドドレスが不思議でもっと近くで見たかった。
お気に入りは男性の衣装だとヴェルディの「マクベス」のバンクォーの亡霊の黒い衣装。あれはかっこよかった。幽霊とは思えない存在感(笑)歌のパートはあるのかな。
そして女性の衣装はワーグナー「ローエングリン」のエルザのマント(マントでいいのかな、羽織るやつ)。色はoff whiteよりもくすんだ色なのですが、デザインの至る所に神々しさがあふれているというか。百合の模様や聖母の絵や金の刺繍や真珠や。まるで衣装じゃなくて本物の歴史的な遺品みたいな雰囲気がありました。
(そうそう、前金管アンサンブルのコンサートでローエングリンの「エルザの大聖堂への行列」を聞いて好きになったのですがあの曲はリストがピアノ編曲もしているそうで。要フォローアップ。)
ローエングリンはちょっとあらすじと曲一部しか知らないのですがこのマント一つでものすごくエルザのキャラクターが分かるというか、ものすごくキャラクターを作るなあ、と本当に思いました。作品の中で人物を作りこんでいくのと同じくらい外見を司る衣装などはキャラクターを作り、演出し、本物として完成させるのに大事ですね。
そんな芸術に視覚を刺激されながら別方面でも視覚を刺激されてました。
前回書くの忘れたのですがポケモンの四天王の一連のくだり、ものすごくヴィジュアルが凝ってて面白かったです。フランスの教会みたいな建築にステンドグラスももちろん「さすが!」と思ったのですが四天王の演出みたいなのが良かった。
各々の四天王の部屋の後ろの壁に敷き詰めパターンみたいのがあるんですが、それがシンプルながらも一人ずつ違う模様になってて、それがバトルになると登場画面の背景になって、というそれだけの話なんですが。
でもそのパターンが単純なのにそれぞれのキャラクターの特性をぱっと表すものになってたり、一人一人違うけれど統一性があったり、そういうのが良いな、と思うのです。
前からステンドグラスみたいな絵を描いていますが、自分がやりたいことがちょっとそこにあった気がしました。ちょっとこの敷き詰めパターン試してみたくて検討中です。
視覚で刺激された分はピアノと創作に生かしたい。ゆっくり消化していきたいです。
今日の一曲: face to ace 「月夜のケモノたち」
face to ace、先週末で秋ツアーが終わりだったそうです。ということでライブでも強く印象に残ってるこの曲を(実際聴きにいったのは大分前のことになってしまいましたが)。
この曲が収録されてるファーストアルバム「face to face」は日本で購入したのですが、ちょうどライブのセットリストにもこのアルバムから結構出てきてナイスタイミングでした(笑)さらに当時の録音と比べると今のライブの演奏の方が進化してるので先に録音を聞いておいて正解でした。
face to aceはライブで曲が化ける、という風に何回か行ってるのですがその「化ける」の一部としてライブで聴くと色彩が増えるというか、また新しい世界が広がるというか。
それをそのライブという環境でがっつり全身に浴びるのがまた素晴らしいのです。
「月夜のケモノたち」もそういう傾向が強いと思います。ライブでものすごい色がきらきらする。
今自分がピアノでああしようかこうしようかと考えてる大本のコンセプトみたいなものは実はこの曲を生で聴いて感じていた色彩が関連してたり。闇の中で虹色にきらめくイメージをずっと追っかけてます。
それがまたこの曲の駆り立てるようなテンポとビートと相まってもう。
結局何を言いたいか分からなく迷走してるのはいつものことなのですがその色彩の愛しさと追い求めるような音楽の性質がいつも以上にそうさせているという・・・という言い訳(汗)
なのでやっぱりこの曲は(ライブのことを思い返したりしながら)そういったことを大事にできる心持ちのときに聴くときが多いです。
(ちょっと創作関連でも思うことがあったりするのでそれで最近ちょっと聴く頻度が増えてますが)
そしてやっぱり夜に聴くのがいい!これからの夏のわくわくするような、色んな何かが動き出すような夜にぴったり。となるとクラムとかマーラー7番第2楽章に近いところがあるのかな。
同じ「face to face」だと他に「オルフェウスの朝」やこれもライブで何回か聴いた「ENOUGH!」が好きです。CDでもいいですがさっき書いたように今の音楽の形をライブで聴くのがおすすめです。
リンクしたamazonで試聴もあるようです。
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