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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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創作活動中、というか・・・
えーっと、ストーリーの方が進んでるというわけでは全然なく、むしろそちらは全く進んでなくてあちゃ~と思ってるんですけど。

こないだipodやPCの音楽を整頓している旨をこのブログに書きましたがそれはなかなか複雑?なTediousな作業で。
まずipodで音楽の種類(アメリカ音楽、ピアノ協奏曲など)別にプレイリストを作るのはもちろん、自分のストーリーの「サウンドトラック」のプレイリストも制作することにしていて。
プラス前愛用していたMDに自分のキャラやコンセプトのミニサントラを作っていて。(主に勉強のBGM用)
ストーリーはアイディア構成途中のも併せてかなりあるのでこれが結構かかります。

ストーリーのサントラ、というのは自分のストーリーのシーン毎にぴったりと思う音楽のリスト。
キャラのサントラ、というのはそのキャラに合うな、と思う曲、そして楽器奏者の場合は演奏レパートリーも入れたり。
MDにする分は別に作ってるのですが、上記2種類は基本思いついたらネタ帳に書いて、OneNoteに作ってある公式(といった大げさものではないのですが)のリストに追加する、という形式。

いつもストーリーのために、というフィルターを通して音楽を聞いているわけじゃないですが、常に自分のストーリーの場面やキャラと合う音楽を探しています。
そしてある曲からストーリーのアイディアや詳細のアイディアが浮かんだり、曲を聴いて「この曲なんかどっっかに使いたいな-」と思うこともしばしば。
曲からストーリーがひとつ生まれちゃうことも稀にあったり。

言葉や視覚的に見える場面以上に音楽によって引き出される自分の中の想像力や、感情や、色彩がビビッドなので、ついつい・・・頼っちゃう、という言い方もあれですが。

自分は作曲というものには全くセンスがないというか、勉強したこともなければひらめいたこともなく。
でも聞いた音楽への反応は強いため、こういう形で自分の創作に力をもらっている・・・というわけで。

MD作りはまた別の楽しみがあります。一枚基本80分なのでその80分の間にどう一人の登場人物をまとめるか、という。
サントラはipodなんでどんな長さの曲も使えますけどMDは曲の種類も限られてきて。
そういう工面がものすごく好きな人なんです。

ストーリーの内容も音楽関係のがありますが、やっぱりこう・・・離れられないんですよ。音楽とは。
自分で作曲できたらどんなに楽しいかと思いますが、でもないものねだりはしょうがないので。

創作も、そして今となっては音楽も趣味で、どちらも最大の趣味ですが、趣味にしては多少切羽詰まった感がぬけないところがあるんですよね。
趣味ではあるけれど、自分にとって必需品。でも最初からなかったらそうは感じないのできっと「中毒」に近いのでしょうか(苦笑)

でもこの二つのエリアについては本当にそのためにならどんな勉強をいとわないと思っています。
精神医学の勉強をし始め、本格的に続けたいなーと思うようになったのも創作活動に背中を押されて、という面もありますし・・・
いろんなエリアに頭をつっこんではまって、勉強して。なにをしても一回は創作のことが頭をよぎります。

ちなみに今は(もともと世界史派なのですが)新しくアイディアの種が出てきたストーリーのため、そして他のもろもろのために世界史のいろんなエリア、特にメジャーどころの大国以外の歴史や文化を勉強したいなーと思ってます。

「ストーリーのアイディア」はたくさんありますし、新しいひらめきはいいことなんですけどそろそろ今書いているものも書き進めないとなーと。
どうしても切羽詰まってるので、そしてアイディアが待っているから、趣味は趣味でもちゃんとしないと、と肝に銘じながらとりあえずMDと音楽整頓に今は励みます。

ゴールデンウィークは仕事もこないはず、と聞いているのでピアノも、創作も、勉強も、創作のための勉強も・・・過度ながんばりは禁物ですが進めていきたいと思います!


今日の一曲: コダーイ・ゾルターン 無伴奏チェロソナタ



チェロの無伴奏の名曲といえばまずバッハの6つの無伴奏組曲、ブリテンの3つの無伴奏組曲、そしてこのコダーイの無伴奏チェロソナタ・・・ではないでしょうか。
もともとチェロは4音までなら和音も弾けますし、音量もそこそこあり音域もかなり広いほうなので、伴奏がなくともある程度Self-sufficientな楽器ではあります。

コダーイはハンガリーの作曲家で、ハンガリー音楽独特の荒々しいエネルギーがこのソナタにも詰まっています。
そのエネルギー+技巧のレベルの高さは本当にvirtuosoチェロ奏者にふさわしい物。
そのパワーには惹かれずには居られません。

そしてうんちくに近いんですがこのソナタではチェロにあることをします。
それは下からC,G,D.Aとある弦のうち下の二つを半音下げることです。
音程が変わることによって音域が変わったり、その調(ロ短調・ロ長調)で和音を弾きやすくなることはもちろん、弦の張力が変わったことで音も変わります。
(他に調弦を変える曲はチェロだとクラムの「鯨の声」、そしてバイオリンだとマーラーの交響曲第4番、そしてサン=サーンスの「死の舞踏」などがあります)

なんといってもかっこいいですね-。友達が私のチェロで弾いてくれたこともありますが、まあ間近で聴くとエキサイティング。
長さ的にアンコールにはできないけれど、もっとリサイタルなどでフィーチャーされてもいいと思います。

ちなみに私の持っている録音は大学から借りたもので、そのこの曲を弾いてくれた友達の先生の息子さんが弾いてる物なんですが、気持ちちょっとおとなしめの演奏かなーと思います。
いろんな偉大なチェリストがこの曲を録音しています、この曲がハンガリーの民族音楽にルーツをおいていることを考えると、さまざまな民族音楽を手がけているヨーヨー・マの演奏がいいんじゃないかな~と思いリンクはそれにしたのですが・・・いつか手に入れて聴きたいものです。

個人的な信条としてはハンガリー音楽は「首多くとったもん勝ち」みたいな、騎馬民族であり征服者である民族である(=フン族)国の歴史や文化が現れている、その音楽の独特の性格が魅力だと思っています。
日本人の性格とはずいぶん違うこの性格ですが一度体験するとたまーに欲しくてたまらなくなりますね。
「あーテキーラショット今日は飲みたい気分だなー一杯くいっといきますか♪」みたいな。

・・・すみません脱線してますね。それではここらで。


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