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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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Away
日本では大型連休の季節になりましたが、国内、そして国内外での人の動きはどうなのか気になるこの頃。

こちらはもちろん休みではありませんが、ちょくちょくどっか行きたいなーとなりますね。
今年は妹がちょっと手術だったので今冬父の住んでるインドネシアに行くのはどうなるか、という話にもなってますし。
ここ数年は年1で日本に一時帰国してたので旅行欲はこうなると増えるばかり。

オーストラリア内でもあんまり最近は旅行してませんしね-。
車があれば、の話ですが車でフェリーの港まで運転して、フェリーでタスマニアに行って、島を旅したいな~というのが夢です。
タスマニアは自然の観光箇所が多く(つまり人里がちょっと少ないので)公共交通機関が皆無と行っていいくらいなので車がないと不便なんですよね。
フェリーというのもなんだかエキゾチックですし、飛行機+レンタカーよりは安くつくんじゃないかな?と・・・詳しいことはわかりませんが。
ユースオケの演奏旅行でお世話になったSt Helenaの近くにある海の綺麗なところや、内陸の洞窟や、Bruny Island、そして特に家族で行ったときにレンタカーのトラブルで行きそこなったクレイドル・マウンテンなんかいいですね。
そこに行きたい!との思いが強すぎてストーリーが生まれたほどです。

あとオーストラリア内で行きたいのはウルル(またいきたいですね~)、そしてカカドゥ。
カカドゥだとやっぱりキャンプでしょうか。暑そうですけど。

海外だと今一番行きたい!と思っているエリアが二つあります。
どちらもヨーロッパなんですけど:
1)フランス~スペインあたり
2)ポーランド~ロシアあたり

スペインはカタルーニャの文化と音楽にものすごく興味があるのでバルセロナあたり。ガウディの作品も見れますしね♪
フランスはパリ、もしかしたら南部も、そして何よりもブルターニュ地方に行きたいです。
私が大学時代に弾いたメシアンの「鳥のカタログ」の中の「ダイシャクシギ」がブルターニュ地方の沖にあるウェッサン島にあって、そこに行きたくて。行って景色を本当に見てみたくて。
あとブルターニュは牡蠣がおいしいらしいですし♪
そしてブルターニュのあたりのブルトン文化、ケルトとフランスのつながりを見てみたいというのもあり・・・そして古代の巨岩遺跡も見てみたいですしね!

ポーランドはストーリーつながりで好きになったのでまだまだ知らないところも多いですが、都市の景色が美しいです。行きたいのはまず首都ワルシャワ、第二の都市クラクフ、そしてその近くのアウシュヴィッツ強制収容所など。
そしてウォッカも飲んでみたい!向こうではビールもポピュラーですがウォッカもポーランド産のものがいろいろありますし~(ただの酒好きでもあります)
ロシアはクレムリンやエルミタージュとかあこがれます。
それにあっちらへんの白夜はメルボルンの昼の長さよりも桁違いですからそれもまた体験してみたいですし。
あとはボルシチ・ピロシキ・ウォッカ・・・(食べるわ飲むわ)

父と母のハネムーンはヨーロッパでしたねー。
ドイツ、オーストリア、チェコ、イギリス、フランスなど・・・今ではEUのあれなのでもっと簡単に飛び回れるようになりましたが。
父の初海外は中南米だったそうで、今でもそっちや、あと東南アジアのあたりが好きです。他にもいろんなところを出張で飛び回ってますし(詳しいことはまた今度)母はもっぱらヨーロッパ派。
ちなみに妹もアルゼンチンいきたいなーって言ってますし私はヨーロッパに行きたいですし、そういうところまでにてる親がきっぱり分かれてます(笑)

住むのはでもやっぱりメルボルンがいいですね~
これからメルボルンの都市規模がシドニーより大きくなるという予想もあって、第1の都市でも首都でもないメルボルンがシドニーに勝つために文化を豊かにした結果今のメルボルンの良さがあるのだと信じてる私にとっては心配ですが・・・
でも物心がしっかりついているときにここに来たので日本とここの違いをわりと冷静にみてこれたかな、とは自負していて、ずっと見てきた結果永住権をとってここに住みたいと思い、いつのまにか日本に帰るという選択肢はなくなって。
住めば都、ということもありますしメルボルンという町の性格がたまたま私たちの生活やライフスタイルに合ったというのもありますし、私たちがうまく適応したというのもありますが。
(そして治療の関係のこともありますしね)

ここに来たのは私の意志ではありませんでしたが、父がメルボルンを離れて次の赴任地に行くときに「どうする?」と聞かれて「ここに居たい」と言ったあの日から(えーっと・・・いつだったっけ?高校2年生?1年生?)ここにいることに関して後悔はしたことがありません。
ここを拠点として暮らしたい、と思っています・・・が、たまにはいろんなところに遊びに行きたいし、日本にも一時帰国したいです!
日本では家族行動が多いですがそろそろ一人でいろいろ行ってみたいですし・・・うーん。


今日の一曲: ジョージ・クラム 「マクロコスモス」第1巻 第5番「the Phantom Gondelier」



マクロコスモス、今日は第1巻を聞いていたのでこっちを。まだちゃんとは弾いてないんですけどね。楽譜もまだ未入手・・・

The Phantom Gondelier、きっとイメージは三途の川(または他の神話での似たような川)の船頭である死神のようなものでしょう。
途中で聞こえる不気味な歌声と呪文のようなフレーズ(これは実はベルリオーズの「ファウストの功罰」で悪魔たちが叫んでいる、独特の言語の引用です)はその船頭の物。
残念ながら男性の声の方が様になるんですよね~私の持ってる録音は Margaret Leng Tanのなんですが。やっぱり男性の声の深みがこのキャラには合ってるのかも。

マクロコスモス第1巻・第2 巻の24曲のなかでこの曲はちょっと特別です。
割り当てられた星座はさそり座、そしてイニシャルはG.H.C。
実はクラムの誕生日は10 月24日、そして彼のフルネームはGeorge Henry Crumb・・・つまりこの曲は彼自身に捧げられているのです。
自分をその死神に例えちゃうところ、なんとなく彼らしいなーと思います。

ちなみにこの曲では様々な内部奏法が使われています。
ピアノの中の弦をひっかいたり、指に金属の指ぬきをはめてそれでピアノの中の弦をそれで叩いたり。
なかなかトリッキーで難しい曲ですぞ。

マクロコスモスは第2巻はどっちかというと宇宙的な曲が多いのに対し、第1巻はファンタジー&神話的エレメントが強いです。
直感的な魅力もあれば、多少音的に理系な面もあって、さらにいろいろとちっちゃい小ネタや謎解きみたいなことが満載でどちらの巻も魅力にあふれています♪

第3巻(「夏の夜の音楽」)、第4巻もいつか紹介したいと思います!

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