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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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茹でた菠薐草ほどにくたくた
ちょっとばかりご無沙汰気味ですがこんばんは。
そしてそんなちょっと更新が飛び飛びになっているうちにカウンターが10000を回ってる!
日々のご訪問誠にありがとうございます!
文が長いばっかりみたいなところはありますがおおむねこんな調子で音楽に日常にゲームにもちろんメンタルヘルス関連も色々これからも続けていきます。

最近とにかく疲労がすごくて参っています。結構指に来てるのがしんどいです。タイピングは大丈夫なのですがピアノではがたがたです。(なまじタイピングができるため疲れに気づきにくいのがまた困る)
全身の疲れもそうなのですがピアノができないというか気持ちに反して休まなきゃいけないのはとても不本意。いらいらする、というよりはつまらないーという感じです。

そもそもなんでそんなに疲れるかというと急ぎの仕事でもそうでもない仕事でもとりあえず全体像が見えて終わる目処がつかないと安心できない。本を読むときも最初にざーっと読んでからあと細かいところを読み込んでいく習性があり、Age of Wondersでもマップ・勢力が不可視な部分が多いとものすごく不安になる。それが仕事でも全く同じで、目処がつくまでひたすら突っ走り続けてしまう。(あと翻訳ツールでセンテンスごとの翻訳なのでAoWと同じくついついもう少しだけ、と延長してしまう)

それからどうもやっぱりちゃんと休んでない気が。ピアノを休む日があったり夕方仕事を休んだりはありますし、今日みたいに出かけることもありますが全く何もしない日はない。休むのが下手?ではないと思うのですが。おかしいなあ。

でも大分心には余裕ができてきたかな。前みたいに仕事以外ほぼなにも考えられないということはなくなりました。
ただある程度のストレスはあって、それの発散に買い物をしたくなるのですが買いたいものといえば常にCDが一番で、こっちで紹介のペースが全然追いついてないにも関わらず今日もCD2枚買っちゃいました。

1枚はヒンデミットのバイオリンソナタ集。ビオラソナタは長いこと聴いてますが(でも手持ちにCDがないので買いたい)バイオリンのソナタはあんまり知らなかった。一回聴いてみましたがメロディックで聞きやすい曲揃いでした。
もう1枚はこないだ聴きにいったWestake&Liorの「Compassion」。これはiTunesなどでも購入できるのですがどうしても歌詞が手元に必要だったので。なによりいつでも聴けるのが安心です。

あとはポケモンですかね。厳選プロセスにも慣れて気が楽に遊べています。
最近はブルンゲルを育ててみたり、これからヨノワールを孵化してみようかなと。
どっちも鈍足のゴーストタイプですが(ブルンゲルは水+ゴースト、ヨノワールは単ゴースト)、大分役割は違います。ブルンゲルはゴーストの耐性が生かせる水タイプという認識かな(オフェンスとしてはほぼ水)。対するヨノワールは高い耐久で耐えてから攻撃するアタッカー。出会うこともほとんどないし(図鑑で埋まっていない!)育てたこともないので楽しみ。

まだまだ技の組み合わせとか悩んでますが色んなポケモンが手元に揃いつつあります。ミラクル交換も厳選も楽しんでます(ただしちょっと難しい場合もあり)し、揃うのも楽しいですがそろそろその先も考えたいですね。のんびりと。
(あとまたポケナガの方も遊びたいですねー)

そろそろ書き終わって休まないとまた明日もくたくたになるので今回はここらで。
各方面回復してブログの内容も充実したいです。ぼちぼちと。


今日の一曲: アルヴォ・ペルト 「Salve Regina」



以前買ったペルトの「Adam's Lament」というCDから。(今年のグラミー賞でBest Choral Performance部門で賞をもらったCDです)
こないだ久しぶりに三国志VIでの武将の能力が年齢と共に成長するパターンを作曲家に当てはめて考えてて、やっぱ「晩成型」は少ないなーと思ってたのですがおそらくペルトは晩成型。初期の作品よりもちょっと後から今に至るまで高い評価を得て、最近でも結構CD出してるし。前述グラミー賞も。

そのペルトの音楽の魅力はあんまり濃くない宗教色(昔の宗教音楽の美しさを保っている感じも含め)、シンプルであまり不協和音を含まない作風、弦と合唱の美しさ、スローなテンポで鏡のようなstillさ、感情抑えめの暗さ・哀愁など。割と似たような曲調の作品が多いのですが、そのどれもが美しい。
ただ夏という季節&夏の自分の精神面にはちょっと合わないのかこないだ買ったCDがまだあんまりぴんときていない。寒い季節に染みいる空気と心持ちを味わいながらが良いかな。
(あとまだろくに歌詞カード見てないのでそこの楽しみもまだ残ってます)

ということでどれも良い曲揃いのこのCDの中で今回紹介したいのが「Salve Regina」。合唱と弦楽オーケストラとそしてチェレスタ!
もっと前の作品でペルトはハープを使ったこともありますが彼のチェレスタ使いを聴くのはこれが初めて。前々からペルトの音楽にはチェレスタが合うと思ってたのでわくわくですよ。

ペルトの合唱曲での弦と合唱のバランスって曲毎に微妙に変わってくるのですが、弦出身だからか私は合唱が弱め・弦が強めの方が好きです。この曲は結構好みのバランスですね。
で、ドラマチックなところで合唱が前に出てくるのもまた良い。

そしてチェレスタのパートはたまに現れてちょっと存在感を見せるのが地味に格好いい。そうなんですよ弦みたいに常時弾いてなくても全然大丈夫ですよー。肝心なところにしっかり印象付けられれば。(もっと早い時期の作品「Pari Intervallo」ではハープが常に弦を下から支えてて、そういう形も好きですが)
ハープにはない他の音を貫く(クライマックスでは合唱・弦を超えます)きらっとしたエッジを持った音がチェレスタ冥利に尽きます。ありがとうペルト。

前述の通りこのCDは良い曲揃いで、特に2つの子守歌がさらっと聴けて素敵な曲でおすすめです。
ペルトの音楽は外れがほんと少ないと思います。特にこのリンクしたレーベルの白いジャケットのシリーズがおすすめ。(リンク先は試聴がないのがちょっと残念ですが)私もまだまだ持ってないやつたくさんあるので寒い時期になったらまた購入予定。手元の曲を聴き込むのもそうですが新しい曲に出会うのもとても楽しみです。


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